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6月26日(土)

シェムリアップの小学校3校での環境調査が無事終了し、来月からは、いよいよ環境ワークショップです。

今日は、その準備のために、アンコールクラウ村青年グループがオフィスに集まりました。

まずは、アンコールクラウ村青年グループ向けに作ったアンケートを実施。

このアンケートは、アンコールクラウ村での生活実態を把握するとともに、現在行われている、「IDCJ-JST環境調査+ワークショップ」前後での、青年たちの環境に対する意識の変化を探ることも目的としています。

・・・・・・どのような結果が現れるか、楽しみですね。

 

 

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ミーティングのまとめ役、JST指導員のタウリー。

 

ミーティングの様子(↓)

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この写真からもわかるように、アンコールクラウ村の青年達はとっても真面目!

実は、このミーティングの最中、「日本語を学びたい!」という意見が誰からともなく出、

タウリーが、「私が教えますよ!」と立候補。

来週から、日曜午前中に、アンコールクラウ村コミュニティーセンターで、日本語教室が始まることになりました!!!

 

IDCJ-JST環境調査をきっかけに、このような展開になるなんて・・・・。うれしい限りです。

教わるほうも、教えるほうも、ぜひ、頑張って!

応援しています。

 

(よ)

 

 

 

6月19日(土)

 

IDCJ-JST環境調査の3回目はワットダムナッ小学校です。

 

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朝、校庭に集まったアンコールクラウ村青年グループの面々。

JST代表のチア・ノルの話を聞く姿は、以前より姿勢も伸びて、真剣そのものです。

 

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←校長先生(中央)へのインタビューグループ

 

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←周辺住民の環境調査グループ。1件1件回ってインタビューを行います。

 

 

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←小学校内の環境調査グループ。

木の大きさや位置、井戸やゴミ捨て場などの位置を書き込んでいきます。

 

 

 

 

 

 

この学校の環境調査の焦点は、前回、6月16日のブログでも紹介した「ゴミ問題」。

なぜ、大量のゴミをそのまま放置しているのか?

今後、このゴミをどう処理していく予定なのか?

 

校長先生への聞き取り調査でわかったことは、校庭の裏のゴミは、単に小学生が捨てたものだけではないということ。

敷地内にあるお寺で出たゴミだったり、塀の外の一般住民が、夜、捨てに来たりするとのことなのです。

そのお寺の、よく知っているお坊さん、チューンさん(↓)が通りかかったので、そのことを聞いてみたところ、確かにそうだということ。

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小学校の裏には、3mくらいの穴が掘られていて、低くなっているので、そこにゴミを捨て、その後、土をかぶせる予定とのことなのです。

ただ、今は、シェムリアップにもゴミ回収業者がいるので、お寺で出たゴミは、そちらに回収してもらっているそうです。(これには1ヶ月20ドル前後必要)

 

私は、そのお寺の敷地内にあって、このワットダムナッ小学校にも隣接している「図書館」の設計・建設を終えたばかりなのですが、

やはり、近隣住民が、夜、敷地内に忍び込み、トイレやシャワーを汚く使うので、それに対して設計上どう対応するか、ということが検討課題となっていました。

この近辺には、家がなく、屋台のそばで寝泊りしている家族もいるので、そういった、トイレを持っていない近隣住民が、夜、トイレを使い、ついでにゴミも捨てていくようです。

 

この調査を通して、小刻みにですが、少しずつ、いろいろな問題が見えてきます。

 

"問題"といえば、今日、アンコールクラウ村青年グループが環境調査を行っていたときのこと。

休み時間、先生が本をいっぱい詰めたダンボールを抱えて校庭に出、地べたにゴザを敷き出したので、何が始まるのかと見ていたら、生徒のための「即席読書スペース」ができあがったのでした。

 

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子供たちが熱心に本を読んでいる姿はほほえましくもあったけれど、ワットダムナッ小学校には、図書室もないのだということに、改めて気づかされました。

 

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←調査後、資料をまとめるアンコールクラウ村青年グループ。

 

 

 

 

 

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←反省点や感想など、意見交換も行いました。

 

 

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

 

 

6月16日(水)

 

今日は、次回、IDCJ-JST環境調査を行うワットダムナッ小学校へ下見に行ってきました!

