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スースダイ!インターンの中岡です。

先日土曜日は五ヶ月間続けてきていたバイヨン中学校日本語授業の最後の授業でした。
今日はその様子と、今まで生徒たちと学ぶ中で感じたことを書こうと思います。

まず、最後の授業も元気な挨拶から始まります。
毎回、起立・礼の掛け声は最年長の高校生セイハーがしてくれています。
2018.3.3.1.JPG今回の授業は「夢の発表会」です。
実は前回の授業から自分の夢についての文章を作り、それを読む練習をして来ました。
そして今回の授業のタイミングで明治大学のスタディーツアー、支援者の方々がバイヨン中学校を訪問するということで、その場で生徒に夢を発表してもらうことになりました。
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生徒たちはみんなそういった場で発表することは授業前まで知らず、、
今日は発表がありますよ。といったら今までにも増して読む練習を始めました。
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小出さんやタウリーさんにも手伝ってもらいながら、読む練習を進めていきます。

廊下で出番を待つ間、みんなドキドキしながらもお互いに"SuSu!"(カンボジア語で「頑張れ!」)と言い合っていました。
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ついに本番です。
順番は身長順、セイハーからです。
セイハーの夢は日本語教師、貧しい子供に日本語を教えて仕事に就けるようにしたいそうです。
ベェンの夢はクメール語と日本語の教師、理由は貧しい子供たちに勉強を教えたいからだそうです。
この二人は高校生なのに、授業が始まった当初から毎回授業に来てくれていました。
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次は中学生組です。
真ん中のネットの夢は医者です。病気で困っている人とたちを助けたいそうです。
なんだかこの辺りから彼らの姿を見ていると、ウルウル来てしまいそうでした、、笑
次はのんちゃん。
英語もできて日本語の授業にも毎回来ていました。
夢は会計士です。理由はカンボジアの経済をよくして家族と幸せに暮らしたいからだそう。

最後はみんなのアイドルのいちゃんです。(のんちゃんの妹)
のいちゃんはまだ小学四年生の9歳。夢は医者です。理由は病気の人を救いたいから。
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みんなのキラキラした目で夢を発表する姿はすごくかっこよかった!!

普段の勉強もあるのに毎回日本語授業に来てくれたこの子たちに拍手を送りたいです。


授業を進める中で、教育学を学んでいない自分に何ができるんだろう。と悩むこともありました。
ただ、毎回授業に行くと子供たちが自分の授業のために学校に来ていることを実感します。そうしたことを感じると自分だけの理由で立ち止まっていてはいられない、という気持ちになりました。
インターネットで授業方法を調べ、過去のインターン生の内容を遡り、どうすればみんなが楽しめて且つ日本語を学べるかということをとことん追求した5ヶ月間でした。

発表のあと、みんなにこんなプレゼントを送りました。
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5ヶ月間で撮りためた写真とメッセージです。

すると、逆に子供達からもプレゼントが。
手紙や折り紙、庭になっていたマンゴーをもらいました。(カンボジアらしい笑)

5ヶ月間悩みながらも楽しみだった土曜日の授業。
続けて来てよかったと思えた瞬間でした。
日本語を教えてはいましたが、逆に彼らから得るものがたくさんありました。
絆や笑顔、人への思いやり、顔を見えれば「タロー!タロー!」と呼んでくれる子供・先生達、など挙げればきりがありません。

人生で初めての海外長期間滞在でしたが、このカンボジアでの生活、バイヨン中学校との関わりは何事にも代え難いものです。

いつか必ず帰ってきたい。そう思える場所がまたひとつ増えました。
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カンボジア生活情報誌NyoNyum91号(2017年10月/11月号)に掲載された小出陽子のエッセイです。
昨年8月に行われた、バイヨン中学校第二期生卒業式の様子を中心に書きました。
日本とは全く違う卒業式の様子、ぜひご覧ください!

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バイヨン中学校の卒業式の様子です。普段は全員制服なのですが、この日に限ってなぜか、皆、私服でした。カンボジアと日本では制服と私服のとらえ方が違うのでしょうか、もしくは卒業式自体の概念が違うのでしょうか・・・、気になるところです。

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在校生代表として、中学1年生のノンちゃんがスピーチしました。日本のように、卒業生に贈るお祝いの言葉はほとんどなく、自分がいかにして勉強ができるようになったか(実際、ノンちゃんは学年トップの成績で、何事にも「超」が付くほど積極的です)を話していたことがとても印象的でした。

スピーチの内容にも驚かされましたが、こんな風に自分の能力をアピールしていると、日本ではすぐにいじめの対象にされるのではと、そちらの方も心配してしまいました(私自身が、もう20年近く日本から離れているので、入ってくる日本の情報自体がかなり濃縮されたものになっているのかもしれませんが・・・)。

