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2月8日

村の男性たちが集まり、村中を練り歩きます

500リエルか ノムニエルか お酒か

大声を出して進み

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家の前を通り過ぎる時 家々から女性たちが出てきてお供え物を差し出します

500リエルが ノムニエルが お酒が

多くのお供え物が集められました

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これまで準備してきた全てのお供え物が 一つの家に集められ

特異な衣服をまとった男性に ニャックター神が降り下りてきます


ニャックター神に続いて 祠に向かい

サンボー村には 主とされるニャックターのための祠が二つ 存在して

一つ目の祠は 「扉」 という意味を持っています

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祠にお供え物を集め 音楽を奏でると

ニャックターの周りに精霊たちが降りてきます


降りてきた精霊たちがニャックターの周りにいた老婆たちに乗り移り 

精霊たちの思いのままに  老婆たちは踊ります

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老婆たちが白い粉で顔を塗りたくるのは 精霊たちが「美」を求めているからで

白い粉を塗っては 鏡を見て 喜び 踊ります 


このサンボー・プレイ•クック遺跡群は かつては都城だったとされ

都城の東側に参道が伸びていました


人々は東側から訪れ 寺院そして都城へ向かっていったとされています


一つ目の祠は 「扉」   遺跡群の東に位置します

二つ目の祠は サンボー・プレイ•クック寺院郡のすぐ隣に


一つ目の祠で儀式を終えたニャックター神 そして人々は

田園の中を通って  東から 遺跡群のある西へ向かいます


東から 西へ   はからずも かつての人々が通っていたとされる方向へ

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二つ目の祠は 「サンボーのすべてを支配する」とされる祠で

二つ目の祠には 多くの子供たちも集まり 多くの村人たちが ニャックター神を出迎えます


ここでも音楽が奏でられ 精霊たちが踊り ニャックター神が聖水を振りまきます

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大人たちは 踊りに合わせて声をあげ

子供たちは 怯え 驚き 笑います


ニャックター神は来た道を戻り 降りおりてきた家へと戻っていきました

彼らはこの儀式は遺跡と共に受け継がれてきたものだと考えていて

村の豊穣を願う この儀式は こうして4日間を終えました


この4日間を 一番楽しんでいたのは やっぱり子供たちで

パチンコで森へ向かい 母親が作ったノムニエルを食べ 儀礼を目の当たりにする


大人たちが こうして儀式を執り行い

子供たちは 驚き 楽しみます

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いつかは彼らが執り行う側になるわけで

こうして伝統儀礼が受け継がれて行く瞬間を 見ることができた4日間だったと思います


2月19日(土)

今年度最後の"小学校での植樹メンテナンス&活動成果調査"ワークショップ

チェイ小学校で行いました。

まずは、半年前に植えた苗木のメンテナンスを行いました。

生徒たちは、アンコールクラウ村の青年たちと一緒に、さっそく校舎の裏の畑へ出て、肥料や水やりなどの作業を始めましたが、手つきも慣れたもので、とても感心しました。

 

 

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メメンテナンスワークショップ後は、チェイ小学校の校長先生へのインタビュー

活動の成果などを聞いてみました。

 

質問(JST);半年前に環境ワークショップを行い、植林を行いましたが、その後、生徒や学校で、何か変化したことはありますか?

校長先生;校庭に水をまいたり、野菜畑の周りに水を溜めておく堀をつくったりしました。

草刈りは子供たちにやらせています。電動草刈り機があれば、もっと効率的にできると思っています。

 

質問(JST);今後、何か計画を立てていることはありますか?

校長先生;考えていることはいくつかあります。

・もっと木を植えたいと思っています。果物がなる木はすでに植えているので、トゥノアンなど建材となる木を植えたいと思っています。

・ゴミを集めても、雨期に燃やすことは難しいので、焼却炉がほしいと思っています。けれども、どのような形にするかは特に考えていませんし、作るための資金もありません。

・野菜ももっと増やしたいのですが、育てるにはさらに肥料が必要となります。

 

質問(JST);チェイ小学校は、現在、どのような団体から、どのような支援を受けているのですか?

校長先生;

・まず、アメリカのリーポォーンニャリーという団体からは、パソコン支援英語教育支援、さらに教師への給料補てん支援を受けています。

英語教育支援は、具体的には、チェイ小学校の先生19名のうち5名が、オーストラリアの団体が支援している町の英語教室に通っていて、その授業料の支援を受けています。

そこで英語を習ってきた先生は、チェイ小学校で、課外授業として月・火・水・金の放課後に、生徒に対して英語の授業をしてもらっています。

 

英語の補習授業を行っている先生に対しては、月20ドル(1日1時間教えている先生)または月40ドル(1日2時間教えている先生)の授業料が、支援団体から支払われています。

 

また、同じ団体から、19名の全先生に対して、1か月20ドルの給料補てんを受けています。

 