 

 

ワットダムナッ小学校はシェムリアップの中心部、オールドマーケット近くにある小学校で、お寺の敷地内の片隅にあります。

小学校の敷地はほんの少し。

校庭もほとんどありません。

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←ひと目で見渡せる、この写真に写っている範囲が小学校の敷地です。

 

 

 

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←上記写真に写っている校舎の一番奥には、現在は使われていない、このボロボロの木造校舎が並んでいます。

 

 

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 ←そして、校舎の後ろ、敷地境界塀との間には、ゴミの山が・・・・・。

このゴミ、3mほど掘られた大きな穴の中に捨てられているとのこと。

 

 

 

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←ゴミの元凶はこれか?・・・・・生徒が休み時間に小遣いで買うスナックが売られている屋台(カンボジアではどの小学校にもあります)

 

 

 

 

 

IDCJ-JSTが行っている三井物産環境基金によるこの活動では、3校の環境調査が終わった後、再び同じ学校を廻り、生徒たちと校庭に苗木を植える予定です。

 

しかし、ワットダムナッ小学校は、このとおり、あいている敷地は、ゴミの山に占拠されており、この問題を何とかしなければ、苗木をほとんど植えることができない状態だということがわかりました。

 

 

さあ、どうするか・・・・・。

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←とはいえ、子供たちの笑顔はどこも変わりませんね!

 

 

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

6月12日(土)

 

アンコールクラウ村青年グループによる小学校の環境調査2回目は、西バライ近くにあるチェイ小学校です。

 

実はこの環境調査、先週5日(土)に行う予定だったのですが、中学校の試験があるとのことで、急遽、延期になりました。

カンボジアでは、先の予定が見えないことが多く、このように、延期や変更となることもしばしばあります。

というよりも、カンボジアでは、「先の予定を立てること」事態が、日本の感覚とちょっと違います。

様々な場面で、場当たり的な行動をとることが普通なのです。

たとえば、結婚式や披露宴の招待状は3日前くらいに届けられるし、夕食会などのパーティーなどは当日誘われることが一般的。休暇の家族旅行なども、なんとなく当日の朝決まって、車で5~6時間もかかる場所に出かけていったりもします。

 

それはさておき・・・・。

 

朝8時。

チェイ小学校の校庭には、アンコールクラウ村青年グループが集まっています。

ちょうど、朝ごはんのパンを食べ終わったところでした。

実は、この時点で、私たち日本人の常識では予期できなかった小さな出来事が一つ起こっていました。

それは、アンコールクラウ村からここチェイ小学校まで、車で約30分の道のりを、小型バスに全員乗ってくるよう、JSTで手配していたのですが、村の青年の何人かは、車に乗ったことがなく、「車酔い」が心配で、用意したバスに乗ることができなかったことです。

・・・・・・こんなこともあるのですね。

バスに乗ることができなかった青年たちは、バイクに乗ってきましたが、今後、遠方の小学校を調査することになったらどうするのかと、先のことですが、ちょっとばかり心配です。

 

さて。

さっそく、周辺住民への聞き取り調査班2グループ、校庭内の環境調査班2グループ、校長先生へのインタビュー班1グループに分かれて調査開始です。

 

100612_01.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

←JST指導員のタウリー(右)の説明を

受ける<周辺住民への聞き取り調査班A>のメンバー。

 

 

 

 

 

左から、コン・ソポアン(17歳、高校1年生)、レイ・ルウム(18歳、中学1年生)、ライ・ソムロン(19歳、高校2年生)。

 

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←前回の調査に引き続き、JST指導員として参加している日本語ガイドのソーさん(右端)。

 

 

 

 

 

 

