About JST
JST News!
TOP >> JST News!  >> インターン日記(伊藤)

インターン日記(伊藤)の最近のブログ記事

こんにちは。関西学院大学よりJSTにてインターンさせて頂いております伊藤です。

私のインターン期間も228日でいよいよ終了となります。

寂しい気持ちもありますが、それを遥かに越えて嬉しい事は、いよいよ企画しておりました村での新しいツアーの販売開始が決まったことです。

IMG_3557.JPG

私自身、半年近くのカンボジアでの滞在を通して、人間らしい生活について考え、自分の生活も様々な点で変わってきたと実感しています。このお仕事を頂いて考えさせられることは多く、またカンボジアの昔ながらの生活が今なお残るクラウ村は、本当に素敵な所なので、その素晴らしさをお客さんに少しでも多く伝えたいという気持ちでいっぱいです。

ツアーでは、村人たちの表面的な生活物資に触れるだけでなく、ニャックタ−(精霊)や村の遺跡の存在と村人たちの関わりを知り、彼らの精神文化にも触れて頂けるようになっています。村の表面的な、物質的な違いのみならず、宗教が生活や価値観の根本的な部分に根付いていることをお伝えするコンテンツを盛り込みました。

また、彼らにとっての幸せと我々(多くの日本人)にとっての幸せ

IMG_9929.JPG

との違いとは何か。彼らの生活と私達の生活は明らかに異なっていることは伝わると思います。しかし、その違いが自分とは違う世界のものとして終わらせて欲しくありません。

村の人たちにとっての大切なものや幸せと、自分たちにとってのそれとは何か振り返ってもらえる機会になればと思います。

 

また、JSTが提供するこちらのツアーは、単に「村にお金を落とす。」という短絡的な意味でのツアーではありません。ツアーを作る中で、何がこの村にとって最善のことなのか悩みました。そのあたりの葛藤については、こちらからぜひ御覧ください。

ツアー企画の道のり:その1

ツアー企画の道のり:その2

 

zizoy.jpg

JSTが今までコミュニティのために、インフラや教育支援をしてきたことを今後も応援できる支えになれるということを理解できたので、私も自信を持ってこのツアーをお薦めします。

さらに、村人たち自身にとっても村に観光客が訪れ、自分たちの暮らしに興味を持ってもらう様子から、何気ないものも世界から見ると貴重な文化であることに気づいてもらえるのではないかと期待しています。

そして、自分たちの暮らしに誇りを持ち、それらを守っていってもらうことに繋がっていけばと思います。

 

okashi.jpg

ツアーの詳細を紹介します。

カンボジアにいらっしゃいました際にはぜひご利用ください。

20149月までは試行期間として割引価格で提供させて頂きます。

 

1. ツアー行程

(参考)

8:30- BIC集合

9:00- アンコールトム北門到着

9:05- ①カンボジアのお菓子屋さん

9:15- ②村の集会所

9:25- ③アンコールクラウ小学校

10:00- ④椰子の葉工芸体験

11:00- ⑤村に残る遺跡Prasat Prai

11:40- MoiMoi 農園でランチ

13:00- ⑦牛車で移動

13:15- ⑧村のコミュニティセンター

13:30- ⑨民家訪問

14:00- ご案内終了。町へ戻る

 

2. コンテンツ紹介

 カンボジアのお菓子屋さん

餅米やココナッツなどを使ったカンボジアの伝統的なお菓子が売られています。地元の人々に馴染みのお菓子屋さんです。

② 村の集会所

村の祭りや儀式、旅人の宿泊施設として利用されています。

 アンコールクラウ小学校

村に1つしかない小学校です。小中学校でも義務教育となっていますが、入学した生徒の約4分の1程度の生徒しか小学校を卒業できないのが現状です。

 椰子の葉工芸体験

お土産を入れる箱として、街でもよく見かける椰子の葉の入れ物。一見簡単そうに見えますが、意外と難しく時間がかかります。村のおばあちゃんたちと交流をしながら作ってみてください。

 村に残る遺跡 Prasat Prai

アンコール時代の王・ジャヤバルマン7世は、王都アンコール・トムを起点とした幹線道路を整備し、1215km間隔で宿駅を、また102か所の「施療院(病人の家)」を設置しました。そこには石造の祠堂が建立され、施療院には「薬師」と「薬師如来」の像が祀られていましたが、Prasat Preiもその一つです。当時、仏教では、病気は先祖たちが犯した過ちの報いだとされ、そのため、医薬的な治療と同時に仏教に基づく療法がここで施されていました。現在も、病気の治癒祈願のために、村人たちが訪れ、信仰の対象となっています。

⑥ Moi Moi農園

カンボジアの農村風景が広がる中、村人が田仕事や牛追い、魚獲りを行う様子を眺めながら、のんびりとしたひとときをお過ごしいただけます。

⑦牛車体験

村人は、牛車で荷物を運び、牛で田を耕しています。今でも村人の生活に欠かすことができない牛車に乗って、村を散策してみてください。

⑧ 村のコミュニティセンター

JSTの村の活動拠点です。フリースクールでは、村の子供が英語、日本語、絵画などを勉強し、来訪者との交流の場ともなっています。

⑨民家訪問

カンボジアの農村の人々の生活をご案内します。

 

 

3. 催行内容

催行人数:4--12

販売予定額:40$/pax ※車両別途手配要

割引価格:30$~20149月まで)

催行期間:910月は、雨期の影響で村が浸水し催行できない場合がございます。

 

ぜひぜひ、皆様クラウ村へ遊びに来てください。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

 

 


 


こんにちは。関西学院大学よりインターンさせて頂いております伊藤です。

 

少し時間が経過してしまいましたが、先月、オアシスの皆様がバイヨン中学校にて身体測定を行ってくださいまし

IMG_0747.jpg

た。

 

新しい体重計とお手製の身長測定器。

ゴムに吊るしたダンボール箱で、壁と頭の頂点が垂直になるように工夫されています。

壁にメジャーを取り付ければお手軽身長計の完成です!

