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スタディツアー受け入れ日記の最近のブログ記事


スースダイ!
こんにちは、JSTインターン生の木村です。
今回のブログでも、引き続き、仙台二華高校の活動の様子についてレポートしていきます。


この日は、村で発酵食品の作り方について教えてもらいました。

お世話になったお宅はとても立派で、話を聞くと、このあたりの村は湖の近くのため風に影響を受けないように、大きな家の作りになっているそうです。
また、農業が出来ない時期には湖で捕れた魚を使って発酵食品を作る家が多いため、経済的にも一年を通して余裕がある家庭が多いのだとか。

今回は、魚を使った、「マム」と「プオー」という発酵食品の作り方を見せてもらうことに!

マムには小魚を使用。
親指ほどの大きさの魚を三枚におろします。

仙台二華高校の生徒さんたちや、わたしたちインターン生もさばいてみることに。
これが絶妙に難しいのです。

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魚が小さいため、強く包丁を入れすぎると骨まで切ってしまうし、力を入れないと全く身をそげないし、、、
お母さんはこんなに大きな包丁を使ってでも難なくさばいていきます。
これぞ熟練の技!
思わず「おー!」という声がもれました。


プオーには、大きなナマズを使用。
今回発酵食品に使う魚はどちらも淡水魚のようです。
カンボジアの淡水魚はうろこがないものが多いため、加工しやすいのです。

先ほどの小魚とは違い、ナマズは大きな包丁で勢いよくぶつ切りにします。

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発酵食品には脂は必要ないので、たっぷりのった脂は今回は使用しません。
エラや頭は発酵食品には使わず、スープの具材にするのだとか。

豪快にさばいた後は、ついた血を洗い流し、
魚に塩をまぶしていきます。

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ナマズの切り身の細かいところまでしっかり塩をまぶしたら、
残りの塩を使って小魚にもまぶしていきます。

そのあと投入するのはなんと、炒った米を粉末にしたもの。
これを加えてさらに混ぜ合わせます。

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(左がマム、右がプオーになる、米粉をまぶした後の様子)

魚臭い独特なにおいがするのかと思い、かがせてもらうと、
全く嫌な臭いはせず、せんべいのようなにおいがしました。

この二つはこのまま一晩寝かせて、出てきた汁を切ってまた寝かせます。

このように3カ月に一回は発酵食品を作るために仕込むのですが、一回に仕込む量はなんと500kg!
家族親せき総出で行うようです。


発酵の度合いによって酸味が変わるそうで、
売りに出す直前には砂糖をまぶして塩気を調和するのだとか!

発酵食品の作り方を見せていただいた後は、その発酵食品を使った料理をいただきました。

S_8465999283177.jpg写真左は、マムと豚肉を炒め合わせたものに水を加えて煮詰めたもの。
カンボジア語で「マムチャー」といい、直訳すると「マム炒め」だそうです。

写真中央は、マムチャウという食べ方で、キュウリやニンジン、ドクダミやキャベツなどの野菜に乗せて食べる料理です。

そして写真右は、マムをアルミホイルやバナナの皮で包み、焼いたもの。
「焼きマム」というそうです。


プオーのスープも完成したところで、
お皿にご飯をよそってみんなでいただきまーす!

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(写真左がマム炒め、写真中央がマムを乗せる野菜とマム、写真右がプオーのスープ)

みんなご飯が進む進む!
どの料理も、大量の塩をもみこんだ魚を使っていた割に塩辛いわけではなく、本当に食べやすくておいしかったです。
魚の生臭さもなく、あっという間に完食!

カンボジアでは魚がたくさん食べられているということですが、
こんな風においしく、バリエーション豊かに頂けるなら、毎食食べても飽きないですね!


作り方を見せてくださったお宅の方々、ありがとうございました。
とてもいい経験になりました。



今回のブログで仙台二華高校の活動記録は終わりとなります。

高校生のうちから、このようなディープなカンボジアを感じることが出来るというのは本当にうらやましい限りです。
ここでの学びを最大限に今後に活かせるようお祈りしております。


以上、JSTインターン生の木村でした。


スースダイ!


皆様こんにちは、インターン生の杉本です。
いつもJSTのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
まだまだ、暑さは続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。



前回のブログ更新の後からも日本から高校生がスタディーツアーでカンボジアに訪れています。
今回は、仙台から仙台二華高校の方が行った「雨どい、雨水タンク設置」について書きたいと思います。


仙台二華高校では、年に2回スタディーツアーでカンボジアに来られています。
生徒たちがそれぞれの研究テーマを決め課題研究の一環としてカンボジアスタディーツアーが行われています。


仙台二華高校が雨どい、雨水タンク設置している家庭はトンレサップ湖に位置しています。トンレサップ湖の水上生活者は、トンレサップの水をミョウバンでろ過したミョウバン水かボタルウォーターを使っています。
ミョウバン水を使い続けると健康被害がおきることもあり、また、ボトルウォーターを買い続けると水代が家計を圧迫するなどの問題が生じます。
このような問題を抱えている水上生活者家庭に高校生は雨どい、雨水タンク設置を設置しています。


まず1日目は、前回(2017年12月)に設置した家庭を訪問しました。
前回設置した家庭でインタビューをするとボトルウォーターを買う数が減ったなど話されていました。ミョウバン水を使う必要がなくなり、雨水で水浴びなどができるようになり水問題が解消されたとのことです。

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インタビューの後は、ボトルウォーター、雨水、トンレサップの水などの水質調査を高校生は行っていました。


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その後は、今回雨どい、雨水タンク設置する家庭に訪問し、どこにどのように設置するか考え、寸法など測りました




そして2日目いよいよ雨どい、雨水タンク設置です。
この日までに高校生は、資材購入や雨どい作成などを行っていました。


なんと水上で生活している方たちは、水位の状況によって家の場所を移動しています。前回と同じ場所に家があるとは限りません。
辿り着けるのか、ドキドキしながら向かいます。


そしてやっとたどり着けました。
それでは設置作業に移ります。

電動ドライバーを巧みに使い、雨どいに穴を開けています。


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乗ってきた船と家とのギリギリの隙間で雨樋設置作業...
落ちないように気をつけてね!


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設置家庭の旦那さんも参戦!
作業が着々と進みます。

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そして完成です!
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高校生が1時間かけて雨どい、雨水タンク設置をしてくださいました。



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最後は設置した家庭の方と写真撮影。
モイ!ピー!バイ!
いい笑顔!ニョニョム!




高校生の皆さんお疲れ様でした。
次回は12月。設置した家庭に訪問し感想などを伺い研究を新たに進めていくそうです。
仙台二華高校の方々からインターン生の私も沢山のことを学ばせてもらいました。
ありがとうございます!

以上
インターン生の杉本でした。

スースダイ!
こんにちは、インターン生の木村です。

今回のブログでは、仙台二華高校の村調査に同行した際の様子をレポートします。


仙台二華高校は、バイヨン中学校の周辺の村の水質調査を行っています。

薬品と採取した水を混ぜて、アンモニウム、二酸化炭素、鉄など7種類の含有量を測定して、
村で生活に使用している水や井戸の水などの水質を調べています。

また、今回の村調査では、水質調査だけではなく、村の生活や美や栄養についての質問も行い、村で暮らす際のリアルな声を聞く事が出来ました。


一軒目にインタビューにお邪魔したお宅は、昨年のスタディツアーで村を訪れた際にも訪問したお宅でした。
バイヨン中学校に通う3年生で、卒業認定試験を控えているにも関わらず
心優しくインタビューに応じてくれました。


昨年訪問した際、パッチテストのやり方を高校生たちが生徒に教え、一年間、生活に使っている水の成分を測定して記録してもらうよう頼んでいたようで、
インタビューの初めには一年分の水質調査の結果をまとめたものを見せてもらいました。

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一年間を通して記録してもらうことで、季節によって、水質に変化があるのかを調査するためのものだったようですが、
記録からは大きな変化は見られず、
唯一気になった、6月の水に含まれる鉄分の含有量の増加は、
井戸内の水の全体量が減少したことに伴っての変化だったのではないかということでした。


インタビューを進めていくと、
生活には、井戸水を使用していることがわかりました。
今回水質調査をしてもらっていた井戸水は、
近くの小学校にある井戸から汲んできたそうです。

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(水質調査の様子)

家にある井戸の水は、鉄の含有量が多く、水自体も鉄臭いため、洗濯や水浴びに使用し、
小学校から汲んだ水を料理や飲み水として使用しているそう。

生活に使用している水についての話だけでなく、
生徒の家族構成や家族や自身の進学についての聞き取りも行われ、
村で生活する生徒たちのリアルを知ることが出来ました。



続いて訪問したお宅も、バイヨン中学校の3年生で、
昨年訪問した際に、生活に使用する水の成分調査を一年間継続してもらうようお願いしていたため、
記録したものを見せてもらいました。

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一年間を通して、使用している水に大きな変化はなく、水質にも特に問題はないとのことでした。
生活には、井戸水と雨水の二種類を使用していることがわかりました。

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雨水はこのような大きな水がめに貯め、

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(雨どいを伝ってこの水がめに雨水がたまるようになっている)

野菜を洗ったり水浴びをしたりするときに使用するそう。


井戸水は、この井戸からくみ上げ、

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簡易的なろ過装置を使用して、ろ過した後の水を
飲み水や料理使用しているそうです。

ろ過装置を実際に見せてもらうと、
タンクに植木鉢のような陶器が入っており、
その陶器の中に水を入れることで、ろ過された水が下にこしだされるという仕組みのよう。

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村で使用するろ過装置としては一般的で、
その価格はピンキリではありますが、20から30ドルほどで購入できるそうです。
しかし、陶器の部分に汚れがたまるため、定期的に洗浄したり、日が当たらないところで乾燥させたりする必要があるそうです。


おうちの敷地内には、当たり前のようにバナナや釈迦頭やグァバなどの果物や、スープに入れて食べる香草や野菜などたくさんの植物が生えており、
豚や鶏などの家畜も飼われていました。

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まさに自給自足。

電気が通っていないため、「家電が使えたら何が欲しいですか」と質問すると、
炊飯器が欲しいとの答えがかえってきました。

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(調理場と窯)

屋根がないところで料理をしているため、炊飯器があるだけで楽になるからということでした。


こちらの生徒が通うお宅は、生徒が小さい時に父親が亡くなっており、
姉たちは小学校6年生で学校をやめ、働きに出ざるを得なかったそうです。

上の兄姉が一生懸命働くことで、下の妹弟が学校に行くことが出来る。

カンボジアは観光地として高い経済成長率を維持し、発展を遂げている途中ではありますが、各家庭の貧困差によって、教育をみんな等しく受けることが出来ないという現状がまだまだあるのも確かです。

生徒に、「もう少しお金があれば、勉強と遊びとおしゃれと好きなものを買う、の、どれにお金を使いたいですか」という質問が高校生から投げかけられると、
生徒は真っ先に「勉強」と答えました。

彼女も中学3年生で、8月末にはバイヨン中学校を卒業して高校に進学する予定です。
それも、彼女の姉たちが仕事で稼ぎに出ているおかげだそうです。

彼女の将来の夢は、中学校の国語の先生。



3軒目に訪問したお宅は、バイヨン中学校を昨年卒業し、高校に通っている生徒のお家でした。

生活に使用している水は、井戸水と雨水の二種類で、水質調査をしたところ
どちらともに異常な値は見られませんでした。

このおうちにも、簡易的なろ過装置があり、そちらでろ過したものを飲み水に使用しているとのことでした。

こちらのお宅では、美容についてインタビューしました。

「香水やクリーム、日焼け止めなど、何か肌につけるものを使用していますか」と
インタビューを行った生徒のお母さんやお姉さんに質問をすると、
「色が白くなるための美容液を使っている」と答えがありました。

見せてくださいとお願いすると、快く3種類ほどの美容液を持ってきてくださいました。

どれもタイ産や韓国産で、
日焼け止めではなく、日焼けをしてからの回復を促すような美白美容液という点が印象的でした。

また、食についてのインタビューも行い、
魚中心の食生活ということがわかりました。

栄養についての知識はないものの、姉たちが母の健康を気遣い、
乳製品や果物を積極的に摂取するよう伝えているとの話もありました。

生徒は日本語と英語の塾に通っており、将来はガイドになることが夢だそうです。



今回の村調査に同行させてもらい、
バイヨン中学校に通う生徒たちの生活の様子を知ることが出来ました。

また、それだけでなく、一年間水質調査の記録に協力してくれたり、試験前にもかかわらず親切にインタビューに応じてくれたり、
井戸水や雨水など調査に使いたいので採集させてほしいとお願いすると快く分けてくれたりと、
カンボジアの人々の人柄の良さも再認識することができた調査でした。

蛇口をひねれば飲むことが出来るきれいな水を得ることが出来ること、
鉄のにおいや含有物を気にせず、生活に使うことが出来る水が簡単に手に入ること、
学校に通って勉強することが出来ること、
日本人のわたしたちにとって「当たり前」のことが当たり前ではないということを
村の生活を見せてもらうことで感じました。

高校生のうちから、このような村の現状について知ることが出来る機会というのは本当に貴重で
かけがえのない経験になると思います。

このような貴重な経験の中で、今後につながる何かをつかむためにも
わたしたちインターン生も、残り少ないカンボジアでの生活の中で最大限に吸収していきたいと思います。


次回も仙台二華高校の活動について紹介していきますので、お楽しみに!

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

以上、インターン生の木村でした。





スースダイ!
こんにちは、インターン生の木村です。


今回のブログでは、7月29日から12日間、カンボジアで活動を行っている仙台二華高校の活動の一つについて紹介します!


仙台二華高校は、年に二回、カンボジアで活動を行っている高校で、今年で5年目になるそうです。
スーパーグローバルハイスクールに認定されており、生徒たちの興味に合わせて、
様々な研究テーマに沿った活動を繰り広げています。

研究成果をまとめた論文の作成や、発表も行われるようで、その活動内容は、高校生の探究活動にしては本当に珍しいほどディープなカンボジアに密着しています。

今回は、大きく、A:紙漉き&バイオトイレチーム と B:トンレサップ湖に雨どいを設置するチーム の二つに分かれて活動を行います。

この日私が同行させていただいたのは、A:紙漉き&バイオトイレチーム!

日本の技術を使って、カンボジアで紙を作って、後々は、屋台などで使うことが出来るエコな器を作ることが出来たら、
そしてそれを作成して得た収益で学校の先生たちに支払う給料を賄うことを一つの目標として、今回の紙漉き体験が実施されました。

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準備は紙漉き体験実施日の二日前から行われました。

使用するものは、サトウキビ、牛乳パック、新聞紙、オクラ、トロロアオイ、水。


日本の和紙の作り方を参考に、紙漉きに用いるパルプの成分を配合していきます。

サトウキビは、中学校の裏でサトウキビジュースを作っているお店の人から、搾り終わったサトウキビをいただいたものだからとってもエコ!
サトウキビを剥いて、内側の柔らかい繊維を取り出し、水と混ぜてミキサーにかけます。
新聞紙や牛乳パックは、水に浸してミキサーにかけ、どろどろにします。
そこに サトウキビの繊維をミキサーにかけたものと 新聞紙や牛乳パックをミキサーにかけたものとを混ぜ合わせて、パルプを作ります。

ここで忘れてはならないのが、オクラとトロロアオイ!

S_8396185908748.jpgオクラは小さく刻み、ネットに入れてひたすら絞る。
トロロアオイも同様です。
(トロロアオイとは、和紙を作る際の接着剤「ねり」として用いられている植物で、
「トロロアオイの根にはアラバンなどの粘液質が含まれ、繊維を水中で均一に分散させるという特性を持っています。」(参照:和紙の材料として使われる「トロロアオイ」

仙台二華高校の学生たちは、オクラがカンボジアにないことを危惧して、トロロアオイを持参しました。
しかし、カンボジアのスーパーでもオクラを入手できることを知り、トロロアオイとオクラの両方を使用することに。
日本のオクラよりもカンボジアのオクラの方が粘り気が強いという発見もありました。


紙漉き体験実施前日には、
サトウキビの内側の繊維を取り出し、それぞれの材料をミキサーのかけたり、ミキサーにかけたものを使用して、実際に紙すきを行いました。

私も紙漉き体験をさせてもらったのですが、
サトウキビの繊維の存在感が強く、このまま乾燥させるだけで紙になるのかとても不思議でした。

こちらが実施日前日に、仙台二華高校の生徒さんたちと行った紙漉きで作った紙です。

S_8396186035801.jpg厚みがあって、たくましい感じがするのですが、触るとポロポロともろく、紙?という感じの仕上がりでした。



そして、紙漉き実施日当日。

この日は、午後からバイヨン中学校の生徒たちに紙漉き体験をしてもらう予定でしたが、
なんと急遽、午前中に変更となってしまいました。

パルプの準備や配合を40分で行うことになった仙台二華高校の生徒たち。

大慌てでしたが、パルプの配合にはかなり慎重。
水と個体との割合を間違えてしまうと、仕上がった紙の質に大きな違いが表れるからです。

パルプの水加減は、仙台二華高校の生徒さんたちが独自に習得した「触感」で微調整します。
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経験値と研究の量の違いでしょうか、私も水加減を見させてもらいましたが、
どれが最適か全くわかりませんでした。


牛乳パックとサトウキビのパルプから出来たもの、新聞紙とサトウキビのパルプから出来たものの二種類を用意しました。

色がグレーな方が新聞紙を使用したもので、使用する材料によって紙の色合いが大きく変わることがよくわかります。

急ピッチで進めた準備も何とか間に合い、準備完了!

バイヨン中学校の生徒たちに30人ほど集まってもらいました。

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はじめての経験に生徒たちも興味津々。


仙台二華高校の生徒さんの話を真剣に聞きます。

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主旨や手順や注意点について話があったあと、いよいよ、バイヨン中学校の生徒たちの紙漉き体験の始まり!

仙台二華高校の生徒さんたちが頑張って調合したパルプに、紙すきに使う、網を引いた木枠を浸すと
繊維が絡まり、水が下の抜けていきます。

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厚みが均等になるように表面をならして、水分を抜くために新聞紙の上にさらします。

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木枠から網を外し、慎重に新聞紙に上にひっくり返し、タオルで水けを拭き取ると、

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紙!のように見えるようになりました!

ここから1日ほど乾燥させると紙が完成するようです!


一人一枚ずつ作成する予定が、液がなくなるまで生徒たちが順番に作り続けてくれたので、
こんなにたくさんの紙ができあがりました。

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生徒たちに「楽しい?」と聞くと「楽しい!!」と笑顔で答えてくれました。

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乾燥中の紙を触ってみると、紙の強度ははっきりとはわかりませんが、前日に作成したものよりも
一つのものとしての団結力が強く、繊維としての主張もそこまで強くはないなという印象でした。

これも、前日に予行演習をしていたために、うまくいく水の量がわかっていたため、さらには、前日から新聞紙や牛乳パックをミキサーにかけ、水とあわせていたためよりなじんだためでしょうか。
どちらにせよ、仙台二華高校の生徒の皆さんの事前準備や調査などの努力の成果ですね。


バイヨン中学校の生徒たちも、紙がどのように作られているのか知るいい機会になったと思います。
乾燥を待つ紙を見て、「ペンで文字は書けますか?」「絵を描いてもいい?」と完成を待ち望む生徒たちの様子も見受けられました。

このように単なる交流に終わるのではなく、相互的な交流や今後につながる内容の活動を
高校生のうちから、海を越えたカンボジアで体験することが出来ることは本当に貴重で、
かけがえのない経験になること間違いなしだと思いました。


今回は仙台二華高校のツアーにほかの日にも同行させていただいたので、
今後も活動の様子についてブログで紹介していきたいと思います。

今回のブログも最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!