・その他、日本の"ハート・オブ・ゴールド"から日本語教育支援を受け、イタリアの"チャイ"からは生徒への奨学金校舎の支援を受けています。

 

とのことでした。

 

チェイ小学校は、支援団体が多く、郊外の学校としては非常に恵まれた学校だということが改めてわかりました。

さらに、中学校への進学率を聞いてみたところ、90%以上とのこと。

(中学校へ進学しない生徒は、ボトル回収で生計を立てているような貧しい家庭か、父親が地雷撤去団体に所属しているなど、定住していない家庭の子供とのこと)

アンコールクラウ小学校の場合は、10%くらいでしょうか・・・・。

学校の教育環境の違いで、生徒の将来も大きく変わるのだということが実感できる数字でした。

 

最後に、校長先生に、現在、困っていることを聞いてみたところ、

生徒数が多く(全生徒数722人)、1教室に40人分の机と椅子では全く足りない状況で、現在は、1教室60人以上で使っている。早急に欲しいのは、追加の机と椅子とのこと。

また、教師用の鍵付きの棚(教材用)が欲しい、地球儀が欲しい、という要望もありました。

 

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←JSTのインタビューに答えるチェイ小学校の校長先生

 

 

 

この要望を受け、さっそくJSTでは、地球儀をチェイ小学校に寄付することにしました。

 

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この1年、アンコールクラウ小学校、ワットダムナッ小学校、チェイ小学校の3校で、環境ワークショップを行ってきました。

来年度は、5校の小学校を選んで同じワークショップを行うことになりますが、

小学校の選定にあたっては、シェムリアップ市街地からより離れ、なるべく外国のNGOなどの支援が届かない地域の小学校を選んでいきたいと思っています。

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

 

 

2月9日と16日、2週続けて、教員養成校の学生を対象に、アンコール遺跡社会見学会を行いました。

 

実は、2月のはじめ、教員養成校の校長先生より、

「毎年、1学年全員を対象に、JSTが行う社会見学会を実施してほしい」と直々の依頼を受けました。できれば、教員養成校1年生前期のカリキュラムに組み込み、そうすることによって、各生徒の、学習目標をより明確にさせたいとも。

 

嬉しいですね!

JSTの活動がカンボジアの人たちに評価され、受け入れられはじめていることを実感しました。

 

 

さて。

2回続けて、教員養成校の生徒を対象に社会見学会を行ったわけですが、

現場で遺跡修復について説明をしてくれているプロス専門家は、

「やはり、このくらいの年代の学生を対象にした方が、すべての説明を理解してくれるので、説明しがいがあるね!」との感想をぽろっと漏らしていました。

そこで、今回は、プロス専門家に、ブログ用の感想文をぜひ書いてほしい!とお願いしてみたところ、快諾。

 

ところが・・・・・。

書いてくれた感想文は、

大学入試英語を彷彿とさせるような難解な文章から始まっています。

私の英語力では、なんだかよくわかりません・・・・。

そこで、外語大学出身のJSTメンバー・うめ子さんに和訳をお願いしました。

 

最初は、英文で書かれたプロス専門家の文章を、ブログにそのまま載せようと思っていたのですが、

和訳の方をご紹介したいと思います。

 

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←教員養成校の学生を前に説明する

プロス専門家。

この文章そのまま、とても真面目な遺跡修復専門家です。

 

 

 

JST主催によるサイト訪問に際しての感想

理解を伴わない信念を持つことよりも、理解することこそが重要なのだということを、我々は人々に対して説明しなければなりません。というのも、「信念」というものは、本質を理解していないときには、常にあやふやなものになってしまうからです。「理解」は、長期にわたる記憶を生み、知性と行動の双方に対する意識を発達させます。

これまでのカンボジアにおいて、人材養成事業は未だ展開することができなかった重要な課題であり、JSTは、シェムリアップのアンコール地域にある世界文化遺産の保存と修復を通して、この事業を進めてきました。

(文化遺産の)持続可能な保存と発展を促すために、すべての世代の人々、そして特には若年層の参加が求められています。従って、小学生や教員養成校の学生に対してJSTが行ってきた活動は非常に重要な課題であり、その結果は直接的にも間接的にも良い成果へと導かれてゆくことでしょう。参加したすべての生徒たちが、この社会見学会に興味を抱き、非常に喜んでいます。

小学生に対するサイト訪問の成果は、まるで筍が竹へと成長するかのように、それを享受した限定的な範囲に対してのみ直接的に作用しますが、しかし教員養成校の学生については、直接的にも間接的にも更なる有益な成果を得ることができるでしょう。つまり、教員養成校で学ぶ学生たちは、卒業後に優秀な先生になれるだろうということです。将来的に彼らは、自らが社会見学会で学んだ経験・知識をさらに自分の生徒にも広めていくことでしょう。

 

JSA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)により長年にわたり進められてきた人材養成事業への取り組みのおかげで、今や我々カンボジア人専門家は、自らの手で一連の保存・修復作業を行うことができるまでになりました。