 

 

 

子どもたちには体育の授業とマジックをローテーションしてもらいながら、身体測定を行いました。

IMG_0771.JPG

子どもたちは初めての身体測定なので、何をするのかよく分かっていません。

靴下を履いたまま身長を測ったり、もこもこ沢山服を着たまま体重計に乗っていたりとここでも日本の制度の高さを感じました。

IMG_0754.jpg

私は測定のお手伝いをしながら、「身長 -- 110 = 適正体重」くらいを目安に観察していたのですが、意外と身長と体重の比率には問題がなさそうでした。

確かに比率的にはそんなに問題はなかったのですが、彼らは身長と体重共に日本の平均値に比べて明らかに低いように感じました。

 

2013年度の日本の全国の平均身長体重を調べてみました。(参考:文部科学省、統計情報)

さて、みなさんはどんな印象を受けられるでしょうか。  

 

カンボジア人男子(61人)

日本人男子(全国平均)

平均の差

年齢

身長

体重

身長

体重

身長

体重

12

136.5

28.3

152.3

43.9

15.8

15.6

13

137.9

31.9

159.5

48.8

21.6

16.9

14

144.9

35.5

165.0

54.0

20.1

18.5

15

152.1

39.6

168.3

58.9

16.2

19.3

16

156.7

46

169.9

61.0

13.2

15.0

17

155.7

46.5

170.7

62.8

15.0

16.3

全平均

147.7

38

 

 

 

 

カンボジア人女子(58人)

日本人女子(全国平均)

平均の差

12

146.8

36.3

151.8

43.7

5.0

7.4

13

139.4

32.2

154.8

47.1

15.4

14.9

14

144.9

34.4

156.5

49.9

11.6

15.5

15

148.3

37.4

157.0

51.4

8.7

14.0

16

148.3

38.7

157.6

52.5

9.3

13.8

17

144.5

40.8

158.0

52.9

13.5

12.1

18

150.7

42.5

 

全平均

144.1

35


身長は最大21.6cm、体重は19.3kgも差が出ています。

元気そうに見える子どもたちも、確実に普段の食生活は日本とは比べ物にならないのだなと改めて実感させられる数字です。

街では、太った外国人が沢山いるのに、すぐ隣の村では十分にご飯を食べることもできない子どもたちがいるという現実。

大好きなシェムリアップの中ですが、観光地として栄え明らかな格差を目の当たりにさせられることは少なくはありません。自分はきっとここでは、お金を持っている方だから気づかないし楽しいけれど、日々格差を感じさせられて生きて行かなければ行けないのがこの国の人たちかと思うとやるせない気持ちになります。


次回もお楽しみに。




 

こんにちは。関西学院大学よりインターン生として活動させて頂いております伊藤です。


1月24日(金)

今日は、昨日に引き続きオアシスさんがバイヨン中学校にて体育とマジックの授業を実施して下さいました。

 

IMG_0668.JPG

マジックの授業のために、トランク1つマジックの道具で埋めてきて下さった先生。

衣装もジェスチャーもばっちりで、言葉が通じなくても子どもたちを魅了していく姿は私も学ばなければいけない所です。

始めは何をするか分かっていなかった子どもたちも、授業が終わる頃には身を乗り出して見ていました。

私も頑張ってネタを探していましたが、分かりませんでした。果たして、子どもたちはタネを見破ることはできたでしょうか。

 

 

IMG_0644.JPG

外では、体育の授業が行われています。

IMG_0651.JPG

先生たちは子どもたちになわとびをプレゼントしようと、昨日からせっせと手作りしてくださっていました。

今日の授業の参加者は訳70人!

70本の縄を切り、プラシチックのパイプに通して結び目を付けて止めます。体力を付けるにはとても効率的な縄跳びの完成です。

 

ほとんどの子どもたちは裸足で授業を受けていました。他の子は靴下です。すぐに埃が立ち込む中、誰も足が痛いとか埃臭いとか文句ひとつ言わずに、授業に取り組んでくれました。

 

IMG_0717.JPG

今日もリレーをしたのですが、人数が教員養成校の半分以下の人数だったので、チームで競争するということがちゃんと伝わったようです。

ちょっとコースが伝わっていなくて大きく内回りしちゃう子は続出しましたが、途中から回りで見ていた子どもたちをコーンに見立てて目印にしました。

そして、1位ゴールしたチームは歓声をあげて喜んでいました。

 

体育の授業というものをちゃんと教えられる先生がいないので、次にいつ縄跳びやリレーができるか分かりません。

早く、教員養成校から体育の先生が育ってくれると嬉しいです。

 

 

 

次回もお楽しみに。

 

 


今週は昨年10月にも来て下さった支援団体のオアシスさんがシェムリアップへ訪問して下さっています。

前回の訪問の様子はこちら>> 

「教員養成校」 http://www.jst-cambodia.net/m/2013/10/de.html#001965

「高校生と共に考える」 http://www.jst-cambodia.net/m/2013/10/chea-1.html#001963

 

IMG_0601.JPG

今回は、私も前回お会いしている方々なので、お会いできることをとても楽しみにしておりました。

今日は、教員養成校に訪問し体育の授業を実施してくださいました。

オアシスの方々は「教員になるための授業」を目指して、授業を実施して頂けるので、教職の授業を受けたことがない私にとっても面白い視点で授業を受けることが出来ました。

 

なんと、今回は校長先生も体育の授業に参加して頂きました!

IMG_0582.JPG

ジャージを着て、メガネを外し現れた先生に生徒たちは大盛り上がり!

生徒たちと一緒になって一生懸命スキップしたり、バトンを持って走ってくれる先生は、生徒の目線で授業をするように

身を持って示してくださったのかなと思いました。さす

が校長先生、かっこいいです。

 

IMG_0563.JPG

将来はこの先生になる生徒たちですが、なかなか授業はスムーズにはいきません。日本では、小学1年生からラジオ体操が当たり前にできたり、スキップ

も教えられなくてもできた気がします。

ですが、大学生ともなる青年たち(校長先生も)にはこの時点で、しどろもどろです。

今日はリレーを教えて頂いたのですが、授業が終わる頃になっても、上手く渡す相手とコミ

ュニケーションが取れていなかったり、そもそも渡す相手が分かっていなかったり、抜かす時は外側からとか、ゴールの線を跨がずに席に戻ってしまったり、靴が脱げたり、帽子が飛んだり、何回も走ったり....


IMG_0607.JPG

私の受けてきた体育の思い出は、「せいれーつ!」「走れー!」「遅い!」の連続で、ずっと声高に命令してくる先生に反抗的だったように思います。

が、むしろ生徒たちは終始笑顔でとっても楽しい雰囲気で、時々「笑って走らない!」と注意されるほどでした。

私は、楽しい授業の方が好きだと思っていましたが、キリッとしないとそもそも授業にならないのかと、今日気づきました。 

リレー一つを取っても、陸上部でもない私が学んできたことってこんなに多かったのかと思いました。

IMG_0621.JPG

  

次回もお楽しみに。



こんにちは。関西学院大学より、JSTにてインターンさせて頂いております伊藤です。


先週から、カンボジア中の遺跡を1週間かけて回られていたお客様が、昨日フリースクールに来てくださいました。


IMG_0382.JPG
今日も魚釣りをしている村人たちを眺めながらMoiMoi Terraceでお昼を過ごしてもらいました。
蓮の花も池に見えるようになり、マンゴーの花が咲き始め、年中緑に覆われている村は私にとってもほっとできる憩いの場です。
チアさん曰く、今年は水の減るスピードが早いそうなのですが、水不足に陥らないか少し心配です。