以上インターン生の木村でした。



スースダイ!
こんにちは、インターン生の木村です。

今回のブログでは、7月末に行われた日本の高校生のカンボジア体験学習に同行した際の様子についてレポートします。


この日は、遺跡観光に同行させていただきました。


まずは、カンボジアが誇る世界遺産、アンコール・ワット!


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寺院の敷地に入る前に、日本国政府アンコール遺跡救済チームの団長補佐を務めているJST代表のチア・ノルから
アンコール・ワットが建てられた時代や特徴についてお話がありました。


アンコール・ワットは、12世紀の初めにスーリヤバルマン2世によって建立されました。

この時代まではアンコール王朝はヒンドゥー教シヴァ派を信仰していましたが、
アンコールワットが建てられたころにはヒンドゥー教ヴィシュヌ派に改宗。

ヴィシュヌ派寺院の総本山として建てられ、ヴィシュヌ派の寺院としては世界一の規模を誇ります。
それほどまでに壮大なアンコールワットは、完成までに35年の歳月を要し、この時代はクメール建築の絶頂期ともいわれています。

通常カンボジアの寺院は東向きに建てられているのですが、このアンコール・ワットは、西向きに建てられています。
はっきりとした理由はわかっていませんが、
①シヴァ派からヴィシュヌ派に変えられたことに合わせて東から西向きに変えられたという説
②従来の「護国寺院」としてという意味合いよりも、「お墓」としての意味合いが強いため、通常の寺院と差別化して、東向きから西向きに変えられたという説
などがあるようです。


いよいよアンコール・ワット内に入っていきます。


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(この日はあいにくの曇りでしたが、晴れていると、青い空と白い雲と遺跡のコントラストが本当にきれいです)


アンコール・ワットの外回廊にはインドの創世神話に基づいた彫刻が彫られています。

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800年も前の彫刻技術の粋を集めたレリーフの数々。高密度のレリーフが、第一回廊全体を覆っています。


また、遺跡の階段はとても急なものが多いのですが、それは
高いところにいる王に自然とひれ伏せるように、という話もありました。


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アンコール遺跡群は1992年に世界遺産に登録されていますが、同時に危機に瀕する遺産にも登録されています。
20世紀初頭にフランスによって発見されるまで、遺跡は放置状態にあり、木々に埋もれていたので、劣化が進んでいたためです。

その状態を改善するために、フランスをはじめとした世界各国が遺跡修復に取り組んでいますが、
日本もフランスと同様、カンボジアの遺跡修復において大きな役割を担っているということをご存知でしょうか?

年に1回開催される遺跡修復に関する会議では、発見・調査に一番に取り掛かったフランスと、日本の2か国が議長国となっています。

そのようなことを知ると、カンボジアでの遺跡観光もより興味深いものになりますよね。

生徒たちもチアさんのお話に興味津々で、遺跡観光を楽しんでいました。


アンコール・ワットを探検した後は、タ・プローム寺院に向かいました。

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「木が寺院を支えているのか、それとも、寺院が木を支えているのか」

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自然が織りなす壮大な芸術に息をのみました。




カンボジアには、アンコール・ワットをはじめとしたたくさんの遺跡があり、それぞれに歴史や修復のドラマがあります。

まだはっきりわかっていない点も多くありますが、そこがまた魅力の一つ!


今の時期は雨季なので、午後は雨が降りやすく、この日もスコールが降りました。
遺跡観光は、かなり体力を使いますので、水分補給は欠かさず、雨具を忘れず、歩きやすい靴でいらしてください!


以上インターン生の木村でした。



今回のブログでは、仙台二華高校さんのツアー内で行われた、

発酵食品の調理体験について、ご紹介させていただきます!

 

今回作る、発酵食品はプオーとマムです。

 

プオーは、トレイプラーと呼ばれる大魚を、

マムは、コンプリエンと呼ばれる小魚を使用します。

 

では調理方法をご紹介♪

まず、プオーに使用するトレイプラーという魚は、大変油が多いのですが、

油は発酵の際に悪影響を与えてしまうので、

さばいた後は、しっかり水洗いして油を落とします。

 

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次に、塩をもみこみ、1晩おいて水分をとり、

 

おかゆを入れます。

おかゆを入れることで、早く酸っぱくなります。

 

次に砂糖、炒ったお米を入れます。

 

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マムの方も、同じようにまず、コンプリエンをさばいて身を切り抜き

 

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後は、プオーを作るときと同じ工程で、調理していくのですが、

プオーとの相違点は、おかゆを入れないことです。

 

高校生たちも、コンプリエンをさばかせてもらいました!

小さい魚に大きな包丁を使うため、なかなか大変。

でも、上手く切れるとなかなかの快感です♪

 

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さて、このようにして発酵食品は作られるのですが、

次にできた発酵食品を使って、家の方が料理を作ってくれました!

 

今回の献立は、

プオーを使った

・スザオ・プオー

・プオー・ヂアン

 

マムを使った

・コー・マム

・プリアマム

 

です。

 

まず、スザオ・プオーですが

これは、プオーのスープという意味です。

 

プオーの他に、

トロライと呼ばれる瓜の一種、ムリャプラウと呼ばれる香草、ねぎ等を入れます。


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プオー自体に塩分が多く含まれているため、

スープにさらに塩を加える必要はありません!

 

出来上がりはこんな感じ♪

 

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次に、プオー・ヂアン。

これは、焼いたプオーという意味です。

 

名前の通り、まずプオーを焼きます。

 

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焼いたプオーにかけるソースは、

唐辛子・にんにくを油でいため、そこに水・砂糖を加えたもの。

ソースを絡めながら炒めていきます。

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出来上がりはこんな感じ♪

 

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さて、次はコー・マムです

 

まず、青パパイヤとマムを炒めます。

パパイヤと共に炒めることで、マムの発酵の酸っぱさを和らげる効果があります。

 

次に、豚肉を入れてさらに炒め、

 

 

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味をまろやかにするために、お好みでココナッツミルクを加えます。

ココナッツミルクを入れるかいなかは家庭によって様々らしいです。


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さらに卵を入れ、最後にライムを加えて、酸っぱさを調整して完成です。

 

出来上がりはこんな感じ♪

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最後の1品は、プリア・マムと呼ばれる料理です。

マムに、青マンゴー、ライム、レモングラス、赤いにんにくを加えて混ぜたものです。

ゆでた豚肉と共に頂きます。

 

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できあがりはこんな感じ♪

生野菜と一緒に食べると、なおおいしいです!

 

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さて、食卓にすべての料理を並べると、

こんなに豪華なランチになります!

 

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発酵食品のフルコースです、とても贅沢!

 

日本にもお味噌や醤油、納豆といった伝統的な発酵食品がありますよね。

元々食品を発酵する調理法は、

カンボジアを含む東南アジアの方から伝わったそうです、

 

 

カンボジアの発酵食品からは、古来、親しまれてきた味の長い歴史と、

カンボジア人の誇りを感じ取ることができます!


 

 

 

 

 

スースダイ!インターンの中岡です。

今回は、仙台二華高校さんのトンレサップでの活動を紹介したいと思います。

今回は前回の訪問時に設置された雨どいの修理補強、新たな家での採寸が大きな目的です!

前回の訪問時に設置された雨どいがどのように使われているか、はたまた壊れて全く使われていない状況か、現地に行き自分たちの目で見るまでは全くわからない状態でした。
さらに水上に住む彼らはよく移動します。前回あった場所に同じ家があるとは限りません。

そうした不安の中、一行はトンレサップへ。

JST代表のチアからトンレサップの現状(水質汚染や乱獲、難民問題など)が説明され、船は出港。
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いざ、現場に行って見ると壊れてしまった配管がありました。
話を聞くと、雨季の際の台風で壊れてしまったために現在は使っていないそう。
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そこで生徒たちは写真や動画、インタビューを行いながら住民のニーズを汲み取り、配管の再設置のための準備を進めて行きます。


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タンクは生活に支障をきたす場所にあったから撤去したとのこと。現地の住民のニーズを吸い上げながらプロジェクトを進めるのはそう簡単ではありません。
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そうした中でも仙台二華高校の生徒たちは粘り強く、灼熱の太陽にも負けず黙々と作業を進めて行きます。


午後からは、備品の購入をしに資材屋へ。
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価格調査の依頼もされていたようで、トイレの備品や針金やパイプの値段なども事細かく調べていました。

最近の高校生とは思えないほどの行動力と信念の強さにはインターンである僕も参考になる部分が多々ありました。

2日目は、雨どいの作成です。
JST代表チアの作業場で黙々とパイプや木材の加工を。
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逐一相談し合いながら、うまく現場で設置できる工夫をしながらパイプが出来上がりました。

三日目は出来上がったパイプを持ってもう一度船に乗船します。

パイプは出来上がりましたが、果たしてうまく接合できるのか、、、。
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現場では家に船を横付けして作業開始!
なんと船の屋根に乗って作業していきます。
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日本の高校生とは思えない、、、。

ここでもみんなで協力しながら、パイプを持ち上げ、設置します。
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もともとあったパイプとの接合部分がうまくいかない場面もありましたが、なんとか設置完了!
2時間弱にも及ぶ作業に高校生もクタクタに、、

このように設置されました!
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これで雨季になって雨が降ってもうまく雨どいをつたった水がうまくタンクにたまるでしょう!

普段、水上生活者の生活用水はトンレサップの水をこのようなミョウバンでろ過したものを使っています。
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しかし、汚染拡大が進むトンレサップの水は綺麗ではありません。
病気などの原因も水関係が多いそうです。
そうした課題を解決しようと活動する仙台二華高校の生徒たち。
水上生活者が少しでも綺麗な水を使って生活できるようにこれからも継続して活動していくそうです。


これからもよろしくお願いします!!!! 
スオスダイー!インターンの藤原です。


12月22日から24日にかけて、
仙台二華高校の学生たちが、アンコール・クラウ村・トンレサップ湖を拠点に
研究活動をされました!

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JSTインターン生も、高校生に同行し、研究活動を見学させていただいたので、
現地での活動の様子をこれからブログで紹介していこうと思います。


まず初めに、今回のブログでは、
仙台二華高校の学生たちがいったいどのような活動をしているのかという、
概要を紹介させていただきます!

高校生たちは、
・水質浄化
・トイレ
・塩害/ダム
・教育
・文化

といった5つのグループに分かれ、それぞれのグループで
プロジェクト実行に向けた研究活動を行っています。



水質浄化チームは、人々がどのようにして綺麗で安全な水を得られるようになるか
ということを研究テーマとし、

その中でさらに、水の浄化方法
(雨水を浄化させる方法、水中の汚い物質を沈殿させて上澄み液を得る方法等)によって
3つのグループに分かれて活動しています。



教育チームは、バイヨン中学校において、
小学校での勉強の理解が乏しいまま中学校に入った学生たちに対し、
どのようなフォローをするのかという先生達の課題や、


先生の定員が20人であるのに対し13人しかいないという現状で、
いかにバイヨン中学校に先生を誘致するのかということに対し
課題解決のアプローチをしています。


今考えられているプロジェクトとしては、生徒に何か簡単なものを作ってもらい、
出来たものを記念品として寄付金を募ります。
午後から、先生にアルバイトで生徒の補習授業を行ってもらうのですが、
先ほどの寄付金を先生のアルバイト代に当てるというものです。


そうすることで、アルバイトができるということで先生の誘致につながるし、
生徒にとっては、無料で補習授業を受けることができます。


ただ、今学期から生徒数の増加でバイヨン中の授業が午前午後の2部制となったため、
プロジェクト自体の見直しが必要となり、現在検討中です。




文化チームは、無計画なホテル等の建設ラッシュによって起こる洪水問題について、
解決のアプローチをしています。

アンコール時代には、生活の知恵で上手く水を支配していたため、その先代の知恵を現在のシェムリアップの都市計画に活かせないかどうかということが検討されています。

具体的に現在生徒たちが行っている研究としては、
日本では~沢・~浦・~埣など、
洪水が起こりやすい・崩れやすい地形であることが表されている地名があるらしく、
カンボジアでもそのような土地の特徴を表した名前が残っていないか、
聞き取り調査をするというものです。



トイレチームは、野外排泄をしている場所で、大腸菌などが井戸水に混ざり、
お腹を壊してしまう人が多いという問題に対し、
バイオトイレを普及させることによって解決できないかという研究をしています。


バイオトイレは、土におが屑や保湿剤のようなものを入れて菌を土中に住まわし、
その菌が人の糞を分解して、それが今度は肥料として使えるようになるといったもので、
日本で昔使われていた肥溜めの原理と同じようなものだそうです。


ただ、おが屑が手に入らないために失敗した先例があるらしく、
この地域で沢山あるという竹や稲藁など、おが屑に代替できるものを、現在模索しています。


塩害/ダムに関しては、ベトナムを拠点に研究活動されています。








どうですか?


日本に、このような大学生並みの研究活動を行っている熱い高校生がいるということに、
私は衝撃を受けました!!


私が高校生だったころは、途上国の問題について考える機会なんていっさいなかったし、
部活動と目の前の勉強にしか目がなかったですね......。


このような熱い研究をしている、優秀な高校生たちと共に過ごし
私自身、彼らから学ぶことが多かったです。


ではでは、次回のブログからは、
仙台二華高校の学生たちがこのような研究テーマに沿って、
カンボジア現地でどのような調査活動をしたのか、紹介していこうと思います。
お楽しみに!



みなさん、こんにちは。

雨季とはいえ、連日暑いカンボジアからインターンの豊田が高校生のスタディツアーの模様をお届けします。今回のトピックはバイヨン中学校での宿泊≪学泊≫についてです。

 

8/2-3≪学泊≫を体験したのは、仙台二華高校の生徒6名と先生2名、計8名のみなさん。この日は私たちJSTインターンも一緒にバイヨン中学校で1泊するという体験をしました。

 

高校生のみなさんが学校に到着するのは夕方。最初の活動は調理体験!ということでみなさんが到着する前からバイヨン中学校の先生方は材料や調理場所の準備を開始。

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この日高校生のみなさんは2グループにわかれて活動しており、片方のグループが到着すると、さっそく調理体験が始まりました。

 

この日の夕食は鶏肉しょうが炒めとスープ。

まずは先生方と一緒に材料を切っていきます。

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下の写真はスープに入れるパクチーをちぎっている様子。やはり東南アジアでは料理に欠かせないという香草類。なかなか匂いや味が強いですが、スープに入れると苦手な方でもおいしくいただけます。

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材料の準備ができたら大きな鍋を用意して、食材を煮込んでいきます。

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料理をしながら道具の後片付けをしていると、日本語授業にも参加してくれているバイヨン中3年生のサイハーとウェンが手伝いに来てくれました。この2人はいつも元気で良い笑顔を見せてくれます!この日も元気な顔を見せてくれました!

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日本語で自己紹介をするなど、合間の時間には高校生とバイヨン中学校の生徒が交流を楽しむ姿が!写真には日本の高校生の女の子の名前をなかなか覚えられずに少し困惑気味のウェンちゃんの姿も...

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もう一品の料理・鶏肉しょうが炒めはバイヨン中学校の料理上手リリン先生が作ってくださり...

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作った料理と果物(ランブータン・ロンガン)、仙台二華高校のみなさんのリクエストで用意したカンボジア伝統料理"マム"を取り分けたら、バイヨン中学校の先生と一緒にテーブルを囲んで晩御飯です。

201781010ご飯を食べ終わって気付くと日が沈み辺りは真っ暗。

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寝る準備...ということで先生にも手伝ってもらいつつ、寝る部屋に蚊帳を張ります。

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寝る前には少し仲間との話を楽しんだり、シャワーを浴びたりしてこの日は眠りにつきました。

初めて蚊帳で寝ると教えてくれた子もいましたが、みんなしっかり眠れたようでした。


 

翌朝。6時半頃外に出てみるとぞろぞろと学校にやってくる生徒たちがいました。

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リリン先生と3年生の女子生徒は朝ごはんの炒飯を作ってくれていました。

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掃除やゴミ捨てをしていた生徒たちも7時になると全員グラウンドに集合します。

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モイ・ピー・バイ・ブオーン(1・2・3・4)という掛け声のもと息のあった生徒たちの体操と校長先生からのお話があってから授業が始まります。

 

このようになかなか普段は知ることのできないカンボジアやカンボジアの学校の姿を見るには、この"学泊"おすすめです!

 

私自身朝の生徒たちの様子を見たのは初めてで、全員が揃った体操の様子に感動し新しいバイヨン中学校の一面を知ることができました!

 

高校生のみなさんと同じ部屋に寝泊まりし、いろんなことを話すことができたのも良い思い出となりました。仙台二華高校のみなさん、ありがとうございました!

みなさま、こんにちは。インターンの豊田です。

8月も中旬に差し掛かろうとしておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

日本の学生のみなさんは夏休みの時期でしょうか。

JSTでは毎年高校生のスタディツアーを受け入れており、今年も7月最終週から8月第1,2週にかけて日本各地から高校生のみなさんがカンボジアを訪れています。

本日は仙台二華高校のみなさんの「雨水タンク製作」について紹介したいと思います。


仙台二華高校では、生徒たちがそれぞれテーマを決めて課題研究を行っているそうで、その研究の一環としてこの活動も行われました。

 

私が同行させていただいたのは2日間。

その間のタンクの製作・設置、インタビューについて紹介していきます。

 

まずはあるタンク製作の1日について。

作業日前日に、トンレサップ湖上浄水場施設や湖上で生活している人々を訪問された皆さん。まずはどのように作業を進めていくか作戦会議からスタート。


178102雨水タンク設置に協力してくださる家庭で記録したデータをもとに...

 

178101

設計図を書いて...

178103 

ちなみに設計図を書いていたのは美術部の子ですごくきれいに書いていました!)

178104

どの部品をどのように使うのか考えて...

 

何でも切れるというはさみでホースを切ったり...

178105作業台にするためにのこぎりで木を切ったり...

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電動ドライバーまで使いこなして...

雨どいを作っている女子高生の姿に驚かされました...!

178107

作業していたバイヨン中学校のルー校長先生も電動ドライバーに興味津々の様子で、電動ドライバーを手にこの笑顔。

178108

 

私も少しだけ木や塩ビ管を切る作業のお手伝いをさせてもらったのですが、なかなか苦戦してしましたが...

 

女子高生のパワーはすごい!

ささっと塩ビ管を真っ二つに切っていました。

178109

 

他にも塩ビ管とパイプを留める方法を試行錯誤している姿が...

