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こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

 

今朝は、9時よりバイヨン中学校にて、遺跡の修復に関する授業が行われるということで、参加させていただいてきました。普通の授業がまだままらないうちに現場にいる専門家によるが受けられるなんてさすがバイヨン中学校です。

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アンコールワットから15分程度の位置にある学校ですが、なんとアンコールワットに行ったことがない子どもたちも結構いるようです。今日学校に来ていた子どもたちの中でだけでも25人も居ました。

そもそも世界中からわざわざ人が見に来るほど遺跡がすぐそばにあるのに、近所の人はその遺跡に行ったことがないというのは、どうしてなのでしょう。近いとそれが貴重なものと思えないのは、私も地元に居た時は伊勢神宮の魅力に気づかなかったのと同じでしょうか。

 

とにかく地元の人が地元の文化に誇りを持ってもらいたいということで、これから月に一度くらいはJASAの修復現場の専門家の方々に交代で授業をして頂くことになりました。

 

授業はクメール語だったのですが、チアさんに訳して頂き一緒に勉強させて頂きました。(写真はチアさんと一緒に授業に参加された関西学院大学の先生方です。)

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一番驚いたのは、仮組み作業に1〜2年かかるというお話です。

そもそも遺跡の発見された時の状態も原型を留めず、崩れていることも少なくないようです。なので、本来の形になるように正しく石材を並べるには、何度も正しい組み方になってるか並べて確かめていくそうです。それに年単位で時間が掛かってしまうとはそれだけで修復作業が途方もなく大変な作業に感じます。

 

そして、もう一つ建設中の建物です。

足組の木が細くて危なかっしいです。結構、日本人には衝撃的な建築現場です。

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次回もお楽しみに。

 


ご要望に寄っては、一般のツアーのお客様も学校訪問できますので、ぜひお問い合わせください。


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1278992_599127083478060_1369786987_o.jpgこんにちは。関西学院大学からのインターン生、伊藤です。

なかなか発展が進まなかったカンボジアがようやく変化していく
時期を迎えているようですが、そのリーダーの一人として我らがSopheakさんが取り上げられました。
お時間ある方はぜひぜひ御覧ください!


【放映日程】
10月29日(火)17:00〜(日本時間)
NHK BS1
番組名:Asia Insight 「カンボジア 若者たちの挑戦 〜''戦後世代''が担う国づくり〜」

【概要】
1970年代ポルポト政権により知識人の大量虐殺が行われたカンボジア。その傷は深く、国連の監視下の下で総選挙が行われた1993年以降も、政治、経済、文化ともに指導者が少なく停滞してきました。それから20年。今ようやくカンボジアで新たなリーダーたちが生まれようとしています。親たちの世代の辛苦を受け止め、カンボジア人としての誇りを持ち、国造りに取り組もうとする''戦後世代''の若者たちです。
番組では、政治、経済、文化、教育、歴史の5つの分野で頭角を現し始めた若者たちに密着。祖国の誇りを取り戻そうと懸命に生きる「戦後世代」の若きリーダーたちが、これからの国をどうつくろうとしているのかを見つめ、まさに今生まれようとしている新たなカンボ
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ジア像を伝えます。
*********


私も非常に勉強になります。他のリーダーの方々にも注目ですね。

ちなみに、少しJSTの場面について情報を付け加えますと、
バイヨン寺院の中のナーガ(蛇)とシンハ(ライオン)彫像の修復プロジェクトの様子が御覧いただけると思います。
このプロジェクトは、JASAが行ってきた20年に渡る人材育成の集大成として、JSTが「カンボジア人からカンボジア人への技術伝達」を目指し、日本ユネスコ協会連盟の支援を受けて始められました。
熟練の技能員からアンコール・トム周辺の村から集められた作業員に日々技術の伝達がおこなわれています。


私の感覚では、アンコール遺跡群は想像以上に広大で遺跡が多く、また崩壊寸前です。今は、本当に色んな国からの支援で遺跡の修復が行われていて、アンコール遺跡群はとってもグローバルで最先端の集中治療室という感じがします。
自分の国のものを自分の国の力で直していけるというのは、日本では当たり前だった気がしますが、カンボジアでは技術的にも資金的にもまだ難しそうです。
そんな中いずれは、カンボジア人が自らの力で遺跡修復を進めていける日もくるのかなと思える活動です。

きっと、新たな視点でカンボジアが見えると思うのでご覧ください!




