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426日(日)

シェムリアップ日本語補習授業校の子供たち。

Moi Moi農園でのマンゴー狩りの後は、アンコール・クラウ村コミュニティーセンターで、村の子供たちとの交流です。

シェムリアップに住んでインターナショナルスクールに通い、親が日本人のこの子どもたちは、英語、日本語、カンボジア語を操るトリリンガル。

カンボジア語はもちろんOK、英語も少し習っているクラウ村の子供達とどんな交流ができるでしょうか・・・・。

が、最初はなんとなくお互いに敬遠ムード。

クラウ村の子供たちにとっては、流暢なカンボジア語が時々出てくるこの同年代の子供たちはいったい何者だ??と戸惑いが・・・・・。

 

090426_08.jpg周りの大人たちがちょっとやきもきし始めたころ、大縄跳びが始まり、次第に打ち解けてきまし090426_09.JPGた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

090426_10.JPG体を動かして一緒に遊び始めればしめたもの。

 

ゴム跳びをする女の子たちの間では、華麗なジャンプでの交流が始まりました。

 

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090426_12.jpgその中でも、一番盛り上がったのが「綱引き」。

アンコール・ワットの「乳海攪拌」レリーフに見られる神々と阿修羅の大蛇引きのごとく、両チームとも真剣に勝負を競っていました。

見てください、この必死の形相を!

 

090426_13.jpg中央で采配を振るうのはヴィシュヌ神でしょうか???

 

 

 

 

090426_14.jpg勝ったチームは飛び上がって大喜び。

 

子どもたちと大いに盛り上がった一日でした。

 

(よ)

426日(日)

シェムリアップの日本語補習授業校の子供たちが、Moi Moi農園へマンゴー狩りにやってきました。

種から植えて6年目のマンゴーが実をたくさんつけていましたが、手の届く範囲はすでに採られてなくなっていたため、今回は、マンゴー採り竿を巧みに操っての収穫作業となりました。

 

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果敢にマンゴーの木と格闘する子どもたち。

マンゴー採り竿の先には、針金の輪と米袋がついていて、木の高いところに生るマンゴーを袋に引っかけて、ぐいっと引っ張れば、枝からマンゴーだけが離れて袋の中に落ちる仕組みとなっています。

 

090426_02.JPGそうそう、袋の中にマンゴーが入ったな、と思ったら、後は木から離れるだけ。

 

 

 

  

090426_03.jpg2人で仲良く採る姿も。

 

マンゴーの木には、噛まれるととっても痛~いアリがたくさんいて、ときどき、ポタポタと落ちてきます。

上からのみならず、足元からも攻めてくるアリと格闘しながらのマンゴー狩りでもありました。

  

 

 

 

 

090426_04.jpgのサムネール画像マンゴー狩りのすぐ脇では、村の長老が、川の浅瀬の一部をせき止めて水を出す、バーチトゥレイと呼ばれるカンボジアの伝統的な漁法で、魚とりをしていました。

水がなくなった泥沼には、小魚や小エビがぴちぴちと浮いてきます。

  

090426_05.JPGマンゴーよりも魚のほうに興味のある子も。

 

 

 

 

  

090426_06.JPGペットボトルいっぱいの収穫に大満足。

  

 

090426_07.JPGもちろん、マンゴーもたらふく食べました!

 

(よ)

クメール正月も終わり、Moi Moi農園のマンゴーも食べごろとなってきました。

カンボジアのマンゴーは、上部が少し黄色に色づきはじめた頃が採り頃。ですから、全身ほとんど緑色で固いうちにもぎ取り、全身黄色になるまで、3日~1週間寝かせる必要があります。

さっそく、今年初のマンゴー狩りに出かけてきました!

マンゴーは植えて6年ほどで実をつけ始め、高いもので20mくらいになる木もあります。

 

090419.jpgこの木は植えて10年目くらいでしょうか。鈴なりに実を付けている姿は見事です。

手の届く範囲に生っている実はこの通り、手でたやすくもぎ取れますが、

 

 

 

 

 

 

 

090419_2.jpgのサムネール画像ちょっと背伸びをしなければ届かないところは、こんな感じで枝を手繰り寄せてとります。

 

 

 

 

 

 

 

 

090419_3.jpgそれより高いところは、こんな風に虫取り網のような長い棒を引っ掛けて採ったり、

 

 

 

 

 

  

090419_4.jpg木に登って採ったり・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

090419_5.jpgもっと木が高くなるとこんな感じ。

 