ただし、物心ついたときから小乗仏教の教えを規範としているカンボジアの農村部では、いじめそのものがありません。だから、何でもできるノンちゃんは、誰からも尊敬され、一目置かれる存在となっています。

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式典には出席せず、昼食の準備をする生徒たち。沢山のお料理をつくっていました。

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式典後に、生徒たちが作った料理を食べに来られた隣の中学校の先生、バイヨン中学校学区の小学校の先生、5つの村の村長さんたちです。

私自身、初めて参加したカンボジアの卒業式ですが、日本との考え方の違いからか、多くのなぞが残った式典でした。

スースダイ!インターンの中岡です。

今回は先日JSTのスタディーツアーに参加された明治大学様の活動について書きたいと思います!

JSTではお客様に応じてスタディーツアーをアレンジし、提供させていただいています。

今回の明治大学様のスタディーツアーではバイヨンインフォメーションセンター・遺跡修復現場案内、MoiMoi農園昼食、バイヨン中学校交流をコンテンツとしてアレンジさせていただきました。

初日は、朝からJASAオフィスにあるバイヨンインフォメーションセンターでアンコール王朝の歴史や遺跡修復の様子を見学いただきました。
その後バイヨン寺院に移動し、JASA現地駐在員の石塚からカンボジアの歴史やバイヨン寺院の文化的価値、遺跡修復における方法や重要な点をご説明させていただき、遺跡という文化遺産を通じてカンボジアの現状や過去の歴史について触れていただきました。
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さらにJASA/JSTツアーの一環として遺跡修復の体験というコンテンツも組み込み、実際に学生さんたちに遺跡修復の一部の作業を体験していただきました。
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苔を落とす作業
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石の隙間に薬剤を注入する作業

その後、MoiMoi農園でカンボジアの田園風景とともにカンボジア風お弁当を食べ、午後はバイヨン中学校へ。

バイヨン中学校ではJST代表チアのプレゼンテーションを聞いていただきました。
このプレゼンテーションではチアのポルポト時代を生き抜いた経験から当時の時代背景、ポルポトが出てきるまでに至った経緯なども詳しくお話しさせていただきました。
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また難民として日本に渡った苦労やその後遺跡修復チームで働き始める過程、そしてJSTという現地NGOの活動も詳しくご紹介させていただきました。

また、このプレゼンテーションの後にJSTが長年行って来た日本語教育の一環として、バイヨン中学校の生徒たちから日本語で夢の発表を行ってもらいました。
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二日目のコンテンツは明治大学様からはバイヨン中学校の生徒へ折り紙と卓球の体験を提供していただき、バイヨン中学校からはココナッツダンス・ピアニカ・カンボジアの壺割りゲームを行いました。

バイヨン中学校の生徒たちが普段から練習しているココナッツダンスはカンボジアでしか見られない踊りです。
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またピアニカもJSTの音楽教育でインターン生が教えた日本でも馴染みの深い歌や音楽を披露してくれます。
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カンボジアの壺割りゲームは毎回行っている恒例のゲーム。カンボジアではお正月にするそうです。スイカ割りのスイカを吊るした壺に変えて行うこのゲームはスタディーツアーの中でも一番の盛り上がりを見せるほど中学生と一緒に盛り上がれます!
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明治大学様からは卓球の指導と折り紙を教えていただきました。
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バイヨン中学校の生徒たちは卓球は初めてです。
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明治大学の学生さんたちと中学生がラリーをしています。
中には本当に初めてしたの?と疑いたくなるほどうまい子もいました!
折り紙組では、鶴や手裏剣など普段自分たちでは折れないようなものを教えていただきました。

この日の昼食はJSTでしか体験できないカンボジアの料理体験です。
JSTが用意した新鮮で清潔な野菜やお肉とともに、バイヨン中学校の先生や生徒と料理体験ができます!
もちろん水もJSTが用意したものです。安心してご利用いただけます!
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この日のメニューは空心菜炒めとカンボジア風カレースープです。
カンボジアでは鳥の足までスープに入れるのですが、学生さんたちはそれに驚いていました。
こうした異文化体験も普段できないものですね♩
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JSTではこのようなスタディーツアーの受け入れを行っています。
各団体様に合わせたコンテンツを組み合わせたものを提供しています。
例えば、
トンレサップ湖ツアー、アンコールクラウ村への村泊、バイヨン中学校学泊、カンボジア発酵食品体験、料理体験、バイヨン中学校生徒との交流、村の子供達と交流など、、、、

ぜひ、JSTツアーに参加してカンボジアの農村でしか体験できないような体験をしてみませんか?
お問い合わせはJSTまで(info@jst-cambodia.net)