スタッフ一同を代表し、この企画を立ち上げて下さったJST代表であるチア・ノル氏と、すべてのJSTスタッフに対して深く感謝申し上げます。

 

JASA建築・技術スタッフ チェム・プロス

 

 

※2月9日と16日に行われた2回のアンコール遺跡社会見学会は、東京新橋ロータリークラブ、東京レインボーロータリークラブ、(一財)国際開発センター(IDCJ)の皆さまのご支援により実施され、

合計161名の教員養成校学生と4名の先生が参加することができました。

この場を借りて、お礼申し上げます。

 

 

 

2月5日から2月8日までの4日間

コンポントムのサンボー村で、ある伝統儀礼が行なわれるとのことで

参加、取材してきました


サンボー村は、サンボー•プレイ•クック遺跡群のすぐ北東に位置する村で

儀礼は、このサンボー遺跡群が かつて都城遺跡として存在した時から

代々受け継がれてきたといいます

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カンボジアで今なお多く行なわれるニャックター神への信仰

土着の神様を祀る、精霊信仰です


サンボー村では、ニャックター神の好物は 亀と猿

とされ、儀礼のためにそれらを用意しなければいけません


2月5日

村の雰囲気は いつもと変わらず

村の男性数人が集まり 村の西に位置する池へと向かっていきました

亀を取りに行くのです。


しかし  池に到着する前に、この日は断念

村を挙げての儀礼と聞いていたのですが、この日も集まったのは4人で


サンボー村は街から離れた農村で 近年街に出稼ぎに行く男性も増え

年々とこの儀礼に参加する人たちも減ってきているようです。

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2月6日

この日は村にも少し変化がありました

朝起きると、子供たちがパチンコで遊んでいます


大人たちを先頭に、20人ぐらいの子供たちが集まり

サンボー寺院の眠る森へと進んで行きます


「いた」 という声が響くとみんなが森の中を駆け回り  

一斉に石を放つ   放たれた石が そこらじゅうから飛んできます

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狙いは猿      だったのですが、今回はこれ

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村の男性たちが家を出て、食料を調達しに行く

こうして2日が過ぎました


2月7日

村が少し慌ただしくなってきたような

各家庭を訪ね歩くと 多くの家庭で女性達がノムニエルと言われる 

日本でいうパンケーキのようなものを作っていました

DSC_0902.JPGのサムネール画像














ノムニエルは女性の乳房をイメージして作られ 豊穣を意味するもの


男性たちは家を出て食料を調達しに行く 

女性たちは家で帰りを待ち 食事を作る


この儀礼は、こうしてカンボジアで続いてきた社会を暗喩している

と言っていました


2月8日、、、この続きはまた次項に紹介します

遅くなりましたが、今回記事を担当した豊永です

これから一年間JSTで活動させていただきます

よろしくお願いします

"アンコールクラウ村のHappyな一日"に参加された、聖心女子大学4年生の祐加さんと萌さんから、感想が届きました。

お二人は、聖心女子学院の高校生のとき、学校の体験学習ツアーでカンボジアに来られたことがあり、

祐加さんは、4月から、日本で幼稚園の先生に、萌さんは養護学校の先生になられるとのことです。

 

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初めてカンボジアに訪れてから約4年、
めまぐるしい発展といまだに変わっていない素敵なものが
この国にあることを改めて感じました。
 
アンコールクラウ村の小学校・フリースクールに伺ったのは
2度目だったのですが、
校舎や畑などが増えても、
アツアツの雑炊に夢中になって食べる姿や
遊ぼう、遊ぼうと人懐っこく話しかけてくれる子どもたちの姿は
4年前とも変わらない温かさがあったような気がします。
特にたったすこしの間しか過ごしていないのに
"Goodluck for you."と言ってくれた子どもたちがいたのには
本当に感激しました。
 
そしてこんな温かさを持つ子どもたちが変わらずに
将来カンボジアという素敵な国を支える大人になってくれることを
願います。
また、日本にいる私が子ども達のためにどんなことができるのか
を考える機会を得ることができたことに感謝しています。

 

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アンコールやまなみファンドより、村の子供たちに、たくさんの絵本が届きました!

 

  110214.JPG                   こんなに沢山!みんな大喜びです。

 

 

110214_02.JPGグリム童話、イソップ童話など、日本の子供にもおなじみの童話から、三国志、千夜一夜物語まで。

最近は、カンボジアでも次々と新しい本が出版されています。

 

 

110214_03.jpg今まで、本というものが身近になかった村の子供たち。

本の面白さを知ってもらうために、村の青年たちに、一冊ずつ読んでもらうことにしました。

 

まずは、「トムとジェリーのお話」。

一言も聞きもらすまいと、みんな、とっても真剣に聞いていました。

村の子供たちは、ふだんの食事同様、物語にもかなり"飢え"ているのでしょう。

雑炊を食べているときのような集中力で、お話の世界に食らいつくかのように聞いていました。

 

(よ)

 

アンコールやまなみファンドのHP;

http://www.npo-if.jp/yfund/jp/yamajyuku.htm

 

先月、初めてトライした、ももたろうの歌、日本語版

雑炊をいっぱい食べて元気をとりもどしたアンコールクラウ村の子供たちと、もう一度挑戦することになりました。

今回は、振つけ付き日本の若者の出番です!