木の上に登ってもぎ取ったマンゴーを落とす人と、下で袋を広げて受ける人に別れて採取します。

 

少しでも表面にキズがつくとすぐに腐りはじめるので、もぎ採るときも、受けるときも、慎重に行わなければなりません。

 

  

 

 

090419_6.jpgもぎ取ったマンゴーは、風通しのよいところで、ひとつひとつ並べ、数日かけて熟してくるのを待ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

090419_7.jpg並べ方にもこつがあり、生っている姿、上下そのままに、立てるようにおいていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

090419_8.jpg毎日、この作業を繰り返していくと、並べた順に、マンゴーが黄色く色づいていくのがわかります。

まるで、マンゴーの絨毯!見ているだけで幸せになるような光景です。

中には、ちょっとしたキズから腐り始めているマンゴーもあるので、毎日チェックして、隣のマンゴーに移らないよう、取り除いていかなければなりません。

 

 

 

 

 

090419_9.jpg大量のマンゴーに囲まれて、マンゴーをまるかじりするJST代表のチア・ノル。

 

こうして採れたマンゴーは、Café Moi Moiにて、食後のデザートとしてもお出ししております。

ぜひぜひ、この季節でしか味わえない、カンボジア一のおいしいマンゴーをご堪能ください!

 

 

 

 

 

また、JSTでは、マンゴーツアーも実施しております。

昨年のツアーの状況はこちらをご覧ください。

JST HP>>JSTオリジナルツアー>>ツアー例「カンボジアまるごと味わいツアー」

http://www.jst-cambodia.net/tour/02.html

 

また、 JSTオリジナルツアーについてのお問い合わせは、

info@jst-cambodia.netへ。

カンボジアマンゴー狩りは例年、4月中旬から5月初めまでとなっております。

お申し込みはお早めに!

(よ)

 

4日間のツアーを終えた学生の皆さんから寄せられた感想、その一部をご紹介します。

彼らから届けられたコメントを見ていると、参加した方の中でカンボジアに関するイメージが大きく変わっていった軌跡がよくわかります。

 

― カンボジアのイメージというと、アンコールワット。他には...虐殺、地雷、児童買春、と、なんだか怖そうな国だ。カンボジアに行くと周りの友達に言ったら、危険じゃない?と言われることが多かった。私自身もカンボジアに対して持っているイメージは決して明るいものじゃなく、事前学習で知れば知るほど、カンボジアの抱える問題ばかり気になってしまった。

しかし実際にカンボジアに行って印象に残っているものは、たくさんの子どもたちの笑顔と、その笑顔を守るために懸命に活動する大人たちの姿だ。抱える問題の暗さというものはあまり感じなかった。むしろ、とても希望に満ちたパワフルな国だと思った。(大学2年生)―

 

― カンボジアという国は治安も悪く危険な国だと思っていた。カンボジアに着くと、とても活気があり、人々は明るくとても楽しい国だった。アンコールワットなどの遺跡はとても大きく、そしてその繊細な彫刻、建築技術に驚いた。なんて素敵な国だろうと思った。こんな壮大な建築物を作れる国が、なぜ海外の支援が必要になってしまったのだろうと、戦争の与える影響を痛感した。(大学2年生)―

 

― 意外だなと感じたのは、ソーシャルワークが遺跡修復現場で行われていたことです。ここではJASAの人たちが、現地の人々に遺跡修復の技術を教えていました。それは遺跡修復技術を職業としてもらうことで、職をもつことでその人たちの生活を守ることに繋がります。言わば、日本でいうハローワークのような役割が成されていたのです。遺跡修復という、ソーシャルワークには馴染みのない分野で、ソーシャルワークのようなことが行われていることにとても驚かされました。(大学1年生)―

 

― では、カンボジアの未来に対して、私ができることは何か?と聞かれれば、募金という手もあるでしょうが、一番必要なことは「知る」、「伝える」だと思います。そしてこのプログラムは一回限りで終わらせてはいけない、繋げていなかくてはと感じました。カンボジアで得た知識を、次に活かせることができれば今回のスタディツアーは成功だったと言えると思います。これを機会に少しでも多くの人にカンボジアについて知ってもらえたらと、思います。(大学1年生)―

 

「子どもたち」、そして「社会福祉」という視点からカンボジアについて学んできた学生たちが、現地で感じた、日本での知識とのギャップ。そして、目の前で展開する事実とそれに正面から向き合っている人々との出会い。