1781010

それぞれの得意分野で協力しあい雨どいを完成させ、この日の作業は終了。

活動を終えた高校生の感想を聞く場面があったのですが、

絵に描いたものが形になる楽しさを感じたと語ってくれたことが印象的でした。



ここからは別の日の活動についてです。

 

仙台二華高校雨水タンクチームへの同行2日目にはタンクの台の作成とトンレサップ湖での雨水タンクの設置作業及び住人へのインタビューが行われました。

 

1番に向かったのは、資材屋さん。

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ここではタンクを水上に浮かせるための土台に使う材料を購入しました。

 

土台作りをする前に、地元の市場プサーサマキへ。

魚や果物などが売られている様子を少し見学。

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山積みのパイナップルにはみんな驚いていました。

1781013

 

市場から作業場所へ移動し、さっそく作業開始!

ここではなんと電動ノコギリが登場し、

「やりたい~!」とやる気満々の女子高生!

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作業場の親方にも作業を手伝ってもらい...1781015

完成したものがこちら!

1781016作業の後にはみんなで記念撮影!

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お昼休憩をはさみ、トンレサップ湖へ!

船に乗って最初に目指すのは数日前に訪問した湖上の浄水場。

到着したら浄水場のお兄さんと一緒に作業。

1781019...下の写真よく見るとお兄さんは屋根の上で作業をしています!

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このように協力してタンクの取り付けが完了!

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取り付けの後は、12月にまた高校生が訪問する際に

雨どいやタンクが壊れなかったかなど教えてください

と伝え、インタビュー開始。

1781023

印象に残ったのはインタビューに答えてくれたお兄さんが

知識は自分を守る道具になると考え、高校に進学したものの

自転車で1時間かけて通うなど生活面で厳しかったという理由で

1年でやめてしまったという話でした。

 

現在もトンレサップ湖に住む人々は

多くが学校に行けても中学校までで経済的に余裕のある

家庭でなければ高校に進学できないケースが多いそうです。

 

しかしそんな中で、トンレサップ湖の位置する村に

近いうちに高校ができるという明るいニュースも耳にしました。

 

お兄さんへのインタビューが終わると、

雨どいと雨水タンクを設置する別の家庭へと移動...

となったのですが、3日前に訪問したときあった場所に家がありません。

 

水上で暮らす人々は移動しながら暮らしていることを実感させられます...

 

どこに行ったのかわかるかとお兄さんに聞いてみると、浄水場のお兄さんも一緒に別の家まで行ってくれることになり再び船で移動。

 

湖をどんどん進んで...

1781024

目的のお宅に到着!

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ここでは水の上というバランスが悪い場所で作業が行われ...

このおうちに住む女の子も少し心配そうに作業の様子を見つめていました。

1781026

時間の制約もあり途中からはインタビューも同時並行で行いました。

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医療や住居に関することを聞いて...

最後にタンクを水上に設置する許可をもらい...

 

午前中みんなで力を合わせて作成した土台が

湖の上に浮かべられその上にタンクが設置されました。

 

タンクを台をひもで留める作業は浄水場からこの家まで案内してくれたお兄さんが手伝ってくれ...

高校生のみなさんが作成した雨水タンクの設置が完了!

1781030

自分たちが考え試行錯誤しながら完成させたタンクが実際に家庭に設置された様子を見て、高校生たちは感慨深い様子でした。

 

船着き場までの帰り道、一仕事終えて全員とても良い表情をしていました!

1781028次は12月、設置したタンクの感想を聞いて研究を進めていくそうです。そのとき同行できないのが残念ですが、私自身も続報を楽しみにしたいと思います。


今回は仙台二華高校のみなさんからたくさんのことを学ぶことができました!このような機会にめぐりあい嬉しく思います。ありがとうございました!


みなさんは帰国後カンボジアでの活動について報告書をまとめるそうで、その報告書を読むのも楽しみです。

こんにちは!インターン生の堀です。

今回は前回に引き続き高校生のスタディーツアー後半

の活動模様ををご紹介します。


729()

朝からシェムリアップにあるアンコール高校という学校で、高校生との交流会が行われました。

最初は日本の高校生から

日本の文化や学校、電気エネルギーに関するプレゼンが行われ、

その後にアンコール高校の高校生が

同じトピックでプレゼンを行ってくれました。

プレゼンの後は、エネルギー問題についてディスカッション。

英語を駆使しながらカンボジアと日本の高校生が

一生懸命考えながら話しあっているのが印象的でした。

20170729

 

その後はバイヨン中学校へ移動!

中学校へ到着すると、廊下に中学生が並び出迎えてくれていました!

201707292のサムネール画像


校長先生からバイヨン中学校に関するお話を聞きました。

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そして、その後はお待ちかねの昼食!

廊下に机を並べ、高校生もバイヨン中の学生も交じりながら

カンボジアのカレーとフランスパンを、少し額に汗を流しながらも

おいしくいただきました。

201707294のサムネール画像

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午後は、

バイヨン中学校の生徒による、伝統楽器、音楽、日本語での夢発表、

ココナッツダンスと伝統衣装SHOW!

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日本語授業にも参加してくれている学生5人が

自分たちの夢を日本語で話してくれました。

先生になりたい、という子が多い中で警察になりたいというモちゃん。

世の中の悪いものと戦いたいと言っていました。皆が将来どんなことをしているのか、とても楽しみですね。

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曜日によって着る服の色が異なり、その色ごとに意味があるそうです。

ショーのモデルはバイヨン中学校の学生!

皆とても大人っぽく、綺麗な衣装を身にまとい、

少し化粧もした学生たちの姿に見とれてしまいました!

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201707296のサムネール画像 

そしてその後は、日本の高校生のSHOWタイム!

人間の重心がどこにあるのか、皆さんご存知ですか?

二本立の人間の重心はお腹の中心にあります。

高校生はこの重心がずれてしまったら、人間は立つことができない、

ということを体を使って説明してくれました。

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おでこに人から圧力をかけられると、

座っていた人は重心がおでこにきてしまうため、立つことができません。

初めてみる授業にバイヨン中の学生たちも興味深々でした。



その後は、

日本から持ってきたお手製の神経衰弱カードを使いながら遊んだり、

カンボジアの伝統ゲームをして楽しみました!

このカンボジアのゲーム、どんなものかと言いますと...

壺がロープにひっかけられており、

ひとりが目隠しをされ、その壺を棒でたたき落とうことができたら勝ち!

というもの。

日本のスイカ割と同じルールですね!

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最初は壺を落とすことができなかった日本の高校生。

しかし、バイヨン中の学生が落としたことを機に

本気モードに入り、その後はどの高校生も的をしっかり狙い

壺をたたき落とすことができていました!

高校生も、バイヨン中の学生も先生も皆大変盛り上がっていました!

 

730()

日曜日も休みません!

朝早くからアンコールクラウ村へ行き、村落探索をしました。

チアさんからアンコールクラウ村について説明を聞き、

村人たちの住む家も実際に見ながら、

少しでもカンボジアの村生活のことを

垣間見ることができたのではないでしょうか。

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その後は、シェムリアップで「小さな美術教室」を運営されている笠原先生のお話を聞きました。笠原先生の高校時代のお話や、

カンボジアへ住むことになった経緯などをの

お話をお聞きすることができました。

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複雑な人間の心理。それを言葉で表現しようとしても、表現できないこともある。しかし、美術はそれを手助けしてくれることもある。

とても貴重なお話をお聞きすることができました。

 

その後は、コミュティーセンターにある調理場で調理体験!

 野菜やお肉を切って、大きなお鍋で炒めます。

具材たっぷりで、腕力のいる仕事!

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暑さにも負けず、皆協力しながら料理していました!

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しっかり食べて午後の活動に向けてしっかりエネルギー補給をすることができました。

 

ごはんの後は、村の子どもたちとの交流会!

折り紙をしたり、ハンカチ落としをしたり、縄跳びをしたりと

自由に遊んでいました。

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高校生たちも汗をながしながら、村の子どもたちの元気さに負けないぐらい体を動かしていました!

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最後には、高校生からのお土産!

歯ブラシや服を子どもたちにプレゼントしてくださいました。

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皆自分好みの服があると、元気に手をあげ、欲しい!

と皆必死に主張します。

体に合うものを皆一枚ずつもらうことができました。

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毎日盛りだくさんのスケジュールにも関わらず、

元気にカンボジアの子どもたちと交流しながら、カンボジアの歴史や遺跡についても勉強する日本の高校生の皆さん。

 毎日慣れない気温の中お疲れ様でした。

 

こんにちは!インターン生の堀です。

日本でも夏休みを迎えた学校が多いのではないでしょうか?

夏休み、皆さんは何をしますか?

 

7月下旬から8月上旬にかけてのこの季節に、

日本から多くの高校生がJSTスタディーツアーに参加します!

 

今回は727日からシェムリアップに滞在されていた高校生の活動をご紹介したいと思います。

 

727()

シェムリアップ到着!

さっそくチア・ノルさんから「祖国カンボジアと私」というテーマで、

カンボジアの歴史や、チアさんがポルポト時代にどのような少年生活を送ってきたのかというお話を聞きました。

皆真剣な眼差しでメモも取りながら耳を傾けていました。

 

午後には、シェムリアップにある芸術学校で伝統舞踊体験!

カンボジアの伝統舞踊といえば、アプサラダンス!

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踊り子たちのダンスを観た後には、

その踊りを体験させてもらうことができました。

インターン生も参加させていただきましたが、意外と難しい...

普段使わないからだの部分を使うため、高校生も「いたーい」と言いながらも耐えながら踊りを教わっていました。

バンブーダンスもやってくれました。脚の動きの速さに圧倒されました!

 

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シャムリアップにあるアンティエ・プレスクールという小学校での交流会。

 

朝早いというのに、外で元気に小学生たちと遊ぶ高校生たち!

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小学生はとても元気がよく、人懐っこいため、

言葉が通じなくとも皆楽しく遊んでいました。

子どもたちの笑顔を見ていたら、暑さも眠気も吹っ飛んでしまいますね。

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その後は、上智大学アンコール遺跡国際調査団の

三輪悟さんによるレクチャー。


三輪さんのお話の中で印象に残ったことを少しご紹介....

三輪さんがカンボジアに来た際、コカ・コーラ一本を飲むのに大変迷ったそう。それはなぜかというと?

 

その当時三輪さんと一緒に遺跡修復に携わっていたカンボジア人スタッフの一日の給料はなんと、1ドルほど...

アンコールワットなどの観光地で売られているコカ・コーラの缶1本も1ドルほど...

カンボジア人が一日働いて得られるお金を一瞬で使い果たしてしまう。

そんなコカ・コーラを飲んでしまってよいのだろうか。三輪さんはコカ・コーラ一本を飲むのにも、カンボジア人と密接に関わる中で彼らとの違いに大変悩まれたそうです。

カンボジアで働き、カンボジア人と付き合う中でわかるカンボジアの裏側を見て、表と裏のギャップに驚かされることが多い。しかし、表ばかりではなく、裏を見ることが何事にも大切であるとおっしゃっていました。

 

 

午後はバイヨンインフォメーションセンターでの

アンコール遺跡の歴史を勉強。

今回はインターン生の豊田がパネルを使いながら説明しました。
高校生たちは勉強熱心で、皆さん前のめりになりながらメモをとり真剣に聴いてくださいました!
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その後には、アンコールワットに行き、実際に勉強したことも含め、
チアさんによる案内でさらにアンコール遺跡のことを
深められたのではないでしょうか。

次回も引き続き、高校スタディーツアーの様子をお届けしたいと思います!
お楽しみに!

最終日


仙台二華高校の皆さんとのスタディーツアーもいよいよ最終日となりました。

最初に向かったのはプサー・クラウムというシェムリアップの中心部より南にある市場。
生鮮コーナーを中心に市場見学とまいります!
野菜、肉、魚などの食料品、衣服などの生活用品が所狭しと並べられています。
この後向かうトンレサップ湖で獲れた淡水魚もたくさん売られています。
朝だったためか、多くの人でにぎわっていました。
私は仙台二華高校の生徒たちとはぐれてしまいそうであたふた...。

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ぴちぴちと跳ねる獲れたての魚たち。ナマズや小エビ、鯛のような赤魚など、バリエーションも豊富です。
イキの良さも抜群で、通路まで飛び出して、お店の人を困らせるほどです。
生徒たちはたくさんの魚が生きたまま並んでいる光景に驚いていたようでした。
日本のスーパーではすでにパックにされて売られていますもんね。


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トンレサップ湖に向かう途中、プラホック工場と魚醤工場に少し立ち寄りました。

こちらはプラホックを作っている過程です。大量の小魚を発酵させているのですが、
魚自身の内臓に含まれる酵素で発酵がおこります。
出来上がるとペースト状の調味料となります。日本の塩辛に似たものです。
今回は完成品を見ることが出来ませんでしたが、カンボジアでは野菜につけて食べたり、
スープに入れたり、肉や魚の味付けに使われたりと、市民の生活には欠かせない万能調味料です。
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写真の赤茶色の液体が魚醤、トゥック・トレイです。トゥックは水、トレイは魚という意味です。
プラホックを発酵させる過程で出る液体がトゥック・トレイになります。
なめてみると日本の醤油よりも濃い味がし、魚介特有の臭みがツンと鼻をつきました。
ペットボトルに入れられ出荷されます。
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いよいよみんながお待ちかねのトンレサップ湖へ!!
私が最初に驚いたのはその大きさ。まるでここは海なんじゃないだろうかと錯覚してしまうほど、地平線が果てしなく続いています。さすがは東南アジア最大級の湖。
乾季は琵琶湖の4倍ほどの大きさだそうですが、雨季には乾季の6倍ほどの大きさに広がるのだそうです。

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ここでは水上で暮らす人々へのインタビューと湖の水質調査を行います。
どんな発見に出会えるのでしょうか!
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はやる気持ちを抑えられない様子の高校生たち。
ボートに乗り込んでいざ出発です!!


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ボートに乗り込んで5分ほど進んだところのおうちにお邪魔させていただきました。
このおうちは、写真の女性、彼女の息子夫婦の三人暮らし。
和気あいあいとした雰囲気の中でインタビュースタートです。Image_92fa7f8.jpg
このご家庭では、湖の水を沸騰させて生活水に使用しています。
私が印象に残っているのは、
水の安全性について気にされたことはありますか?という質問に対する答え。
あまり気にしたことがない、とのことでした。
のちにインタビューしたご家庭でも同じ答えが返ってきました。

この答えから分かることは、水上で暮らす人々には衛生についての概念があまりない、ということ。
JST代表のチアさんもおっしゃられていましたが、ここで暮らす人の多くは陸に上がる機会があまりありません。なぜなら生活に必要なもののほとんどは、水上にある売店で手に入りますし、食料はトンレサップ湖の魚、湖に浮くホテイアオイなどで事足りるからです。
これはどういうことを意味するかというと、彼らは様々な情報を得にくい環境にあるということです。
陸で暮らす人々のようには情報を得ることが出来ないので、もちろんどのようにすれば安全な水が飲めるのか、という知識もあまりありません。
知ることが出来たとしても、水上で暮らしているという環境では安全な水にアクセスすることは難しいでしょう。


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そこで高校生たちからの提案です。
右は湖の水をそのまま汲んだもの。
左はそこにミョウバンを入れ、沈殿物と分離させたものです。
住民たちは左の水を沸かして飲んでいますが、まだ濁っていますよね。

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脱脂綿をフィルター代わりにし、左の水をフィルターにかけます。
するとどうでしょう。茶色く濁っていた水が透明になりました。
この水を沸騰させれば、衛生的な水を飲むことが出来ます。
このようなきれいな水20リットルを800リエル(約25円)で作ることが出来ます。
脱脂綿の代わりに布でもよいそうです。
インタビューした女性に、この値段なら普段の水ではなくこの水を飲みたいですか、と尋ねると
即答で、はい、という答えが返ってきました。
この方法なら水上で暮らしていても安全な水にアクセスできますね。
こういった衛生指導を継続していき、暮らしに定着させる必要があると思います。


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インタビューと同時進行で行われていたトンレサップ湖の水質調査。

大腸菌が検出されたほか、アンモニアの数値も高かったです。
生活排水をそのまま湖に流していることが原因でしょう。
仙台二華高の先生も、この水は非常に不衛生な水だとおっしゃっていました。
だからこそ先ほど紹介した水の浄化方法を広めていって、
安全な水を飲んで生活していただきたいと思いました。

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午後からはトンレサップ湖を離れ、マムとプオォーッというカンボジアの調味料の手作り体験へ!
プオォーッは、塩をすりこんで一晩おいたナマズのような魚に、おかゆとヤシ砂糖、炒った米を混ぜたタレで漬け込んで作ります。このタレは日本でいうところの麹のようなものですね。
この処理の後、一カ月密閉した容器で保存して発酵させ、出来上がりです。私も食べたことがあるのですが、一言でいうとごはんがすすむ味です!

マムの場合は同じ魚をもう少し細かく切って作るので、ペースト状の調味料になります。
パパイヤも入っています。
同じペースト状の調味料、プラホックと比べるとクセや臭みがなく食べやすいので日本人向けの味だと思います。



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最後はマムの試食タイム。最初はこの写真のように野菜と合わせて出してくださったのですが、マムがとても好評だったので、最後には一緒に食べるためのマンゴーやご飯も出してくださいました。
私もマムの美味しさに感動してしまい、試食の域を超えて食べてしまったうえに、持ち帰り用のマムまでちゃっかり頂いてしまいました(笑)。
昨日もお餅と一緒に食べましたが、チュガニュ(カンボジア語で美味しい)でした...。

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最後に記念撮影を。温かいおもてなし、ありがとうございました!

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これで仙台二華高校の皆さんとのスタディーツアー、全日程が終了しました。
思い通りの調査が出来たようで、その表情は達成感で満ちていたように思います。
私もこちらへきて3カ月になりますが、今回「水」にフォーカスを当ててシェムリアップを見つめることで新たな発見が得られました。安全な水にアクセスできない地域の人々がいること、安全な水が飲めるというのは当たり前ではなかったことを改めて感じました。

仙台二華高校のみなさん、本当にお疲れさまでした。この経験を生かし、水博士を目指して日本でも頑張ってくださいね!


仲尾


こんにちは!