IMG_0417.JPG
お客様の中には、子どもたちに飴や靴を沢山持ってきて下さり、子どもたちに埋め尽くされてしまっている方もいらっしゃいました。
始めはあまりの子どもたちの勢いに、飴を小さな子どもたちに大きな袋のまま渡されてしまっていました。
すると、全員にまんべんなく行き渡らないので、一度回収して一人に2.3粒ずつ渡すようにしました。
一度配ってしまったものが、ちゃんと戻してもらえるか少し不安でしたが、子どもたちは本当に皆お利口に返してくれたので、無事に全員に飴を配ることができました。
子どもたちは本当に嬉しそうですね。


IMG_0497.JPG
なんと次に飛び出してきたのは、自転車の空気入れセット!
空気を入れるポンプや、部分に取り付ける金具やゴムまで沢山持参してくださいました。
ただ、シェムリアップには自転車の修理屋さんがいっぱいあったり、結構自分たちでなんとか修理してしまうことが多いのです。
お客様も、空気がしっかり入っていて驚かれていました。



IMG_0430.JPG
そして、クローランを一緒に作ってくださいました。
IMG_0448.JPG
今回からは、ココナッツの輪切りも出してみました。
チアさんがお客さんの前で割るのを見せると、お客さんも興味津々で楽しんでもらえました。
今度は、中の白い層の部分を食べてみたいという方が出てきました。
意外と硬いので、包丁などで削り落とさないと味見することはできません。
今度は、割たてココナッツを味見してもらえる準備が必要かもしれません。

IMG_0436.JPGIMG_0486.JPG
また、今回はツアーの中で雑炊の配給もして頂けました。
子どもたちは、お昼からお皿とスプーンを持って集まってきていました。
もうお腹はペコペコです。
ちゃんと衛生面の重要性も伝えるために、手を洗うように指導します。
もう、用意した石鹸の取り合い取り合い...
桶の水もすぐに濁ってしまい何度も桶を交換しました。

IMG_0487.JPG
お客さんにも雑炊を配るのを手伝って頂きました。
沢山の雑炊が準備されて、沢山お替わりができるのですが、始めは皆恥ずかしそうです。
私もやっと青年団の子たちに声をかけてもらえるようになりました。
小さな体に何杯も入っていく様子はたまに信じられないですが、いつもあまり食べられていないのかなと、微笑ましさの中にも悲しい現実が垣間見えます。


IMG_0502.JPG
今日は持ち帰り用もできてしまいました。
ノートが汚れないように気をつけてね。


次回もお楽しみに。




新年明けましておめでとうございます。

関西学院大学よりJSTにてインターンさせて頂いております伊藤です。



IMG_9611.JPGのサムネール画像

当たり前かもしれませんが「お金を頂けるものを作る」というのは難しいです。

私は現在JSTが教育、人材育成支援をしているクラウ村へ案内するツアーを企画しています。1224日と30日に計画している2つのコースのパイロットツアーを実施しました。

 

2回のツアーを通して沢山の貴重なご意見を頂けました。

準備の段階でもできるだけお客さんが楽しめるようにと企画していたのですが、やはりまだまだ改善点がいっぱいです。

 

自分も感じていた点もあれば、私は改善すべきと思っていた所が案外お客さんには喜ばれていたりすることもあり、やはり体験者の声を聞くことは重要だなと思いました。



例えば、村には本当に沢山の種類の植物があり村の人達の生活を支えています。「ここにも、ここにも」と食べられる植物を紹介していたら、少し多すぎたようです。今後は、お客さんに話して喜んでもらえた植物に厳選して紹介しようと思っていま

IMG_9873.jpg

す。
また、ヤシの葉っぱで絵を入れる筒を作る体験を組み込んでいたのですが、それは予想以上に難しいコンテンツとなりました。カンボジアではよくヤシの葉で作られた入れ物を見るのですが、見かけ以上に作るのは大変です。お客さんも簡単そうに見えて、なかなか上手くいかずに手こずってしまっていました。

私はもっとここでの時間を短くできないかなと思っていましたが、お客さんはそこでの体験は難しくてもとても好印象だったようで、時間は短くしないでほしいと言われました。

また、教えてくれる女の人たちの名前を教えてくれる

と嬉しいなど、全く思いつかなかったアイデアも頂けました。

 


IMG_9942.JPG

嬉しかったことは、10月にも実施していたパイロットツアーで出ていた問題点が改善できたことです。やまなみグループの皆さんに参加して頂いたツアーで一番問題になっていた牛車の乗り心地に関してです。

牛車に乗って村を移動するのですが、その荷台はもともとは人が乗るためのものではありません。なので、硬い木の上に座り、雨季でボコボコになっていた道を行ってしまったので、お尻を痛めてしまう人が続出してしまいました。

今回のツアーまでに、椅子を乗せようとか、クッションを導入しようなどと意見が出ていたのですが、同時にどこまで元々の牛車の形を残せるかなども検討されていました。

最終的には、御座の下に藁を大量に挟むことにしました。恐る恐るお客さんに乗り心地を聞いた所お尻が痛くなる人はいませんでした。

 

一つ一つ問題点を解決していくのですが、今まで自分が提供するものに対価を頂くことを経験していなかったので、このプロセスは楽しくもプレッシャーです。このツアーで「お金を頂くに値する価値を提供できているのか。」と、考えると改善点は尽きません。

 

IMG_9540.JPG

この2回に参加してくださった皆さんは、以前よりJSTのことをよくご存知の方が多く、至らない点も多めに見てくださる方が多かったと思います。

頂いたご意見に次回はちゃんと応えられるように、早く売り出せるツアーを完成させたいです。

 

こんにちは。関西学院大学よりインターンさせて頂いております伊藤です。

私の主たる任務でもあります村ツアーの企画が順調に進んできました。

 

IMG_8835.JPG129日、12日と村出身のヨンさんと一緒にツアーで案内するスポットを中心に巡り、村の観光資源が他にもないか探しに行ってきました。

伝統的なお菓子を作る家や、村の人達の信仰対象となるお地蔵様?や、アンコール小学校などを中心に視察してきました。

 

村の人達は、外国人の私を快く家の中に案内してくれました。

お菓子も街では日本人が買いに行くだけで、10倍くらいの値段を言われることもあるのです

IMG_8957.JPG

が、ここでは時に無料で試食させてくれます。家の中やキッチンもどんどん見せてくれました。

村にこれから観光客を受け入れるにあたって、村の人達が外国人を受け入れてくれるかどうか少し不安でした。やはり「外国人=お金を持っている、くれる人」というイメージは拭えないと思っていました。そのため、多くの人が快く家をオープンにしてくれたことは自分にとっては有り難いことでした。