ある意味で、カンボジアはたくさんの最前線が集まっている場なのではないかと思います。だからこそ、驚きがあり、その向こうに心を動かされる瞬間がある。

 

― 「カンボジアを一度訪れた人は、絶対また戻ってくるのよ。だってそう思えるぐらい素敵な国でしょ?」とワークショップで出会ったシスターが言っていた。
私もそう思う。素敵な国だった。これからのカンボジアがどう変わっていくのか、自分の目で確認したい。だからまた、カンボジアに行こうと思う。(大学2年生)―

 

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ツアー第3日目。今日はアンコールクラウ村にてワークショップです。

題して「カンボジア 子供との仕事 -現実、可能性と夢」

カンボジアの社会、そして子どもたちの未来を考えるためのワークショップを、おそらくカンボジアで初めて村の中で行いました。クーラーもなく、周囲を子どもたちが走り回っているという環境の中、カンボジアで現在活動中のNGOから代表の方に来ていただき、各団体からの事業紹介と、ディスカッションが行われました。

事業紹介の参加団体は、以下の5団体。

・幼い難民を考える会 (CYR)

・国際子供権利センター (C-rights)

・国境なき子供たち (KnK)

・スナダイクマエ孤児院

・アンコール遺跡の保存と周辺地域の持続的発展のための人材養成支援機構 (JST)

それぞれ異なる立場から、実際の現場でカンボジアの子どもたちと向き合っている方々の生の声を村の中で聞く。大学生の皆さんには大きな刺激になったようです。

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― ワークショップで話を聞く中で、自分の思いから始めた方、偶然カンボジアでNGO活動をするようになった。など専門知識の前に気持ちから活動を始めた方が多いと思いました。そんな中に、どこも、結びつき、を大切にしているようにも感じました。自分たちのNGOとか活動を単独でするわけではなく、村の中に溶け込んだり、役人と一緒に他の幼稚園を回って思いを伝えていったり、周りを一緒につないでいく。こう思うと、今、「学校でソーシャルワーカーは様々な機関と連携し...」など習っているが同じことをしているのではないだろうかと考えるようになった。(大学2年生)―

 

― 実際に現場で活動をする人の生の声を聞き、また私たちの意見や質問にも答えてもらえるということは、私にとってとても感動的で、本当に貴重な体験だった。そして、ワークショップに参加したすべての人が、カンボジアの将来が明るくあるようにと願っているということがとても嬉しく感じた。(大学2年生)―

 

― ワークショップの中で出会った子どもたちを守るために働く大人たちはそれぞれが自分たちの仕事に誇りを持って活動していた。彼らはこの国の抱える深刻な問題を現実として受け止めながらも、カンボジアという国をもっともっと良くしていこうという強い気持ちを持っていた。そして彼らの一つ一つの言葉や力強い眼差しは、カンボジアは必ず今よりよい社会になるという自信に満ちていた。私は、これからのカンボジアが楽しみだ。カンボジアはきっと変わっていく。そう思えるぐらいの大きな力を感じた。(大学2年生)―

 

090213-2.jpg村で行われたワークショップとディスカッションの後には、カフェモイモイにて懇親会が開かれました。盛りだくさんの内容だったツアーも今日が最後の夜、明日には各々日本へ戻ってゆきます。

次回のブログでは、今回のツアー全体の感想を紹介します。

 


 

 

ツアー2日目。この日はぐっと子どもたちに焦点を当て、午前中はアンコールクラウ村の小学校とフリースクールを訪れ子どもたちとの交流。午後にはアンコール小児病院にて、子どもを取り巻く医療の現状を、その後シェムリアップにある刑務所を訪問し、少年非行の現状についてお話を伺いました。

 

午前中。クラウ村での交流。大学生のみなさんは本領発揮という感じで、意気込んで登場。でも、逆に子どもたちのパワーに圧倒されていたようです。

 

090212-1.jpg― 子どもは世界中どこに行っても同じで、無邪気でかわいいものだなと思いました。
だからこそたくさん遊んで、世の中のことやたくさんのことを学校で勉強して、大人になっていかなければいけないのですが、家族のために子どもが収入源の中心になって一生懸命働いている状況もたくさんあることを考えると、とても残念な気持ちになりました。(大学院1年生)―

 

