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カンボジア生活情報誌「ニョニュム」に連載中の「シェムリアップMoi Moiライフ」。

4回目の2012年10月、11月号は、アンコールクラウ村の様子を書きました。

 

 

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写真がわかりにくいので、カラーをアップします。

 

 

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次号は、のどかな風景の裏に見えてきた村の現実を書きたいと思っています。

 

(よ)

 

10月19日

 

NPOオアシスの皆さんの提案で、今年度はアンコールクラウ小学校の全校生徒対象に、定期的に給食プロジェクトを行おう!ということになりました。

 

カンボジアの新学期は10月から。

10月に入ったばかりで、全校生徒数はまだ確定していないのですが、例年、クラウ小学校では、650人ほどの生徒が午前と午後に分かれて通っています。これだけの生徒が一度に雑炊を食べるとなると、かまどの数も2つでは足りない・・・・。

 

 

121019.JPGそこで、今回作ったのが、このかまどと覆い屋。向こうに2つ、こちらに2つのかまどがあって、一度に4つの大鍋が使えます。村の大人たちが休日を利用して作ってくれました。

写真のように煙突も立派で、子供たちのためにと、村のお父さんたちが一生懸命作ったことが伺えます。

 

 

 

121019_02.JPG 121019_03.JPG雑炊を調理するのは、クラウ村コミュニティセンターでも雑炊を作ってくれている村のおばちゃんと、村の青年達。大量の肉や野菜を切るのも手慣れたもので、おばちゃんたちは、ひとつひとつのしぐさに無駄がありません。写真で見ても貫禄ありますね!

 

シハヌーク国王御崩御から数日後だったので、前日に学校に登校した生徒はわずか50名とのことでしたが、この日は、雑炊の連絡が入ったため、450名もの生徒が集まりました。

 

 

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雑炊が出来上がるのを待つ間、、村出身のJSTスタッフ、ヨンさんと、高校を卒業したばかりのソチアさんが、1,2年生を教室に呼び集め、紙しばいを読み聞かせたり、歌を歌ったりして、一緒に遊んでくれました。

 

 

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一方、3年生以上は、校庭に集まり、オアシスの平出さんの手品ショーに全員が集中。

小麦粉と砂糖と塩を燃やしたらパンが出てきたり、ただの紙切れがお札になったり、絵本からキャンディーが飛びだしたり・・・・など、どれもカンボジアの子供たちが興味を引く手品で、皆、大喜びでした。

 

 

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手品ショーが終わる頃、タイミングよく雑炊が出来上がりました。

生徒たちは、家から持参したお皿とスプーンを前に、ブルーシートの上に座って、お行儀よく待っています。

 

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大鍋に雑炊を移し替えて運ぶ村の青年たち。そして、生徒一人一人に雑炊をよそるヨンさんとソチアさん。

 

 

 

 

121019_09.JPG 121019_10.JPG鶏肉いっぱいの雑炊に、生徒たちは感激の様子。お腹がポンポンに膨れるまで、お替りを繰り返していました。

 

 

汗だくになって食べている子も→

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121019_12.JPG 121019_13.JPG全員がお腹いっぱいに食べたところで、最後に、オアシスの足立さんから御挨拶。

「何が一番、おいしかったですか?」と聞くと、皆、口をそろえて「鶏肉!」。

「また食べたいですか?」「食べた~い!!」

 

 

 

 

121019_14.JPGみんな、雑炊を食べる前より確実に生き生きと、元気いっぱいになっていました!

NPOオアシスからご支援いただくアンコールクラウ小学校での給食プロジェクトは、今後、月に1~2回行う予定です。

(よ)

 

 

 

 

10月。カンボジアの小学校の新学期が始まりました!