村の子供たちは、一生懸命、お姉さんお兄さんの真似をしながら、楽しそうに歌い、踊ります。

 

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けれども・・・・・・  ももたろうダンスを教える側も、子供たちに負けないくらい楽しそうでしたよ!! 

 

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                    おこしにつけた きびだんご~

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                    ひとつ わたしに くださいな~

(よ)

110213_02.JPG 2月6日(日)。この日は、アンコールクラウ村の収穫感謝祭でした。カンボジアの土地の神様、ニャック・ターに感謝する日です。

そして、国際開発センター(IDCJ)の石川さんが、アンコールクラウ村の青年グループや村の農民対象に、バッタンバンでのJICA農業開発支援(特に稲作について)のレクチュアーをしてくださる、ということで、

 

日本から旅行でシェムリアップに滞在中の大学生2人、ベトナムで日本語を教えている吉川舞の大学時代の友人、シェムリアップの旅行社にインターンで来ている大学生、シェムリアップ教員養成校で理科の先生をしているJICA青年海外協力隊員など、日本の若者もクラウ村へ集まりました。

 

そこで、1月に行い、子供たちに大好評だった雑炊を、もう一度つくろう!ということになりました。

"村の子供たちに届いたお年玉"の第2弾です。

http://www.jst-cambodia.net/jstnews/2011/01/post-65.html

 

見てください!雑炊を全力で食べるアンコールクラウ村の子供たち。

みんな、ほんとにいい顔してますよね!!

(よ)

 

 

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ローターアクト2760地区の皆さんからいただいた、アンコールクラウ小学校の生徒たちへの贈り物。

段ボール箱の中身は、たくさんのノートや衣類でした!!

 

そして先日、JST代表のチア・ノルが、午前と午後2回に分けて小学校へ行き、1クラスずつ回って、すべての生徒にノートを配ってきました。

衣類は、5,6年生の生徒へ。

 

 

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←ロータリークラブのマークと、

岡崎ロータリークラブ&岡崎ローターアクトクラブの文字が入ったこんなすてきなノートもありました!

 

 

 

 

 

 

アンコールクラウ小学校の生徒数は、現在、約600人。

そのうち、今年、小学校1年生から2年生へ進級できたのは、約200人中100人程度でした。

なんと、ほぼ半分の生徒が、2年生に進級できなかったのです!!

 

その理由はというと・・・・・

カンボジアの小学校では、2年生へ進級できる条件として、カンボジア語の母音文字と子音文字をすべて判別して書けることを基準としているため、そのレベルに到達しない生徒は「留年」、つまり、もう一度1年生からやり直すことになることが挙げられます。

これは相当なレベル、結構高いハードルとなっていて、見なおす必要があるのでは、という声もきかれるくらいです。

 

しかし、それ以外にも・・・・・

毎日のご飯を炊くための薪拾いや牛の世話など、

家の手伝いをするために、学校を辞めてしまう生徒も多くいますし、

ノートなどを買うお金がないために、辞めてしまう生徒もいるのです。

(カンボジアでのノートの価格は、1冊0.15ドルほどから)

 

ですので、全校生徒一人一人に配られたノートに、皆、大喜び。

皆、うれしそうに新しいノートを持って、家に帰っていきました。

 

ローターアクトの皆さん、どうもありがとうございました!

 

(よ)

 

JSTオリジナルツアーでも紹介した子供たちのための雑炊会、第二弾。

IDCJの石川さんからの最後の感想ブログです!

 

 

☆☆☆☆☆☆☆石川さんより☆☆☆☆☆☆☆

 

その後、JSTの皆さんが企画して下さいましたコミュニティセンターでの子供たちへの雑炊の炊き出しに参加しました。

火起こしから始まったこの大がかりな炊き出しですが、村のお母さんをはじめ、青年グループの段取りは手慣れたもの。大きなお鍋2つ分のかなり大がかりな調理でしたが、2時間後にはお鍋いっぱいにとっても美味しい雑炊が出来上がりました。

 

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子供たちは皆、お腹をすかせていたようで、お代りを何度もしていました。みんな行儀よく、ちゃんと並んで分け合って食べている姿は微笑ましかったです。

カンボジアでは、農村部での子供の栄養不足も大きな問題の一つに挙げられますが、野菜、お肉のバランスのとれたこのような炊き出し等は育ち盛りの子供の栄養補給に貴重な機会です。

子供たちへの炊き出しに料理に協力してくれた村のお母さん、青年グループのお兄さん、お姉さん、どうもお疲れさまでした。

 

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その後、みんなで子供たちに日本語の歌を教えたりして交流会。子供たちと歌を通じた交流はとっても楽しかったです。

 

110207_03.jpgこのような形での子供とのふれあい、普段の生活では得られない元気をたくさん与えてもらったような気がします。

JSTの皆さん、本当にどうも有難うございました。

(IDCJ 石川)

2月6日

 

IDCJ石川さん滞在3日目のこの日は、クラウ村農業ワークショップを開催しました!