 10月22日(火)

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

 

今日は、平山郁夫美術館監修のツアーの30名程のお客様を村でお迎え致しました。

皆さんさすが美術に関心が強い方が多いようで、午前中のバイヨンのご案内だけもとてもエネルギーを使われていたようです。

 

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今回のツアーでは午前の観光が終わって、クラウ村のやまなみフリースクールでお昼ご飯をとることになっていました。

私は小出さんと掃除をしたり、お弁当を並べての準備をしていました。椅子を幾つか教室から運んでみたのですが、人数の割に少しテーブルが狭かったようで、申し訳なかったです。

もう一つ、私達が準備していたものがあります。今回は美術に興味がある方々がいらっしゃるということで、先日のブログでも少し触れました「小さな美術館」が提供するクラウ村の子どもたちが描いた絵のカレンダーとハガキの販売をしました。

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皆さんとても興味を持って頂けて、「これは何歳の子の絵ですか」とか「いつ描かれたものですか」などと聞きながら、沢山買って頂けました。買って頂けたことも勿論ですが、ある方が「子どもたちがもっと絵を描けるようになるといいわね。」と言って下さったことがとても印象に残りました。収益の一部は寄付金として子どもたちの教育(絵の勉強)のために使わせて頂きます。

 

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その後も皆さんは子供たちとバトミントンやサッカーをしたり、時間の関係で僅かとなってしまいましたが、お絵かきする様子もご覧になられて次のツアーに向かわれました。

 

なんとなく心の豊かな人達に多く出会えたなと思える一日でした。

次回もお楽しみに。

 


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 1020日(日)

 

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

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今日は、JASAの代表中川先生とやまなみフリースクールの皆さんと竹おやつクローランと牛車でのツアーを試験的に実施させて頂きました。

 

朝からクローランづくりを始めます。先日もWat Slatromchey primary schoolの給食配給に来てくれたReiおばあちゃんがまた手伝いに来てくれて、皆に作り方を教えてくれました。クラウ村育ちのヨンさんがやはり一番上手です。ココナッツミルクと豆の入ったご飯を竹に詰めてバナナの皮で蓋をし、藁を詰めて焼きます。余ったご飯は、バナナの皮に巻いて蒸します。やまなみスクールの皆さんもすぐにやり方を覚えてお互いに教え合って大盛り上がりでした。

 

焼いている間に、今度は牛車に乗って村の中の遺跡を訪れました。

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ここはまだ観光地としては認知されていない場所ですが、アンコールトムと同じ時代に作られたものです。当時100箇所程あった病院のうちの一つだそうで、今でも村人たちの信仰は熱い場所です。家族が病気になるとここへ来て、お供えをして治してもらえるようにお祈りするそうです。「次はもっといいもの持ってきます。」なんてお願いすることもあるようです。

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お昼は、午前中にみんなで作ったクローランとMoiMoi restaurantのビュッフェです。クローランは本当に美味しくて、カンボジアンスタッフも買うより美味しいと絶賛していました。


「小さな美術スクール」を運営する笠原先生も絵を教えに来て下さり、子どもたちは普段はなかなか触れることのできないクレヨンで大はしゃぎです。めったに絵を描く事ができないにしては、彼らのセンスは侮れません。私は絵のセンスが欠けているので、特に彼らの配色センスなんかとてもうらやましく見学させてもらっています。

また、今回はやまなみグループの方々が事前に野原を描いた模造紙を持ってきてくださいました。そこに子どもたちが描いた動物を遊ばせ、一気に賑やかで盛りだくさんの野原に変わりました。

 

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先日、オアシスの皆さんが子どもたちに教えてくださった「さくら」の合唱や「かえるの歌」の輪唱、他にも今まで覚えたたくさんの歌を披露してくれました。練習と言っても、1回しか練習していなかった合唱、輪唱もよく覚えていて、この子たちの記憶力と音楽感性には感服です。私がまだ歌詞があやふやなことは内緒です。今度村に行く時には一緒に歌えるといいな。

 

次回もお楽しみに。


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10月17日(木) 

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

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先日、スタッフのお母様がお亡くなりになってから100日目の法事に参加させて頂くことができました。

