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前回に引き続き、立教大学観光学部舛谷ゼミの学生さんたちが書かれた体験記③をご紹介します!今回は、バイヨン中学校での"学泊"中に食べた「ごはん」がテーマとなっております。お腹がすくような写真もちらほら...カンボジア料理を堪能している学生さんたちの様子をご覧ください。クロランの実態も明らかになりますよ♪ 




アンコール クラウ村 バイヨン中学校での「学泊」(2泊)

 バイヨン中学にて2泊3日、民泊ならぬ「学泊」を初めて体験した。

                                                           

食事

 食事は、JSTのスタッフや、学校の先生や生徒によってふるまわれた。パクチーを使った料理は日本のパクチー料理に比べてパクチー味は強くなく、食べやすかった。ミルクフルーツ、マンゴー、ジャックフルーツなど、日本では見られない様々な果物を食べた。どれも甘くて、日本でも食べたいと思うほど美味しかった。カンボジアの料理、竹筒おこわ(クロラン)作りを体験した。全体的に、カンボジアでの食事は日本食に似ていて食べやすいものが多かった。


 学生たちが授業前に学校で朝ご飯を食べていた。

 ジュースやパン、ご飯が並ぶ小さな市場が学校の奥にあった。芋の天ぷらのようなものを食べたが、甘くて美味しかった。ちなみにカンボジアでは米ドルとリエル(通貨)が使えるが、この市場でも2つの通貨で購入できた。


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日本ではあまり知られていないミルクフルーツを初めて食べました。ミルクフルーツと言われているだけあり、ジューシーでまろやかでした。赤いミルクフルーツの方が美味しくて人気でした。

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クロランづくりの様子


 穴のあいていない丈夫な竹を使用する。


 

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材料はもち米、ココナツミルク、黒豆の3つだけ。(砂糖と塩で味の調整はします)

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竹にご飯を入れて、バナナの葉を敷いた上に草を詰める。

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火にかける。

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数時間冷まして完成。竹筒を割いて中のおこわを取り出す。味は甘い御赤飯のような味で、非常に食べやすい。

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最後はお皿洗いの様子。この時期水は貴重なので3段階に分けて桶を用意し食器を洗った。いかに日本で水を無駄にしながら生活しているのかを感じることができた気がする。

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宿泊


 6人ほどが入る蚊帳の中に寝袋を敷いて寝た。シャワーは、教師用のシャワールームや井戸水で済ませた。電気が通っていないため、懐中電灯が用意されていた。夜になると電灯がないと真っ暗。こちらもまたクーラーはないが眠れた。図書館を学泊のスペースとして使わせていただいたので、周りに本や教科書が並んでいた。

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クロラン=「竹筒おこわ」...日本語にするだけではその実態がイマイチ掴めませんが、学生さんたちがバイヨン中学校で作っている様子を見ると、材料は少なくシンプル。だからこそ素材の味が生かされた素朴なごはんがおいしそうですね。お皿洗いやクーラーのない部屋など、日本にいたら当たり前と思っていたことが当たり前ではないのだと気づいた時、それがとれだけ貴重なものであるのかということを知り、ここでの体験が日本に戻った時の生活にも影響するのではないでしょうか。


 

次回は、バイヨン中学校の生徒との交流模様を詳しく紹介します。お楽しみに!


 











今回は前回にひきつづき"学泊"体験記②をお送りします。前回のブログでは、バイヨン中学校での宿泊の様子をご紹介しましたが、今回はアンコールクラウ村の民家にホームステイをされた時の様子をお送りします。学生さんたちの楽しそうな夜ご飯の様子もうかがえます!写真とともに村での生活を想像しながらお楽しみください!