今回は前回に引き続き、仙台二華高校の生徒のみなさんが行った、
アンコールクラウ村での水質調査の様子と、
バイヨン中学校で行った先生と生徒に対するアンケート調査についてお伝えします。

まずは調査の前に腹ごしらえということで、
ホームステイをさせてもらったお家で朝ごはんを頂きました。
メニューはカンボジアの朝ごはんの定番であるボボーという名のお粥、
干し魚を油で素揚げしたもの、そして卵焼きです。
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お粥自体に味はついていないのですがお米の味がしっかりしていて
おかずと食べると抜群においしかったです。

高校生たちも覚えたてのクメール語でチガニュ!!!!!(おいしい)と言って
あっという間に完食していました。



お世話になったお家の方にお礼を言ってから2グループに別れて調査を開始しました。
私が同行したグループはまずバイヨン中学校へ向かいました。
バイヨン中学校では先生と生徒に対してアンケート調査を行いました。
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いくつかの質問の内、私が聞いていて心に残った質問を一つ紹介します。

先生に、生徒たちには将来的にどのようになってほしいか?という質問をしたとき、
先生からは、
「とりあえず今はこの中学校を辞めずに卒業してほしい。」
という返答が返ってきました。
この返答から汲み取れたのは、生徒たちの将来のことを考えることも大切ですが、
今は現在通っているこのバイヨン中学校での学びを大切にしてしっかり卒業してほしい。
というような気持ちでした。

家庭の経済状況の理由でドロップアウトしてしまう生徒もいるため、
生徒を無事に卒業させることが先生にとって大きな目標であり、
責務のようなものなのだなと感じることとなった質問でした。

バイヨン中学校に通う生徒たちは本当に学ぶことを楽しんでいる
というのが授業を受けている様子からも伝わってきます。
だからこそ、この中学校でもっと多くの学びを得て、
しっかり卒業してほしいと感じる気持ちには強く共感しました。


次は生徒たちへの質問でした。
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18項目に及ぶ質問表を用いて生徒たちに答えを書いてもらっていました。
質問の内容は、どのような教科が得意か?
将来はどのような職業に就きたいか?家族の識字状況はどうか?など、様々でした。

将来の夢の問いについて多くの生徒が書いた答えは
英語の先生、医者でした。

英語の授業にはバイヨン中学校は気合いを入れているようなので
こういった結果が現れたのかなと思います。



午後からはバイヨン中学校の生徒3名の家を訪問させてもらいました。
まずは生徒の家の水質調査。
今回の目的は、高校生が実施する水質調査だけではなく、
生徒たちに自分の家で普段使っている井戸水の水質をこれから定期的に計ってもらい、
来年の夏に再び仙台二華高校のみなさんが来られたときに報告してもらうようにすること。
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このように生徒たちは調査の方法を真剣に高校生たちから教えてもらっていました。

生徒たちに定期的に調査をしてもらうことによって
季節により井戸水の水質がどのように変化するのか確認することが
この調査の目的だそうです。
来年の夏にどのような結果が現れているかが気になります。

今回の活動ではバイヨン中学校の生徒たちの新たな側面を知ることができたように思います。
また、生徒たちにとっても高校生との関わりは新鮮で良い機会だったのではないかと思います。

バイヨン中学校の生徒にとっても、日本の高校生にとっても
これからこのような機会が増えていくと良いなと感じました。


次回は活動3日目に行ったトンレサップ湖での調査の様子などについて
紹介します。是非ご覧ください!



皆さんこんにちは、インターン生の仲尾です。
突然ですが皆さんは学生時代、何かに熱中していましたか?
私は先日、自分の興味のあることを貪欲に追及する学生たちに出会いました。
それは、スタディーツアーでシェムリアップを訪れていた仙台二華高校の生徒たち。
彼女たちが熱中していることは「水問題」について調査すること。
シェムリアップの様々な場所の水質、また水問題について調査するため、雪の降る仙台から強い日差しの照り付けるカンボジアへとやってきました。
そんな彼女たちの活動について紹介します。


一日目


一日目の活動は、アンコールクラウ村の水質調査と住民へのインタビューです。
アンコールクラウ村に到着し、宿泊先の方へのあいさつ、ミーティングを行った後、早速行動開始です。


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水質調査と住民へのインタビューを行う前に、2グループに分かれて車に乗って村を簡単に散策しました。
私が同行したグループでは、村の東側で井戸を発見しました。近くにいた村民の方にお話しを伺うと、この井戸は水深30メートル。
通常ならもっと深く掘らないと水は出ないのですが、ちょうどこの周辺は近くに川があること、また土地が平らであるのでそこまで深く掘らなくても水が出たとのこと。
村には電気が通っていないため、下の写真のように手動で水をくみ上げなければなりません。
この井戸水は調理をする際の水や飲み水としても利用されています。ただこれらの井戸水は鉄分を多く含んでいるため、長い間飲み続けると尿管結石などの病気を引き起こす要因となります。

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村散策を終えた後はしばし休憩。お昼ご飯を村のコミュニティーセンターで食べました。
美しい緑に囲まれ、牧歌的な時間が流れていきます。

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さてさて午後からは本格始動!
水質を調査するキット、住民への質問リストをもって調査へと出発です。

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こちらのおうちの家族構成は、おじいさん(写真左から2人目)、彼の妻、親戚夫妻、そしておじいさんの実の息子夫妻の子ども3人(おじいさんの孫にあたる)の7人家族。
おじいさんは遺跡修復関連の仕事、おじいさんの妻は売店を営んでいます。
生活に使用している水は井戸水で、調理に使ったり、飲む際には沸かしているそうです。
気になるのはその水質。アンコールクラウ村で使用されている水は、鉄分の含有量が多いことが分かっています。
今回生徒たちがこちらのおうちの井戸水について調べたところ、鉄分の値が日本の水道水と比較すると少し高いものの、健康に被害をもたらすほどではないとのことでした。

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この水はトイレや体を洗う際に利用されている水です。
油のようなものが浮いているのが分かりますか?油のように見えているのは水に含まれる鉄分です。
顔を近づけてみるとさび臭いにおいがしました。
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この陶器のようなものは浄水器です。この中に水を入れて三日置くと、水が浄化されるそうです。
アンコールクラウ村の一部の村民はこの浄水器を持っているようですが、このおじいさんのご家庭にはありませんでした。
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最後に記念撮影を!
約一時間強のインタビュー、水質調査に快く協力してくださりました。
ありがとうございました。
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調査が終わるとそろそろ日も傾き、お腹がすいてきました。
夕食はカンボジアの家庭料理。みんなそろってのクッキングタイムです。

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「それ、わたしもやりたい!」
働かざる者食うべからず!といわんばかりに、積極的に調理を楽しむ仙台二華高のみなさん。P1011009.JPGP1011011.JPG
こんなにたくさんのお肉を切ってくれました!
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ウコンやレモングラスなどが含まれたスパイスに、ショウガやニンニクを加えてすりつぶし、
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野菜、お肉、ココナッツミルクと一緒に煮込み、ココナッツカレーを作っていきます。
スパイスの良い香りが漂い始め、皆の空腹も最高潮に...。
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さてさて、いよいよお待ちかねの夕食タイムです。
ココナッツカレースープのほか、鶏肉をスパイスで炒めたお料理や、魚を発酵させたものを調理したプオォォーとマムという料理、そしてそれと合わせて食べる野菜が並びます。
デザートにはマンゴーとパパイヤも!容赦ない争奪戦が繰り広げられていました(笑)。

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これで一日目の活動は終了です。
慣れない村ステイだったことでしょうが、たくさん活動して疲れたせいでしょう、みんなぐっすりと眠ることが出来たようです。
二日目の活動に向かって、クラウ村の夜は更けていくのでした。

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仲尾

こんにちは!可児です(*^^*)

 

今回は、日本からいらっしゃった高校生の皆さんのスタディーツアーの様子をお伝えします!

 

高校生の皆さんは、719日にプノンペン入り、そして721日にシェムリアップに到着しました。

以下は、私たちインターン生が同行したところのみの報告になります(*^^*)

 

721

朝早くから飛行機に乗ってシェムリアップ入りした後、

JASAオフィス内でチアさんのお話がありました。


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チアさんの人生や、カンボジアの現状、そしてこれまで行ってきた支援などについてのお話でした。

高校生の皆さんは真剣な表情。

お話の後にはたくさんの質問がありました。


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昼食後はシェムリアップ芸術学校での伝統舞踊体験です。

準備体操や、基本の動きを一緒に練習しました。

動きはゆっくりですが、ものすごく体力と体幹が必要でした・・・!

高校生の皆さん、上手にできていました。若さのパワーはすごいです()

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723

午前中はシェムリアップ市内のアンコール高校にて、交流会がありました。

はじめは、お互いの国について英語でプレゼンです。


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カンボジアの高校生は都市部と農村部の暮らしの違いや、

教育の機会の違いについての発表。

日本の高校生は日本の文化や暮らし、

そして日本が現在抱える問題についての発表でした。

 

その後は3グループに分かれてディスカッションを行い、

校内を案内してもらいました。

 

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文化の違いや、生活のことなどをたくさん知ることができ、

実りあるアクティビティになったのではないかと思います!

 

午後はバイヨン中学校にて、交流会がありました。

交流したのは2年生の3クラスです。

まずは昼食のココナッツカレーと空芯菜を生徒と一緒にいただきました。

日本のカレーとはちがうのですが、とてもおいしかったです!(*^^*)

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昼食後は3クラスに分かれて、日本の高校生によるアクティビティをしました。

牛乳パックとペットボトルのフタでカスタネットを作ったり、

折り紙をしたり、伝言ゲームをしたり、歌を歌ったり。

盛りだくさんの内容でした!


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日本の高校生たちは説明が本当に上手で、

私も勉強になる部分がたくさんありました(o^^o)

 

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午前10時から、アンコールクラウ村のコミュニティーセンターにて、

笠原先生による美術教室の見学をしました。

感性豊かな絵がたくさんあって、感動しました(#^^#)

 

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教室が終わると、笠原先生にお話をしていただきました。

「真っ白な紙と、筆があるだけで子供たちの目がきらきらする」

というお話を聞いた時に、子供たちはいい経験をしているんだなぁと実感しました。

 

その後コミュニティーセンター横のかまどで、

鶏肉のショウガ炒めと豚肉の香辛料炒めを高校生の皆さんと、JSTスタッフの料理上手、タウリーさん・カンさんと一緒に作りました。

皆さん上手に作っていました!(^^)/

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おいしくできました☆

 

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昼食後は、高校生の皆さんによる「ウサギと亀」の出し物がありました。

かわいかったです!()

子供たちも笑顔で見ていました。

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それからは、バレーボールをしたり、折り紙で飛行機を作ったり、

ぶんぶんゴマや糸電話で遊んだり・・・

 

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高校生の皆さんも、子供たちもみんな楽しそうでほっこりしました(*^^*)

同行した活動は以上ですが、他にもたくさんの場所を訪れていたようです!

 

日本に帰っても、カンボジアで学んだことや感じたことを

大切にしていっていただけたら嬉しいなと思います!


みなさまこんばんは、インターン生の五井です。
本日、仙台二華高校の皆さんとの調査が早くも最終日を迎えました。


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アンコールクラウ村に到着して、作戦会議を済ませ...
前回同様に2チームに分かれて調査を行いました。



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朝から強い日差しの中、道なき道をどんどんと村の奥へと進んで...


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午前中は、時間と体力を限界まで使ってインタビューを行いました。


水の調査はもちろん、アンコールクラウ村の方々の満足度や悩みをしっかりと聞き出してくれました。
トイレの設置がある家はほどんどなく、多くの方がトイレがほしいと思われているようです。
また、浄水器のない家では、トイレよりも浄水器の必要性を感じている方が多いことが分かりました。
ほとんどの民家には電気が通っていませんが、電気は二の次です。
私たちが毎日当たり前のように使用して生活を送っているものの多くが、村にはありません。
しかし子供たちをはじめ、村の方々は、工夫しながら強く毎日を生きています。
インタビューを行って、水の調査が進んだのはもちろんですが、高校生たちはそれ以上になにかここでしか得られないものを得られたのではないでしょうか。


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調査を終えた高校生たちの背中は、心なしか初日よりもしゃんと、たくましいような気がしました。



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(撮影:村の子供)


調査が終わったことが分かると、子供たちが次々と集まってきました!

集まってきた子供たちの、将来の夢の調査も行ってくれました。
街に出たことのない子供たちも多く、たくさんの職業は知りません。
しかしみんな勉強が大好きで、先生になりたい、医者になりたいと志を高く持ち、明るく毎日を過ごしています。



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最後にみんなで記念撮影!


仙台二華高校の皆さん、三日間にわたる調査、本当にお疲れ様でした。
ぜひ調査結果と、こちらでの学びを帰国後に生かしてくださいね。

私自身、今まで以上にアンコールクラウ村の現状を把握できるとてもいい機会となりました。
仙台二華高校の皆さん、ありがとうございました!


五井 梨奈



皆様おはようございます、インターン生の五井です。

仙台二華高校の皆さんが、今年もカンボジアの水質調査・インタビューに来てくださっています。
23日には、トレンサップ湖で、24日にはアンコールクラウ村で調査をしました。


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バスでホテルから出発して、2グループに分かれての調査です!

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今回は、水上生活者の一般的な職業である漁業に携わる方々だけでなく、雑貨屋を経営している方、さらには水を浄化して販売している業者の方にもインタビューをすることができ、とても実りのある時間となりました!

一世帯に住む人数や年齢・学歴の調査から始まり、器具を用いた水質の詳しい調査、食事や悩みまで時間をかけてインタビューを行いました。

その中で今回、「大手の出現」がキーワードとなりました。
大手の業者が、巨大な漁船と目の細かい網で魚を稚魚まで採ってしまうために、水上生活者の漁業は厳しくなる一方のようです。
魚がだんだんと採れなくなり、収入は昔の約半分まで落ち込んでしまいました。
水上生活者の方々は、大手の業者の漁は規則違反だと講義を行いますが、大手の企業は裏で役人にわいろを渡しているので、政府まで届くことがありません。
インタビューを行ったほとんどの方々が、「今ほしいものは何か。」という質問に対して「陸の家」だと答えました。

なかなか現在の収入では、家を購入することができません。しかし、多くの方々は少ない稼ぎの中から、子供たちに教育を受けさせ、一部の方々は子供たちを街に出しています。
近い将来、私はこの水上集落はなくなってしまうのではないかと感じました。
発展するにつれて、伝統的な文化が少しずつなくなってしまうことは、仕方がなく、悲しいことです。

高校生は、トレンサップ湖でのインタビューを通して、どのように感じたのでしょうか。
帰国される前に、意見共有をしていきたいと思います。




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そんな高校生は...

好奇心旺盛!気になったものは試さずにはいられない!
昼食にMoi Moi弁当をいただいた後には...蛇肉とワニ肉を注文してパクり。
はつらつと若いエネルギーが彼女たちの新しい学びにつながっているのだと思います。


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さて、夜はアンコールクラウ村で宿泊です!
晩御飯の準備を、みんなで協力し合いながら行いました。


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みんなそろっていただきます!
協力して完成した晩御飯。格段においしく感じました。

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晩御飯の後は、カンボジアの伝統的な音楽でダンスをしたり、ゲームをしたり...
楽しい音楽と笑い声を聞きつけて村の子供たちも集まってきました。
気が付けば大人数!楽しい夜を過ごしました。

村での宿泊、私たちインターン生にとっても、もちろん高校生にとっても初めての体験で、しっかりと寝られるか不安でしたが、たくさん学んで遊んで、疲れてしまったのですぐにぐっすりと眠ってしましました。

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二日目の朝は、気持ちの良い朝日と動物たちの声で目覚めました。
まだ眠い目をこすりながら、温かいおかゆをいただきました。


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村の子供たちと遊んで目が覚めた後には、アンコールクラウ村での調査です。

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初めて見る調査器具に、子供たちも興味津々!
村の子供の学びに対する姿勢は本当に素晴らしいです。

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午前中の調査を終えて、Moi Moi農園で爽やかな風を感じながら昼食をいただきました。

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昼食を終えて、さっそく次の調査の場所へ車移動。荷台に高校生が乗っていると、村の子供たちも喜んで乗車!!
車内から見る高校生と子供たちの笑顔がまぶしかったです。


私たちインターン生は、一旦高校生と分かれてフリースクールの英語授業へ。


高校生の調査は、明日も続きます!まだまだ出会っていない学びに、胸を膨らませながら、調査を続けてほしいと思います。
明日の調査の様子も後程、共有したいと思います。

ぜひお楽しみに!



五井梨奈




こんにちは!

これまで数回にわたってお届けしてきた
関西学院高等部のスタディーツアー報告もいよいよ今回が最終回です。

【8月23日(日)】
カンボジアスタディーツアーも今日が最終日。

この日のテーマは「農村自立支援」。
みなさんには、JSTの農村支援の現場である
バイヨン中学校とアンコールクラウ村を視察していただきました。

午前中はバイヨン中学校で
JSTインターン生であり関西学院の先輩でもある滝澤の
日本語授業を見学してもらいました。

教室に入るとたくさんの生徒が!

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こんなにたくさんの生徒を教えているんですか?と
みなさんも驚かれた様子。

それもそのはず。
日曜日の日本語のクラスはこれまでバイヨン中学校の生徒
つまり中学生が受けていたのですが、
ある日からどこで噂を聞いたか知ったか分からないのですが
小学生が「勉強したい」と参加するようになったんです!

そんな突然の出来事に
滝澤はクラスを2つに分けて別々の授業を行うなど対応しています。

ということでこの日の日本語授業も
中学生向けと小学生向けに2つの授業が行われました。

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中学生のみんなには「干支」
小学生のみんなにはひらがなの特に「が」といった「濁音」の授業です。

高校生のみなさんも教室のなかを見回りながら
ひらがなを書くお手伝いをしてくださったり、ノートにお手本を書いてくださったり
一緒に発音の練習をするなど、たくさんのサポートをしてくださいました!!

少し余談になりますが、カンボジアの豆知識を一つ。
カンボジアにも「干支」はあるのですが、実は動物が日本と少しだけ異なります。

例えば...
ひつじ年⇒「やぎ」年
いのしし年⇒「ぶた」年  なんだそうです。

もしかしたら「やぎ」や「ぶた」の方が
カンボジアの人にとって身近な存在なので選ばれたのかもしれませんね。
(あくまで私の解釈なので本当かどうかは分かりません)

授業の最後には生徒のみんなが練習してきた
「幸せなら手をたたこう」を歌いました!!

日本語授業の見学は高校生みなさんにとっても印象的だったようで
いろんな感想を聞くことが出来ました。

「大学生になったらこんなことも出来るんですね」
「生徒のみんなが一生懸命授業を受けている姿が印象的でした」

私たちインターン生の姿をみながら
自分の将来や途上国とのかかわり方を考えるきっかけになりました!
という、嬉しいコメントもいただきました。

そのあとは今日の活動のメインでもある
アンコールクラウ村のコミュニティーセンターに向かいました。

ここでは、毎週クラウ村の子供たちに絵を教えてくださっている
「小さな美術スクール」の笠原先生のお話を伺いました。

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笠原先生は学生のうちにある程度の自分の生き方を固めておられたそう...

このスタディーツアーでは、カンボジアで活動されている
様々な方のキャリアデザインや生き方などのお話を聞くことができ
これからの将来を考えていくうえでもたくさんのヒントがあったかもしれませんね。

もうそろそろお腹も空いてきた頃
お昼ご飯は村の青年たちと一緒に作ります!
メニューは「豚肉の生姜炒め」と「鶏肉のレモングラス炒め」です。

スタッフや村の青年たちからアドバイスを受けながら調理スタート!

みなさんなかなか苦戦されている模様...(笑)

無事おいしそうなご飯が完成しました!

