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4月は乾季の最高潮、暑い日の続くカンボジア。(でも今年の気候はちょっとヘンです。)

2009年の初めに村から我が家にやってきた、クメール犬のラティ(本名:ラテライト)もたった2か月の間にむくむくと大きくなり、果ては熊くらいになるのでは?とみんなが危惧していたのですが、ここ一月は成長が止まり、飼い主同様、どちらかというと小型に落ち着きました。

カンボジア社会では犬は嫌われ者。(その理由:カンボジア伝統の高床式の家屋では、人間様と猫が家の上に上がり、犬は家の下で生きる生き物だから)という定説がささやかれ、はじめのうちはJASAオフィスの中でその地位を認めてもらえないのではないか、という私の心配をよそに、事務所の真ん中の柱の下、砂岩の彫刻の横を自分の定位置として、毎日みんなの仕事の様子を見守っているふりをしています。(ホントは一番涼しいクーラーの風の通り道で昼寝をしてるだけ)

 

さて、そんなラティくんが最近抱える大問題。

それは、はげ。

それなりに、きりっとした男前だったはずなのに、一番大事な額の左側がはげちゃいました。

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                          はげちゃった・・・。

このはげ、原因がわからず。ただ本人もかゆいようで、自分で掻いては血が出て、さらにはげるという負のサイクルを繰り返していました。

原因はダニか、皮膚病かと心配し、周囲からも「どうしたの?」といわれ、そろそろ病院に連れて行かないとだめかな~、と思っていた今朝ほど。

遺跡修復専門家の一人であるプロスさんから衝撃の事実が告げられました。

 

「あ~、ラティ。はげてるね。さては、こいつココナッツをたくさん食べたな?」

カンボジアでは、南の島のイメージによく出てくるココナッツが年がら年じゅうじゃんじゃん成ります。そして、みんなそれを日常的に飲むのですが、飲み終わったココナッツの殻を割ると、中には薄い白い身がついていて、そこをスプーンですくって食べると、こんにゃくゼリーのような触感でほんのり甘く、暑い日には特においしいのです。

わがJASA事務所が誇る広大な庭には、ココナッツの木が何本もあり、いい頃合いを見計らって庭師さんが実を収穫し、オフィスのハウスキーパーさんたち、カンボジア人のスタッフがおいしいジュースを味わいます(私もよくいただいてます)。そして、いつも庭師さんのまわりをちょろちょろしていたラティも、その内側の身の部分を、ご相伴にあずかっていたのです。

 

090331-2.JPG                   はげラッティの主原因:ココナッツの実(オフィス庭にて)

「ココナッツを食べると犬はこういうふうにはげちゃうんだよ。お前はココナッツの食べすぎだな」 と言い残し、仕事に向かったプロスさん。

 

犬はあくまでペットではなく、番犬。という考えが根強いカンボジアで、犬を家族の一員として歴代3匹も育ててきたプロスさんは私の先輩です。そして、彼がいう「ココナッツはげ」説には、なんとも言えぬ説得力が。

でも、変な病気じゃなくて、よかった!けど、日本人には絶対思いつかない、ある意味「奇病」。

 

自分に新たな変化が起こると、それに応えるようにまた違った顔を見せてくれるカンボジア。ラティくんとの暮らしも、今まで知らなかった新しいことをたくさん教えてくれます。(たとえば、カンボジア人に「犬のようなやつ」というと最大の侮辱の言葉になる。とか)そして、遺伝子の問題なのか、日本の犬の常識が通用しないクメール犬(たとえば、犬に鶏の骨は禁物。といわれていますが、ラティは跡形もなく食べて、けろっとしています)の生態も、犬としての本来の姿を感じさせてくれて勉強になります。笑

 

犬との暮らしを通して発見するカンボジアライフ。新たなテーマができそうです。

 

 

最近、JSTオリジナルツアーブログでは、小中高生ツアーの話題で盛り上がっていましたが、今日からは、ちょっと遡って2月に行われた大学生スタディーツアーの様子をお伝えしたいと思います。

2月13日にアンコールクラウ村で行われた、カンボジアを通じて子供たちの未来を考えるためのワークショップ(JSTNews!に告知が掲載されています。概要はまた後ほど。)の実施にあたり、日本から日本社会事業大学の先生方と、学生さん11名、総勢20名がカンボジアを訪れました。