佐藤文香, 東野桃子,菅原まどか,式茜里

 

私たちは、立教大学観光学部交流文化学科の舛谷ゼミに所属している。

 舛谷ゼミでは、エコクリティシズムについて研究をしており、人の手があまり加えられていない地域を研究対象としている。

 そこで、春季休みの海外プロジェクトとして2月27日から3月5日までの約1週間、カンボジアを訪れた。

 

 このプロジェクトの最大の目的は、アンコールクラウにおける観光まちづくり(Community Based Tourism)の可能性を検証することだ。CBTの成功例は少なく、村にとって重要な大金が動くため、村人の生活や関係性に影響を与えやすく、観光業と人々の生活のバランスを維持することが難しいのだ。

 


アンコールクラウ村でのホームステイ

 

滞在時間が短かったため、じっくり家の中を見ることはできなかったが、屋外キッチンや水浴び場があったり、仏像があったりして、生活感があった。屋内に蚊帳を立てて、その中で毛布を掛けて寝た。当然エアコンはないのだが、夜は涼しく、寝付けた。

 レモングラスと一緒に、カンボジアの伝統料理であるプラホック(魚を使った味噌)や野菜炒め、フルーツを夕飯に食べた。

 バイヨン中学校のリリー先生が一緒に夕食の準備を手伝ってくれた。私たちも少し料理に参加することができた。


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201705292.JPG201705293.JPG 今回ホームステイさせていただいた家の様子。広々としていて、女子10人で泊まらせていただいた。

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 前日は到着したのが遅かったため、朝食後村の様子を見学した。朝食は魚、卵焼き、おかゆでした。おかゆは優しい味で、特にクセもなかった。

201705296.JPG 村人に向けた売店があった。調味料や駄菓子も売られていた。店主がどこにいるのかは分からなかった。201705297.JPG

  牛が自然に道を歩いていて、車に乗りながら牛の横断を待つ瞬間が何度もあった。

 また写真には映っていないが、この先にあった橋や道がJSTのスタッフや地元の方達の協力で架けられたそうだ。201705298.JPG



 おかゆと一緒に食べる干し魚、シンプルだけれど味がしっかり付いていて、私も大好きな一品です。朝食というのは、その土地の文化を色濃く表すものだと思います。ただごはんを「食べる」だけではなく、現地の人の生活を見て一緒にごはんを「作る」という行為が加わることで、それが貴重な体験となり、その土地での忘れられない味として記憶に残りつづけるのではないでしょうか。

 次回は学生さんたちがバイヨン中学校で体験された「クロラン」づくりについてご紹介いたします!クロランとは何か....?次回をお楽しみに!

 


「なぜ、湖の魚たちは少なくなっているのでしょう。」

バイヨン中学校にて水環境授業を
行ってくださっていたシェムリアップ淡水魚研究所の佐藤さんは
トンレサップ湖見学前の生徒たちにこう質問を投げかけました。

生徒たちからは「ごみのせい?」「捕りすぎてしまったから?」
といった回答が。答えはどれも正解。
さすが!これまで水環境や魚について勉強してきた生徒たち!

(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが三井物産環境基金を受託し、
アンコール地域の水環境を若い世代で守っていくために行ってきたプロジェクトも3年目。

バイヨン中学校の生徒たちには
魚に関する知識が着実に身についているのだと感じる出来事でした。

それでは、ここからバイヨン中学校の生徒たちの
トンレサップ湖での課外活動の様子についてご紹介していきます。

今回集まった生徒たちは、引率の教師を入れて61名。
集まったのは各学年のリーダー的存在の生徒たち。

船に乗る前に、佐藤さんからお話が...

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バイヨン中学校のあるアンコールクラウ村の水は
トレンサップ湖につながっていて...
アンコールクラウ村の水を汚してしまうことは
トンレサップ湖を汚してしまうことになる。

だからこそ水をきれいに保ちましょう!ということを学びました。
勉強の後はいよいよ、船に乗って湖上へ!