みんなでわいわいおしゃべりしながらご飯をいただきました。

お昼ご飯の後にはチアさんの案内でクラウ村の民家をまわりました。


そして、いよいよ待ちに待った村の子供たちとの交流!

サッカーやなわとび・お絵かきなど、それぞれ思い思いに子供たちと遊びました。

サッカーでは子供たちと年齢差はあるものの、熱戦が繰り広げられていました。

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みんなはだしで本気の勝負です!

小さな子供たちは、高校生のみなさんが日本から持ってきて
くださったうちわにお絵かきをしていました。


世界に一つだけのマイうちわが完成しました!

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一方こちらでは村の中学生を中心に大繩で盛り上がりました。

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最初はみんな並んで跳んでいたのに
いつの間にか跳びながら相手を叩いたりして新しいゲームができてる...!

どこの国でもちょっとした悪ふざけは健在のようです(笑)

最後はみんなで日本の童謡を歌ったりアラピヤを歌ったりして大盛り上がり!

やっぱり自分たちと年の近い人と交流できるのは楽しいよね!!

楽しい時間を過ごすことができました!ありがとうございました。

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みなさんも帰るのがなんだか名残惜しそう。
子供たちが見えなくなるまでずっと手を振り続けていました。

そしてこのスタディーツアーももうすぐ終わり。
最後にCafe Moi Moiでご飯を食べながら
このスタディーツアーをみんなで振り返りました。

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このスタディーツアーを通して
「自分がこれまで考えていた途上国とはまた違ったものを感じました」
「どんな関わり方ができるのかもっと考えたい」
「自分の将来を考えるきっかけになった」
など、それぞれみなさん自分なりの「何か」を掴まれたようです。

なによりみなさんから
「カンボジアに来れてよかったです。
カンボジアが大好きになりました!また来たいです!」という
声が聞けて、私もそしてスタッフも嬉しかったです。

この1週間きっと日本では得られないような貴重な経験をたくさんして
多くのことを感じ学ばれたことと思います。

ここで得たこと・学んだことをぜひいろんな人と
共有しながら自分の中に落とし込んでいってほしいなと思います。

報告会でみなさんのお話を聞けるのを楽しみにしています!

そして短い間ではありましたが、
生徒のみなさんの明るさと熱心さにたくさんの刺激を受け
私も多くのことを学ばせていただきました。

本当にありがとうございました。


籔内



こんにちは!

日本の学校では夏休みが終わり新学期が始まった頃でしょうか?
夏休みはみなさんいかがでしたか?

JSTではこの7月~8月にかけて
多くの学校や学生さんのスタディーツアーを受け入れてきました。

私もたくさんのツアーに同行させていただき
いろんな年代の方との出逢いがありとってもよい機会でした。

そして先日8月18日~8月23日にかけて
関西学院高校の生徒さんがスタディーツアーに来られていました!

これから全日ではないですが、
私がご一緒させていただいた数回のツアーでの
関西学院高等部のみなさんの活動をお届けしていきます!

【8月20日(木)】
この日はカンボジアスタディーツアー3日目

前日は、JSTの代表であるチアさんのプレゼンテーションを聞いたり、
カンボジアの象徴でもあるアンコールワットや地雷博物館を訪問されたりと
カンボジアの歴史・遺跡を全身で感じる忙しい一日だった様子。

関西学院高校のスタディーツアーでは毎日テーマに沿って活動されています。
3日目にあたるこの日のテーマは国際協力の現場においての「農村自立支援」でした。

まずシェムリアップ市内にあるNPO法人かものはしのオフィスを訪れ、
団体の経緯や活動の概要についてのお話を聞きました。

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かものはしさんは、子どもの売春問題にフォーカスした活動をされています。

カンボジアだけの問題ではありませんが、
特に子供たちの売春は深刻な社会問題です。

特にカンボジアでは、ポルポト時代の影響があり
国を作り支えていくはずの大人が少なく国としても脆弱です。
それゆえ貧困に苦しむ人がいて、子どもが出稼ぎに行くことも珍しくはありません。

この問題が存在するのは
売らなければいけない状況と買うことのできる状況があるからで
そこに焦点をあててビジネスとして解決しようと活動されているのが、
かものはしさんのプロジェクトです。

売り買いが成立してしまっている状況があること
社会問題をビジネスで解決しようとすること

など、生徒のみなさんにとっても「支援」を考えるうえで
たくさんのヒントや学びがあったのではないでしょうか?

また新しい視点からカンボジアを見る機会になったと思います。


その後、オフィスからは少し離れた村のコミュニティーファクトリーに移動し、
かものはしさんのプロジェクトが実際に行われている場を見学させていただきました。

ここでは、かものはしさんが生産・販売されている
いぐさを使った商品の製作過程を見学しました。

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かものはしさんでは、特に女性の自立支援を行っているため
このファクトリーで働いているほとんどは女性のみなさんです!

いぐさの草織りを体験させていただくことに...

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見ている分には簡単そうなのですが、実際やってみるととっても難しいんだそう。

次の工場の中では女性のみなさんがミシンで布の縫製をされていました!

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この工程が一番人気の職種だそう!
というのも、ミシンのスキルがあれば自分でお店を開いたり
仕事を探すにしても優位になるからだそうです。

ここで印象的だったのは、働いている女性が
とにかく楽しそうに笑顔で働かれていたことです!!

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ファクトリーの中は笑い声の絶えない、とても素敵な環境でした。


その後30分ほどの自由時間があり、
ファクトリーに併設してあるショップでみなさんお買い物を楽しんでいました!

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さっき出会った女性の方が作ってくれたのかな?
そう思うと商品を選ぶのも自然と楽しくなりますよね!!

最後に
かものはしさんのコミュニティーファクトリーで記念にパシャリ。

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たくさんのお土産とともに市内へ戻っていきました。

私はこの日は午前中でみなさんとお別れしたため
午後は一緒にまわることが出来ませんでした。

このあとみなさんは、
タ・プローム寺院の見学やオールドマーケットでのお買い物を楽しまれたようです。


関西学院高等部のみなさんの活動は、まだ始まったばかり。
これからみなさんがどんなことを体験し感じるのか楽しみです!!


籔内

こんにちは!

JSTではスタディーツアー等の中で
アンコールクラウ村の民家へのホームステイも受け入れています。

今回は仙台二華高校のみなさんとBUKASさんのホームステイに
密着して、クラウ村でのホームステイの様子をご紹介します!

ホームステイでは女子チームはレイおばさんという方のお家にお世話になりました。
レイおばさんはお料理上手でいつもホームステイをする時に
日本の学生さんを受け入れてくださっています。

この日はレイおばさんを中心にみんなで晩ごはんの用意をしました。

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人数が多いので外で調理をします。
大きなお鍋での料理はみんな体験したことがないので、なんだかやりにくそう...(笑)

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協力しながら無事ご飯を作ることができました!

ご飯が完成する頃にはあたりは真っ暗。

クラウ村には電気が通っていないので、あたりは暗闇に包まれて静かです。

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机を並べてみんなでご飯をいただきます!

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手伝ってつくったご飯なのでやっぱりおいしいですね~

だいたい6時頃にはご飯が食べ終わるため、
日本での生活と比べると時間をゆったりと過ごすことができるように感じます。
何かに追われるわけでもない、のんびりとした時間が流れていきます。

この日はホームステイということもあって
村の楽隊さんを呼んでみんなでわいわい楽しく食後の時間を過ごしました。

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気がついたらみんな踊ってる...!(笑)
本当にカンボジアの人たちはみんな踊るのが大好きです!

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この日は結局遅くまでみんなで踊って楽しみました。

お家では蚊にかまれないために蚊帳を張って寝ます。
慣れない手つきで張っているとお母さんがサッと紐を結んでくださいました(笑)


次の日の朝...

「コケコッコー」というニワトリの鳴き声で目が覚めました。

外は薄っすら明るいけど何時?と思って時計をみるとまだ4時半
ニワトリ早起きですね(笑)

さすがに起床するには早かったのでもう一眠り。

でも5時を過ぎ始めると村のみなさんも起きて動き始めるので
少しずつ朝がきていることを実感。

私も6時にはすっかり目が覚めました。

そういえばニワトリといって思い出したのですが、
以前チアさんから「ニワトリは朝2回鳴いて朝を知らせるんだよ」というお話を聞きました。

本当にその通りで2回目は6時半あたりに鳴いて朝を知らせてくれました!

朝日がとっても気持ちいい!
今日も一日いい日になりそうです。

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そんなことを感じながら村でのホームステイを終えました。


籔内


こんにちは!

前回に引き続き今回は
アンコールクラウ村で行われた仙台二華高校の生徒さんたちによる
水問題に関する調査の様子をお届けしたいと思います。


【8月8日】

この日は朝から村での調査が行われました。

2つのグループに分かれ、いざ調査に出発!!

私のチームは、クラウ村の奥の方の家を中心に調査を行うことにしました。

事前に質問事項を考えてこられていたので、
スムーズにインタビューを始めることが出来ました。

インタビューでは水問題に関する質問を中心に
健康状態などの質問事項を聞いてまわりました。

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ここでは全てではないですが、
村でのインタビュー調査を通して分かったことを少しご紹介したいと思います。


クラウ村には水道が通っていないため
基本的に生活に必要な水は井戸の水を使っています。

井戸の水は炊事、洗濯、家畜の世話用など様々な用途があります。

全ての家とは言い切れないですが、
多くの家は井戸の水を沸騰させないでそのまま飲みます。

「井戸の水は綺麗だと思いますか?」という質問に
「透明だから綺麗だと思います」と答えられた方もいました。

一方、井戸の水は鉄が多く含まれているため
「鉄臭が気になる」「井戸が錆びてしまう」といった声もありました。

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いずれにせよ多くの家ではタンクのお水を買うとお金がかかってしまうため
基本的に水は購入しないということが分かりました。

健康に関する調査では、水質の環境が健康に影響を与えているのか調査されていました。

下痢の症状を訴えた村人もいましたが、
彼らの話によると決して水だけが原因とは言えないようです。
食べ物や栄養など様々なことが関係しているのかもしれません。

また、仙台二華高校の生徒のみなさんは
各家庭で調査する際必ず水質や成分を検査する
キットを使って、実際にサンプリング調査もされていました!

検査結果は日本に帰ってから詳しく調べられるそうなので
今はまだ分からないですが、インタビュー調査を踏まえて
科学的観点からも結果が見えてくるので、どんな結果が出るのか私もとっても気になります。

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そして調査は、洪水といった水がもたらす環境問題にもふれました。

洪水の影響は毎年少なからずあるようですが、
特に2、3年前のがひどかったという話をよく聞きました。

この2、3年前の洪水というのは、タイで起こった大規模な洪水による被害のことです。
その時ある家庭の周辺では胸のあたりまで水がきたとおっしゃっていました。

また村人の多くは自分の畑を持っていて、農業を行っています。
農業にとって洪水は深刻な問題です。
被害が大きい時にはその年の田植を諦めなければいけないこともあります。
つまり収穫量は洪水の規模に大きく左右されてしまうのです。

そこでAPSARA機構(アンコール地域遺跡保護管理機構)が
洪水を防ぐためのダムを建設したのですが、
その結果ある家の周辺地域では水の流れが変わってしまい
川が干上がり魚も取れなくなってしまいました。

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自然の力は人ではどうにもできないこともありますが、
そのなかで上手く付き合っていける方法はないのか...
生徒のみなさんもまた新たな課題を見つけたようです。

いくつかのお家を訪問したところで、
お昼休憩をしにみんなでMoi Moi Farmに行きました。

暑いなかじっくり調査に取り組んでいたのでお腹もペコペコの頃

おいしいご飯でエネルギー補給しました!

ご飯の後はMoi Moi Farmを少し探検。
みんなでパノラマテラスにのぼりました!!

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上からの景色はこんな感じです。

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前と比べ水位も上がって景色もだいぶ変わりましたね~

農園の中を歩いていたら砂糖やしの実を拾いました。
初めて見る砂糖やしの実にみなさん興味津々!
せっかくなので少し味見してもらいました!!
(ちなみに!砂糖やしの中は割るときれいなオレンジ色をしています)

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お味のほどは...?

「うん、思ってたよりおいしい。でも甘いかも...」

砂糖やしはやっぱりお菓子で食べる方がおいしいようです(笑)

またちょうど蓮の花が咲いていたので
おじさんに取っていただいてみなさんにも見てもらうことにしました。

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蓮のお花もかわいいのですが、
蓮の花が咲く前のつぼみで、実はいろんなことができちゃいます。
カンボジア流の使い道を2つお届けします!

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使い道その①  食べる
蓮のつぼみ自体をスープに入れて食べることもありますが、
実はそれだけではありません。
どこを食べるのかというと...つぼみの中にある小さな実です!

黄緑色の実の薄皮をさらに剥くと白い実が登場します。
これが食べることの出来る部分です!

お味はというと...ナッツに近いような味がします。おいしいです!!

カンボジアの人曰く、おやつ感覚で食べるそう。
今回も気が付くとスタッフ達がおいしそうに食べていました(笑)

使い道その②  遊ぶ
蓮の実は食べられるだけでなく、遊ぶことができます。
ただし遊べる実は、食べれる実より小ぶりで実がつまっていないものに限ります。

これをどう遊ぶかというと...
手でつまんでまっすぐ人の手やおでこに当てます!
すると「ぽんっ!!」というとってもいい音が出るんです。

この音がおもしろいので、子供たちがよく遊ぶそうです。

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ただちゃんと当ててあげないと
相手が痛い思いをすることになるので気をつけてください(笑)

おいしいご飯を食べてたっぷり遊んで
お腹も心も満たされたところで調査再開です!!

午後もそれぞれいくつかのお家を訪問し
無事村でのインタビュー調査が終了しました。

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村人に直接インタビューをするのは私にとって
今回が初めてで、たくさんの発見や学びがありました。

見えていることだけでなく、直接聞いてみないと分からないこともあります。

今回のインタビュー調査を通して
より本当のクラウ村の暮らしについて知れたような気がします。

仙台二華高校のみなさんの調査結果の報告が届くのが楽しみです!
短い期間ではありましたが、
一緒に調査に参加させていただき本当にありがとうございました。


籔内




こんにちは!

8/7~8にかけて仙台二華高校の生徒さんが来られた際の活動の様子をお届けします!

仙台二華高校のみなさんの訪問は、昨年に続き2回目です。
「水」をテーマに東南アジアの国々を回り、水とともに生きる人々について調査や
生活体験を行うツアー日程の中の2日間を、アンコールクラウ村で過ごされました。

今回の訪問でのメインの目的は、村でのインタビュー調査です。


【8月7日】

この日仙台二華高校のみなさんは午前中トンレサップ湖で
インタビューをされてお昼にバイヨン中学校に来られました。

私はお昼から生徒のみなさんと合流し、ツアーに同行させていただくことになりました。

この日バイヨン中学校では発表や講演会等がありました!

そのおひとりが、カンボジア・プノンペンの方から来られた
水資源庁のMr.Sokさんです。

今回アンコールクラウ村で水環境に関する調査をされるということで、
仙台二華高校の生徒さんに向けて「メコン川の国際問題」を中心に
カンボジアの水問題に関する様々なお話をしてくださいました。

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カンボジアはその地理的位置からも水不足が度々問題になります。

またカンボジアの水の多く(およそ77%以上だそうです)は外から来ています。
そのため気候等のちょっとした変化でダメージを受けてしまいます。

雨季と乾季でも降水量は大きく変化し、
トンレサップ湖の水位は約10メートルの高低差があるそうです。

先ほどカンボジアは多くの水を外からに頼っていると説明しましたが、
カンボジアに全く水資源がないというわけではありません。
地下水はカンボジアの国内資源です。
しかし飲むにはあまり良いとは言えないのだそうです。

特に近年開発がさらに進むなかで大きな問題になっているのが、
気候変動(climate change)です。

気候変動によって
雨がなかなか降らず気温が異常に上昇する日が増えたり
水が極端に少なくなるなど様々な問題が起きています。

雨が降らないことによって干ばつが起き
農業等の産業に深刻なダメージを与えています。
また干ばつによって森林の減少が急速に進んでいるというデータもあります。

特に最近は水の不足が深刻で
農業のみならず漁業にも深刻な影響を与えているようです。

それとは別に気候変動によって異常気象となり
干ばつとは逆に洪水もまた大きな問題になっています。

メコン川流域の水が整備されたことで様々な問題も浮上しています。

例えば数年前にタイで起きた大規模な洪水で
シェムリアップも大きなダメージを受けました。そのためカンボジアの
APSARA機構(アンコール地域遺跡保護管理機構)は川の流域にダムを建設したのですが、
地域によっては自然の川が枯渇してしまうところが結果的に出てきたそうです。

またアンコールクラウ村でも、川の上流にコンクリートの堰がつくられたため、
川の水がほぼ1年中枯渇するという被害が起きています。

このようにカンボジアは水に関して
様々な問題を抱えていることを今回私も初めてじっくりと知ることが出来ました。

生徒のみなさんも積極的に質問をして明日の調査に備えておられました。


その後バイヨン中学校の生徒も含めて
Sokさんから「カンボジアの水問題」に関する講演がありました。

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バイヨン中学校では昨年から
「魚の授業」と題してカンボジアの生態系や環境・水のことなどを勉強しています。

そんな彼らにとって今回のお話は学ぶことが多かったのではないでしょうか...

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専門家から直接お話を聞くことができ貴重な時間になりました!

その後は
いよいよバイヨン中学校の生徒たちによる
魚の授業の集大成である研究成果をまとめた発表会です!

事前に発表原稿や模造紙もみんなで用意し
グループごとに調査内容やそこから得たことを発表しました。

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講義から始まり実習や調査があり
ついに一年間の勉強の成果を披露するとあって
関わりの少なかった私も思わず緊張してしまいました(笑)

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無事全部の班発表を終えることが出来ました!!

自分たちの学んだことを人に伝えるということは
さらに自分自身の学びも深められるのでとってもいい機会だと思います!

これを機にさらにみんなが環境のことに興味を持ってくれると嬉しいな...

仙台二華高校のみなさんも
中学生の研究成果の発表に刺激を受けたのか、
私たちも明日の調査を頑張ろう!と意気込んでいました!!

最後にみんなで記念撮影!

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そしてこの日、生徒のみなさんはクラウ村のお家にホームステイされました。

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さて、明日の調査ではどんなことが分かるのでしょうか?
私も楽しみです!!


籔内

こんにちは!

今回で聖心女子学院スタディーツアーの活動報告も最後になります。


【7月27日】

カンボジア体験学習もいよいよ今日が最終日になりました。
最後まで内容盛りだくさんのツアーです!

この日は朝からバイヨン寺院に向かいました。
バイヨン寺院ではJASAが行っている遺跡修復現場や寺院を見学します。

最初にチアさんの方からカンボジアの歴史を含めたアンコール時代の説明がありました。
遺跡を見るときには、その歴史的背景も知っているとさらに楽しく見学することができます!!