「日本の四十九日みたいなものだよ。」と聞いて参加させてもらったのですが、予想していたものとは程遠く、とっても賑やかでした。

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どうやら結婚式と同じようなデザインの椅子や机が使われているらしく、結婚式を楽しみにしていた私は思いがけなくカンボジアの大きなパーティにでも招待してもらえた気分でした。

 

各テーブルには10人程の人が座れるようになっていて、すでに3種類程のカンボジアンヌードルと、牛、鶏、豚のお肉と葉っぱ(よく分からない)がどっかりと盛りつけられていました。2人分と言っても十分です。沢山食べてワイワイ騒いで賑やかに送り出すのが仕来たりだとか,,,


法事と聞いていたので、少し暗いものかなとイメージしていたのですが、ちゃっかり美味しいごはんをたっぷり頂けたし、楽しかったです。

 

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その際に頂いたのが、AKTIVというカンボジアン万能薬。

痒みや、筋肉痛や湿疹などとりあえずこれを塗るのだとか!

臭いは結構強烈で効きそうな感じがします。



次回もお楽しみに。



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 10月15日(火)

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

 

少し時間が空いてしまいましたが、先週、シェムリアップ州とフレンドシップ協定を結んでいる愛知県のK町の代表団の公式訪問が行われました。

JSTでは、今後、カンボジアと日本の繋がりを深めるお手伝いができたらと考えているため、このような公式訪問のアレンジも行っているそうです。

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今回の公式訪問では、日本側が主催して、シェムリアップ州知事などお世話になっている

人を招いての食事会があり、そこで日本の伝統文化であるお茶を披露することになっていて、私もお手伝いさせて いただくことになりました。

ところが、当日は、なんと空港でストライキがあったらしく、州知事は急に空港に行かなければならなくなってしまいました。



ストライキといえば、日本では労働時間や残業代の問題が多いように思いますが、その点こちらでは皆時間通りに仕事を終わらせて帰っていきます。私はあまり要領が良くないので、なかなか仕事が進みません。予想していたよりも仕事ばかりしておりますが、それが辛くないのはやはり日本人の宿命なのかなと思いつつも、カンボジア人が羨ましくも思ったりしています。

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州知事が戻っていらっしゃるまでにお湯が冷めないか心配していましたが、ホテルのスタッフさんたちがすぐに熱湯に入れ替えてくれました。おかげで、いい具合に泡も立ち無事にお茶を出すことができました。浴衣を着た給仕人も雰囲気を後押ししてか好評のうちに終えることができました。

 

加えてこの日のメニューは、ホテルになかった日本食を今日だけのために準備して頂きました。そのためメニュー表が持ち帰り頂けるなど、少し素敵なサービスに喜んで頂けました。

 

今回のイベントに向けて、チアさんや小出さんはホテルの下見は勿論、お料理のメニューのチェックから、お茶の道具の調達など様々な点に気を配られていていました。私はそれに同行させてもらっていたのですが、呑気にいつもとは少し違う雰囲気に浴衣を着れてお茶会というだけでとても楽しみでした。色んな方々の協力を経て、無事に成功してよかったなと思いイベントを終えました。


次回もお楽しみに。

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関西学院大学の伊藤です。多少ブログの日にちが前後しますが、今回は11日に行われた給食の配給の様子をレポートしようと思います。


この日は、Wat Slatromchey primary schoolという、Angkor Krau村よりも更に奥地の小学校へ行ってきました。

Wat Slatromchey primary school

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行く道はずっと田園風景を眺めて行きます。その道中では色んなお家を見かけます。相変わらず牛さんたちはどこでも健在で、この日だけで100匹くらい牛を見たのではないでしょうか。

どこの小学校も教員不足のようで、ここでは子どもたちが交代交代に黒板の前に立って教科書を読む練習をしていました。皆勉強熱心です。


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教室には、ちょっと恐ろしい絵で衛生面での注意が示されています。日本にも手を洗いましょう、のポスターは見かけますがこのポスターはカンボジアならではですね。

 



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給食の配給は、主にKrau村の青年たちと地元の名物おばあちゃん2人が手伝ってくれます。

子どもたちは、ビニールシートを敷いた廊下に並んで座ります。もっとご飯に群がったりするのかなぁなんて思っていたのですが、皆緊張しているのか恥ずかしがり屋なのかお利口に座ってお粥が配られるのを待っていました。早く食べた人からどんどんお替わりが配られます。お肉が苦手な子もいて、隣の子に鶏を移し替えていました。一方、鶏のお手手をしゃぶり付いている子もいました。