 

しかし、ある家と家の間の狭い道を通ろうとした時に、一人のおばあちゃんがお金を求めて

きました。そのお家には寄る予定はありません。私はお金を渡すか迷いました。ヨンさんは「その人の家には行かないから、払わなくて大丈夫よ。」と言ってくれました。もし、ここでお金を渡してしまったら、次来た際も払わなければならなくなります、また、村の人達に「何もしなくてもお金をもらえる」という意識を植え付けたくありません

。結局、私はおばあちゃんにお金を渡さずその場を後にしました。

 

私は村でツアーを企画することが、村にとってどんな影響を与えるのか不安になり始めまし

IMG_9010.JPG

た。私は村の人達がお金に執着せずに暮らしていく様子が大好きですし、守っていきたいと思っています。でも、ツアーを村に導入していくことで全てお金でしか物事が計れない貨幣経済を持ち込んでいくようで怖くなりました。

 

私はよく仕事の話もする人に、自分がツアーを作る事自体に不安を持っていることについて相談してみました。シェムリアップで活動する多くの団体が同じような葛藤を持っていると思います。皆答えはないと言います。

その人は「お金以外のものでお礼の気持が伝えられたらいいね。」と言ってくれました。うすうすは気づいていたのですが、お金でしかものを見ることができなくなっているのは私でした。

 今考えているツアーは村の文化を守ろうということで、牛車

IMG_9046.JPG

に乗ったり、伝統料理を村の人と作ったりするコンテンツが含まれています。一つ一つのコンテンツが村の人にとっては当たり前でも、日本人にとっては魅力的に感じるものだということを村の人達が気づいてくれたらという思いです。

JSTでは、今までの村で行ったツアーの収益の一部は個人だけでなく村全体へ生かされるように投資されています。例えば、小中学校の建設費用や、道路のメンテナンス、いずれは保健所も作ろうという話も出ています。

私は、今はまだツアーを成立させることに目が行きがちですが、村の人々にとっても喜んでもらえるツアーにしたいです。


次回もお楽しみに。


1111(MoiMoiの日) 

こんにちは。インターンをしております関西学院大学の伊藤です。

 

本日は、愛知県より、一宮中央ロータリークラブの皆さんがお越し下さいました。

午前中は、バイヨン中学校や、コックルール小学校へ行き、来年に向けてどのような支援ができるかを検討し、尾西ロータリークラブからのノートなども生徒たちにお届けくださいました。

 

IMG_6961.JPG

午後からは、シェムリアップ州教員養成校を訪れ、日本での教育現場視察より帰られたばかりの校長先生のお話を聞く機会に同行することができました。ロータリーの皆さんはカンボジアの教育システムなどあらゆる点に興味を持たれていました。私もまだまだ知らないことが多く、常日頃より様々ことに探究心を持たなければと思いました。

 

校長先生のお話を聞きながら、カンボジアの教育現場は、ようやく環境を整えるために動き出したばかりだという印象を改めて受けました。

日本にいると、塾や大学の数などで都会と田舎では教育格差があるなんてことも聞かない訳ではないですが、カンボジアでのこの教育格差は日本とは比にならないほど歴然としています。

 

校長先生が、「都会と地方の間に教育格差がなく、先生のレベルに差も少ない」とおっしゃられていましたが、カンボジアいると確かに日本が素晴らしい環境なのだと感じざるを得ません。

学校、校舎がない地域はもちろん、学校が建ったからといって、その運営はさらに困難を極めます。先生や教材の不足は深刻な問題です。更に地方の学校へ向かうには時間もお金もかかりますが、先生方にそのための補助はでないようです。先生のお給料は一ヶ月$100で、Siem Reap市内で暮らすことさえ難しいです。

 

IMG_7025.JPG

また、カンボジアでは、毎年5000人ずつ新しい先生が必要で更に毎年2000人ずつ退職者が出てしまう状態だそうです。そのような中、この教員養成校の社会的需要はどんどん高まっています。早く沢山の先生が排出されることを願うばかりです。

IMG_6982.JPG

そんな校長先生のお話を伺ってから、ロータリーの皆さんより学生へノートと懐中電灯、筆記用具のプレゼントがありました。これがまた勉強のモチベーションになるといいですね。

柴田会長からの挨拶における「ロータリアンとして」という言葉が、それまでロータリーのメンバーの方々が「少しずつでも継続して何かできたら...」と口々におっしゃられていたことと繋がりました。

IMG_7053.JPG

私の学校も言葉は違えども、''Mastery For Service''「奉仕のための練達」を理念としていますが、本当に奉仕の精神を体現されている方々なのだなと思いました。

 

そんなロータリークラブの活動はこちらから、ご覧ください。

一宮中央ロータリークラブHPはこちら。



 

IMG_7042.JPG

次回もお楽しみに。

 


NGO・NPO ブログランキングへ


 

1030()

 

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

 

今朝は、9時よりバイヨン中学校にて、遺跡の修復に関する授業が行われるということで、参加させていただいてきました。普通の授業がまだままらないうちに現場にいる専門家によるが受けられるなんてさすがバイヨン中学校です。

IMG_1368.JPG

 

アンコールワットから15分程度の位置にある学校ですが、なんとアンコールワットに行ったことがない子どもたちも結構いるようです。今日学校に来ていた子どもたちの中でだけでも25人も居ました。

そもそも世界中からわざわざ人が見に来るほど遺跡がすぐそばにあるのに、近所の人はその遺跡に行ったことがないというのは、どうしてなのでしょう。近いとそれが貴重なものと思えないのは、私も地元に居た時は伊勢神宮の魅力に気づかなかったのと同じでしょうか。

 

とにかく地元の人が地元の文化に誇りを持ってもらいたいということで、これから月に一度くらいはJASAの修復現場の専門家の方々に交代で授業をして頂くことになりました。

 

授業はクメール語だったのですが、チアさんに訳して頂き一緒に勉強させて頂きました。(写真はチアさんと一緒に授業に参加された関西学院大学の先生方です。)

IMG_6303.JPG

一番驚いたのは、仮組み作業に1〜2年かかるというお話です。

そもそも遺跡の発見された時の状態も原型を留めず、崩れていることも少なくないようです。なので、本来の形になるように正しく石材を並べるには、何度も正しい組み方になってるか並べて確かめていくそうです。それに年単位で時間が掛かってしまうとはそれだけで修復作業が途方もなく大変な作業に感じます。

 

そして、もう一つ建設中の建物です。

足組の木が細くて危なかっしいです。結構、日本人には衝撃的な建築現場です。

IMG_6314.JPG

 

 

次回もお楽しみに。

 


ご要望に寄っては、一般のツアーのお客様も学校訪問できますので、ぜひお問い合わせください。


NGO・NPO ブログランキングへ


1278992_599127083478060_1369786987_o.jpgこんにちは。関西学院大学からのインターン生、伊藤です。

なかなか発展が進まなかったカンボジアがようやく変化していく
時期を迎えているようですが、そのリーダーの一人として我らがSopheakさんが取り上げられました。
お時間ある方はぜひぜひ御覧ください!


