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【2018年春オアシス活動記録】


スースダイ!
こんにちは、インターン生の木村です!


今回は、先日(2018年5月21日~28日)いらっしゃった
JSTの支援団体の一つである"NPO法人オアシス"さんとご一緒させていただいた活動内容について書かせていただきます。

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ぜひ最後までお楽しみください!




▽オアシスさんとの活動記


今回シェムリアップに来てくださったのは、足立理事長をはじめとする7名の先生方。
オアシスさんがカンボジアで活動を始めて今年で11年目になるそうです。
常に子供たちのことを考え、行動してくださる姿から、
今回もわたしたちインターン生はたくさんのことを学ばせていただきました。
一週間にわたる密度の濃い活動でしたが、その中で、特に印象に残ったことをダイジェストでお伝えします!


▼パソコン贈呈式

今回のオアシスの皆さんの活動は、連日バイヨン中学校へ行き、体育・理科・音楽などの教科を指導してくださることでしたが、初日はまず、バイヨン中学校でパソコンの贈呈式が行われました。

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このパソコンは、(株)NIDEK様から寄贈された中古パソコン20台です。

先月、JST代表のチア・ノルが日本に出張した際に、
会社に訪問させていただき、直々にいただいたもので、
(株)NIDEK様のHPにもニュースとして取り上げられていますので、ぜひご覧ください!
http://www.nidek.co.jp/news-event/news/entry-3292.html


日本ではパソコンに触れられることが当たり前に感じられるようになってきましたが、
カンボジアでは、特に田舎の子どもたちにとってはそうはいきません。
学校にパソコンがあること自体、とても珍しいことだそうです。

このパソコンたちでしっかり勉強して、未来のカンボジアを支える子供たちが一人でもバイヨン中学校から羽ばたきますように!



▼小さな美術スクール
 
また、足立先生と清水先生に同行させていただき、
「小さな美術スクール」を訪問しました。

こちらは、元美術教師の笠原先生が無償で開いている美術教室で、
子供たちが多く通っています。

カンボジアには、美術や音楽などの副教科がありません。
絵の描き方さえわからなかったこどもたちも、今では活き活きと、
本当に書きたいものを存分に描いているようです。


この日は、水を使って絵の具をのばして描く技法を勉強していました。

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ここに通う子供たちは、孤児院で生活している子が多く、
通い始めのころは先生をにらみつけた子もいたそうです。

しかし、絵を通して心を通わせ、
「今では本当にいい表情をして絵を描くようになった」と笠原先生。


オアシスさんは、ここで子供たちが描いた絵を買い取り、
日本の学校や会場で巡回展示を行っているそうで、
今日はその絵を選定しに来ました。


ちなみに、展示会などを訪れた人の中で、気に入った人には絵を譲っており、
その収益の一部を絵を描いた子供たちに還元。

購入いただいた方には絵を描いた子の顔写真やメッセージが渡され、
逆に購入いただいた方のメッセージが絵を描いた子供たちに渡されるため、
絵を介して、カンボジアの子供たちとつながれると好評だとか!


たくさんの絵を見せていただき、子供たちが見る世界をのぞき見できた気がしました!



▼音楽

バイヨン中学校1年生を対象に、清水先生による音楽の授業も行われました。

カンボジアでは音楽の授業が義務化されていないため、
バイヨン中学校でも音楽の授業はありません。
(私たちインターン生が週1回、1時間だけ教えているだけです)

ですので、リズムや音の感覚に触れるのはこの日が初めて!という生徒ばかり。

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清水先生がやって見せた手拍子を、夢中でマネする生徒たちの様子です。

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変則的なリズムになると苦労していたようですが、みんなでそろうと気持ちいいね!


言葉を多く用いず、体を使ってリズムのことを生徒たちに教えるのは本当にさすがだなと思いました。
苦戦しながらも、楽しそうな生徒たちの表情が見られました。


その後、ピアニカを使って『聖者の行進』を演奏することになりました。
とはいえ、もちろんピアニカを触るのは初めての生徒たちばかり。

これをマスターして、新学期の行進の時には『聖者の行進』を奏でながら、行進出来たらいいですねと、清水先生。

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初めて触る楽器に興味津々。
生徒たちはみんな、早く音を出したいとうずうずしていました。

楽譜の黒い音符を、黒鍵を弾くものだと考えて、黒鍵のみで演奏する子もいました。



S_8082754168709.jpgのサムネール画像

よく見るとピアニカを弾く指が、右手、左手、親指とみんなそれぞれでしたが、
清水先生はあえてそこは何も言わず、

「一生に一度の経験だから、とりあえずどの指ででも吹いてみて、
それから楽しんでもらうことが一番!!」

とおっしゃっていました。


バイヨン中学校で週に一度音楽を教えている私ですが、
今回の清水先生の音楽の授業でたくさんのことを学ばせていただきました。

今回学んだことを今後の授業に生かして、生徒たちに楽しんでもらいながら、
私自身も楽しめる。そんな授業を作っていけたらいいなあと思います。



▼理科

理科の授業担当は杉浦先生。
1年生を対象に行われました。

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この授業では、中学校の裏にある売店ででたプラスティックごみを集め、
一日にたくさんのプラスティックゴミが出ているということを生徒たちに意識してもらいました。


プラスティックはどんなものに使われていると思う?


何キロのゴミが出たと思う?

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一日で出たプラスティックゴミの重さはなんと5キロ!
こんなにゴミが出ていることに生徒たちはびっくり。


ゴミが多いとどんな悪いことがあるのかなあ?

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そんな風に生徒たちに質問を投げかけながら、授業は進行します。


プラスティックゴミがもたらす問題には、生徒たちに身近なトンレサップ湖で捕れる魚にマイクロプラスティックとして蓄積されて、悪影響があると知ると、生徒たちはまたまたびっくり。

生徒たちの身近なところに関して質問をすることで、
深刻なごみ問題を意識させる授業内容となりました。




▼体育

体育の授業の担当は金田先生と神崎先生。

日本人にとっては当たり前の馬跳びや手押し車などを行いました。

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はじめての経験にみんなキャーキャー。
わたしたちもひやひやしながら見ていました。

出来たときのみんなの表情や、競争と聞くと必死になる姿がほほえましかったです。



リレーや徒競走、サッカーの授業となると、生徒たちはお手の物です。
思う存分走り回って、足の速さを見せつけてくれました。

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位置について、よーい、、、

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ドン!

制服姿だろうがお構いなく全力で走ります。


体を動かすことは言葉を必要としない。
そのため、多くは語らずやってみて示す、そんな姿がとても印象的で、
私達も勉強になりました。




▼お見送り

そんなこんなであっという間に過ぎてしまった1週間。
とうとうお見送りの日です。
空港につくと、バイヨン中学校の先生方が待ち構えていました。


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先生方は、一年生がプルトップで作ったブレスレットをプレゼントしてくれました。

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オアシスの皆さんも感動!

とっても素敵なお見送りでした。





今回ご一緒できた時間は短かったですが、
足立理事長はじめ、皆さんから本当にたくさんのことを学ばせていただきました。

皆さんから学んだことを今後の活動にしっかり生かして、
わたしたちインターン生も、バイヨン中学校の生徒や先生方に慕われるような
オアシスの皆さんのような存在になりたいと思いました。



本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。



以上、インターン生木村でした。





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