以前、カンボジアの米どころ、バッタンバン州で行ったプロジェクトを参考に、村でも簡単にできる生産効率アップのヒントを紹介していただきました。

この日はいつもフリースクールに通ってくる子供たちだけではなく、村の大人の方々にも声をかけました。

話題は「農業」。きっと村の人たちもすごーく興味があるはず!

と思ってコミュニティセンターに行ったら、なぜか青年団と子供たちの姿だけ・・・

 

なんとこの日は村のニャクター様(精霊様)のお祭りでみんなそれに参加しているとのこと・・・

 

がーん、ショック・・・と、準備をしている間に、近所のおばあちゃんたちから徐々に集まり始め、勉強会が始まる頃には会場いっぱいにオーディエンスが!(写真に写っていないところには立ち見がびっしり。赤ちゃんを連れたお母さんたちも参加してくれました。)

 

 

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☆☆☆石川さんからのご報告!☆☆☆

モニタリング活動最終日の今日は、JSTの皆さんがセッティングしてくださいましてアンコールクラウ村のコミュニティセンターで勉強会を開催しました。

 

 

20110206-2.JPG カンボジアは農業を主要産業とする東南アジア有数の稲作国です。

 

しかしながら、一般のカンボジアの農家は独自のやり方で稲作などを行っているため、収量は他の地域に比べ決して高いとは言えません。

また、コメの場合は籾のまま、農産物も加工なしで仲買人に販売するため、仲買人の言い値での販売価格になり、安定した収入もままならない状態です。

そこで、それらの問題を踏まえた上で、クラウ村の皆さんに稲の作付前の簡単な種籾の塩水選、温湯処理等の農業技術、カンボジアの他地域、近隣諸国で行われている農産加工についての紹介をしました。

特に塩水選等の方法には、村の皆さんが興味を持って議論に参加下さったので、よかったなと思っています。

 

☆☆☆☆☆☆

 

発表の途中、 

石川さんがクラウ村の農業の現状に関する質問をすると会場のそこここから声が上がります。

 

20110206-3.JPG「肥料を使っている人はどのくらいいますか?」

 

 「うちは全然なんにも使ってないぞ。」

 

「うちのとこは、牛フンだけは使っている」

 

などなど意見が出て、今回集まった方々の家は概ね有機農法(?)だとわかりました。

 

 

 

 

生卵ともみ殻を使った「塩水選」(水に生卵を沈め、塩を溶かしていき、卵が浮き上がってきたらもみ殻を投入。沈んだ優良のもみだけを撒くと効率が上がるという方法。)には具体的な手順に関する質問も出て、「次の雨期にぜひやってみる!」とおじさんたちも意気込んでいました。

 

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とても具体的で、かつカンボジアの農村にすでにあるものだけでできる方法ということで、村の方々の心をぐっと捉えたようです。(老若男女問わず、真剣です!)

 

カンボジアでの次の作付は雨期が始まった後の6月頃。

その頃にまた、「塩水選」の手順をクメール語で書いた紙を配布するなど、JSTでもフォローアップをしたいと思っています。

 

石川さん、本当にありがとうございました!!

 

(ま)

 

昨日に引き続き、(一財)国際開発センター(IDCJ)の石川晃士さんからの活動報告です。

 

25日(土)

 

滞在2日目となる今日は今回のアンコール訪問の主目的である三井物産環境基金の活動のため、アンコールクラウ小学校へ!

 

本活動は三井物産環境基金の助成を得て、これまでに対象小学校にて植樹、環境教育を順次実施してきました。

 

そして、今回は乾季における植樹メンテナンスのモニタリング及び活動成果を見るためのアンケートの実施が目的です。

 

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カンボジアでは雨季と乾季が明瞭に分かれているため、

降水量の極めて少ない乾季には、根がはって間もない苗木の状態の樹木のメンテナンスは欠かせません。

 

 

 

 

 

今日は児童たち自身による樹木のメンテナンス作業を体験してもらいました。

樹木のメンテナンスは主に堆肥の施肥と水やりです。

校舎の正面から、裏側へ等間隔で植えられている苗木の周りに丁寧に堆肥を施します。 

 

 

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児童たちにとっては自分の背丈よりも小さいか、同じくらいの樹木。

その樹木に対し、一生懸命、肥料を上げている姿はとてもかわいらしいものです。

 

また、村出身の青年たちは、率先して力仕事を手伝い、児童たちに堆肥のあげ方を指導をします。

 