午後一番はアンコール小児病院。子どもたち専門の病院として設立されたこの病院には、毎日、平均して350人もの子供たちが、この病院を訪れるそうです。朝早くから、病院の前で診察を待っている人も数多くいます。またこの病院は、国内で唯一政府から認定された教育病院でもあり、日々医師や看護師の育成に力を入れているそうです。この病院の中は見学できませんが、付随の展示ブースにてビデオやパネル、スタッフの方からの説明を受けました。

090212-2.JPG― 未来を託していくはず子供たちを取り巻く環境は、カンボジアではとても危険であると言わざるをえない状況であると強く感じました。未来を担う彼らを守らずして、本当にカンボジアの未来を守ることができるのでしょうか。子供たちを守る、その役割として、日本でいう児童ソーシャルワーカーや児童相談員、スクールソーシャルワーカーの存在はとても重要であると感じました。(大学1年生)―

― 農村部にはしっかりとした医療機関が少ないため、都心部まで来なければいけないという大変さがあります。ちょっとした治療で、良くなるはずの病気も、治療を受けられないため重篤な状態になり、死んでしまう子供たちが数多くいます。カンボジアの国民にとって、病院を身近な存在として位置付けていく必要性が求められています。―

 

続いてはシェムリアップ州立刑務所です。通常は中に入ることができない刑務所ですが、特別に施設内にて説明を受け、その後施設見学もさせていただきました。

― 薬物や窃盗により逮捕された若者が多いと聞きました。この背景にも、貧困の影が感じられます。生きていくための最終手段として窃盗に及んでしまう。こんな悲しい現実があることを知りました。薬物や窃盗による犯罪を減らすためには、生活水準の底上げや法整備が必要性を感じました。―

 

 

 

 

 

 

 

ツアー第一日目。前日遅くにシェムリアップ入りした大学生たちにとっては初めてカンボジアの風景を目にする日となりました。

 

カンボジアの歴史と言えば、栄華を誇ったアンコールに至るまでの時代と、その後に訪れた内戦の時代。現在でもカンボジアが抱えているその明と暗とを感じてもらえるよう、午前中は遺跡を、午後にはカンボジアに古くから伝わる織物の復活に取り組んでいるクメール伝統織物研究所の森本喜久男さんと、シェムリアップで孤児院を運営しているメアス博子さんを訪問しました。ここからは、スタディーツアーを実際に体験した大学生たちのコメントと共に紹介します。

 

午前中はJSTの吉川がJASA事務所にて歴史と修復事業のレクチャーを。その後、代表チアがアンコール・ワットを案内しました。

 

― 遺跡見学では、建物のすごさも実感することができ、非常に興奮しました。約千年前にあの森の中の場所に、このような石だけで65mの高さに加え、面積も大きな建物をミリ単位でずれることなく正確に造ってしまう技術と労力にまず感動しました。また、壁のもの凄く繊細なデザインであったり、クメール人の宇宙観の表現力など、当時の文化の奥深さを肌で実感することができたのは感激でいっぱいでした。JSTの人たちはこのような遺跡の修復をしながら、人づくりや地域支援にも励んでいて、遺跡修復とソーシャルワークを同時、連続的に行っているところを見てすごいなと思いました。(大学院1年生)―

 

 森本喜久男さんには、初めてカンボジアと出会ってから、彼が伝統織物の復活をしようと決意するまでの経過をお話いただきました。そして、その中には、長い内戦の中で失われていく手仕事の記憶と知識、そしてそれらの知識を生み出す基盤となった、カンボジアの豊かな生活環境についての物語がありました。

090211-1.jpgのサムネール画像― 戦争は文化をもなくしてしまうということを知ったのは、織物研究所でお話を伺ったときだった。20年という期間は1世代であり、その空白の期間が織物文化の継承を妨げた。その文化をふたたびつなげる活動を行ったのが、日本人の方だった。その方は、織物文化を広めることと共に、最貧困層のカンボジア人を雇い、人々の自立を促していた。その人が言っていた、「環境を作ることは未来を作ること」という言葉を今でも忘れられない。授業で学んでいた社会福祉援助技術がそこにあった。(大学2年生)―

 

この日最後の訪問先はスナダイクマエ孤児院。10年以上にわたってカンボジアの子どもたちと向かい合い続けてきたメアス博子さんにお話を伺い、その後孤児院の子どもたちと交流させていただきました。

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― 孤児院の子ども達との交流では、「あなたの夢はなんですか。」と質問されて答えに困ってしまう自分を悲しく感じました。子どもたちは、目を輝かせて自分の夢を語っていました。私も自分の夢を自信をもって語れるようになりたいと思いました。(大学1年生)―

 

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