【放映日程】
10月29日(火)17:00〜(日本時間)
NHK BS1
番組名:Asia Insight 「カンボジア 若者たちの挑戦 〜''戦後世代''が担う国づくり〜」

【概要】
1970年代ポルポト政権により知識人の大量虐殺が行われたカンボジア。その傷は深く、国連の監視下の下で総選挙が行われた1993年以降も、政治、経済、文化ともに指導者が少なく停滞してきました。それから20年。今ようやくカンボジアで新たなリーダーたちが生まれようとしています。親たちの世代の辛苦を受け止め、カンボジア人としての誇りを持ち、国造りに取り組もうとする''戦後世代''の若者たちです。
番組では、政治、経済、文化、教育、歴史の5つの分野で頭角を現し始めた若者たちに密着。祖国の誇りを取り戻そうと懸命に生きる「戦後世代」の若きリーダーたちが、これからの国をどうつくろうとしているのかを見つめ、まさに今生まれようとしている新たなカンボ
1382202_602457959811639_29965043_n.jpg
ジア像を伝えます。
*********


私も非常に勉強になります。他のリーダーの方々にも注目ですね。

ちなみに、少しJSTの場面について情報を付け加えますと、
バイヨン寺院の中のナーガ(蛇)とシンハ(ライオン)彫像の修復プロジェクトの様子が御覧いただけると思います。
このプロジェクトは、JASAが行ってきた20年に渡る人材育成の集大成として、JSTが「カンボジア人からカンボジア人への技術伝達」を目指し、日本ユネスコ協会連盟の支援を受けて始められました。
熟練の技能員からアンコール・トム周辺の村から集められた作業員に日々技術の伝達がおこなわれています。


私の感覚では、アンコール遺跡群は想像以上に広大で遺跡が多く、また崩壊寸前です。今は、本当に色んな国からの支援で遺跡の修復が行われていて、アンコール遺跡群はとってもグローバルで最先端の集中治療室という感じがします。
自分の国のものを自分の国の力で直していけるというのは、日本では当たり前だった気がしますが、カンボジアでは技術的にも資金的にもまだ難しそうです。
そんな中いずれは、カンボジア人が自らの力で遺跡修復を進めていける日もくるのかなと思える活動です。

きっと、新たな視点でカンボジアが見えると思うのでご覧ください!




 10月22日(火)

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

 

今日は、平山郁夫美術館監修のツアーの30名程のお客様を村でお迎え致しました。

皆さんさすが美術に関心が強い方が多いようで、午前中のバイヨンのご案内だけもとてもエネルギーを使われていたようです。

 

IMG_1290.JPGのサムネール画像

今回のツアーでは午前の観光が終わって、クラウ村のやまなみフリースクールでお昼ご飯をとることになっていました。

私は小出さんと掃除をしたり、お弁当を並べての準備をしていました。椅子を幾つか教室から運んでみたのですが、人数の割に少しテーブルが狭かったようで、申し訳なかったです。

もう一つ、私達が準備していたものがあります。今回は美術に興味がある方々がいらっしゃるということで、先日のブログでも少し触れました「小さな美術館」が提供するクラウ村の子どもたちが描いた絵のカレンダーとハガキの販売をしました。

IMG_5806.JPG

皆さんとても興味を持って頂けて、「これは何歳の子の絵ですか」とか「いつ描かれたものですか」などと聞きながら、沢山買って頂けました。買って頂けたことも勿論ですが、ある方が「子どもたちがもっと絵を描けるようになるといいわね。」と言って下さったことがとても印象に残りました。収益の一部は寄付金として子どもたちの教育(絵の勉強)のために使わせて頂きます。

 

IMG_5847.jpgのサムネール画像 IMG_5867.JPGのサムネール画像

その後も皆さんは子供たちとバトミントンやサッカーをしたり、時間の関係で僅かとなってしまいましたが、お絵かきする様子もご覧になられて次のツアーに向かわれました。

 

なんとなく心の豊かな人達に多く出会えたなと思える一日でした。

次回もお楽しみに。

 


NGO・NPO ブログランキングへ



 

 1020日(日)

 

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

2013-10-20 15-14.jpg

 

今日は、JASAの代表中川先生とやまなみフリースクールの皆さんと竹おやつクローランと牛車でのツアーを試験的に実施させて頂きました。

 

朝からクローランづくりを始めます。先日もWat Slatromchey primary schoolの給食配給に来てくれたReiおばあちゃんがまた手伝いに来てくれて、皆に作り方を教えてくれました。クラウ村育ちのヨンさんがやはり一番上手です。ココナッツミルクと豆の入ったご飯を竹に詰めてバナナの皮で蓋をし、藁を詰めて焼きます。余ったご飯は、バナナの皮に巻いて蒸します。やまなみスクールの皆さんもすぐにやり方を覚えてお互いに教え合って大盛り上がりでした。

 

焼いている間に、今度は牛車に乗って村の中の遺跡を訪れました。

2013-10-20 14-05.jpg

ここはまだ観光地としては認知されていない場所ですが、アンコールトムと同じ時代に作られたものです。当時100箇所程あった病院のうちの一つだそうで、今でも村人たちの信仰は熱い場所です。家族が病気になるとここへ来て、お供えをして治してもらえるようにお祈りするそうです。「次はもっといいもの持ってきます。」なんてお願いすることもあるようです。

2013-10-20 14-49-01.jpg




お昼は、午前中にみんなで作ったクローランとMoiMoi restaurantのビュッフェです。クローランは本当に美味しくて、カンボジアンスタッフも買うより美味しいと絶賛していました。


「小さな美術スクール」を運営する笠原先生も絵を教えに来て下さり、子どもたちは普段はなかなか触れることのできないクレヨンで大はしゃぎです。めったに絵を描く事ができないにしては、彼らのセンスは侮れません。私は絵のセンスが欠けているので、特に彼らの配色センスなんかとてもうらやましく見学させてもらっています。

また、今回はやまなみグループの方々が事前に野原を描いた模造紙を持ってきてくださいました。そこに子どもたちが描いた動物を遊ばせ、一気に賑やかで盛りだくさんの野原に変わりました。

 