 <周辺住民への聞き取り調査班B>のメンバー。

左からプロム・オデン(16歳、中学2年生)、ヴォン・スレイマオ(18歳、高校1年生)、スーン・プーム(17歳、小学5年生)。

 

 

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<校庭内の環境調査N>グループのメンバー。

左から、チューン・チェット(29歳、やまなみ塾の英語教師)、テイン・トム(19歳、高校2年生)、プロム・オッドン(20歳、アンコールクラウ村唯一の大学生)。

 

 

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<校庭内の環境調査S>グループのメンバー

左から、ローン・セン(17歳、中学1年生)、ワン・サワォーン(17歳、中学1年生)、ソム・ソピー(28歳、やまなみ塾英語教師)。

 

 

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<校長先生へのインタビュー>グループのメンバー

左からカン・チュン(18歳、高校1年生)、ロン・チャム(21歳、遺跡修復作業員)、そしてJST指導員のソティさん。

このグループには、あとから駆けつけてくれたライ・ピセイさん(20歳、高校3年生、アンコール・ワット整備員の一員)も加わりました。

 

校長先生へのインタビューでは、小学校に対する外部団体からの支援状況についても質問するのですが、これに対し、校長先生は、支援者の期待に答えるためにいかに学校側が努力してきたか、ということを熱心に語り始め、場の雰囲気が盛り上がりました。

 

 

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調査が終わった他のグループのメンバーも加わり、チェイ小学校校長の話を聞きます。

 

・・・・・ちょっとばかり、調査に余裕も見られるようになった、チェイ小学校環境調査でした。

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のワットダムナック小学校に続き、2週連続で小学生のための社会見学会を実施しました。

 

今回の参加者は、JASAオフィスやCafe MoiMoiにもほど近い、「シェムリアップ師範学校」の6年生たちです。この師範学校は、日本で言うと、教育大のような役割を持っていて、高校を卒業してこれから先生になる学生たちを教えるための学校です。師範学校内には、小学校も併設されていて、教育実習のような内容も学内で行えるようになっています。その小学校から、6年生79名と先生2名に参加していただきました。

 

小学校によって、子供たちのカラーが異なり、いつも新鮮な社会見学会。

今日はどんな子供たちが来るのかと、バイヨン・センターで楽しみに待っていた5月27日の朝。そこに、なだれを打ったような子供たちの足音が!窓の外を見ると、子供たちが我先にとセンターに駆け込んできます。

「ん??いつもと違うぞ。なんだこの勢いは?!」とセンタースタッフと訝しがっていると、小学校まで迎えにいっていた別のJSTメンバーが「今日の子たちは元気だよ~。」と笑っていました。

 

4回目となる社会見学会にすっかり慣れているベテラン・ソパリーと、2回目で余裕が出てきた見習い・タウリーの二人組が、子供たちにセンターの説明を始めます。2人の呼び掛けに、子供たちの反応がこれまでよりもさらに元気で、質問も自然に出てきて、説明する側も楽しそうでした。

20100611-1.jpgこの真剣な表情 !

 

やんちゃ坊主たちの中には、説明を待ち切れずに先に進む子も。センタースタッフの説明のまねをしています。さらに、修復の道具を発見し、ノミを握って石材を彫る手つきをしてみたりも!

 

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20100611-3.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

その中に一人、熱心にメモを取る少年が。行きつ戻りつしながら、他の友達が移動してしまってもパネルにかじりついています。

 

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「歴史が好きなの?」とクメール語で質問すると、はにかみながら「Yes!」と英語で力強く答えてくれました。

 

 

 

 

 

20100611-3.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

この学校では目の不自由な生徒たちも、点字の教科書を使って一緒に勉強しているそうで、社会見学会にも一緒に参加してくれました。説明だけではわからないだろうと思われる彫像や陶磁器には、特別に実際に手で触れてもらいました。

 

 

 

 

そして、元気な師範学校の子供たち待望の修復現場へ!(子供たちの期待が高まりすぎて、センターを出る前に注意事項を話す間に2度もフライングして走り出すというハプニング付き。)