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「こんな重い石をどうやって上まで積んだんだろう」
「彫刻を彫る時は下書きとかするのかな」

みんなで当時使われていた道具を実際にさわったりしながら
当時の人々の建設光景に思いをはせました。

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次はいよいよ修復現場見学です。

普段は立ち入ることのできない貴重な場所を見学させていただきました。
生徒のみなさんは興味津々でプロであるチアさんに質問をしていました。

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その後チアさんの解説によるバイヨン寺院ツアーが始まりました。

チアさんの解説はカンボジアの歴史や暮らしを織り交ぜてお話ししてくださるので
とってもおもしろく学ぶことができます。

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「このレリーフは何を表しているんですか?」

みなさんチアさんに質問攻めです(笑)

でも知れば知るほどレリーフの絵が分かってきておもしろくなるんです!

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生徒のみなさんもチアさんの解説を聞きながら
「これはきっと~してる様子だよ!」
「アンコールワットのレリーフとはまた絵が違う!」
と、たくさんの発見をされていました。

バイヨン寺院を楽しんだあとは
いよいよお待ちかねのオールドマーケットでのお買い物です!!

バスの中でクメール語の数字や値段を聞いたり
値切る簡単な言葉を覚えて、いざオールドマーケットに出陣!

1時間と時間は限られているけどみんないい買い物ができるかな...?

と思っていたら、1時間後たっくさんの
お土産と一緒に生徒さんたちが帰ってきました!!

お土産はお菓子やTシャツ、クロマーといった
カンボジアらしいものが大人気でした。

どれだけ値切ることができました!
値切りに失敗しちゃいました!
こんなかわいいもの買えました! など
バスの中では市場での話題で大いに盛り上がり、
お互いに買ったものを見せ合ったりしてガールズトークに花を咲かせました。


お昼ご飯の時には、これまでのカンボジアでの思い出や
感じたことなどを私に話してた生徒さんもいました。

さて、カンボジア体験学習最後の目的地
バンテアイ・スレイ遺跡と地雷博物館に向かいます!

バンテアイ・スレイはシェムリアップから少し離れた郊外にある遺跡です。

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この遺跡はアンコールワットやバイヨン寺院と違って
赤色砂岩を使っているのが特徴です。
それは、時代が経つにつれ上質な灰色砂岩が少なくなったからだとも言われています。

また、バンテアイ・スレイはその建築方法も他と少し異なっています。

アンコールワットやバイヨン寺院の彫刻は
全て石が積み上げられたあとに彫られています。

一方バンテアイ・スレイは積み上げる前に彫刻が施されています。
また小さなナイフ等を使って彫られているので、とても繊細な彫刻が魅力的です。

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彫刻されてから石を積み上げているのがよく分かりますね!

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バンテアイ・スレイのデバータ(女神)はその美しさから
「東洋のモナリザ」とも言われています。

ここでもヒンドゥー教の神話に基づくレリーフが彫られています。

初めの頃は聞きなれない名前が出て分からないと言っていた生徒さんも
知識がいっぱいついてきたからなのか、レリーフを見て
「これシヴァ神じゃない?ヴィシュヌ神もいるよ!」と
いった会話が繰り広げられていました(笑)

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特に神話のお話はみんな大好き!
チアさんのお話を興味津々で聞き入っていました。

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最後に地雷博物館を見学しました。

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ここはアキ・ラさんの地雷除去の活動を中心に
カンボジアの地雷に関するさまざなな展示があります。

エントランスを抜けると
実際に除去された本物の地雷が展示されていました。

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地雷、特に対人地雷に関していえば
人を殺すためにはもともと作られていません。

地雷は敵の兵力を弱めることが目的なのです。
地雷を踏みけがをした兵士がいれば当然看護にあたる兵士がつきます。
そうして団体としての組織を少しずつ弱めていくのです。

また地雷は兵士だけでなく、多くの一般人をも傷付けました。

お年寄りかた小さな子供までが
地雷に気づかず踏んでしまい手や足、目を失ってしまいました。

「カンボジアといえば地雷」というイメージを持つ人も少なくないと思います。

確かに数十年前はこの博物館がある地域の一部にも地雷が埋められていて
交通が規制されていたこともあったそうですが、
今は多くの人の努力と取り組みによって安全になりました。

それでも、カンボジアとタイの国境にはまだ地雷が残っている箇所があります。
地雷はまだ完全に撤去された訳ではありません。
今この時も地雷を撤去するために働かれている方がいらっしゃいます。

地雷は決して遠い過去や離れた場所の話ではない。

地雷もまた、カンボジアという国を知るうえで大切なキーワードです。


これにて聖心女子学院高等科のスタディーツアーは全行程が終了しました。

たくさんの場所を訪れいろんな側面から
カンボジアという国を知っていただくことが出来たのではないでしょうか?

一週間という短い期間ではありましたが、
内容の濃い充実した一週間であっという間に過ぎていきました。

この一週間できっと様々なことを感じ学ばれたことと思います。
カンボジアで得たことを、これから日本に帰って
自分の中で整理して落とし込んで、また学びに繋げてほしいなと思います。

帰りのバスでみなさんから
「カンボジアが大好きになりました!
またカンボジアに戻ってきたいです!」という声が聞けて本当に嬉しかったです。


そして私事ですが、聖心女子学院はインターン生である私の母校でもあります。
今回偶然のご縁があってスタディーツアーの同行・補佐をさせていただくことになりました。
自分の母校のツアーに携わらせていただくなんて不思議な感覚でした。

私も高校生の夏休みに
生徒のみなさんと同じようなプログラムで2週間ほどフィリピンに行きました。
そこで学んだこと・感じたことがきっかけとなって
大学で勉強をし、現在JSTの方でインターンをさせていただいています。

私も生徒のみなさんと一緒に活動するなかで
また違った角度からカンボジアを知ることができ充実した時間を過ごすことが出来ました。

本当にありがとうございました。


籔内

こんにちは!

今回も聖心女子学院のみなさんのスタディーツアーの様子をお届けします。


【7月26日】

この日の一日は教会でのミサで始まりました。

カンボジアでは、国民のおよそ90%が仏教を信仰し、
イスラム教やキリスト教徒は全体のわずか2%しかいません。
なので、カンボジアで教会はとても珍しいのです。

シェムリアップにたった一つあるカトリック教会、
セント・ジョーンズ・シェムリアップ教会で御ミサにあずかることになりました。
教会に来られている人の多くはクメール人ではなく、ベトナム系や欧米の方々だそうです。

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私は学校の関係もあり、日本で教会に行きミサにあずかる機会がこれまでにも多くありました。
個人的にもカンボジアの教会がどういった雰囲気なのか興味があり
聖心のみなさんと一緒に私もお祈りさせていただくことになりました。

御ミサは厳かな雰囲気のなか行われました。

形式は日本と同じだった!
やっぱり御ミサの雰囲気は国が違っても同じ気がする!

と、生徒のみなさんもミサが終わった後思い思いに感想を伝えてくれました。

お祈りが終わった後、祭壇の近くのマリア様の像を見に行ったのですが
なんと!こちらのマリア様はクメールの伝統衣装を着ていらっしゃいました。
お国柄が出ますね!


教会を後にして、一行は今日のメインの活動場所である
アンコールクラウ村に向かいました。

クラウ村に着くと、毎週日曜日いらしてくださっている
笠原先生の小さな美術スクールの活動を見学させていただきました。

今回は色画用紙を画材に蓮というお題で絵を描いていた様子
子供たちの斬新な構図や色合いに、生徒のみんなも
「すごーい!」と連発していました。

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その後笠原先生から、ご自身のこと・小さな美術スクールの活動についてのお話を伺いました。

バイヨン中学校でも美術の授業はありませんが、
それはカンボジア全体をみても同じことが言えます。

子供たちの多くは、この小さな美術スクール以外に絵を描く機会がありません。
また、ここにきて初めて絵具や筆にさわる子も少なくありません。

そんな子供たちに絵を描く楽しさと伝えたい
自分を自由に表現できる場をつくりたい

その思いで活動をされているそうです。

また、小さな美術スクールで活躍しているカンボジア人スタッフの
これまで育ってきた環境についてもお話ししていただくことが出来ました。

スタッフ2人とも家庭の事情や育った環境によって
夢を諦めざるおえなかったそうです。

こんなことがしたい、こうなりたいという思いや夢はあっても
それを実現するのが難しい現実があるのです。

笠原先生が最後に生徒のみなさんにかけていたエールがとても印象に残っています。

「みなさんは日本に生まれ豊かな生活を送っている人たちでしょう。
自分がその気になれば、夢を実現できると思われているでしょう。
みなさんには実現できる環境があります。
せっかくのその環境を大いに活かしてください。
その気になれば、みなさんはきっとなんでも出来ますよ。」

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笠原先生のお話はきっと生徒のみなさんに響いたのではないでしょうか...


さて、お昼も近づきお腹も空いてきた頃

村の青年たちと一緒にみんなでお昼をつくることになりました。

今日のメインメニューは、鶏肉のレモングラス炒め・豚肉のしょうが炒めです!

青年たちやJSTスタッフに作り方を教えてもらいながら、
お肉担当や調味料担当に分かれて調理を開始しました。

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大鍋で調理をするのもなかなか体験できないことですよね。
おいしいごはんになるようにみなさん頑張って調理してくださいました!

出来上がったご飯はみんなでおいしくいただきました~

お腹もいっぱいになったところで、
チアさんにアンコールクラウを案内していただきました。

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村の人々が普段どんな生活をされているのか
お家の造りや村での仕事など
聖心のみなさんも興味津々でたくさん質問をされていました。


ひとしきり村の中を探検したところで
いよいよお待ちかねの村の子供たちとの交流タイムです!

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まずは聖心のみなさんが事前に用意してきてくださった
いくつかのプログラムをしました。

ある生徒さんは日本のシンボルでもある富士山について紹介してくださいました。

四季折々にその表情を変える様子の写真を見ながら
子供たちも「きれい~」「行ってみたい!」と話していました。

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そのあと手作り絵本の読み聞かせがありました。

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カラフルな絵本に子供たちもみんな真剣に聞いていました。

ちょうど絵本が読み終わった頃から雨が降り始めました。
やむかな~と様子をうかがっていましたが、雨季らしいスコールに見舞われ
外で子供たちと遊ぶことが出来なくなったので
代わりにフリースクールの中で思い思いに交流することにしました!

折り紙で一緒につるや風船を作る生徒さん
日本から持ってきたおもちゃで遊ぶ生徒さん
ボールを使いながら雨の中でもアクティブに遊ぶ生徒さん

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おもいっきり遊んで楽しみました!!

「楽しかったー!」「子供たちがかわいい!」
帰りのバスでもみなさん楽しそうにお話ししていました。

子供たちもお姉さんたちと一緒にたくさん遊べて楽しかったよね!

雨が降ってしまって外で子供たちと遊ぶことが出来なかったのは残念でしたが、
雨季のカンボジアらしさを感じる一つの経験になったと思います。

カンボジア体験学習もいよいよ明日が最後日です。
最後までこのカンボジアを思いっきり楽しんで感じて帰ってほしいなと思います。


籔内


こんにちは!インターン生の滝澤です。

一宮商業高校スタディーツアー、後半戦です!


後半戦は子ども達との交流でした♪

朝からバイヨン中学校に行き、ルー校長先生による

中学校に関するガイダンスを聞きました。

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このバイヨン中学校の成り立ちや生徒の家庭事情や健康状態等

さまざまな内容をお話してもらいました。

一宮商業高校の方から新たなものが寄付されました!

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記念撮影を終えたところで次は生徒たちとご対面♪

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お互いドキドキしつつもわくわくしているのが顔を見てわかりました(^^)

日本とカンボジアの学生が交流する場を見るのは

何度見てもうれしいですね!

交流する全クラスを周り終わったら

次は校長先生に連れられてナマズの池と菜園の見学に行きました!

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みんなが注目しているのは...?

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大きくなった大量のナマズです!!!

あまりの多さにみんな「うわー!」と驚いていました(笑)

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そして次が菜園です♪これがナスでここが香草...等

なにが植えてあるのかを教えてもらいました。

見学が終わって戻ってくると生徒がグラウンドに出てきて

3つにわかれて並んで待っていました。

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商業生が3つのグループにわかれて交流するということで

既にわかれてくれていたのです!素晴らしい♪

いよいよ商業生たちが準備したもので交流が始まります。

まず1つ目のグループはクイズゲームでした!

主に日本に関する問題です(*^^*)

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「日本の首都、東京はどこか?」

「日本にあるものはどれか?」等々...

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いい感じに意見がわかれたり

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完全に答えが一致することがあったりと

いいばらつきがあって面白かったです♪

続いて2つ目のグループ、このグループは書道でした!

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中学生が自分の名前を名乗り、聞いた高校生が

ひらがなやカタカナ、当て字で漢字を書いたりしてプレゼント、

一方真似して日本語で筆を持って書いていたり

みんな初めて見る文字などに驚いていました(^^*)

もう一つのグループでは高校生が作った

一宮商業高校での生活をムービーにして

日本の学校を紹介する、というものでした!

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まったく雰囲気の違う学校に生徒は興味津々♪

質問も多くあがっていました!!

全グループの活動を3つのグループみんなとでき終わったとこで終了。

そのあとみんなグラウンドに出て商業生と中学生で植樹!

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最後はみんなで写真撮影♪

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生徒たちへのプレゼント。みんな喜んでくれたかな...?♪

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中学校での交流が終わるとモイモイ農園でお昼ご飯!

モイモイのスタッフが作ってくれたお弁当、とってもおいしかったです♪

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ほおばっているところがかわゆいですね\(^o^)/

食べた後はここ農園内にあるパノラマテラスへ!!

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景色はこんな感じです。どこまでも続いてそうな景色に

思わずため息がでてしまいます♪

景色を存分に楽しんだ後は移動して

アンコール・クラウ村のフリースクールへ!!

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村の子どもたちはたくさんの日本人にドキドキ...(笑)

高校生が用意した遊びは"じゃんけん列車"でした♪

ルールを説明しすぐに外でスタート!

村の子達は「ジャーンケーンホイ!」のように

声を出さないのでいつ出すかわかりません(笑)

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ルールを理解してからは最後の一人になるまで続き...

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長蛇の列ができていました!!

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身長差があるため小さい子は前の人の服を掴んだり。かわいい!

このゲームを2回ほどやったらこれにて終了♪

またみんな着席しました。

次は高校生から子ども達へプレゼントを渡しました。

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ヘアゴムやストラップ等々渡せる限り渡したら

「チュラウンナッ!!(たくさん!!)」といって喜ぶ子もいました(*^^*)

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お姉ちゃんに付けてもらったピンを付けながら

飴ちゃんをほおばる子も♪

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いっぱいもらったよ!!と見せてくれるみんな!

ヘアゴムにまさかこんな使い道があったとは...!(笑)

ここでも最後に記念撮影です!

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短い時間ではあったもののみんな仲良く楽しく交流することができました!

村から出た後はオールドマーケットでお買い物しました♪

残念ながらこの時間に雨季らしい大雨がふったため

写真を撮ることができませんでした...

ちなみにその時の道路はこんな感じでした。

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私もあんな大雨の中、外にいたのは初めてでした!!

お買い物が済んだら最後の晩餐です♪(笑)

モイモイにておいしい食事をいただきました。

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みんな素敵な笑顔です♪

「帰りたくない」という言葉を聞いて

私もカンボジアを訪れている身ですけれども

すごくうれしい気持ちになりました(^^*)


食べ終わったあとはもうそのまま

直接空港へ向かわれました。

カンボジアを好きになって帰っていただけていたらいいなと思います。


最後に、

一宮商業高校生のみなさま、および先生方、

短い期間ではありましたがお世話になりました。

私自身至らぬ点も多くあったと思います。

それでも私にたくさんの話をしてくれたり、質問をしていただいたことで

私の緊張も早くにほぐれました。

みなさんとのツアーとても楽しかったです。

本当にありがとうございました。

滝澤明穂



こんにちは!

今回は聖心女子学院がスタディーツアーで来ていた際
バイヨン中学校で行ったちぎり絵企画についてお届けしたいと思います。
(聖心のスタディーツアー3日目の様子はこちらから)

聖心の活動報告では書ききれなかった生徒たちの様子もご覧ください!


聖心女子学院のスタディーツアー3日目
バイヨン中学校で聖心の生徒のみなさんとバイヨン中学校1年生の交流会がありました。

ここでは聖心とバイヨン中学からそれぞれプログラムを用意したのですが、
それとは別に「ある」イベントが企画されていました。

実はこのイベントの企画・実施を
インターン生である私が担当させていただくことになりました。

当日のみんなの様子をお届けする前に
少しだけこの企画ができた経緯をお話しさせてください。

「みんなで協力して何かを作りたい」
そんな思いからこの企画はスタートしました。

この交流会にはバイヨン中学校の生徒約160人と
聖心の生徒さん20名のおよそ180人が参加します。

交流ができかつ形に残る何かを探し
色々と考えてたどりついたのが、ちぎり絵です。

実はこれにはもう一つ意味があります。

バイヨン中学校では担当教員がいないため、
音楽や美術といった芸術系の授業がありません。
個々で絵を描く機会はあっても、何かものを作る機会はほとんどありません。

せっかく日本から生徒のみなさんが来られるし、
この機会に「みんな」で何かをつくることや工作を楽しんでもらえたらいいな
そう思って企画しました。

ちぎり絵といっても単なるちぎり絵ではありません!
総勢180名近くが参加するので縦165㎝×横220㎝の巨大ちぎり絵を作ります!!

全体を12グループに分け、各グループ担当のピースのちぎり絵を制作します。
そしてグループそれぞれがピースを持ち寄って最終的に一つの大きな絵を完成させます!

実はこの企画、私も考えて企画したものの、
これまでやったことがなかったので成功するのか、完成するのかドキドキでした。

そしてこのちぎり絵にはもう一つ工夫したことがあります。

それはちぎり絵なのであらかじめ貼ってほしい色が指定されているのですが、
ところどころわざとクメール語や日本語で書いています。

こうすることで、お互い聞きあったりして助け合わないと絵が完成しません!

伝えるためにはお互い英語で色を説明しなくてはいけないので、
バイヨン中学校のみんなには事前に説明や準備をしたりしました。


そして交流会当日...

聖心のみなさんにも協力してもらいながらイベントがスタートしました。

みんな説明分かってくれたかな?
上手く交流しながら作れるかな?

と不安に思っていたのですが、
聖心の生徒さんたちがちぎり方の見本を見せてくれていたり
細かくちぎるように教えていたり助け合いながら作業をしていました!

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お互い色もしっかり説明できた様子
よかったよかった~

カンボジアの生徒たちも作りながらコツを掴んできたようで
グループで分担しあいながら作っていました。

途中からはみんなわいわいしながらも、目は真剣そのもの!

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このブログでも何度かお伝えしていますが、
カンボジアの人は日本人と同じで手先がとっても器用。
そして几帳面な性格でもあります。

同じようなタイプだからなのか、
細かいイラストの部分にまでみんなとってもこだわっていました。

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いや~それにしてもカンボジアの生徒たちみんなが
こんなに熱中するとは思ってもいませんでした(笑)

おかげで思っていたよりも早くそれぞれのグループが完成していきました。


無事全グループ完成!!