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お腹がいっぱいになった子から、一人ひとり井戸にお皿を洗いに行きます。水道ではないので、青年の一人がずっと井戸をギコギコ組み上げてくれていました。


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おばあちゃんたちもとっても気さくで、ハグしてくれます。帰りは如何にも揺れの激しそうな荷車に乗って帰って行きました。




私が紹介できるのはほんの一部ですが、オアシスさんの今回の滞在期間は、新しくできたバイヨン中学校へサッカーコートや文房具の提供や、教員養成校での体育の授業、更に今回の給食の配給など広範囲に渡ってご尽力頂きました。活動の合間にも、次々とこれからの支援に関するお話が飛び出し、本当にここの子どもたちの教育環境のことを考えてくださって、資金面でも多大なサポートを頂いている、このような方々のおかげで私たちは活動できるのだなと実感する一週間でした。




 


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【バイヨン中学校開校】

関西学院大学の伊藤です。

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先日、すでに小出さんより同内容でブログを更新して頂いたのですが、私の視点からもこの新しい学校の様子を報告させて頂こうと思います。

1012日(土)待ちに待ったバイヨン中学校が開校しました。でも、実は校舎はまだ全ては完成できず、教室は半分の3教室のみオープンしました。

 

まず、驚いたのは子どもたちはしっかり

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勢ぞろいして座っているのに、肝心の教員の方々がなかなかいらっしゃらないことです。私はもどかしくも何もできません。見かねたオアシスの皆さんはカナリアで日本の歌を演奏してくださったり、マジックショーで子どもたちを楽しませてくださいました。白い紙がお金に変わるマジックは大人気です。皆その機械を欲しがっていました。

 

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次に驚いたことは、中学生にもなるはずの子どもたちの成長の遅さです。日本人なら小学2.3年生と思われてもおかしくないのではないかと思う体つきです。13歳の男の子たちの体重を図らせてもらうと22kg, 32.5kg, 2

6.5kgでした。日本の中学1年生男子の平均体重は44.9kgなので3人の平均値と20kg近くも差があります。

 

そんな彼らの勉強意欲は高く、バイヨン中学校ができたことは村中の進学率を一気に高めたようです。今まで遠くにしか中学校がなくて通学を諦めていた子どもたちは約半分にものぼりました。実際、20km近く離れた街まで通っていた子供もいました。

 

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さらに、オアシスの皆さんよりノートと鉛筆のプレゼントもありました。

私は今まで、色んな支援団体が途上国へ文房具をプレゼントしている活動を見て、「本当にこのプレゼントは必要なのだろうか。」と思っていた所がありました。そんな私にとっては、この光景を目の当たりにしたことはなんとなく「まだ、このような文房具でさえ彼らには貴重だったんだ」と気づくと同時に、「いや、この村より奥地の子どもたちはこのノート以前の問題なのだろう。これでも、この子どもたちはまだ改善された方なのだ。」と感じました。

 

まだまだカンボジアの教育環境は、色んな支援団体の支えがあっても問題は山積みのようです。勉強道具はもちろん、先生も揃わず、やっと校舎ができた状態と言えるバイヨン中学校で、毎日カリキュラム通り授業が行われる日はまだ遠そうです。

次回もお楽しみに。


 


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1010

関西学院大学の伊藤です。

 

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今週は、愛知県より支援団体の一つオアシスさんがSiem Reapに滞在してくださって実に様々な支援活動を実施、見学しに来てくださっています。

 

今日はその一つの活動として、JSTオフィスやMoiMoi caféから程近い教員養成校にて「体育の授業を教えるための授業」をして下さいました。

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オアシスの皆さんは教職員だった方が多く、授業を見学させていただいたのですが、中学生の頃を思い出しました。内容は、集団行動の基本で整列や回れ右、ラジオ体操や竹を使った遊びなどを教えて下さいました。

気になったのは、女の子はもちろん男の子も足にあまり筋肉が付いていないことです。日本だと、固そうなふくらはぎをしている高校生は当たり前のようですが、ここでは皆細いすっきりした足をしています。どうやらタンパク質もあまり摂れていないからだそうです。blog0602.png

 

また、スキップのできない人の多さに驚きました。30人程の生徒の中でかろうじてできたかなと思う人は3人くらいでした。よくバイクに落ちそうになりながら乗っていたり、ターザンしている小さい子たちを見ていたのですが、身体の能力が高いのか低いのかよく分かりません。

でも、体育の授業がそもそもなかったので生まれてから運動をしたことがない子もいるとか...