201705252船の上でも何やらメモをしたり、
外をのぞき込んだり生徒たちの真剣な様子が見られました。

201705253201705254船でたどり着いた場所にはなんとワニの姿が!
201705255それだけでなくトレンサップ湖を見渡せるスペースもありました!
201705256そこでもやっぱりメモを取る生徒の姿が...
201705257バイヨン中学校の生徒たちは勉強が本当好きなのだと感じました。

トレンサップ湖を見学した後は、周辺をみんなでごみ拾い。
20170525810個近くのごみ袋がパンパンになるまで拾いました。
201705259その後は、近くの学校を訪問し、
水環境絵本を届けに行きました。
2017052510
この水環境絵本図鑑は三井物産環境基金の助成を受け、
佐藤さんや(一財)国際開発センター(IDCJ)、JSTスタッフが
作成に関わっています。

絵本図鑑を手にした
学校の生徒たちも水環境や魚のことに詳しくなってもらい、
カンボジアの子どもたちみんなで水環境を守っていってほしいものです。

豊田


このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、
(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。
前回のブログは読んでいただけたでしょうか?

今回は前回の続きである中塩さんの体験記(後半)をお送りします!

バイヨン中学校での生徒との交流模様などがうかがえます☟



 

生徒との交流の様子です。

午前中はインターン生から日本語を習った生徒の夢の発表や、鍵盤ハーモニカによる演奏、歌の披露がありました。その一生懸命な姿にとっても感動しました。

 

先生になりたいという生徒、看護師になりたいという生徒、どの生徒の夢も素敵でした。

夢を語れるって素敵だなあ。その姿を見て、自分たちも頑張らなきゃな、と改めて思いました。

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午後は、サッカーをしたり、カンボジアの遊びを教えてもらったり、手押し相撲をしたり...それぞれがいろいろな遊びで生徒と交流しました!!!

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中学校での宿泊。日本でも学校に泊まるなんて経験はありません。

廃校を使った宿泊ビジネス...のようなものも少しは聞きますが、既存の学校に宿泊、というのは今の日本では経験できないと思います。


 国は違うけれど、昼間は生徒の活気であふれてる学校です。学校に泊まるというのは自分の中で昔から少し憧れていた部分もあり、昔にかえった気持ちというか、夜はすごくワクワクした気持ちになりました。このワクワク感、多くの人に感じてほしい。学泊の魅力だなと思います。


 私たちゼミ生がJSTの活動に携わらせていただき、一緒に考えていくことの出来る機会はこれからも続いていくと思うので、次回シェムリアップを訪れる時は、今回感じられなかったことも感じたいと思います。


 また来るね、バイヨン中学校!

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カンボジアの中学校に宿泊し、そこの学生や先生と共に過ごすという経験は日本でもなかなか味わうことができない貴重な体験だったようですね。はじめての土地で、そこに住む人の日常生活を見て、体験する、それだけで学ぶことが沢山あります。

次回も引き続き立教大学観光学部の学生さんの体験記②をお送りします!お楽しみに!






今年の2月下旬から3月上旬にかけて「アンコールクラウ村生活体験ツアー」に立教大学観光学部、舛谷ゼミの学生さんたちが参加されていました。


 

これから5回にわけて、参加されていた学生さんたちが綴ったツアーの様子やツアーを通して感じたことなどの文章を掲載していきたいと思います。


日本やシェムリアップの観光地とは生活環境が全く異なったアンコールクラウ村という地で、何を見て、何を味わい、何を思ったのかが詳しく書かれています。ぜひ目を通してみてください!


 

今回は、バイヨン中学校での学泊、食事、天体観測などについて綴られた4年生の中塩さんの体験記前半をご紹介します。 




立教大学観光学部4 中塩大地です。


シェムリアップでの7日間の大学のゼミ合宿の中で、村ホームステイ2泊の他に、バイヨン中学校に2泊という体験をさせていただきました。


中学校宿泊というのは、日本でも経験したことがなく、僕にとって楽しみなプログラムの1つでした。


 


ほとんどのゼミ生は教室に蚊帳を張って寝ます。


ビニールテープを使ってどこに結ぶか...とか考えながら蚊帳を張りました。ピンと張るのに苦戦中。



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これも日本じゃなかなか出来ない体験ですよね。




僕と先生はテントを張って外でキャンプスタイルです。



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というのも、当初はテント持参で皆がこのキャンプスタイルのつもりだったのですが、なかなかテントの入手と持参が難しく...

なんと駐輪場近くの一帯をキャンプ用に整地して頂いていたので、僕らはその場所を使わせて頂きました。


 じっさい寝てみると...