いよいよフィナーレ!グループで持ち寄り一つの絵を完成させます。

各グループのリーダーが絵を持って順番に並びました。


そしてついに!一枚の巨大ちぎり絵が完成しました!!


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みんな一生懸命頑張って作っただけに満足げな表情。

楽しかった!というみんなの声が聞けて私も嬉しかったです!!


後日全体の様子を見るために
バイヨン中学校のエントランスにみんなで飾ってみました。

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完成した絵を見ていたらみんなであることに気づいてしまいました。
象さんのお顔の部分の色に...ちょっと水色?!

みんな一生懸命作った作品なのでご愛嬌ということにしましょう(笑)


この出来上がったちぎり絵は
新学期の10月にバイヨン中学校入口ギャラリーに飾られるのと、
来年1月に行われる新校舎の竣工式で飾られる予定です。

みんなで一緒に何かを作り上げる楽しさを共有できて
とっても楽しい一日になりました。


籔内

こんにちは!

聖心女子学院のみなさんの
およそ一週間にわたるカンボジア体験学習も折り返し地点になりました。

今回はシェムリアップ3日目の活動内容をお届けします!

【7月25日】
今日も朝から夕方まで予定が盛りだくさん!

午前中はシェムリアップ市内にあるアンコール高校を訪問しました。

同世代との交流は今回が初めてなので、聖心の生徒さんも楽しみにしていたそう!

アンコール高校はこの時期ちょうど期末テストのシーズンなようで、
訪問した時にも別の教室でテストをしている姿を見かけました。
そんな忙しい時期なので生徒のみんなが集まってくれるかそわそわしていたのですが、
20名前後の生徒さんが集まってくれました!!

さっそくアンコール高校の生徒と聖心の高校生の交流会が始まりました!

5つのグループにわかれ、それぞれ自己紹介。
まだ会ってすぐなのか緊張してちょっとぎこちないのが微笑ましいです(笑)

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その後グループごとに、アンコール高校の生徒が校舎を案内してくれました。

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校庭にジャヤバルマン7世の像がありました。
聖心の生徒          「この像はだれ?」
アンコール高校の生徒   「ジャヤバルマン7世だよ。アンコール王朝で有名な王様だよ」
聖心の生徒          「カンボジアらしい像だよね!私たちの学校はね...」

日本の高校とカンボジアの高校の違いや
自分たちの学校についてお互い紹介しあっている姿を見かけました!

みんな学校案内を通してすっかり仲良くなった様子!
教室に帰ってきてからも好きな音楽や食べ物、アイドルの話で大盛り上がり!

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国は違っても同世代
関心のあることや好きなことは同じですね!

その後両校が準備してきた、環境問題に関するプレゼンテーションを行いました。

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でも実はこの時学校周辺が停電してしまっていたので
プロジェクターが使えなかったんです。

予定通りにいかない。
そんな事態にも両校の生徒のみなさんは冷静に対応していました。

これもまた日本とは違う部分かもしれません。
でも、そういった違いを知ってもらうまた一つの機会になりました。

両校とも英語で素敵なプレゼンテーションをしてくださいました!

せっかく仲良くなったのに交流の時間も終わりが近づいてきました。

「日本に遊びにいくね!」
「またカンボジアに来るね!」

こうして聖心のみなさんは名残惜しくアンコール高校を後にしました。


次のバイヨン中学校に向けて出発!

中学校では生徒のみんなが並んで聖心の生徒さんたちを出迎えてくれました。

始めに校長先生がバイヨン中学校周辺の教育状況に関するお話をしてくださったり
学校の中を案内してくださいました。

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いよいよお昼ごはん作りです。
今日のメニューは、空芯菜の炒めもの・なすの炒めもの・ココナッツカレー!

みなさんには今日のおかずになる空芯菜となすを菜園で収穫してもらいました。

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なんとバイヨン中学校の生徒と聖心の高校生合わせて180人分を作ります!
バイヨン中学校の生徒も加わって、みんなで料理をしました。

机を並べてみんなでいただきます!

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みんなで協力して作ったごはんは、とってもおいしかったです!!

昼食後は、待ちに待った
聖心の生徒たちとバイヨン中学校の生徒たちとの交流会が始まりました!

まずは、聖心のみなさんが日本から準備してくださっていたプログラムから...

日本の遊びである「けんだま」をペットボトルで作ります!

聖心の生徒さんたちが説明しながら
みんなそれぞれマイけんだまを作ることが出来ました!

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初めは難しかったようですが、何度か練習をしたらコツをつかんだみたいで
あちらこちらから「見てー!」「私出来たよ!」の声が聞こえてきました。

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みんな気にいったみたいで、その後もずっと遊んでいました!

次はグループに分かれて巨大ちぎり絵を作成します。

中学校の生徒と聖心の生徒さんたちが協力しあいながら
大きなちぎり絵作りに取り組みました。

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バイヨン中学校のみんなにとってちぎり絵は初めての経験でしたが、
聖心の生徒さんたちに見本を見せてもらいながら
夢中になって作っていました!!

総勢180人による巨大ちぎり絵は、無事完成することができました~!!

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最後はバイヨン中学校からのプログラムです。
カンボジアの伝統的な遊びをみんなで体験しました!

今回紹介したのは3つ
①リャック・コンサエン (クロマー隠し)
②ワイク・クォーム (水瓶割り)
③スワー・ダンダウン・ウラックチュー(葉っぱを取り合う猿)

ブログでは、①と②のゲームを少しだけ紹介します。
2つともカンボジアの伝統的な遊びでお正月によくするみたいです。

①リャック・コンサエン (クロマー隠し)

日本でいうハンカチ落としのような遊びです。

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しかしここで一つ大きく違うのは、追いかけられている人は
鬼にクロマーで叩かれるということです。

みんな結構真剣に叩いてくるのでこわい...(笑)

叩かれないようにみんな必死で逃げていました!

②ワイク・クォーム (水瓶割り)

ルールは
1.目隠しをしてその場でくるっと3周まわる
2.吊るしてある水瓶の位置をまわりの声を頼りに探す
3.叩くのは3回まで

日本でいうスイカ割りのような遊びですね!

ちなみに今回は水瓶の中に粉とお菓子を入れました。
(お正月の時はお金を入れるそう!)

「左!」「右!」「もうちょっと前!」など
いろんな声が聞こえてきて、叩く人は若干混乱気味(笑)

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見えていないから難しいですよね~

でも、無事割ることが出来ました!

その決定的瞬間をとらえたのがこちら...!

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言葉の声を超えてみんなで大盛り上がりして楽しみました!

そして最後にはカンボジアの人が大好きなダンスで締めくくりました。


こうしてバイヨン中学校での交流会も楽しく幕を閉じました。

「またバイヨン中学校に来たい!」と
聖心の生徒さんにとっても充実した時間になったようです!!


この日の夕食はアプサラダンスを見ながらビュッフェを楽しみました。

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おとといアプサラダンスを少し教えてもらったので、
生徒のみなさんももう男役・女役の区別はばっちりな様です!

途中この前教えてもらった踊りが出てきた時には
みんな「おっ!!」となって盛り上がりました!!


今日は一日とっても盛りだくさんでした。
それぞれ今日の思い出を語りながら楽しい時間を過ごすことができました!


籔内

こんにちは!インターン生の滝澤です。

長らくお待ちいただいていた方もいらっしゃると思います。

愛知県の一宮商業高校の学生の方たちが

7/28~7/30までの3日間カンボジア シェムリアップに

スタディーツアーに来られました\(^o^)/

16名の学生、6名の先生方 ようこそいらっしゃいました!

29日、朝はバイヨンインフォメーションセンターにて

カンボジアの歴史、遺跡についてお話を聞きました♪
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ビデオを10分ほど見た後は

JSTの日本語達者なスタッフ・ナモイさんが

パネルを使いながら説明をしてくれました。

みなさん聞いたことをしっかりメモしていて関心しました!
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1時間ほどしたら今度はいよいよアンコール・トムへ!!
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みんなチケット売り場で少し高い位置にあるカメラで

写真を撮ってからいよいよ中へ♪
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アンコールワット含む遺跡は2種類の石で造られています。

それが砂岩とラテライトという粘土質な岩です。

その説明とともに少し砂岩を彫る体験もしました!

アンコール・トムの中心には、JST、JASAがメインで修復を行っている

バイヨン寺院があります(^^)

ここで一つの目玉である遺跡修復現場の見学です!

ものすごい近さでまさにその時修復している様子を

見ることができるのです!!
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現場の中に入るというのはここカンボジアだけでなく

日本でも簡単にはできない体験ですね♪

貴重な場を見させていただいたあとは、

チアさんによる歴史をふまえたおもしろくわかりやすい解説付きの

遺跡ツアーの始まりです(*^^*)
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ガイドをしてくれる人がいるのといないのとでは

遺跡の楽しみ度合がまったく違うことが

両方体験したらよくわかります。

中でもチアさんのガイドは、単なる表面的な説明ではなく

必ず歴史背景を混ぜて話してくださるのですごく勉強になります(^^)
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ここでバイヨン寺院をバックにパシャリ♪

バイヨン寺院を堪能したあとは一度街に戻って食事です!

トンレ・メコンというビュッフェスタイルのレストランでした。
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たくさんの料理に「これなに!?」など、見たことない料理を前に、

生徒はみな最初は様子見で知っているものだけをお皿に置いて戻っていました(笑)

先生方はチャレンジャーでして、始めからクメール料理を!

くんくん、と匂いを嗅ぎつつぱくっ!おいしい!!

どんどんお箸が進む先生を見て

生徒たちも少しずつ挑戦していき、「あ!おいしい(*^^*)」の一言♪
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いっぱいおかわりをする姿を見ていてうれしかったです!

たくさん食べてエネルギーを補充したあと、

いよいよカンボジアのシンボルである「アンコール・ワット」へ!!
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何度見ても不思議な気持ちになります...

皆、初めてのアンコール・ワットを見ながら参道を歩いていきます♪
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神秘的な空間に足を踏み入れるのはドキドキしますね...!
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さて、これは何をしているところでしょうか...?

ある場所に少し窪んでいる壁があります(^^)

そこに立って自分の胸を叩くとその音が反響して返ってくるのです!

みんなも体験し「おー!」っと楽しんでいました♪

どんどんアンコール・ワットの奥へと進んでいくと

中央の第3回廊の足元に着きました。
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なんとここは、人数制限があったりしますが、登れるのです!!

なかなかしんどい階段でありながらもみんな登る!といって

挑戦しに行きました(笑)

私はみんなの荷物番をしていたので

上での様子の写真は撮れませんでした(x_x )
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こんな感じでアンコール・ワットを楽しんだあと、

少し歩いてバスに乗り次はタ・プロ―ムへ!

タ・プロ―ムといえば、驚くほどの生命力を持つ木々が

たくさんあり、未だ成長し続ける木の根っこが印象的な遺跡です。
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もう言葉がでません。

出せたとしても「わぁ.....」とくらいしか言えないくらい圧倒されました。
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みんなも写真を撮っとくべくきスポットが多すぎて

大変そうでした(笑)


このように、カンボジアの遺跡をたーっくさん味わって

1日目が終了しました。

次回は2日目の子ども達との触れ合いについて書きたいと思います!


滝澤明穂



こんにちは!

今回も聖心女子学院のみなさんのスタディーツアーの様子をお届けします。


【7月24日】
シェムリアップでの活動2日目。
今日もお天気に恵まれ、気持ちいいぐらいの青空で一日がスタートしました。

まず初めにアンティエ・プレスクール幼稚園を訪問し子供たちと交流しました。
ここは日本人シスターが運営しておられる幼稚園です。

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最初にどういう経緯でカンボジアで幼稚園を立てたのか、
どんな家庭の子供たちが通っているのか、幼稚園で子供たちは何をして過ごしているのか等の
お話をシスターから伺いました。

そして、もうすぐにせまっている卒園式で発表する歌と踊りを
幼稚園の子供たちが披露してくれました!

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元気いっぱいに踊りながら歌う子供たちにすっかり癒されました。

その後聖心の生徒さん達が子供たちのために
日本から準備してきてくださった手作りの紙芝居「クレヨンのくろくん」を
読み聞かせてくださいました!

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手作りのカラフルな絵本に子供たちも興味津々で聞いていました。

絵本のあとは、子供たちと風船や絵本で一緒に遊びながら
みなさん交流を楽しまれていました!

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そういえば、幼稚園からの帰り道
たくさんの人が行進している行列に出会いました。

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「これはいったい何の行列?」
生徒のみなさん興味津々!

実はこの行列、お寺を新しく建てるための資金を集める行進なんです。
こうやって歩くことで、まわりに住む人に知ってもらうという意味もあります。

カンボジアの日常の様子を少し知ってもらえたかな?

こういったことに遭遇し経験できるのも現地に来ているからこそですね!


幼稚園を名残惜しく後にして次に向かったのは、
上智大学の遺跡修復にあたるチームのオフィスです。

ここでは、アンコール遺跡群の遺跡修復に関する歴史や現在の活動のお話を伺いました。

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アンコール遺跡群がかつては崩壊し危機的状況にあったこと
遺跡修復は様々な国が協力して行っていること
カンボジア人の手で遺跡を護るために人材育成を行っていること

など、知らなかったたくさんのことをみなさん学んだ様子。
これからアンコールワットを見学に行くので、熱心にメモを取って聞いていました。


おいしくお昼ごはんをいただいた後は、アンコールワットとタ・プローム遺跡を見学しました。

初めて見る世界遺産アンコールワットに、生徒のみなさんも大興奮!

つい先ほどお話を聞いたばかりのアンコールワット西参道の修復前後の様子を
生で見て、遺跡修復の技術にも驚かれていました。

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写真から見て左側はオリジナル、右側は修復されたものです


みなさん熱心にチアさんのガイドを聞いておられました。

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偉大な遺跡アンコールワットにみなさん感動していました。

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次にタ・プローム遺跡を見学しました。

アンコールワットとはまた一味違った
木々に覆われた不思議な寺院に生徒のみなさんも興味津々のようでした。

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たくさん写真を撮ってとても楽しんでいる様子!

そして最後に、バイヨン・インフォメーションセンター(BIC)にて、
カンボジアの遺跡の歴史と遺跡修復の概要の案内がありました。

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スタッフの説明をみなさんしっかりメモをとって聞いていました。

照りつけるような暑い中での長ーい1日が終了しました。

みなさん、今日も一日お疲れさまでした。

今日は遺跡を通してカンボジアの歴史や
遺跡と共に生きる人々の暮らしを学んだ一日になりました。


籔内

こんにちは!

日本では多くの学校が夏休みを迎え始めた頃でしょうか?

JSTでは、7月末から8月にかけて
多くの学校や学生さんのスタディーツアーを受け入れています。

そしてこの7月21日~27日にかけて
聖心女子学院の高校の生徒さんがカンボジアに来られています。
約1週間の日程でプノンペン・シェムリアップをまわります。

私はシェムリアップから合流し、5日間にわたるツアーに同行させていただいています。

これから数回にわたり聖心女子学院のみなさんの活動の様子をお届けしていきます!


【7月23日(木)】
今日から私もツアーに同行し、生徒のみなさんと一緒にさまざまな場所を訪問します。
高校生のみなさんと一緒にどんなことを感じ、学べるのか楽しみです!

シェムリアップに着いてすぐバスでの移動中
生徒のみなさんはプノンペンとはまた違う車窓からの景色に驚かれていました。

プノンペンは高層ビルが立ち並び今急速に発展を遂げています。
一方シェムリアップは、少し車を走らせるとのどかな農村の景色が広がっています。

そんな違いや新しい発見をこれからのツアーを通して感じていってほしいなと思います。


プノンペンからシェムリアップに移動して最初の訪問は、シェムリアップ芸術学校です。
ここでは、カンボジアの伝統舞踊を見学・体験していただきました。

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シェムリアップ芸術学校は、カンボジアの伝統舞踊や民族音楽などを教えている学校です。
小学生から高校生の子供たちが、これからの伝統を守る担い手として
日々練習に励んでいます。

カンボジアの伝統舞踊には、古典舞踊と民謡舞踊の2種類があります。

今回はその中でも王宮での儀式等で披露される
古典舞踊を中心にいくつかの伝統舞踊を見せていただきました。

伝統舞踊には約4500種類もの動きがあるそうで、
その技を3年かけて習得していかなくてはいけないそう。

あまりの動きの多さに生徒のみなさんもびっくり!

また、カンボジアの伝統舞踊には全てストーリがあります。

古典舞踊は、ヒンドゥー教の神々の話が
民謡舞踊は、農村の日常の様子を描いています。

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この写真は民謡舞踊なので男女が踊ります

また古典舞踊に関しては、全ての登場人物を女性が演じています。
つまり男役や動物の役・悪役も女の人がやるんです!
なんだか日本の歌舞伎の逆みたいですね(笑)

みなさんはこの写真に写っている6人の女の子をみて
どちらが男役でどちらが女性の役をしているか分かりますか?

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正解は...
写真から見て右が女性、左が男性の役をしています。

生徒のみなさんも立ち方を見て見事正解していました!

また踊りの動きには、その一つ一つに意味があります。
嬉しい、悲しいといった意味の動きもそれぞれ男性と女性で異なります。

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おもしろいですよね!

伝統舞踊について色々学んだところで、いよいよ実践に移ります!
生徒のみなさんにも、この古典舞踊の動きを少し体験していただきます!
(私も一緒に体験させていただきました笑)

木の芽が出て成長し実をつけまた新しい芽が生えるという
サイクルを表現した踊りのレクチャーを受けました!

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とても優雅でゆっくりとした踊りですが、
実際動きを真似してみるととってもハードな踊りでした。

基本の姿勢や立ち方、手の使い方など
身体のバランスが重要になってくるものがいっぱい!

なかなかバランスをとるのが難しくて
生徒のみなさんからは「痛い~」という悲鳴が聞こえていました(笑)

でもさすが高校生のみなさん
飲み込みが早いので、数回練習したら実際に音楽に合わせて踊りました!

「思ったよりも体を使って疲れたけど、でも楽しかった~」とみなさん楽しまれた様子。


その後ホテルに戻ってから、
JSTの代表であるチアさんのプレゼンテーションがありました。

このプレゼンテーションでは、
カンボジアの歴史を踏まえつつ実際にチアさん自身が体験された
ポルポト時代の様子、そして今現在の活動などが話されました。

実はチアさんが体験されたお話をチアさんから直接聞くのは
今回が私にとっても初めてでした。

ポルポト時代の話は何度聞いても辛く心に響きます。

家族と一緒に暮らせること
勉強できること
自分の好きなことが誰に止められることもなく出来ること

あたりまえだと思って生活している私たちにとっては
そのあたりまえが許されなかったことがなかなか想像できないことかもしれません。

でも、そんな出来事が私たちが生まれる少し前に実際にあったのだと思うと
また感じるものがあるのではないでしょうか...

プレゼンテーションを聞く生徒のみなさんを見ながら、
また私もこの国の過去と現在について考える時となりました。


聖心女子学院のみなさんのシェムリアップでの活動は、まだ始まったばかり。
これからどんなことをみなさんが体験して感じるのか私も楽しみです!