 

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ありがちな言葉でしか表現できないのがもどかしいですが、本当に日本の当たり前の環境はこちらではほとんど叶わないのが現状だと感じます。

 そして、バイヨン中学校でも教員が不足しているので、教員養成校から優秀な先生方が早く卒業して欲しいと切に感じました。

 

次回もお楽しみに。


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2013年10月12日(土)

JSTプロジェクトコーディネータの小出陽子です。
半年ほど前から私のPCの調子が悪く、JSTのホームページにさえアクセスできない状況が続き、ブログ更新ができなかったのですが、ようやく新しいPCを日本から取り寄せ、仕事場のネット環境も改善されところです。

それに合わせるかのように、JST創設のバイヨン中学校が、今日、ついに開校しました!
これまでご支援くださったみなさん、本当にありがとうございました!!

カンボジアの学校は、10月1日が始業の日。
けれども今年は、7月下旬に行われた総選挙の影響で、前年度の中学、高校の卒業試験が延期になったため、今年度の中学校の始業も遅れているような状況です。

そのような理由で、本格的な授業開始は来週からとなりますが、今日は、生徒の初顔合わせの日でした。

JSTを日本から支援してくださっているNPOオアシスのメンバーと、JICAのBOPビジネス支援プロジェクトを立ち上げ、アンコールクラウ村で活動を始めた輝水工業の梶さん、チョビットさんと、朝からバイヨン中学校を訪ねてきました!

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校長先生が事前に調べた生徒の年齢は、
11歳3名、12歳27名、13歳34名、14歳33名、15歳23名、16歳6名、17歳4名、18歳3名といった状況で、かなりの幅があることがわかります。
この中には、一昨年、小学校を卒業したものの、シェムリアップ市内の中学校は遠すぎて通えずに6年生を2回繰り返し、昨年、家から5kmのところにできた新設中学校・クヴィエン中学校に入学したものの、それでも遠いという理由でこれまた数か月で退学せざるを得ず、この中学校開校を待ち望んでいた、というような生徒もいました。

133名の生徒のうち、アンコールクラウ小学校の卒業生は71名です。
これまで、アンコールクラウ小学校1年生に入学する生徒は200名ほどいるのですが、6年生まで通うことができるのは約60名、さらに中学校へ進学していたのは10名だったことを考えると、この学校ができたことによって、村の子供の進学率が飛躍的に伸びたことがわかります。
現時点では、地域の4つの村の小学校を卒業した生徒のほぼ100%が、このバイヨン中学校に進学しているのではないでしょうか。。。。近いうちに、詳しく調査してみたいと思います。

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生徒が着ている新しい制服には、胸のところに、「バイヨン中学校」と刺繍されています。
皆、少し緊張気味ですが、とても嬉しそうですね。

生徒たちにいくつか質問をしてみました。
「この中学校ができなかったならば、中学校進学をあきらめていた人!」・・・・全体の約1/3。
「将来、何になりたい?」・・・医者、教師、メークアップアーティスト!(←男子生徒でした!)
「この学校でどんな勉強をしたい?」・・・裁縫、刺繍、コンピューター!
「中学校を卒業したらどうする予定?」・・・・・「もちろん高校へ進学したいです!」

バイヨン中学校ができたことによって、貧しい農村部の子供たちの"希望のピース"が、ひとつ繋がった!と感じた瞬間でした。

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それにしても、中学生とは思えないほど小さな生徒がたくさんいること!
小学校を留年することなく順調に卒業してバイヨン中学校に入学した12歳、13歳の子供たちは、まるで小学校低学年並の体格です。農村部では、十分な栄養を取ることができずに、体が成長しない子供も多いのです。

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13歳の生徒の体重を測ってみたところ、22kgしかない子も!