日中は日差しで暑い暑いカンボジアでも、夜になると涼しくなるのです。テントは風通しが良くて、予想以上に快適に眠ることができました。


 

水浴びは、教員宿泊棟にある2つのシャワー室と、トイレに臨時で設置して頂いた大きいバケツの2種類ありました。僕と男子ゼミ生は、2日間ともトイレで水浴びしました。女子も半数くらいはこちらを利用していました。

トイレと同じ場所で水浴び...っていうのは日本人からしたら抵抗あるかもしれませんが、慣れてしまえば何てことありません。

こっちの国では一般家庭でもそれが普通であり、当たり前なのです。

初日に排水溝のつまりなどがありましたが、それも直していただき、特に問題なく利用できました。



また、この学泊の2日間、四国から来ている徳永さん、桐村さんのお2人を中心に夜に天体観測会を行いました。


 

午前中に行われた天体のレクチャーの様子


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私たちゼミ生はお手伝い、補助という形で観測会に参加しました!


 当初の予想以上に生徒が集まり、3台の望遠鏡には長い列が...!


 初めてみる望遠鏡からの月や星を見て、生徒も嬉しそうでした。なんと送迎に来た親御さんたちまでも並んで天体観測をしており、観測会は大成功だったと思います。


 自分自身も星を見るのが好きで、だけど東京ではなかなか星を綺麗に見ることはできず。中学校という場所で、観測会の手伝いをすると同時に、自分たちも普段見られない星空を見て楽しむことができました。言葉は通じないけれど、生徒たちは月や星が見えたらリアクションをしてくれるし、それを見て僕らも嬉しくなったり。


 生徒たちが解散した後、就寝前に星空の撮り方を教えて頂き、自分でも写真を撮ることが出来ました。バイヨン中学校から見える、とってもきれいな星空です。



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私たちゼミ生はお手伝い、補助という形で観測会に参加しました!


 当初の予想以上に生徒が集まり、3台の望遠鏡には長い列が...!


 初めてみる望遠鏡からの月や星を見て、生徒も嬉しそうでした。なんと送迎に来た親御さんたちまでも並んで天体観測をしており、観測会は大成功だったと思います。


 自分自身も星を見るのが好きで、だけど東京ではなかなか星を綺麗に見ることはできず。中学校という場所で、観測会の手伝いをすると同時に、自分たちも普段見られない星空を見て楽しむことができました。言葉は通じないけれど、生徒たちは月や星が見えたらリアクションをしてくれるし、それを見て僕らも嬉しくなったり。


 生徒たちが解散した後、就寝前に星空の撮り方を教えて頂き、自分でも写真を撮ることが出来ました。バイヨン中学校から見える、とってもきれいな星空です。



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こんな早い時間の学校の様子は、学校に泊まっていないと見れないのではないでしょうか。普段の学校生活を体で感じられるのも、学泊の魅力ですね。


 

朝ごはんの様子。

私たちが起きて支度をしている間、先生やお手伝いしてくれている女子生徒たちが、朝ごはんを準備してくれています。1泊目はおかゆ、2泊目はチャーハンと、朝から美味しい食事をいただきました。

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駐輪場の近くに、生徒向けの売店があり、そこで食べた芋のお菓子がとってもとっても美味しくて...2日間とも買って食べました!!


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このような売店での買い物も、学校生活を感じられていいですよね。


 

これは、学校の炊事場を使ってクロラン(竹筒を使ったカンボジアの郷土料理)作りをしている様子です。



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私たちが作ってる炊事場の横で、生徒たちは警察の安全講習のようなものを受けてました。



 

今回は幸運にも夜の天体観測を行うことができ、朝日が昇る中でのラジオ体操など、自然と隣合わせの生活が日本やシェムリアップの観光地では味わうことのできない体験だったようですね。私もバイヨン中学校の平静さには毎回感動してしまいます。日常から離れた自然たっぷりのバイヨン中学校で、夜空を見ながら考えにふけるのもいいですね。





こんにちは!

