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バイヨン中学校で文化祭が!!?(当日編②)

スースダイ!

こんにちは、インターン生の杉本です。

 


今回は、バイヨン中学校文化祭 当日編②ということで

カンボジアの伝統的な文化が詰まったブースを紹介していきます!

 

 

突然ですが皆さん、文化祭といったら何を想像しますか?

私は、食べることが好きなので模擬店を一番に想像します()

当日編①で紹介があったように、文化祭の会場には沢山の模擬店がありました!

 

しかし、バイヨン中学校の文化祭はそれだけではありませんでした。

な、なんとお坊さんや、周辺の4つの村のブースもありました!

 

ということで、今回はカンボジアの伝統や文化、民芸を紹介した、村人からのブースをご案内します。

 

 

【地元寺院の僧侶】

 

・出家の儀式

今回は特別に、バイヨン中学校の文化祭の会場で、実際の出家の儀式が行われました。

なんとこの日のために宗教省に必要書類を提出し、許可をもらったとのことです。

普段見ることができない儀式に皆さん興味津々でした!


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【チャッチェイ】

法要や儀式の際に、カンボジアではバナナの茎でチャッチェイと呼ばれる祭壇や飾りを作っています。

今回は、その職人の方が、バナナの茎に模様を彫る実演をしてくださいました。

彫る模様は、儀式によって様々なヴァリエーションがあり、それぞれに意味や願いが込められているそうです。

現在は、この技術を持っている人が少なくなってきているとのこと。このような伝統技術が消えて無くならないよう、カンボジアの若い人々にぜひ興味を持ってもらいたいと思いました。

バイヨン中学校の美術の時間などで、このチャッチェイを生徒たちが作ってみるのもいいですね。

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お次は、バイヨン中学校の周辺の村ごとに出展されたブースを紹介します!


 【アンコールクラウ村】

クロラン(竹筒おこわ)、ちまきなど、儀式の際につくられる料理についての紹介を行っていました。

出来たものをそのまま展示してあるだけでなく、その場でもち米や豚肉などの材料を入れて作るなど、包み方の実演を見れたのが、とても新鮮で印象的でした。

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ちまきは蒸してつくるのかと思っていましたが、お湯の中に入れてゆでるそうです。お湯に中に入れた時、葉の隙間からお湯が入って来ないように包むのがポイントです!技術が試されますね〜!

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手作り籠を編む実演も行っていました。ぐいぐい編み上げていきます。器用ですね~!


【コックベイン村】

身近にある自然素材でゴザを編む実演や、脱穀の様子などを披露していました。

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この写真は、ゴザを編む実演の様子です。器用に編んでますね〜

ゴザの素材は、プアウという木の茎の外側を加工して使っています。

天然の素材で編んだゴザは、触り心地や風通しがよく、雨季の季節にはぴったりです!しかし、現在は、プラスチック製のゴザを買うのが主流で、このようにゴザを編める人は村の中でもわずかになり、天然素材のゴザを使う人も少なっています。



【コックタナオ村】

魚獲り用のびく、仕掛けの展示を中心に、普通より凝った形のちまきの展示や、伝統的な骨接ぎ整形医療についての展示を行っていました。

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この魚を獲る仕掛けは竹で作られており、実際に仕掛けを作るところ、魚を獲る方法を披露してくださいました。


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こちらの写真は、普通より凝った形のちまきです。
先ほどのアンコールクラウ村とは、少し違いますね。
牛の首に付ける鈴、カンボジアの花プカーチャン、そして少女の胸などの形をヤシの葉で編んでいます。


そして...

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中には、もち米と黒豆とココナッツの果肉とミルクが入っています。
作り方は先ほどと同じくお湯の中で茹でます。



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この写真は、伝統的な骨つぎ整形医療の様子です。
骨が折れた時に、まず瓶に入っている薬を塗ります。瓶の中には、ココナッツオイル、ゴマオイル、ニシキヘビのオイル、はちみつなどが入っています。
薬を塗った後は、青い袋の中に入っている樹皮と薬草を混ぜてった粘土のようなもので折れた部分を固定をします。
そして最後に竹で作られた巻き簾で患部を覆うのです。
瓶に入っている薬を塗ることによって早く治るとのことでした!




【プラサート・チャッ村】

産婆制度がカンボジアで禁止させるまで実際に産婆をしていた村の女性が、産後の儀式を実演してくださいました。

儀式に添えられるお供え物の数々には、生まれたばかりの赤ちゃんに対して、幸せ、繁栄、歓迎などの意味が込められているとのことです。


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こちらの写真は、安産だったことへの感謝の気持ちを表し、産婆さんに捧げる料理です。






現在、カンボジアでは、発展に伴い様々なものが便利になっています。

悲しいことに、このような素晴らしい伝統文化が各村々で存在していても、村の子供たちに受け継がれることはほとんどありません。

カンボジア農村部でも、便利な機械を導入したり、つるつるピカピカで一見綺麗に見えるプラスチック製品を買ったりしているからです。


そんな時代だからこそ、生徒たちにカンボジアの伝統文化に目を向けてほしい、大切に思って欲しいという校長先生の思いが、この文化祭には込められていました。

 


そのような校長先生の気持ちは、きっと生徒たちに伝わったことでしょう。

 


以上

インターン生 杉本でした。



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