 

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この日は、日本からJASA中川団長も現場を訪れており、「この中から次世代の修復専門家が現れてくれることを期待しています。」と呼びかけました。 

 

 

子供たちの好奇心は留まるところを知らず、専門家の問いかけにも大きな声で答えます。最後の質問タイムには、真剣な顔の質問が、予定の時間を過ぎても続きました。

 

 

 

「ラテライトと砂岩はどう違うのですか?」との質問には、

「実際に触ってごらん。ちょっとだけ水をかけて様子を見てごらん。」と現場だからこそできる五感で遺跡を感じる体験をしてもらえたと思います。

 

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歴史少年も夢中です。

 

 

 

 

帰りのバスの中ででは、「遺跡の修復で働きたい人~」という問いかけに7,8人の手が挙がりました。その中には、あの歴史大好き少年の姿も、ノミを握っていたやんちゃ坊主の姿もありました。

さらにセンタースタッフが子供たちに、もともとガイドをやっていたことを話すと「私もガイドさんになりたい!」と今度は女の子たちの手が挙がりました。

 

その後は、センタースタッフとの間で

『ガイドさんになりたいから、バイヨン・センターで勉強できますか?』

「もちろん。カンボジアの人はいつでも無料だから、みんなで遊びに来て。」

『ガイドさんにはならないけど、歴史が好きだから本を読みに行ってもいいですか?』

「もちろん、本も読めるよ。わからないことがあったら、私たちと一緒に勉強しよう。」

『一人だけでも行ってもいいですか?教えてくれますか?』

「私たちがいつもいるので、学校が終わって時間があるときは来ていいよ。」

・・・・

 

2010 0611-7.jpgとほほえましい会話が続き、『地域教育の拠点となる』というバイヨン・インフォメーション・センターの目標の一つに大きく近づいたことを実感する一日となりました。

 

そして、最後は待望のお弁当タイムです。お疲れさまでした~。

(一番右の帽子の少年が、将来ノミを握る職人になりたい、やんちゃ坊主です。)

 

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この日の社会見学会は日本の企業や一般の方々からのいくつかの寄付を併せて、催行されました。

 

(ま)

 

 

 

 

 

みなさん、こんばんは。JSTの吉川 舞です。

 

雨期に入ったというのに雨がなかなか降らず、降ったら暴風雨という

異常気象の影響を感じずにはいられないシェムリアップです。

 

さて、2009年のJSTの活動をまとめた報告リーフレットが完成しました!!

JSTHP内の『活動報告』に掲載いたしましたので、オンラインでもご覧いただけます。過去の活動報告もありますので、この機会にJSTの軌跡を辿っていただくというのもお勧めです。(各年、ダウンロードも可能です!)

 

HP TOP>事業概要>活動報告 で見られます。

URLはこちら→http://www.jst-cambodia.net/shared/img/sub/group/2010.pdf

 

掲載用の写真を探して、1年分の活動記録を振り返っているうちに、昨年と比べて子供たちの写真が圧倒的に多いことに気が付きました。

 

考えてみれば、2009年はまさに「教育」の年。

 

JSTに新しい教育リソースが加わり、今持っている遺跡という資源と合わせて、いかに子供たちに渡すか。これが最大の課題だったということを、振り返って改めて実感します。

 

新たに加わった教育リソースは、JSTを取り巻く様々な繋がりの中で生まれたもの。

それを体験する子供たちの表情にも、今までにない驚きや発見があふれています。

 

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新しく始まった絵画教室にて。

「池のほとりにいるのは将来の僕。ヤシの木の下にいるのは・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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初めての劇『桃太郎』を英語で披露!

目指せ、クラウ村フリースクール

演劇部!?

 

 

 

 

 

 

多くの方々に支えられた1年に改めて感謝すると共に、子供たちとまだ見ぬ世界をもっともっと繋げていきたいと願う2009年でした。 

 

(舞)