今回はバイヨン中学校での水環境授業最終回となる
第6回目の様子についてお届けします。

今回も授業の前に先生役として集まった4人の生徒たちと
シェムリアップ淡水魚研究所の佐藤さん、通訳のカンさんで
授業内容に関する打ち合わせからスタートしました。

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どのように説明するか佐藤さんからお話を聞くと、
小さな先生となる4人の女の子たちはみな真剣にメモを取っていました。

2017051805授業中に使う絵を自分たちで描いたりもして、いざ本番の授業へ。

今回のテーマは「生き物のつながり」

授業の1番最初に小さな先生から
生徒たちへ出された質問は
「シェムリアップにトラはいますか?」
「カンボジアにトラはいますか?」
でした。

正解は'シェムリアップ州に今現在トラは生息していませんが、
モンドルキリ州とラタナキリ州にはトラが生息している'でした。

これらの地域はカンボジア東部に位置し、
手付かずの自然が多く、エコツーリズムで注目を集めているそうです。

用意したカンボジアの地図を使って、
モンドルキリ州・ラタナキリ州の場所を確認した後は
東南アジア最大の湖であるトレンサップ湖や
東南アジア最長の川であるメコン川の位置なども確認しました。
途中、生徒に前に出て答えてもらう場面もありました。

2017051807続いて、2番目の先生の出番。

生き物のつながりを話すために今回話に出されたのは
草、ネズミ、ヘビ、トラの4種類。

草は太陽の光を浴びて自分で栄養を作ったり、土の中にある栄養や水を吸って育ち...
ネズミは草を食べて大きくなり...ヘビはネズミを食べて大きくなり...
トラはヘビを食べて生きている...というように生き物は必ず何かを食べて生きている

という話を、打ち合わせのときにみんなで描いた絵を使いながら説明。

2017051809
3人目の先生は生き物の個体数に関するお話を。

もし何らかの原因で草が今より増えたらどうなるか?
その答えは草を食べるネズミが増えてそのことにより草が少なくなるというもの。

それではネズミが増えるとどうなるか?
やっぱりネズミを食べるヘビが増えてそのことにより草が少なくなる。

ヘビが増えると、トラが増えるけれど、ヘビが少なくなる。

その先はどうなるの・・・?というと
1,2年も経てばトラも少なくなり、もとのつり合いがとれた状態に戻る。

これを図に表すと下のようになります。

2017051810
このような話をスラスラと説明している姿は頼もしかったです。

2017051811この話には生徒たちへのあるメッセージが隠されています。
それは、トラはトラだけで生きていくことはできず、
ヘビ・ネズミ・草の存在があってこそ、生きていけるということです。

わたしたち人間も動物の命や自然の恵みをいただいて生きている。
自分たちだけで生きているわけではないということが生徒たちにも
伝わっていたらいいなあと考えながら話を聞いていました。

そして、いよいよ最後、4人目の先生の出番。

2017051812ここからは海の生き物たちのつながりを勉強する時間。

生徒たちに白い紙が配られ、以前生徒たちが川で捕った生き物のうち、
1番好きなものを描いてくださいとの指示が出され...

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みんな思い思いに海の生き物たちを描き始めました。

どんな絵を描いているのか気になり、
生徒たちが絵を描いている様子を撮らせてもらいました。


2017051815絵を描いた後はその生き物が
ピラミッドのどのあたりに属するか考えて貼る時間。

2017051818迷いながら生徒たちが完成させたピラミッドがこちら...

2017051819この魚はもう少し上、こっちはもう少し下など
佐藤さんから少し訂正と解説がありながら...

2017051820貝やエビ、さらには海にも生えている草がなければ
魚もいなくなってしまうということを学習しました。

魚の授業は今回で最後ということでこれまでの学習内容を
いくつかクイズで確認をして3年目の魚の授業は終了となりました。

佐藤さん、カンさん、そして小さな先生たち、お疲れさまでした!!