 

青年たちの自発的で積極的な活動には目を見張るものがありました。

本当に頼もしい存在です。

 

 

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←水運びは児童一人ではとても重いですが、女の子たちも協力して水運び

 

 

 

 

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その後、アンコールクラウ小学校の校長先生を囲んで青年グループとこれまでの三井物産環境基金による活動に関する活動についての議論及びアンケート。

 

 

今回の議題は、これまでの環境活動で学校としてはどのような姿勢で取り組んできたか、

またこの環境活動を通じてどのようなことに変化があったか等を中心に青年グループにも意見を述べてもらいました。

 

活動を始めて以来、

先生が率先して校内のゴミを拾うようになったり、

児童にゴミ拾いの指導を徹底するようになったり、

校舎の裏に焼却所が出来たりと

日々、本活動による環境教育の成果は見られているようです。

 

また、議論の中には小学校という地域コミュニティの一部の活動が地域住民の意識も変えてきているという事例も挙がり、

小学校内だけでなく環境教育の効果の方も次第に村全体にも波及しているようです。

 

まだ、始まって間もない活動ではありますが、これからまだまだ頑張らないといけないなと思わされた瞬間でした。

 

アンケートは後日集計、分析をして、これからの活動に活かしていきたいと思います。

 

 

 

2月4日~6日までの3日間、(一財)国際開発センター(IDCJ)の石川晃士さんが、IDCJとJSTの活動に参加されました。

今回は、石川さんにお願いし、この活動報告を書いてもらいました。

 

24日(金)

 

モニタリング活動初日の今日は、IDCJを通じてJSTの活動にご支援を頂いている東京新橋ロータリークラブ、レインボーロータリークラブ様よりアンコール地域の小学校への文具寄付に立ち会いました。

 

この文具寄付はご支援頂いているロータリークラブ様よりアンコール地域の児童の学習に少しでも役立ててほしいとの思いから実現した活動です。

 

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1回目となる今回は、クメール語で書かれた絵本、伝記物語等のいろいろなジャンルの書籍、その本の為の本棚、そして児童一人、一人に配布する勉強用のノート、ペンが今回の寄贈品として送られました。

 

 

 

 

 

カンボジアの一般的な小学校には図書等の教材が整っているところはほとんどありません。また、各児童の学習用の文具も非常に限られています。

そのような中でのこのようなご支援は児童達の学習環境に大いに役立ちま 110204_02.jpgす。

 

 

 

早速、私たちが小学校に到着してみると、児童たちが集まってきて、今日は何があるのかと、わくわくして落ち着かないようでした。

 

 

 

 

 

まずは児童たちがいつでも本が読めるように職員室への本棚の設置です。そして本棚にたくさんの書籍が並べられました。

そして、児童への文房具の配布。文房具の配布は年少の児童のクラスから順番に行いました。

 

 

文具を手にし、児童達の喜ぶ姿を見ていると、こちらまで本当にうれしくなります。

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カンボジアの児童が学習環境の向上によってもっともっと笑顔になれますように!

 

文具寄贈に立ち会って子供の笑顔に触れ、非常に癒された時間でした。 

 

先月1月28日、愛知県のローターアクトの皆さんが、アンコールクラウ小学校と、クラウ村コミュニティセンターを訪問。

村の子供たちと、折り紙や歌、そしてゲームなどで交流しました。

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←アンコールクラウ小学校に集まった、ローターアクトの皆さん。

 

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←小学校に、文具や衣類など、たくさんのプレゼントを持ってきてくださいました。

 

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←折り紙で鶴を作ってみよう!

右端が、今回感想を送ってくださった地区代表の猪子さんです。

 

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←アラピヤーの歌を皆で大合唱!

 

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←クラウ村コミュニティセンターでの交流。最後に記念撮影です。

 

 

 

 

では、第2760地区ローターアクト代表の猪子さんからいただいた感想を紹介します。

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ローターアクトクラブの海外研修プログラムで、
海外奉仕について取り組む機会を設けようと思い、
カンボジアの子ども達の現状を知ることをメインテーマとしました。
 
今回JSTさんには、私たちの訪問を快く受け入れてくださって、
本当に感謝しています。
 
長い内戦の影響で、教育基盤が破壊され、
子どもたちの就学率や進学率が低く、貧しい人たちも多い。
と、事前に聞いており、今回の学校訪問は、
「私たちがカンボジアの子ども達に何が出来るのか。」
の、答えを見つけ出す大きな機会となる予定でした。
 
実際に現地に訪問した際、私たちに笑顔で手を振りながら
駆け寄ってきてくれる子ども達が本当に可愛かったです。
 
わずかな時間ですが、子どもたちと遊んで、
私は、「幸せ」ということについて考えさせられました。
 
子どもたちは、非常に生き生きとしており、目を輝かせて、
私たちから見れば、貧しい暮らしをしているのかもしれないけれど、
家族の絆が強く、今を生きることに一生懸命なように見えました。
 