2013-10-20 16-07.jpg

先日、オアシスの皆さんが子どもたちに教えてくださった「さくら」の合唱や「かえるの歌」の輪唱、他にも今まで覚えたたくさんの歌を披露してくれました。練習と言っても、1回しか練習していなかった合唱、輪唱もよく覚えていて、この子たちの記憶力と音楽感性には感服です。私がまだ歌詞があやふやなことは内緒です。今度村に行く時には一緒に歌えるといいな。

 

次回もお楽しみに。


NGO・NPO ブログランキングへ


10月17日(木) 

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

1378310_669647873046659_1330517513_n.jpg

 

先日、スタッフのお母様がお亡くなりになってから100日目の法事に参加させて頂くことができました。

「日本の四十九日みたいなものだよ。」と聞いて参加させてもらったのですが、予想していたものとは程遠く、とっても賑やかでした。

1376388_669647943046652_564635325_n.jpg









どうやら結婚式と同じようなデザインの椅子や机が使われているらしく、結婚式を楽しみにしていた私は思いがけなくカンボジアの大きなパーティにでも招待してもらえた気分でした。

 

各テーブルには10人程の人が座れるようになっていて、すでに3種類程のカンボジアンヌードルと、牛、鶏、豚のお肉と葉っぱ(よく分からない)がどっかりと盛りつけられていました。2人分と言っても十分です。沢山食べてワイワイ騒いで賑やかに送り出すのが仕来たりだとか,,,


法事と聞いていたので、少し暗いものかなとイメージしていたのですが、ちゃっかり美味しいごはんをたっぷり頂けたし、楽しかったです。

 

IMG_6202.JPG

その際に頂いたのが、AKTIVというカンボジアン万能薬。

痒みや、筋肉痛や湿疹などとりあえずこれを塗るのだとか!

臭いは結構強烈で効きそうな感じがします。



次回もお楽しみに。



NGO・NPO ブログランキングへ


 10月15日(火)

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

 

少し時間が空いてしまいましたが、先週、シェムリアップ州とフレンドシップ協定を結んでいる愛知県のK町の代表団の公式訪問が行われました。

JSTでは、今後、カンボジアと日本の繋がりを深めるお手伝いができたらと考えているため、このような公式訪問のアレンジも行っているそうです。

2013-10-16 00-42-01.jpg


今回の公式訪問では、日本側が主催して、シェムリアップ州知事などお世話になっている

人を招いての食事会があり、そこで日本の伝統文化であるお茶を披露することになっていて、私もお手伝いさせて いただくことになりました。

ところが、当日は、なんと空港でストライキがあったらしく、州知事は急に空港に行かなければならなくなってしまいました。



ストライキといえば、日本では労働時間や残業代の問題が多いように思いますが、その点こちらでは皆時間通りに仕事を終わらせて帰っていきます。私はあまり要領が良くないので、なかなか仕事が進みません。予想していたよりも仕事ばかりしておりますが、それが辛くないのはやはり日本人の宿命なのかなと思いつつも、カンボジア人が羨ましくも思ったりしています。

1381295_668860686458711_151869436_n.jpg

 

州知事が戻っていらっしゃるまでにお湯が冷めないか心配していましたが、ホテルのスタッフさんたちがすぐに熱湯に入れ替えてくれました。おかげで、いい具合に泡も立ち無事にお茶を出すことができました。浴衣を着た給仕人も雰囲気を後押ししてか好評のうちに終えることができました。

 

加えてこの日のメニューは、ホテルになかった日本食を今日だけのために準備して頂きました。そのためメニュー表が持ち帰り頂けるなど、少し素敵なサービスに喜んで頂けました。

 

今回のイベントに向けて、チアさんや小出さんはホテルの下見は勿論、お料理のメニューのチェックから、お茶の道具の調達など様々な点に気を配られていていました。私はそれに同行させてもらっていたのですが、呑気にいつもとは少し違う雰囲気に浴衣を着れてお茶会というだけでとても楽しみでした。色んな方々の協力を経て、無事に成功してよかったなと思いイベントを終えました。


次回もお楽しみに。

2013-10-15 20-38.jpg

 

IMG_4339.JPG

関西学院大学の伊藤です。多少ブログの日にちが前後しますが、今回は11日に行われた給食の配給の様子をレポートしようと思います。


この日は、Wat Slatromchey primary schoolという、Angkor Krau村よりも更に奥地の小学校へ行ってきました。

Wat Slatromchey primary school

IMG_4386.JPG

行く道はずっと田園風景を眺めて行きます。その道中では色んなお家を見かけます。相変わらず牛さんたちはどこでも健在で、この日だけで100匹くらい牛を見たのではないでしょうか。

どこの小学校も教員不足のようで、ここでは子どもたちが交代交代に黒板の前に立って教科書を読む練習をしていました。皆勉強熱心です。


IMG_4395.JPG


教室には、ちょっと恐ろしい絵で衛生面での注意が示されています。日本にも手を洗いましょう、のポスターは見かけますがこのポスターはカンボジアならではですね。

 



IMG_4474.JPG

給食の配給は、主にKrau村の青年たちと地元の名物おばあちゃん2人が手伝ってくれます。

子どもたちは、ビニールシートを敷いた廊下に並んで座ります。もっとご飯に群がったりするのかなぁなんて思っていたのですが、皆緊張しているのか恥ずかしがり屋なのかお利口に座ってお粥が配られるのを待っていました。早く食べた人からどんどんお替わりが配られます。お肉が苦手な子もいて、隣の子に鶏を移し替えていました。一方、鶏のお手手をしゃぶり付いている子もいました。

IMG_4508.JPG


お腹がいっぱいになった子から、一人ひとり井戸にお皿を洗いに行きます。水道ではないので、青年の一人がずっと井戸をギコギコ組み上げてくれていました。


IMG_4538.JPG

おばあちゃんたちもとっても気さくで、ハグしてくれます。帰りは如何にも揺れの激しそうな荷車に乗って帰って行きました。




私が紹介できるのはほんの一部ですが、オアシスさんの今回の滞在期間は、新しくできたバイヨン中学校へサッカーコートや文房具の提供や、教員養成校での体育の授業、更に今回の給食の配給など広範囲に渡ってご尽力頂きました。活動の合間にも、次々とこれからの支援に関するお話が飛び出し、本当にここの子どもたちの教育環境のことを考えてくださって、資金面でも多大なサポートを頂いている、このような方々のおかげで私たちは活動できるのだなと実感する一週間でした。




 


NGO・NPO ブログランキングへ


【バイヨン中学校開校】

関西学院大学の伊藤です。

IMG_4611.JPG

先日、すでに小出さんより同内容でブログを更新して頂いたのですが、私の視点からもこの新しい学校の様子を報告させて頂こうと思います。

1012日(土)待ちに待ったバイヨン中学校が開校しました。でも、実は校舎はまだ全ては完成できず、教室は半分の3教室のみオープンしました。

 