2017051821教室での授業はこれで終わりになりますが、
実は次週トンレサップ湖での活動があります。

そちらの様子についても更新する予定ですので
ぜひチェックしてください。

豊田


このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、
(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。

カンボジア生活情報誌「NyoNyum87」(2017年2月/3月号)に掲載された小出陽子のエッセイです。

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バイヨン中学校の写真です。上から、運動会、運動会の得点ボード(43対43対42対42!!)、サッカー試合、ミシンでブラウス制作(広島の安田女子大学の先生のご指導)、そしてバタフライピーの花の収獲当番たちです。

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カンボジア生活情報誌「NyoNyum86号」(2016年12月発行)に掲載された小出陽子のエッセイです。

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アンコール・ワットの夕日、そして猿、猿、人、猿。取っ組み合いのケンカをする犬と猿。
犬と猿はやっぱり「犬猿の仲」だったのですね!

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こんにちは!

前回のブログでは、「子どもの日」にこいのぼりをあげるのは、激流をのぼる鯉の様に人の子どもも丈夫で立派に成長しますように、といった願いが込められているということが紹介されていましたね。未熟な子どもが大人へと立派に成長するには何かを乗り越えなければいけない。どの生き物にも共通することなんですね。

そんな鯉などの魚にも人間と同様に匂いや味を感じることができるということをご存知ですか?

今日はバイヨン中学校で、3年目の第5回目を迎える「魚の授業(水環境授業)」に参加させていただきました。
今回のテーマは...「魚の感覚器官について」!

「魚の授業」が始まった2年目の年に授業を受けた生徒たちが、3年目の今は先生として授業を教えています。

一回勉強したからと言って、教えることは難しいので、まずは復習。

201705091.JPG授業の進め方などを真剣に聴きながら、メモをとり、練習までしている姿は見ていてとても微笑ましかったです。
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今回の授業がしっかり進められるのか少し不安な顔を見せる生徒もいました。


そんな生徒たちに、授業をしてくださっているシェムリアップ淡水魚研究所の佐藤さんから、授業を進めるにあたって最も大切なこと!としてエールが送られました。

「一番大切なことは、話す人が楽しく話すこと。自分のことばで楽しく話せば、聞いているひとも楽しむことができる。」
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不安な顔をしていた生徒たちも張り切って授業が行われる教室に向かっていきました。


そして、授業本番!

授業に参加している生徒たちは積極的に手を挙げ、メモをとる子もいました。
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授業では、村に生息しているトライ・カンチョやトライ・アンダインという魚についても勉強しました。この魚たちは、味を舌で感じとるだけではなく、ヒゲや体中の細胞も使って味わうことができているのです。これらの魚は、他の魚よりも目が良くないため、それを補う様にヒゲや体中の細胞を使って食べ物を見つけているのです。
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最後まで真剣に授業を進めることができた3人の生徒たち。最後には「やりきった!」という笑顔がこぼれていました。
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授業終わりに...
佐藤さんがこの3人の生徒たちについてのお話をしてくださいました。
「以前までメモを見ないと前で話すことができなかった子が、今回は何も見ずに人前でどうどうと話すことができていた。」と、佐藤さんも今まで教えてきた生徒たちの成長に感動されていました。

次週で最後の「魚の授業」。不安な顔を見せながらも確実に成長していく子どもたち。
生徒が先生となって何かを教える、という立場になると壁にぶち当たることもあると思いますが、鯉のようにその壁を乗り越え、村に生息する2種類の魚のように、自分の個性を活かして成長していってほしいですね。


このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、
(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。

こんにちは。
JSTインターンの豊田です。

5月5日、こどもの日。
みなさまはどう過ごされましたか。

その翌日...
5月6日にバイヨン中学校で行った日本語授業では
生徒たちに<こどもの日>を紹介しました!

突然ですが、みなさまは
こいのぼりをあげる理由をご存知でしょうか。

ここには
古来からの中国の伝説が関係しているといいます。

それは
黄河上流にある竜門という激流を
のぼり切った鯉は天にのぼり、龍になることができる
という登竜門の伝説です。

このような話から鯉は縁起が良い魚とされており、
こいのぼりには子どもたちが健康に丈夫で育ち、出世しますように
という願いが込められています。

生徒たちにはこのような<こどもの日>の
説明をしたあと、こいのぼりの歌を使った日本語の聞き取りの練習をして、
新聞紙や折り紙を使ったこいのぼりと兜づくりを行いました!