果たして、物があふれていて、物欲が先走って犯罪が起こる、
自殺者があとを絶たない、日本に生まれた私たちは、
彼らに奉仕をすると言えるほど、幸せではないと思いました。
 
もしかしたら、私たちが勝手に「かわいそうだから助けてあげよう」
と、思って支援していることは、彼らにとって良い影響にはならないかもしれません。
 
私たちが奉仕に行ったはずであったのに、
子ども達に、本当に大切なことを教えてもらいました。
 
しかし、カンボジアの教育基盤がまだ整っていないのは現状です。
 
子ども達は、本当に明るくて可愛かったです。
これからのカンボジアを作るのは彼らです。
 
だから、教養を十分に見につけて、彼らの手で自分の国を良くしていってもらいたい。
そのことのお手伝いに関しては、私たちもできる限りのことをしたいと、思いました。
 
貴重な体験をさせていただきまして、ありがとうございました。
 
村の子どもたちはもちろん、カンボジアの子どもたちが元気で成長することを心から願っています。


国際ロータリー第2760地区ローターアクト
地区ローターアクト代表 猪子知里

HP;http://rid2760rac.jp/ 

 

アンコールクラウ村コミュニティセンターでの村の子供たちとの交流は、子供たちの歌で始まり、歌で終わります。

現在のところ、子供たちの歌のレパートリーは、「さくら さくら」、「カエルの歌」、「幸せなら手をたたこう」。

そのうち、「さくら さくら」と「カエルの歌」は、なんと日本語で歌えてしまうのです!

 

小学校唱歌の代表曲の一つ「さくら さくら」は、村の子どもたちは、意味が全く分からないにもかかわらず、全員が、一語一語、日本語で正確に歌えてしまうのには、全くもって驚きの一言に尽きます。

 

「カエルの歌」は、カエルの鳴き声「グァッ、グァッ、グァッ、グァッ」のところを、

「オップ、オップ、オップ、オップ」とカンボジアのカエルの鳴き声で歌うところがなんともかわいらしい!

 

そんな村の子供たちに、新たな歌に挑戦してもらおうと、「ももたろう」の歌を選んでみました。

「ももたろう」は、村の子供たちは、英語劇として実演したことがあるので、小さな子供たちでも、ストーリーはなじみがあるはず。

 

(ももたろう劇のブログはこちら

http://www.jst-cambodia.net/tourblog/2009/03/post.html)

 

先日の雑炊イベントの待ち時間に、「ももたろう」の歌に挑戦してみました!

 

アンコールやまなみファンドから届いた、「CDで聴く童謡つき よみきかせ絵本」の「ももたろう」のお話と歌を、まず、子供たちに説明していきます。

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←雑炊用のお皿を手に持って集まった子供たち。

手前が、やまなみファンドの皆さんからプレゼントされた絵本です。

 

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←JSTスタッフのタウリーが、ホワイトボードに、カンボジア語でももたろうの歌の歌詞を書いていきます。

 

 

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←絵本の絵を見せながら、「ももたろう」のお話を解説するタウリー。

 

 

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子どもたちは、「ももたろう」のお話しに夢中。一言も聞き洩らすまいと、真剣に聞いています。

 

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←さあ、歌ってみましょう!

歌の指導は、JST日本人スタッフのうめ子お姉さんです。

 

 

ところが・・・・・!!

 

5~6回、皆で歌ったところで、もう、小さな子は、お腹がすきすぎて、歌どころではなくなってきました・・・・。

 

それはそうですね。

「腹がすいてはイクサはできぬ!」

ももたろうも鬼退治どころではありません。

 

その後の子供たちの様子は、こちらのブログをご覧ください!

http://www.jst-cambodia.net/jstnews/2011/01/post-65.html

 

「ももたろうの歌」は、「さくら さくら」などと比べて、テンポが早く、全く日本語がわからない子供たちにとって、ちょっと難しい歌のようでしたが、再度、挑戦してみようと思います。

 

(よ)

 

 

 

 

2010年8月18日に実施した教員養成校の学生たちへの社会見学会。

この機会に、「なぜ皆さんは先生になりたいのですか?」というアンケート調査を行いました。

現在のカンボジアでは、公務員の給与が安く、先生もその例外ではありません。都市部の小学校の先生も月給は$50~60ほどだそうです。特に地方の農村部で教鞭をとる先生たちは生活を維持するのが容易ではありません。そんな中で、小学校の先生を目指して勉強する2年生、74人の学生の声が集まりました。

JSTのソパリーが丹念に翻訳にあたり、ようやく結果がまとまったのでその一部をご紹介します。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 みなさん、こんにちは。JSTスタッフのソパリーです。今回私が翻訳したアンケートは、学生たちの本心から出た文章なので、その結果をご紹介いたします。

 

Q1 なぜ先生になろうと思ったのですか?

