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626日(金)

東京で高校の美術の先生をされ、退職後、シェムリアップで子供のための絵画教室を開かれているK先生が、クラウ村でも定期的に絵画教室を開いてくださる!・・・・・うれしい話がクラウ村に舞い込んできました。

今日はその第1回目。

本格的に絵の指導をするならば1クラス20人くらいまでがちょうどよい人数とのこと。

けれども、最初は様子をみながらいきましょう、ということで、村の子供たちに声をかけたところ、なんと100人もの子供達が、クラウ村コミュニティーセンターに集まっていました。

 

そこで、大きい子は集会場で、小さい子はやまなみ塾の建物で、別れて先生の説明を聞き、絵を描くことになりました。

 

090626.jpg先生の説明を聞く大きいクラスの子供たち。

皆さんがいる、このクラウ村コミュニティーセンターの敷地内で好きな場所、好きなものの絵を描いてください。というテーマが先生から出されました。

 

 

 

 

 

 

 

090626_02.jpg一方、小さいクラスの子供たちも皆、真剣に先生のお話しに耳を傾けています。

 

何でも好きなものを描いてくださいね。

画用紙いっぱいに大きく描いてください!と先生。

 

 

 

 

 

 

大きいクラスの子供達は、皆、敷地内に散らばりはじめました。

自分の気に入った場所で、気に入った対象物の絵を描いています。

 

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小さいクラスの子供達も、驚くほどの集中力を発揮して、自分のイメージする絵を描いています。

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どちらにも属さないもっと小さな子供達は、皆で集まって、お兄さん、お姉さんの真剣な姿を見ながら静かに遊んでいます。

きっと最後に配られるお菓子がほしくて来たのでしょうね。(かわいそうに、残念ながら今日はお菓子を持ってきませんでした・・・・・)

 

 

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先生が持ってきてくださった色鉛筆で色をつけ、出来上がった子供たちの絵の数々。

なかなかいいですよ。と先生。

絵画教室にこれからも参加したい人!・・・・子供たちに聞いたところ、全員が元気に手を挙げていました。

 

村の子どもたちの集中力はなかなかのもの。

そして表現力にはそれぞれの個性が・・・・・。

村の子どもたちのこれからの成長を大いに期待させる絵画教室初日となりました。

(よ)

 

岡崎市常磐南小学校の皆さんが集めてくださった文房具が、船便で数か月かかってカンボジアに届きました。

さっそくクラウ村小学校に文房具贈呈に向かいます。

学校代表の教頭先生へ、日本からの文房具を渡すJST代表のチア・ノル。

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ふと窓から外を見ると、校庭では、たくさんの新品の椅子と机が。

実はこれ、最近クラウ村に引っ越してきたプノンペンからのカンボジア人家族が、地元小学校の子供たちへと寄付してくださったものとのこと。

090625.jpgのサムネール画像

カンボジアでは、公立学校への国からの予算が皆無に等しいので、善意ある方々からのこのような寄付で、教育に必要な備品が少しずつ揃えられていくのですね。

日本からの文房具も、たとえ使い古しのものでも、カンボジアでは貴重な貴重な学習道具。皆、大事に使っています。

岡崎市常磐南小学校の皆さん、どうもありがとうございました!

また、日本の小学校からの文房具を送ってくださったNPO法人オアシスの皆さん、ありがとうございました。

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今月6日に、クラウ村の子どもたちの前で大活躍をした2台のオルガンの続報です。

あの日、オルガンたちは子供たちを魅了しました。しかし、それはまだ本調子ではありませんでした。

きれいにメンテナンスをされて日本を出発したものの、カンボジアまでるばる移動してくる間、振動と熱とに耐えていたオルガンは、音が微妙にずれてしまっていたりと、その内部にダメージを蓄積していたようです。

 

JSTでも、そんなオルガンの状態を気にしていて、なんとかせねばと手を尽くしていました。

そんな中登場したのが、"JHP・学校をつくる会"からやってきたオルガン・レンジャーたち。

 

090617-1JPG「JHP・学校をつくる会」はプノンペンを本拠地としてカンボジア国内に文字通り、学校をつくる協力をしている団体です。

そしてその中には、音楽や絵画教育などソフト面での協力をしているチームがあり、日本から送られてきたオルガンを、カンボジアの小学校に届ける活動をしています。

 

 

 

 

アンコール・クラウ村に届いたオルガンの輸送を担当してくれたのも、こちらのNGO。そしてそのご縁で、今回オルガンのメンテナンスを引き受けていただいたのです。

 

プノンペンから来た、カンボジア人2名と日本人1名のレンジャーチーム。

2台のオルガンの前にそれぞれ立ったカンボジア人のお兄さんたち。オルガンにちょっと触って、「大丈夫、これは問題ないね。」と早速診断。

 