もくもくと作業する子どもたち...
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まず兜が完成すると、さっそくそれをかぶって
こいのぼりづくりに取り掛かり始めました...
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途中日本語クラス以外の子も飛び入り参加したりして
授業の最後には写真を撮りました。
201705074のサムネール画像
バイヨン中学校の子どもたちが
空で泳ぐこいのぼりのように、ぐんぐんと成長していく様子を
今後も温かく見守っていただければ幸いです。


こんにちは!そして、はじめまして。


先月末から広報を中心として活動をさせていただいているインターン生の堀明音と申します。


4か月間どうぞよろしくお願いします!


 

さっそく水曜日にCafé MoiMoiで、私と同じ大学からインターン生として来ている豊田さんが日本語の授業を行ってくれました。



今回の授業は私たちインターン生にとって初めての授業だったので緊張しましたが、スタッフ全員真剣に授業を受けてくれました!



はじめに、自己紹介の練習をしました。

各々の名前を言ってもらい、隣に座っている人の紹介をしてもらいました。人の名前に「さん」をつけるのを忘れてしまうスタッフもいましたが、互いに教え合いながら楽しく自己紹介ができました。

私たちインターン生もはやくスタッフの名前を覚えたいと思います!

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その後は、「ひらがな」を音読してもらいました。どのスタッフも間違えずにスラスラと読むことができていました。

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そして、その『ひらがな』を使ってメニューを音読してもらいました。選んだメニューは私たちインターン生がカンボジアに来てからCafé MoiMoiで食べたものを使いました。

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最後には、色を表現する日本語を覚えてもらいました。色の名前をひらがなで真剣に書き取るスタッフたち...

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勉強した色の名前を使い、「色かるた」をして遊びました!

途中でお客さんが来店しスタッフは少なくなりましたが、楽しく色の名前を復習することができました。

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そして授業終わりには私が生徒となり、スタッフの方から新作パフェの作り方を教えてもらいました!

実際にパフェをつくるところを見たのは初めてだったのですが、どの具材にもこだわりがつまっているのを感じました。

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スタッフが心を込めて盛り付けていますので、ぜひいらしてください

 

ハキハキとした「いらっしゃいませー」という声でCafe MoiMoiスタッフがお待ちしております!









2017429日。


ソルティーロ・アンコール・FCによるサッカー教室が


バイヨン中学校のグラウンドで行われました。


 


ソルティーロ・アンコールは、シェムリアップのサッカーチームで


今シーズンから本田圭佑選手が経営に参画しています。


 


今回サッカーの指導をしてくださったのは日本人スタッフの方で、


お話を伺うと、ソルティーロ・アンコールではサッカー教室を開くことで


サッカーやチームについて子どもたちに知ってもらいたいという願いがあるそうです。


 


パスなど基礎的な練習から試合形式の練習まで行われ、


試合に勝ったチームの子どもたちは大喜び!


 


サッカー教室は大盛り上がりで幕を閉じました。


 


それではここで、サッカーの練習をしている子どもたちの様子をご覧ください。



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元気にボールを追いかける生徒たちの中には男の子だけでなく女の子もいました!


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サッカー教室に参加していたある女の子に話しかけてみると、

 

ソルティーロ・アンコール・FCの試合をスタジアムに見に行くほど、

 

サッカーが好きだと話してくれました。

 



なんと彼女はソルティーロ・アンコールの開幕戦で配られたチームのTシャツを着ていました!


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子どもたちにとってチームは大きな憧れの存在なのだと感じました。


 


憧れのチームのスタッフから指導を受けられるなんて、


きっと子どもたちには忘れられない一日になったことでしょう。




ソルティーロ・アンコールでは52115時から試合があるそうです。


 


生徒たちと一緒に応援したいなと思いました。


 


教室を開いてくださった


ソルティーロ・アンコール・FCの関係者の方々


ありがとうございました。


 


そして最後までブログを読んでくださった方々、


ありがとうございました。