まず、驚いたのは子どもたちはしっかり

IMG_4681.JPG

勢ぞろいして座っているのに、肝心の教員の方々がなかなかいらっしゃらないことです。私はもどかしくも何もできません。見かねたオアシスの皆さんはカナリアで日本の歌を演奏してくださったり、マジックショーで子どもたちを楽しませてくださいました。白い紙がお金に変わるマジックは大人気です。皆その機械を欲しがっていました。

 

IMG_4618.jpg

次に驚いたことは、中学生にもなるはずの子どもたちの成長の遅さです。日本人なら小学2.3年生と思われてもおかしくないのではないかと思う体つきです。13歳の男の子たちの体重を図らせてもらうと22kg, 32.5kg, 2

6.5kgでした。日本の中学1年生男子の平均体重は44.9kgなので3人の平均値と20kg近くも差があります。

 

そんな彼らの勉強意欲は高く、バイヨン中学校ができたことは村中の進学率を一気に高めたようです。今まで遠くにしか中学校がなくて通学を諦めていた子どもたちは約半分にものぼりました。実際、20km近く離れた街まで通っていた子供もいました。

 

IMG_4598.pngIMG_4605.JPG

さらに、オアシスの皆さんよりノートと鉛筆のプレゼントもありました。

私は今まで、色んな支援団体が途上国へ文房具をプレゼントしている活動を見て、「本当にこのプレゼントは必要なのだろうか。」と思っていた所がありました。そんな私にとっては、この光景を目の当たりにしたことはなんとなく「まだ、このような文房具でさえ彼らには貴重だったんだ」と気づくと同時に、「いや、この村より奥地の子どもたちはこのノート以前の問題なのだろう。これでも、この子どもたちはまだ改善された方なのだ。」と感じました。

 

まだまだカンボジアの教育環境は、色んな支援団体の支えがあっても問題は山積みのようです。勉強道具はもちろん、先生も揃わず、やっと校舎ができた状態と言えるバイヨン中学校で、毎日カリキュラム通り授業が行われる日はまだ遠そうです。

次回もお楽しみに。


 


NGO・NPO ブログランキングへ



 

1010

関西学院大学の伊藤です。

 

blog0603.jpg

今週は、愛知県より支援団体の一つオアシスさんがSiem Reapに滞在してくださって実に様々な支援活動を実施、見学しに来てくださっています。

 

今日はその一つの活動として、JSTオフィスやMoiMoi caféから程近い教員養成校にて「体育の授業を教えるための授業」をして下さいました。

blog0605.jpg

オアシスの皆さんは教職員だった方が多く、授業を見学させていただいたのですが、中学生の頃を思い出しました。内容は、集団行動の基本で整列や回れ右、ラジオ体操や竹を使った遊びなどを教えて下さいました。

気になったのは、女の子はもちろん男の子も足にあまり筋肉が付いていないことです。日本だと、固そうなふくらはぎをしている高校生は当たり前のようですが、ここでは皆細いすっきりした足をしています。どうやらタンパク質もあまり摂れていないからだそうです。blog0602.png

 

また、スキップのできない人の多さに驚きました。30人程の生徒の中でかろうじてできたかなと思う人は3人くらいでした。よくバイクに落ちそうになりながら乗っていたり、ターザンしている小さい子たちを見ていたのですが、身体の能力が高いのか低いのかよく分かりません。

でも、体育の授業がそもそもなかったので生まれてから運動をしたことがない子もいるとか...

 

blog0601.png

ありがちな言葉でしか表現できないのがもどかしいですが、本当に日本の当たり前の環境はこちらではほとんど叶わないのが現状だと感じます。

 そして、バイヨン中学校でも教員が不足しているので、教員養成校から優秀な先生方が早く卒業して欲しいと切に感じました。

 

次回もお楽しみに。


NGO・NPO ブログランキングへ


1010日(木)

関西学院大学インターン生の伊藤です。

 

今日は朝から、JST代表のCheaさんが神奈川県の私立高校の修学旅行にて、講演されるということで高校生に混ぜて頂いて私も講演を聞かせてもらいに行きました。

 

blog05-02.jpg

カンボジアの歴史や、ポルポト大虐殺について、ご自身の経験を交え講演して頂きました。

私はこちらに来る前に、カンボジアの歴史を勉強してきたのですが、実際に体験された方のお話はやはり特別なものでした。

Cheaさんは小学生の頃にポルポト時代を経験されたそうです。両親、兄弟と引き離され、都会の生活から一転し田舎に連れて行かれ、誰もが互いを監視し合わなければならなかった境遇は、私には想像が及びません。

普段の小さな悩みもここでは大したことないなと思わざるを得ない今日この頃です。

また、日本でも戦争経験者が少なくなる中、私はこちらに来てから1週間のうちに「I was a soldier」という方に2人お会いしました。まだまだ戦争の感覚が残っている国なのだと感じています。

blog05-01.jpg

 

【一緒に講演を傍聴されたオアシスの文子さんより、感想を頂きましたので、紹介させて頂きます。】

Cheaさんのお話を聞いて、断片的だったカンボジアの情報が政治的、歴史的な背景と結びつき、今のカンボジアの状況に繋がっていることを改めて学ぶことができました。特に東南アジアの国々の内戦の背景には、大国の権力抗争が常に存在していたことを再認識しました。

また、ポルポトのしたことは今まで絶対悪という理解でしたが、彼の初めの思いが弱者を救い平等な社会を作るという目的だったということは新たに得た視点でした。もちろん罪のない人たちを殺すことは許されることではありません。そして、権力争いで犠牲になるのはいつも弱者なのだとも感じました。

 

blog05-03.jpg

少年時代にポルポトから弾圧され重労働を強いられたCheaさんは、難民を経て今は国際的な遺跡修復プロジェクトに関わり、また、農村部の子どもたちの教育環境を整えるために頑張っておられます。その姿は、Cheaさんのお母様の遺言「なんとしてでも生き延びて、立派な人になりなさい。」を体現しておられます。

オアシスが関わっている学校建設の現場で働くクラウ村の人々や、コミュニティーセンターで学ぶ子どもたちと共に活動して、カンボジアを身近に感じられるようになりました。これからもCheaさんと一緒にカンボジアの子どもたちの学習環境を整える活動を頑張りたいです。

特定非営利法人オアシスHP:http://www.npo-oasis.com/index.html

 

次回は、そんなオアシスさんの活動を紹介したいと思います。お楽しみに!