さらに、さらに、ようやく開校に至ったこのバイヨン中学校には、もう一つ、大きな問題が!
校長先生は決まったものの、他の先生が見つからないことです。
カンボジアでは、まだまだ中学校教員数が少ないということもあるのですが、町から少し離れたバイヨン中学校のような学校では、バイクガソリン代などの交通費が余計にかかってしまうため、教員のなり手がいないのです。
(中学校教員の給料はまだ調べていませんが、小学校教師の場合、1年目が1か月約40ドル、校長になっても1か月70ドル~80ドル程度で、しかも交通費の支給はありません)
もちろん、先生の交通費はJSTが支給すると校長に伝え、臨時の教員を探してもらうことになりました。

そのようなわけで、この日は、生徒は3教室に分かれて座っているというのに、先生は校長一人のみ、という状態。
校長先生が3つの教室を順番に回って、指導を行っていました。

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そんなときにはオアシスの皆さんやJSTメンバーの出番ですね!
校長先生がいない2教室を回り、手品を行ったり、JSTがこれまでお預かりした日本の皆さんからの支援金で購入したノートと鉛筆を渡したり・・・。

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開校記念撮影も行いました!

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そしてなんと、アプサラ副総裁兼アンコール保存地域建設局長のクン・クニェイ閣下も学校の様子を見に、訪ねてきてくださいました!
(写真右から、輝水工業の梶さん、校長先生、クン・クニェイ閣下、JST代表チア・ノル)

うれしいことです!!
日本の支援者、地域の人々、そして行政側の応援があって初めて、この中学校が開校に漕ぎつけたのだと、改めて実感しました。

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11時。開校説明会を終え、笑顔で教室を出る生徒たち。

バイヨン中学校の記念すべき門出に立ち会えたこと、さらにその瞬間を、オアシスや輝水工業の皆さんと分かち合えたことに感謝したい!と心から感じさせてくれる、最高の笑顔でした!!

JSTでは、今後もどっぷりとバイヨン中学校の運営に携わっていく予定です。
皆さん、応援、よろしくお願いします!

(よ)




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1010日(木)

関西学院大学インターン生の伊藤です。

 

今日は朝から、JST代表のCheaさんが神奈川県の私立高校の修学旅行にて、講演されるということで高校生に混ぜて頂いて私も講演を聞かせてもらいに行きました。

 

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カンボジアの歴史や、ポルポト大虐殺について、ご自身の経験を交え講演して頂きました。

私はこちらに来る前に、カンボジアの歴史を勉強してきたのですが、実際に体験された方のお話はやはり特別なものでした。

Cheaさんは小学生の頃にポルポト時代を経験されたそうです。両親、兄弟と引き離され、都会の生活から一転し田舎に連れて行かれ、誰もが互いを監視し合わなければならなかった境遇は、私には想像が及びません。

普段の小さな悩みもここでは大したことないなと思わざるを得ない今日この頃です。

また、日本でも戦争経験者が少なくなる中、私はこちらに来てから1週間のうちに「I was a soldier」という方に2人お会いしました。まだまだ戦争の感覚が残っている国なのだと感じています。

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【一緒に講演を傍聴されたオアシスの文子さんより、感想を頂きましたので、紹介させて頂きます。】

Cheaさんのお話を聞いて、断片的だったカンボジアの情報が政治的、歴史的な背景と結びつき、今のカンボジアの状況に繋がっていることを改めて学ぶことができました。特に東南アジアの国々の内戦の背景には、大国の権力抗争が常に存在していたことを再認識しました。

また、ポルポトのしたことは今まで絶対悪という理解でしたが、彼の初めの思いが弱者を救い平等な社会を作るという目的だったということは新たに得た視点でした。もちろん罪のない人たちを殺すことは許されることではありません。そして、権力争いで犠牲になるのはいつも弱者なのだとも感じました。

 

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少年時代にポルポトから弾圧され重労働を強いられたCheaさんは、難民を経て今は国際的な遺跡修復プロジェクトに関わり、また、農村部の子どもたちの教育環境を整えるために頑張っておられます。その姿は、Cheaさんのお母様の遺言「なんとしてでも生き延びて、立派な人になりなさい。」を体現しておられます。

オアシスが関わっている学校建設の現場で働くクラウ村の人々や、コミュニティーセンターで学ぶ子どもたちと共に活動して、カンボジアを身近に感じられるようになりました。これからもCheaさんと一緒にカンボジアの子どもたちの学習環境を整える活動を頑張りたいです。

特定非営利法人オアシスHP:http://www.npo-oasis.com/index.html

 

次回は、そんなオアシスさんの活動を紹介したいと思います。お楽しみに!