どうやら、2台とも中にホコリなどが入ってしまって弱っていただけのよう。

壊れてなくてよかった・・・。ほっ。

 

090617-2JPGそして、レンジャーチームのお兄さんたちが、クラウ村フリースクールの先生たちに、オルガンのメンテナンスの方法を教えてくれることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

カンボジアは土埃の舞いやすい国。また、ネズミやシロアリなど、足ふみオルガンの敵がたくさんいるところでもあります。

本当なら月に1回くらいは中を開けて、掃除をしてあげるのが理想。

メンテナンスの方法を先生たちが知っていれば、オルガンの故障を未然に防げます。

 

1時間ほどに渡る解体・メンテの後、オルガンを試しに弾いてもらってびっくり。今までよりも格段に、澄んだ力強い音が出るようになっていました。

 

これが君たちの実力だったのか・・・。

 

 

090617-3JPGクラウ村のちびっこギャングたちも興味津津。

これからも教えてもらった通りにケアをして、今度は先生たちから子供たちにその方法を伝授していって、この素敵な音をちゃんと守っていこうね。

 

 

 

 

                       

                                           *文中写真提供:JHP・学校をつくる会 

JHPのみなさん、ありがとうございました!

 

(ま)

 

6月6日、晴れ。

今日もクラウ村の子どもたちは元気です。

そして、その子供たちがワクワクした目で見つめる先には、2つの茶色い箱が。

そう、今日からクラウ村に仲間入りする2台のオルガンです。

 

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シェムリアップに届けられてから早2か月が経過していた音の高低の違うオルガンコンビ。子どもたちの前に登場する、この日を心待ちにしていました。

今日は、シェムリアップにほど近いトンレサップ湖の近くで保育士さんの育成をしている教会から、シスターと保育士さんという強力な助っ人をお招きして、いよいよオルガンの本領発揮です。JASA団長の中川教授や、シェムリアップ在住の日本人の方もオーディエンスに加わりました。

 

 

まずはオルガンの音色を子どもたちに知ってもらおうと、シスター村上による賛美歌の演奏。

初めて見る箱から流れてくる初めて聞く音色。最初は子供たちもなんとなくきょとんとした印象。

 

続いて、子どもたちも一緒に歌える曲を、ということで「幸せなら手をたたこう!」をクメール語で。

ここからは2人の若いカンボジア人保母さんの独壇場。保母さんの勉強を始めてまだ3年とは思えない風格で子供たちをうまーく乗せて、惹きつけていきます。気がつけば子どもたちの目は一心に保母さんの口もとと動きを追っていました。

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27歳と26歳の保母さんコンビ、大活躍です。

 

 

通常の「手をたたこう!」をアレンジした、最後は両手を合わせて「オークン!(ありがとう)」というカンボジアオリジナルバージョン。

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だんだん大きくなっていく子供たちの声ときらきらと見開かれていく目。こっちまで思わず一緒に思いっきり手を叩いてしまいます。

 

「手をたたこう!」はもう完璧!続いて「キラキラ星」です。こちらもクメール語の歌詞がついています。

2曲目になると、必至に歌詞を覚えようとする子、歌詞はともかく振り付けを思いっきりやる子、オルガンの旋律に耳を澄ませる子、とよーく見ているとそれぞれの特徴が見えてきます。

 

 

と、ここで。

子どもたち、壁に当たります。

キラキラ星の「まばたきしては みんなを見てる」の部分の音程が、どーしても「きらきらひかる・・・」につられてしまってうまく歌えません。

まぁ、それくらいかわいらしくていいじゃないか、と思っていたら、保母さんたちの指導は甘くはありませんでした。「ちゃんとした音程で覚えてもらえないと意味がない」と、問題の部分に繰り返し繰り返し挑戦します。

まずオルガンだけの音を聞かせて、そして保母さんだけで歌っているのを聞かせて、次に子どもたちに歌ってもらう、これを何度も何度も繰り返し、まだ・・・?とちょっと困惑気味の子どもが出てきた頃にようやく、みんなで音をつかむことができました。

 

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ご夫婦でシェムリアップ在住の漆原さん。保母さんたちへの音楽指導のお手伝いをされている方。子どもたちがしっかり音を掴めるように、じっくりと教えていただきました。

 

これまでも日本人の方が訪問されて、歌や踊りを教えてもらったり、一緒に歌ったりする機会はありました。しかし、その時には、言葉の違いがあることや楽器演奏がなかったことから、音楽に触れ子どもたちに楽しんでもらう、そして自分たちも楽しむという、「交流」が主体でありました。

 

それが、オルガンの登場、そしてカンボジア人の保母さんが加わったことによって、音楽に触れるところから、もう一歩踏み込んで、音楽を耳で聞き、再現し、体感するという段階に進んだようです。