私も生徒のみなさんと一緒にまた新しいカンボジアを発見していきたいなと思いました。


籔内
こんにちは!
先週の15日から関西学院高校の生徒さん12名がカンボジアにスタディツアーで訪問されています。

今回は、6日目、7日目の活動をご報告します!

【6日目】
この日のテーマは「漁村自立支援」です。これまでは遺跡現場を通じての国際協力を見てきましたが、この日はまた違った環境の国際協力を視察してきました。

午前中は、カンボジア最大の湖、トンレサップ湖へ。
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船に乗ると同時に小さい子たちの肩たたきサービスもスタート。
高校生の肩を叩き、叩き終わると「1ダラー」とお金を要求してきます。
カンボジアでは、このように観光地で多くの子どもたちが土産品やジュースを売ったりダンスをして見せたりしてお金を稼いでいる姿をよく見かけます。
全員が全員そうではないと思いますがお金が無いことや親のお手伝いをしなければならないことが要因で学校に行けない子たちが多くいます。
こういう面にも高校生の皆さんは実際にカンボジアに訪れて感じ、学ばれたことと思います。

「トンレサップ湖に来てよかった」という声が聞けて良かったです。
水上生活は日本では見ることのできない景色なのでその分インパクトも大きく、高校生の間にこういう生活を送っている人を目で確かめることができたことはとてもいい経験になったのではないでしょうか。
わにやなまずの養殖場も見てきました。
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そのあとは、日本ユネスコ協会が支援する寺子屋へ。
この寺子屋では、子どもたちにクメール語や英語の授業をしており教室の隣には図書館もあります。ここでは、ホテイアオイを使ってコースター作りができます!
カンボジアのホテイアオイはとても長く、かつ太くてしっかりしています。
いざ私たちもコースター作りに挑戦!
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教えてくれた現地の女性たちは、パパッと手際よくやってくれて見せたのですが、実際に編み込もうとすると、編む順番が分からなくなり案外難しいんです。
ですが、高校生の皆さん、飲み込みが早い!本当に驚きました!
私が3,4回編んで満足して周りを見渡すともう1周編んでいる子もいて。。。
素晴らしく器用な生徒さん。見習わなければ。

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各々きれいなコースターを作り上げていました!教えてくれたお姉さんも「サアート」(綺麗、可愛い)と褒めてくれました。

昼食を済ませた後に向かった先は、タ・プロ―ム寺院。
アンコールワットやバイヨン寺院とは一味違っているので、また新たにカンボジアにある他の寺院に興味を持った人もいるのではないでしょうか。
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「これこそ遺跡と自然の共存だ」と言われる生徒さんも。一方、木の重みに負けて遺跡の一部が傾いている部分などもあり、そういう所を見ると、遺跡保護活動の大切さを感じます。
これからも遺跡を中心とした観光業が盛んなカンボジアの発展を考える時、5日目に学んだ遺跡修復活動の理解は文化理解にも繋がり、重要なことだと思います。

こうして1日が終わりました。
明日が最終日です。思いっきり満喫して帰ってもらいたい!


【7日目】
今日が最終日。
午前中はNPO法人かものはしの活動視察。
午後は、市内散策とお買い物。

市内のNPO法人かものはしオフィスにて活動の概要を聞きました。
子どもの売春問題を取り扱っているかものはしさんの活動のお話は、また違った視点からカンボジアを見るきっかけになったはずです。
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売られてしまう子どもの存在を知ること、ビジネスを通した女性支援があることを知ることも、全て自分の将来を考えるヒントになったのではないでしょうか。

お話を聞いた後は、村のコミュニティーファクトリーへ移動し、商品の製作過程を視察してきました。
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草織りも体験されていましたが、結構難しそうです。
見るのとやってみるのとでは全く違うんですよね。
簡単そうに見えて難しかったり。その逆もまた然り。

30分ほど自由時間があり、買い物を楽しんでいました!
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午後からは、市内へ戻り、お土産等の買い物です!
ラッキーモールではココナッツクッキーやカンボジア伝統菓子ノムトムムーンなどを沢山買っていました。
それからオールドマーケットへ行き1時間30分くらいお買い物!


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どれだけ値切ることができました!とか、逆に値切り失敗しました!など、帰りのバスでは、市場での体験の話題で大いに盛り上がりました。
中でも、「虫料理」のインパクトは大きかったようで、ほぼ全員虫を食べていました。
口に入れるまでは無理無理!という反応をしていたのですが、(私もそうでした)
食べてみると「美味しい!」。
今回のツアーの中でカンボジア料理を食べる機会が多くありました。
口に会う人、そうでない人いましたが、食文化を楽しんでくれたことと思います。

最後には、「カンボジアにもう一度来たい」という声が聞けて良かったです。
是非カンボジアに来てください。
今回のスタディツアーは、とても内容が濃く、あっという間に過ぎていきました。
ここで学んだことを今はまだ整理できていないかもしれませんが、日本に帰って、自分の中に感じたこと、考えたこと、学んだことを落とし込み、将来へとつなげていってほしいと思います。
また、途上国に対して自分は何ができるか、どのような協力が求められているのかを考えたいと来た時に話してくれた生徒さんも多くいましたが、自分なりの答えやヒントを見つけられたのではないでしょうか。
1週間という短い間でしたが、私も皆さんと一緒に活動して、充実した1週間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
3月に関西学院高校で報告会があるようなので、素晴らしい報告を聞けることを楽しみにしています!

坂上


【5日目】
この日のテーマは「遺跡修復を通した人材育成支援」。
国際協力の現場を視察してもらいました。

まずは、バイヨン・インフォメーションセンターで、スタッフからバイヨン寺院の歴史や宗教に関する概要を聞き、そのあとユネスコスタッフによるガイダンス(「ユネスコのカンボジアでの役割について」)がありました。
遺跡修復に関することを専門家等から聞けることは、日本でいたらあまり無いことだと思うので、各々貴重な体験ができたと思います。
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その後、実際の修復現場へ。
バイヨン寺院にて、日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JASA)の現場を視察しました。

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昼食は、アンコールクラウ村にあるモイモイ農園です。
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食後は、小船に乗って対岸のパノラマテラスへ行く子も。
「揺れる揺れる~!」と最初はすごい怖がっていた生徒さんも、帰ってくるときはすっかり舟に慣れていて、高校生の順応力には驚きました。
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それぞれゆっくりとお昼休憩をされていました。

午後からは、奈良文化財研究所の修復現場西トップと、上智大学チームの市内オフィスに訪問し、
遺跡修復を通じた国際協力を見てきました。

西トップには、修復チームの活動内容を聞いたり、謎の絵が彫られた石があるのですが、それが何なのかみんなで考えたりしてきました。
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その絵の予想としては、エアロビ、稲作、何かを持っている、落書き・・・など沢山出てきました。答えが何なのかいつか分かるといいですね。もしかするとこの中に正解が!?
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上智大学チームの方からは、国際協力をメインにした話しを聞きましたが、
途上国で活動するうえでの苦労したことや起きた問題なども聞けたことは、
生徒さんにとって何か将来を考えるヒントだったりカンボジアでの学びにもつながったかと思います。
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この日は、カンボジアだからこその国際協力を見ることができたと思います。
日本ではあまり耳にしない言葉"遺跡修復"ですが、今回のスタディツアーでは現場の人から話を聞いたり、実際の修復作業を見て見たり、多くの経験をしていると思います。このことが少しでも将来を考えるきっかけになっていたら幸いです。

徐々にカンボジアの生活に慣れてきた頃。
また明日皆さんの元気な笑顔が見れるのを楽しみにしています!


坂上


こんにちは!

今月15日から関西学院高校の生徒さんがカンボジアにスタディツアーで来られています。

今日は4日目の活動内容をご報告します。

【4日目】
4日目のテーマは「農村自立支援」。JSTの農村支援の現場を視察してもらいました。

まず、午前中は、私とタウリーが行っているバイヨン中学校の日本語授業の見学です!
生徒の皆さんには、子どもたちの日本語の練習を手伝ってもらいました。
皆さん、優しく丁寧に子どもたちの発音を正したてくれたり、サインをノートに書いてくれたりと、協力的でとても助かりました!
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そのあとは、アンコールクラウ村コミュニティーセンターへ移動。
「小さな美術スクール」を運営し、アンコールクラウ村の子供たちにも毎週、絵を教えてくださっている笠原先生のレクチュアーを聞きました。
そして、いよいよ昼食のカンボジア料理を皆でつくります。
"鶏肉のレモングラス炒め"と"豚肉の生姜炒め"を作りました。
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村の青年グループがお手伝いをしてくれたおかげで準備が整った状態から調理スタート。
生徒の皆さん、率先してお肉や野菜を切り、炒め、美味しい昼食が出来上がりました。
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お昼休憩のあとは、民家訪問へ。
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村の農具も使いこなせていたのは驚きです。この農具、案外難しいんです。
皆さんが村を歩いていると、村の子が果物を持って後ろから追いかけてきた様子は何とも微笑ましかったです。
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午後からは待ちに待った村の子たちと交流!
サッカーとフリスビー(日本からの持参)の2手に分かれて遊んでくれました。
サッカーは女子、男子とも混ざって行ったのですが、女子の方が強い?
高校生から「あの子はやばい」という声が何度か聞こえてきました(笑)
みんな裸足になって本気で勝負!
高校生もカンボジア風サッカーには昨日の交流で慣れたようで、より激しい試合となりました。

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フリスビーは、最初は慣れない手つきでやっていましたが、20分くらいするとみんな上手に飛ばせていました!高校生の皆さんによる指導のおかげですね。
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他にもシャボン玉やドッチボールなどを一緒にやってくれました。
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若い日本人の人と交流するのはめったにないことなので子どもたちは大はしゃぎでした。
楽しい楽しい時間をありがとうございました。
皆さんがバスに乗ってからもずっと手を振り続けていたのを見ると名残惜しいんだろうな~と。
中学生の女の子の中には、高校生のことをソンハー(かっこいい)!ソンハー!と言っている子も。
なんとも純粋でかわいかったです。
もう一度会えるといいね。

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坂上



こんにちは!
Facebookでも報告しましたが、
関西学院高校の生徒さん12名と先生2名が15日の夜からカンボジアにスタディツアーとして訪問されています!
今回は、16日、17日の様子をお届けします!
素晴らしく元気な男子生徒の皆さんの様子が伝わるといいです。

【16日(金)】
この日は「カンボジアの概観、歴史、遺跡、内戦について知る」ことをテーマに活動されました。

午前中は、まずJSTオフィスにて代表チアによる講演があり、カンボジアの歴史や農村地域の現状など概要を知ってもらいました。
その後は、
カンボジアを知るには欠かせないもの、アンコールワットへ行ってきました。
生徒の皆さんは、これが初めてのカンボジアだったようで、あの偉大な遺跡に感動していました。
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沢山の写真を撮っていてとても楽しんでいるようでした。
アンコールワットの前で集合写真!モイ・ピー・バイ!良い笑顔です。
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市内のレストランで昼食をとった後は、
バンティアスレイへ向かいました。
午前中は暑い中の見学だったため疲れたのでしょう。みなさんバスの中ではぐっすり。

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"東洋のモナリザ"と言われる遺跡をしっかりと目に焼き付けたあとは、
地雷博物館、キリングフィールドへ。
地雷博物館を建設したAKI RAさんは英語の教科書に載っているようで、皆さん知っていました。
ここで、カンボジアの暗黒の歴史を肌で感じることができたことと思います。
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【17日】
この日は「国際協力、教育支援視察」がテーマです。

午前中は、アンコールクラウ小学校へ。
小学生のみんなは高校生に興味深々。続々と集まってきました。
高校生の皆さんが教室の中に入ると、教室の外には生徒がずらり。

そして、バイヨン中学校へも来てくれました!
校長先生のプレゼンを聞かれたのですが、沢山質問をされていました。
学ぶ意欲が高く、高校生らしい鋭い視点を持った生徒さんたちに校長先生も驚いていました。

お昼は皆さん一緒にココナッツカレーと空芯菜のにんにく炒めを作りました!
バイヨン中学校で育てている野菜を収穫!!
ya.jpgIMG_9409[1].JPGカレーは皆さんが直接バイヨン中学校の生徒さんへ配ってくれました。
オークン!
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とっても美味しい昼食でした。

午後からいよいよ交流スタート!
大繩とび、サッカー、缶蹴り、クイズ、ハンカチ落とし、将来の夢の6つのプログラムを用意してきてくれました。6つのグループに分かれてローテーションでそれぞれ楽しみました!

サッカーに関しては、グランドの水溜りなんて全く気にせず泥んこになりながら
100%の力で一緒にプレーしている姿は高校生、中学生共にとても輝いていました。
中学生の年齢の近い高校生と交流ができて本当に楽しんでいました。

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缶蹴りは、説明が難しかったみたいですが、楽しければ良い!とルールも変えながら
臨機応変に遊んでくれました!
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みんな「サッパーイ!!」(楽しい)って言っていました。
まだまだ遊べそうな感じ・・・

高校生に感想を聞くと、
「最初はスムーズにできるかなと不安を抱いていたり上手くできなかった所もあったりしたけど、どんどんと慣れていって楽しく中学生交流できてよかったです」や、
「同い年くらいの生徒がいると聞いて、怖い生徒がいたらどうしようと心配してたけど、実際交流してみるとみんな純粋で一緒に楽しんでくれたので嬉しかったです」などと言っていました。
日本で準備を重ねてきた甲斐があったようですね。

高校生の皆さんが、全力で交流しようとしている姿が中学生にも伝わったのだと思います。
もちろん、思い通りに行かないこともあったと思います。しかし、そこで諦めないで、その場でカンボジアの子たちが楽しく遊べるにはどうしたらいいのか、何をしたら興味を持ってくれるのかを考えて対応していたからこそ今日の交流が成功したのだと思います。
次第に打ち解けていく様子が目に見えてわかりました。

明日の村での交流も楽しみです!

4日目、5日目の様子はまた後日ご紹介します。
お楽しみに!


坂上







そしてそして活動3日目。

この日は朝からトンレサップ湖にある日本ユネスコ協会が建てた建物に見学に行って参りました。

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現在、この施設では約15〜40歳の方に識字教育をしており、現在は600名が勉強中とのこと。いままでに400人の方がここで字の読み書きが出来るようになったそうです。

ただ、なぜこの地域で識字教育が必要とされているのか。

昔は、トンレサップ湖で水上生活をする人々は、水位によって移動生活をしており、また学校は陸地にしかなかったため継続的に学校に通うことが出来ませんでした。

そのためこの地域では、しっかり読み書きの勉強をできなかった子ども達がそのまま歳を取っていき、そのまま大人になってしまうという状況が。

これを解決すべく、識字教育が2006年から行われています。
(ちなみに現在は移動式の小学校の登場で、この問題は解決されているとのこと)

この建物では識字教育の他にホテイアオイを用いて製品を編んでいく職業訓練も行われています。
また製作と同時に、コースタなどの小物から、カバンなど大きい編み物の販売もあります。
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初めてホテイアオイの編む行程を見学したのですが、編む時には水分を含ませて柔らかい状態で編んでゆきます。断面も海面上になっており、とても軽いです。

そしてそして体験の時間。今日はコースターを作っていきます。
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初体験ながらも、先生の指導のもと少しずつ編み上げていきます。

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小出さんも編み編み。

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出来上がるとこのようなコースターになります。ここまで所要時間1時間。

みんな器用なのかほとんど同時に出来上がり、この職業訓練所で作られた製品の買い物を楽しんでいた所、ある女子が一言。

「あれ、小林君がいない。」
「あ、ほんとだ。」

先ほどの作業場に戻ると、一人で頑張って作っていました。

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昨日の牛飼いごっこに引き続き、毎日頑張っている小林君。

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「不器用な俺がこんなのできるわけないのに!このコースター壊れるまで使ってやる!」と文句を呟きながら地道に編み続けていました。

この後、BOKASの学生達はチアさんとともにトンレサップ湖に行きました。

BOKASをJSTがご案内するのは今日まで。
シェムリアップを、そしてアンコールクラウを楽しんでくれていたようでよかったです。

啓太
BUKASの活動2日目の報告です。

朝6時の起床後、朝食を。
この日の朝ご飯は鳥粥でした。
(いつも移動給食で子ども達に食べてもらっているものと同じもの)

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実はこのおかゆをずっと食べてみたいと思っていた芳木(申し遅れました。関西学院大学からJSTにインターンできている芳木啓太と申します)は大興奮!

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味見もオッケー!

早速、BUKAS女子達が鍋に取り分けてゆきます。

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気になるお味は、美味!
鶏肉をぶつ切りにして入れているので、本当に美味しかったです。
通りで移動給食をやる度に子ども達が本当に美味しそうに食べている訳です。


この日は学生の朝ご飯以外にも子ども達へも鳥粥が振る舞われました。
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鼻水垂らしながら食べちゃうよね、美味しいもんね。
(この後、隣にいたお姉ちゃんが鼻水をこの子のワンピースで拭き取っていました)

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口からこぼれ落ちちゃうくらい頬張っちゃうよね、美味しいもんね。
(こぼれたお粥はお皿にちゃんと落ち、無駄になること無く食べてくれていました)

食後は、やっぱり遊び。
昨日の交流ですっかり打ち解けたのか、この日は子ども達が率先して村内を案内してくれました。
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子ども達も、お兄ちゃんお姉ちゃんもお互いのことが大好きです

その頃、男子達は、、、
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牛飼いごっこの牛役。
小林君も抵抗する意味ないのに、リアルに牛を演じきっていきます笑
さすが教育学部!

その後も子ども達との楽しい時を過ごし、この日も8時には就寝でした。
みんなお疲れ様です。

(この後の写真はカメラを忘れてしまったため、撮れませんでした。ごめんなさい。)

BUKASの活動は明日も続きます!
啓太

久しぶりの更新になりました。
楽しみにして下さっていた方々、失礼しました。

本日は、現在シェムリアップに来ている明星大学のBUKASの活動を紹介します。

19日の朝にアンコールクラウ村に到着し、まずは青年団に村での取り組みを発表してもらいます。みんな英語で発表を。

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発表後はとにかく遊ぶ遊ぶ遊ぶ。

学生達と遊ぶために、村の子ども達は8時ごろからスタンバイしていました。

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こちらは縄跳び。

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こちらはバトミントン。

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お花遊びをする学生も

女子達は比較的穏やかに過ごす一方、男子達は・・・

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8時からスタンバイしていた子ども達の元気さに圧倒されておりました。


そんなこんなで子ども達との楽しい一日を終えた頃、夕食が出来上がっていました。
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この日の夕食は魚のスープ、豚と生姜の炒め物、雷魚の照り焼き、ご飯ととてもとても豪華なものでした。

美味しいご飯をたくさん食べて、学生達も幸せそうでした。
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食事の後は、ホームステイ。
みんな村での宿泊は初めてだったようで、蚊屋をかけて寝ることに驚いたり。
子ども達と遊び疲れていたのか8時に就寝でした。
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活動は翌日に続きます!
啓太