ぜひ、コメントお待ちしております。



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JSTにてインターンをさせて頂いております関西学院大学の伊藤です。


10月8日(火)朝起きて、窓を開けると、、、

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(玄関です。)

 

こちらは雨季が終わりに近づいているのですが、この時期が一番激しく雨が降るらしいです。

毎日どこかで浸水している所に出くわすので、もし、日本と同じ基準の洪水警報があれば、ずっと解除されないだろうなと思います。

そんな今日もSiem Reapの皆は、いつもどおり出勤します。

 

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恐らく、同じ写真を出しても、日本だったら「Siem Reapでは床上浸水被害が拡大しております。その被害総額はー」みたいなことがニュースになるのでしょう。私の感覚からしても、さすがに誰か流されているんじゃないかと思う規模での浸水だったのですが...

 

当事者の皆様は、年に一度の大洪水をむしろ楽しんでいます。

皆で網で魚を取ったり、泳いだり...

まだまだ日本人の私には、この赤く濁った水で泳いで大丈夫なのかと心配です。

(この写真はまだ綺麗ですね。) 



そして、新しく開校するBayon junior high schoolに訪問しました。校舎はほとんど完成です。

私はここでの仕事は、建築ブームで家を建てるために借金をしている家族の家計状況を把握するための調査です。

 

そこで一番の衝撃は、「5人家族で1ヶ月30ドルで生活している」家が存在している事実でした。

11.25ドル以下で生活しなければならない人たちを最貧困状態として、早急に解決しなければならない問題だとして、学校で教わってきた私にとっては、それを遥かに下回る水準での生活者を目の前にしていることが信じられませんでした。

 

更に、驚くべきことは、そんな彼らの生活は余裕さえないが、十分生活していける環境だということでした。私は信じられなかったので、どうやって生活するのかいくつも質問しました。どうやら、多くの食べ物は川で魚を獲り、森で薪を集めるなどして、自給自足をしているとのこと。でも、お米は月に50kgも買っているとか。

なんだかまだ信じられませんが、少なくともその家計状況を語る彼からは貧しさやその辛さは感じられませんでした。


なんだか自分がとてもネガティブに思えたと同時に、

早くここの人たちみたいなポジティブ思考になりたいなぁとも思いました。


また次回もお楽しみに!


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コメントもいただけると、嬉しいです。


blog2.pngこんにちは。

JSTにてインターンシップをしております関西学院大学の伊藤です。

103日から5日まで、カンボジアではPchum Benといういわゆるお盆の期間でした。


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Cambodian staffの皆さんは先月から、7つのお寺を回るという話をしていました。

どうして7つも回るのだろうと思っていたのですが、どうやら、ご先祖様にご飯を届けるための作法だそうです。

カンボジアでは日本のようにそれぞれの家族に決まったお寺がある訳ではなく、ご先祖様は7つのお寺を回り、遺族の作ってくれたご飯を探すそうです。遺族は、ご先祖様がご飯を見つけられるように、7つのお寺にご飯を届けに行くということでした。

 


そして、この3日間私は毎日朝の4時から近所のお寺からの爆音で起こされていました。覗きに行こうと試みましたが、外は真っ暗で怖気づいてしまいました。

どうしてこんな時間に...と思うのですが、亡くなったばかりの魂(プライ)は暗闇でしか活動できないそうです。更に、プライは土の付いたようなご飯しか食べられないので、カンボジアの人たちは、ロウソクを持ちながらお供えするご飯をお寺の回りに捨てるように回ります。

blog0308.jpgお盆用のご飯は、もち米と豆を混ぜたものなのですが、後処理はにわとりさんたちの役目だそうです。


また天国に行ったご先祖様のために、お寺の中にお供えするご飯と両方作るそうです。 ご飯の準備だけでも大変です。

またある家族の話では、「ご先祖様は地獄に落ちていないから、そんなにお寺を回らなくていい。」という考えも聞けました。

 

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  期間中に、Angkor Wat Bayonへ訪れたのですが、ですが、さすが地元の人で溢れかえっていました。

 

お盆が終わると、ソピアさんはお家で作ったご先祖様用のお菓子を持ってきてくれました。餅米をココナッツで煮てバナナの葉っぱで巻いたものだそうで、

こちらでは、ココナッツがいろんな場所に潜んでいます。ご飯とココナッツ...?と思うかもしれませんが、美味しかったです。

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コメント頂けると嬉しいです。
ぜひ、また見に来てください。


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