A  最初から自分がやりたいなと思っていたことであり、自分が得た経験やいろいろな知識を次世代に提供して、カンボジアを助けようと思ったからです。

A. 自分の知識を増やしながら、未来の人材を育成したいと思ったからです。

 

Q2 あなたはどんな先生になりたいですか?

A. 社会を発展させるために、自分の才能や能力を発揮できる先生になりたいです。

 

20110215-1 .jpgQ3 カンボジアの教育において大切だと思う点、難しいと思う点は何だと思いますか?

<大切にしたい点>

・勉強をやめないで、「教育」自体を必要なものだと考えてもらうこと。

・学校での教育に社会見学などの新しいプログラムを加えたていくこと。

<難しいと思う点>

・学校数が足りない点。

・学校に行かず、麻薬を吸って不良グループを作る若者たちがだんだん増えていること。

 

 

Q4  カンボジアの国や人々について、好きなところと嫌いなところを教えてください。

<好きなところ>

A. カンボジアは遺跡や動物、森、山や滝など様々な文化や自然が豊かな国です。さらにクメール人は明るく親切で、誠実で、忍耐強いので、そういうところが好きです。

A. 気温が高くて、湿気があるので、農業に適していて暮らしやすいです。

 <嫌いなところ>

A. あちこちにゴミを捨ててしまったり、違法に木を切ったり、動物や魚を捕まえたりするところです。

A. 汚職や縁者びいきがあるところです。

  

20110215-2 .jpgQ5 カンボジアの国や人々が、将来どのようになっていけばよいと思いますか?

A. カンボジアがこれから繁栄を増していき、周囲の人がどんどん意識の高い人になればいいと思います。そして、世界遺産や独自の文明や自然などをよく守るようにクメール人が団結し、協力し合うようになってくれれば嬉しいです。

A. 他の国のように政治、経済、基礎構造、感慨技術などがどんどん発展していき、特に人材育成に力をいれるようになるといいです。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

このシェムリアップの教員養成校には近隣の州から20倍ほどの難関をくぐりぬけて進学してくる学生たちが通っています。2010年8月に参加してくれた2年生の皆さんは、今月からいくつかのグループに分けて2カ月間の教育実習に行っているそうです。

教員養成校の校長先生からの要望で、好評につき、引き続き実施することになりました!!

 

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今月は一年生の皆さんを対象に、先週9日、今週16日と2回行います。

カンボジアの未来を担う先生のタマゴたち。彼らが大きくはばたけるように、JSTも最大限応援したいと思っています!

 

(ま)

 

2010年8月18日にJSTでは、シェムリアップの教員養成校の学生を対象に、バイヨン寺院修復現場の社会見学会を行いました。この学校は小学校の先生のタマゴたちを育てるところ。いずれ先生になった時、遺跡や歴史のこと、修復のことを次世代に継いで行ってほしい、と思っています。

見学会の様子は、JSTブログにて、青年海外協力隊としてこの学校で理科を教えていらっしゃる小八重さんがリポートをしてくれました。

コチラ→「未来への贈り物~修復現場見学~」http://www.jst-cambodia.net/jstnews/2010/10/

 

社会見学会の後には、参加した学生さんから次のような感想が寄せられました。

 

「アンコールトムで社会見学ができて、私たちにとってはとてもいい経験になりました。アンコール王朝の発展の歴史、文化、文明、宗教など、様々な新しいことを知る機会をえて、本当に嬉しかったです。JASAが崩壊が進んでいる遺跡の修復を頑張って行っていること、JSTの引率で私たちがこの見学会に参加できたことに、感謝しています。

クメール人の教員養成学生として、バイヨンセンターや社会見学で得た知識を次世代に伝え続けようと、本心から思いました。そして、文化遺産を一生懸命守っていきたいと強く思っています。」

(テース・シナーさん 教員養成校28期生 男性)

 

「バイヨンインフォメーションセンターや日本国政府アンコール遺跡救済チームのバイヨン寺院の修復現場を見に行くチャンスを頂いて、本当に嬉しかったです。今回の社会見学から遺跡の保存や修復方法に関して新しい知識を頂いて、さらにカンボジアの歴史や、現在遺跡が崩壊している原因をもっと詳しく理解できるようになったと思います。

これからもカンボジアの発展を助けるために、JSTとJASAのプロジェクトがどんどん進んでいってくれるといいなと思っています。」

(モイ・コブさん 教員養成校28期生 女性)

 

今月中に、この学校からさらに2グループ、計100名以上が社会見学に参加することが決まりました。まずは先生のタマゴたちが遺跡に興味を持ってくれて、将来それぞれの授業で遺跡のおもしろさを子供たちに伝えていってくれることを願います。

 

さらに、この学生たちを対象に、遺跡に関する意識調査や、なぜ先生になりたいかといったアンケート調査も併せて実施。小学生の社会見学とは、また一味違うオプションを付けています。

次回はそのアンケート調査の結果もご紹介します!お楽しみに☆

 

(ま)