 

今年も富山ライオンズクラブからたくさんの新品ランドセルをいただきましたので、さっそく、アンコールクラウ小学校の1、2年生に配ってきました。

新学期が始まったばかりで、まだ生徒数は確定していないとのことでしたが、とりあえずの1、2年生の生徒数は約240名とのこと。

先生方にも手伝っていただき、生徒ひとりひとりに新品ランドセルを手渡していきました。

 

 

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 一人一人に「しっかり勉強するんだぞ。」と声をかけ、

握手をしたり、指きりげんまんをしたり、一緒に写真を撮ったりしながら、ランドセルを渡すJST代表のチア。

 

 

 

 

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もらう生徒の方は、「オークン(ありがとう!)」と手を合わせてお礼を言います。

 

 

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この日は、愛知県からいらした、村瀬翼さんも飛び入り参加で手伝ってくださいました。

(彼は、セントレア空港のANAカウンターで仕事をされているようですので、名古屋方面の方、空港で見かけたら、声をかけてみてくださいね!)

 

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生徒が240人もいて、皆が、「ランドセル欲しい欲しい」という思いで少しずつ前へ前へ進んでくるので、現場は少し混乱気味。

途中、昨年、2年生のときにランドセルをもらっているはずの子たちが、留年して今年も2年生をやっているので当然のように並んでいることがわかって、一度渡したランドセルを戻してもらったり、

「友達の分をください」と並んでいる子がいたり、

はたまた親が出てきて、「うちの子に渡して」と、自分の子供の背中を押して前に並ばせたり。

また、数年前に1年生を途中退学した子も何人か、ランドセル欲しさに、久しぶりに学校にやって来て、1年生の列に並んでいたり・・・・。

年齢を聞いたら、10歳だったり13歳だったりでしたが、そのような子には、チアがしっかりと、「これから学校に通ってちゃんと勉強するんだよ」と、指きりげんまんで約束をして、ランドセルを渡していました。

 

 

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ランドセルは、段ボール箱に5つずつ入れられています。

そこから出して、個別の箱とビニール袋から取り出し、厚紙2枚を取り除いて、肩ひもの金具を嵌めて・・・・という作業を、ひとつひとつのランドセルに対して行う上、まだもらっていない子供たちがじわじわと押し寄ってくるため、渡している側は汗だくになって、割と涼しい日だったのに、ちょっとした重労働のようでした。

 

 

 

 

121010_08.JPGランドセルが入っている個別の箱も、カンボジアの田舎ではお目にかかれないようなかわいい絵が描かれているので、すぐ後ろでは、箱が欲しいと別の学年の生徒までやってくるわで、次第に収拾がつかなくなっていきます。ランドセルがすっぽり入っていたビニール袋でさえ、欲しい、欲しいと手がのびてくるのです。

 

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なんとか、240人分、配り終え、校庭を見渡すと、

ランドセルについているキャラクター入りの厚紙も、即座に子供たちに愛用されていました!制服も真っ白で、まさに「ピッカピッカの1年生!」ですね。

 

 

 

 

 

121010_10.JPG 121010_11.JPG最後に、皆で、「ありがとうございました!」、「毎日、しっかり勉強します!」

子供たちのうれしい思いが、日本の皆さんにも届きますように・・・・。

 

 

 

 

121010_12.JPGランドセルを背負って教室に戻っていく生徒たち。まるで水牛の群が大移動しているような壮観さ!

 

 

 

 

 

121010_13.JPG日本の学校のようにロッカーがないので、とりあえず机の上にランドセルを置いています。通常2人掛けの机に4人座っているので、どの机にも4個のランドセルが置かれ、ランドセルに埋もれてしまっている子も。

 

 

 

 

121010_14.JPG日本製の立派なランドセルは、子供たちの宝物になっています。富山ライオンズクラブの皆さん、ありがとうございました!         

 (よ)

 

 

 

 

 

10月27日(土)夜7時より,NHK教育テレビ(Eテレ)にて「奇跡の寺院 アンコールワット~クメール王国の栄光~」が放映されます。

この番組は,今年韓国で制作された3時間の特大番組を45分に短縮編集したものです。オリジナル番組の制作には,JASAの専門家もアドバイザーとして加わり,映像構成についてかなり深くコミットしました。
番組の途中には,JASAの団員で岩石学を専門としている内田悦生先生,修復を担当してる下田が少し顔を出すようです。

往時の寺院CG復元では,やや歴史考察の疑わしいものも含まれていますが,これまでにないアンコールの歴史像を垣間見ることができると思います。

ぜひご鑑賞下さい。(一)