 

そしてこの日の最後に、子どもたちにオルガンを触ってもらう時間を設けました。

 

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はじめのうちは腰が引けていた子供たち。でも前に出て、オルガンの椅子に座って鍵盤に触れて、シスターに教えてもらいながら、自分の手でドレミファソラシドの音を出してみると、とたんににぱっと笑顔になります。

 

 

近い将来、クラウ村の大きいお姉さんたちがオルガンの弾き手になって、小さな子どもたちにキラキラ星を教えてあげる。そして、その小さい子がまた少しずつ覚えていって、その下の子どもたちに教えてあげる。

 

 

そんな風に、この2台のオルガンとクラウ村の子どもたちが歩いて行けたらいいな、と思っています。

 

最後に、今回ご支援いただいた三田商会様、善興寺・住職の飛鳥様、楽器店店主・竹田様、そしてオルガンの輸送にご協力いただいたJHP・学校をつくる会様、本当にありがとうございました。

 

そして、この記事をご覧の皆様も、クラウ村で子どもたちと一緒に、大声で歌ってみませんか?!

 

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みんなの歌が気持よくって、眠くなっちゃった・・・・。

 

 

(ま)

バイク大国カンボジア。

シェムリアップの町はどこに行くのもモト(バイクのこと)が便利。

町自体が小さくて、端から端まで15分もあれば十分に走り抜けられてしまうこの町の人にとって、モトは自転車の延長線上にあります。

だからまるで自転車に乗るように、気軽にモトを操って、いろいろな旅をする。

もちろんヘルメットなんてかぶらず、家族5人で1台のバイクに乗ることも当たり前。

むしろそれこそが、カンボジアの「まち」の風景であったのです。

(JSTNews! のオンボロバイク少女たちがまさにそれを象徴しています)

 

そのモト環境に2007年から、少しずつ変化の波が。

ヘルメットの着用、3人乗り以上の禁止、古い(ボロボロ)バイクの取り締まり、そしてバイクにも免許証が必要になったこと・・・などなど

新しい道路交通法が施行され、街角に白バイポリスが立ち、ものものしい大きなサングラスでにらみを利かせるようになりました。

はじめのうちは、「へっ。ヘルメットなんて!」という風潮だった町の人々ですが、ポリスの威圧感にたえかね、ポツリポツリとヘルメットライダーが目につくように。

 

そして現在では、シェムリアップの町中でも当たり前のようにヘルメット着用が定着しています。中には、さっそうとピンクのミニメットをかぶりお父さんの背中にしがみつくガキンチョも。

 

さらに!

この6月1日から、なんとさらに取り締まりが強化されるという噂が。

というのは、今までドライバーのみが義務付けられていたヘルメットが、後ろに乗る人間にも適用されるという法律ができた、と新聞に掲載されていました。

 

私自身は、シェムリアップでもどこでも、バイクは自分で運転せず、「モトドップ」と呼ばれるバイクのタクシーに乗っています。市内ならどこでも$1以内で行けてしまうので、自分でびくびく運転するよりずっと便利だな~と。最近は事務所の近くをナワバリにしているおじいちゃんと仲良くなり、こちらのライフサイクルを分かってくれるようになってさらに快適。

 

しかし!もし私がヘルメットをしていなかったら、このおじちゃんがポリスにつかまり、罰金を払わされるのでは?と懸念をいだき、その結果、ついに買いました、マイヘルメット。

 

市内のヘルメット屋さんで$13。お店にある中では、最新で最良という店主さんの触れ込みと、原色ではない色合いに魅かれてこれにしました。

 

今まではヘルメット自体をちょっとばかにしていた私。でも、かぶってみるとその快適さにびっくり。この驚きはきっと1年ほど前のシェムリっ子たちと一緒だと確信しました。

埃が目に入らない。雨が降っても目を開けていられる。風が吹いても大丈夫。などなど、まさにカンボジア特有の問題を解決するのに、ヘルメットはなんと効果的か!

 

 

嬉しくなって颯爽とみんなに自慢し、明日からは私もヘルメッターだから、とカッコをつけた日から早1か月。「後ろの人もヘルメットをかぶらなければならない」という取締がされている気配はありません。

がーん。

 

しかし、私がこの国にきて1年と3か月。これだけの間にも確実にシェムリアップ市内の交通量は増えているように感じます。観光客を乗せた大型バスや、裕福な人たちの大型車に混じって、最近ではマーチとか小型車も目につくようになりました。町に住む、一般家庭に自動車という新しい選択肢が登場してきたともいえるかも。

ヘルメットは、拡大するシェムリアップという「まち」と、車社会から身を守る必須の要素に成長していくのかもしれません。

 

(ま)