ぜひ、コメントお待ちしております。



NGO・NPO ブログランキングへ

JSTにてインターンをさせて頂いております関西学院大学の伊藤です。


10月8日(火)朝起きて、窓を開けると、、、

blog0301.png

(玄関です。)

 

こちらは雨季が終わりに近づいているのですが、この時期が一番激しく雨が降るらしいです。

毎日どこかで浸水している所に出くわすので、もし、日本と同じ基準の洪水警報があれば、ずっと解除されないだろうなと思います。

そんな今日もSiem Reapの皆は、いつもどおり出勤します。

 

blog0304.png

恐らく、同じ写真を出しても、日本だったら「Siem Reapでは床上浸水被害が拡大しております。その被害総額はー」みたいなことがニュースになるのでしょう。私の感覚からしても、さすがに誰か流されているんじゃないかと思う規模での浸水だったのですが...

 

当事者の皆様は、年に一度の大洪水をむしろ楽しんでいます。

皆で網で魚を取ったり、泳いだり...

まだまだ日本人の私には、この赤く濁った水で泳いで大丈夫なのかと心配です。

(この写真はまだ綺麗ですね。) 



そして、新しく開校するBayon junior high schoolに訪問しました。校舎はほとんど完成です。

私はここでの仕事は、建築ブームで家を建てるために借金をしている家族の家計状況を把握するための調査です。

 

そこで一番の衝撃は、「5人家族で1ヶ月30ドルで生活している」家が存在している事実でした。

11.25ドル以下で生活しなければならない人たちを最貧困状態として、早急に解決しなければならない問題だとして、学校で教わってきた私にとっては、それを遥かに下回る水準での生活者を目の前にしていることが信じられませんでした。

 

更に、驚くべきことは、そんな彼らの生活は余裕さえないが、十分生活していける環境だということでした。私は信じられなかったので、どうやって生活するのかいくつも質問しました。どうやら、多くの食べ物は川で魚を獲り、森で薪を集めるなどして、自給自足をしているとのこと。でも、お米は月に50kgも買っているとか。

なんだかまだ信じられませんが、少なくともその家計状況を語る彼からは貧しさやその辛さは感じられませんでした。


なんだか自分がとてもネガティブに思えたと同時に、

早くここの人たちみたいなポジティブ思考になりたいなぁとも思いました。


また次回もお楽しみに!


人気ブログランキングへ

コメントもいただけると、嬉しいです。


blog2.pngこんにちは。

JSTにてインターンシップをしております関西学院大学の伊藤です。

103日から5日まで、カンボジアではPchum Benといういわゆるお盆の期間でした。


Office
Cambodian staffの皆さんは先月から、7つのお寺を回るという話をしていました。

どうして7つも回るのだろうと思っていたのですが、どうやら、ご先祖様にご飯を届けるための作法だそうです。

カンボジアでは日本のようにそれぞれの家族に決まったお寺がある訳ではなく、ご先祖様は7つのお寺を回り、遺族の作ってくれたご飯を探すそうです。遺族は、ご先祖様がご飯を見つけられるように、7つのお寺にご飯を届けに行くということでした。

 


そして、この3日間私は毎日朝の4時から近所のお寺からの爆音で起こされていました。覗きに行こうと試みましたが、外は真っ暗で怖気づいてしまいました。

どうしてこんな時間に...と思うのですが、亡くなったばかりの魂(プライ)は暗闇でしか活動できないそうです。更に、プライは土の付いたようなご飯しか食べられないので、カンボジアの人たちは、ロウソクを持ちながらお供えするご飯をお寺の回りに捨てるように回ります。

blog0308.jpgお盆用のご飯は、もち米と豆を混ぜたものなのですが、後処理はにわとりさんたちの役目だそうです。


また天国に行ったご先祖様のために、お寺の中にお供えするご飯と両方作るそうです。 ご飯の準備だけでも大変です。

またある家族の話では、「ご先祖様は地獄に落ちていないから、そんなにお寺を回らなくていい。」という考えも聞けました。

 

blog01.png

  期間中に、Angkor Wat Bayonへ訪れたのですが、ですが、さすが地元の人で溢れかえっていました。

 

お盆が終わると、ソピアさんはお家で作ったご先祖様用のお菓子を持ってきてくれました。餅米をココナッツで煮てバナナの葉っぱで巻いたものだそうで、

こちらでは、ココナッツがいろんな場所に潜んでいます。ご飯とココナッツ...?と思うかもしれませんが、美味しかったです。

blog0303.png

コメント頂けると嬉しいです。
ぜひ、また見に来てください。


人気ブログランキングへ
インターンシップ2日目です。

今日は、ベテランtour attendantのまいさんのツアーの様子を記録することになりました。
まだ、自分自身もアンコールワット遺跡群を見たこともなかったので、
朝から Information center とバイヨンでの観光ツアーに同行させて頂きました。

Information centerはJASAのオフィスにあります。
Siem Reapの建物は、観光地のためかおしゃれでリゾート風のものが多いです。
Information centerのデザインも素敵です。
blog02-01.JPG
attendant はタウリさんの本当に流暢で、日本語でも難しい内容を
時に自分の経験も交えながら話してくれたので、
とても分かりやすく楽しくアンコール遺跡郡の歴史を学ぶことができました。

まだまだ私もアンコールワット遺跡群のことが分からないので、
勉強をしながら、まいさんのtour guide movieを作ろうと思います。
また、教えていただいた内容も少しずつ発信していきたいと思いますので、
お楽しみに。






 

JSTでインターンすることになりました伊藤です。

これから半年間、アンコール・クラウ村の魅力や、これから考えていくツアーに関する情報を発信していきたいと思います。


一日目ということで、今日はクラウ村を案内して頂きました。

クラウ村の第一印象は、現代には貴重な「ありのまま」の姿が生きているように感じました。

昨年、村までの道路がやっとできたそうです。クラウ村では、道路以外の部分は、全て手作りで作られているようです。

 

そんなクラウ村での最近の大きな変化は、10に中学校が開校することです。

さっそく中学校の建築現場に連れって頂きました。

道路の脇には、にわとりや牛や犬が沢山放し飼いにされています。

ガリガリの牛と水牛に一時道路を塞がれました。

 

blog01-ito.jpg

校舎の周りも牛が寝そべっていて、糞が転がる喉かな風景が広がっています。

工事現場には、女性も多く、皆ヘルメットも付けずに私服で作業していることに驚きました。小さな女の子が裸足で側を歩き回っています。

 blog02-ito.jpg

 

村は高床式の家が多く、想像していたよりしっかりしている建物が多いです。

ただ、選挙前の勢力争いに寄る規制緩和の影響で建設ブームが訪れ、

返せる見込みのないローンを組んで しまった方々の問題は見過ごせないようです。

今後はこの問題に関する調査も行っていく予定です。


まだ右も左も分からないのですが、早くここでの環境に慣れて、自分で動けるようになりたいと思います。

随時ブログは更新しますので、お楽しみに。