彼らの目的は「福祉・ソーシャルワーク」という観点から、カンボジアのフィールドで勉強すること。

ワークショップ1日を含めて4日間のカンボジア滞在で、遺跡や村だけでなく、国内の様々な福祉セクターを訪問し、できるだけたくさんの現場に触れてもらえるように、先生方とJSTが相談し、ツアーの内容を考えました。

これから、そのツアーとワークショップの様子を大学生の方々が帰国後にまとめた報告書と個人の感想を交えつつ、紹介していきたいと思います。

まだまだ真白な小中高校生たちが触れて感じたカンボジア。

そして、それぞれが心にテーマを掲げてやってきた大学生たちが見て考えたカンボジア。

それぞれの視線の高さから、それぞれのカンボジアが見えてきます。皆さんもぜひ、彼らの言葉から追体験してみてくださいね。

 

*「カンボジア アンコールワット 子ども支援のためのワークショップ」HPはこちら。スタディーツアー、ワークショップの写真も掲載されています。http://web.mac.com/eastasia2006/cambodia/Welcome.html

 

 

319日(木) 5日目(最終日)

日程

午前; トゥクトゥクに乗って2回目のオールド・マーケットへ

    アプサラダンス講習会

    3回目のオールド・マーケット

昼食; ちょっと豪華にソフィテル・ホテルのバイキング

午後; トンレサップ湖クルーズと、水上生活集落を見学

    ホテルチェックアウトまで自由時間。チェックアウト時間5分前までプールで泳ぐ子も。

夕方; Café Moi Moiにて休憩と夕食

夜;  23:59発のアシアナ航空で日本へ帰国。

 

いよいよ今日はカンボジア体験スタディーツアーの最終日。

朝食時、急きょ、トゥクトゥクに乗ってオールド・マーケットへ行くことになり、けれど、それでも昨日も朝も1度もマーケットへ行くことができなかった子が19人中2人いたことから、昼食前の30分、3回目のオールド・マーケット散策へ行きました。

子どもたちにとっては、何度行っても楽しいところのようで・・・。

 

また、昨日まで体調が悪かった子も、今日はなんとか持ち直したようで、最終日、全員一緒に行動できたのは、何よりでした。

 

あっという間の5日間。

次回はもっと長く滞在して、もっといろいろな体験をしたいとの子どもたちの声に、このツアーを企画し、5日間、一緒に行動をともにした私たちJSTメンバーも、とてもうれしく思いました。

ぜひぜひ、来年も来てくださいね!

そして大学生になったら、いつでも、一人ででも、カンボジアへ遊びに来てください。

皆さんにまたお会いできるのを、楽しみにしています。

 

また、このツアーを支えてくださった方々、日本で応援してくださった多くの方々に、この場を借りてお礼申し上げます。

 

はじめ塾塾長日記(2009年3月15日~3月19日)もご覧ください!

http://hajimejyuku.com/ 

 

 さて、最終日の「考現学」。

19人全員の分をすべて紹介したいほど、どれも皆の思いがつまっていましたが、一部を抜粋してご紹介します。

 

<小学5年生>

今日でカンボジア旅行が終わってしまいます。

今日は、オールド・マーケットと、アプサラダンスの講習会と、トンレサップ湖に行きました。

オールド・マーケットでは、ネックレス等を買いました。

アプサラダンスの講習会では、ざぜんを組むのがとても大変でしたが、楽しかったです。

トンレサップ湖は、はしからはしまで6時間もかかると聞き、とてもびっくり!しました。

水上で人が住んでいることにもびっくりしました。

お昼はとてもごうかなバイキングで、びっくりしてたくさん食べてしまいました。

カンボジアにいる時間はとっても少なく感じましたが、皆さん、ありがとうございました。

 

<中学1年生>

今日がカンボジアの最後の日だということが信じられない。

日程表を見てハッと気付いたが、アプサラダンスを見ながら、あと24時間後には、日本に行っているなんて、とてもじゃないけど信じられなかった。

今からだと、もう12時間後には日本に着いているのが、本当に信じられない。

この旅がずーっとつづけばいいのに・・・・・・

(略)

今回の旅行を支えてくれたすべての人へ。

ありがとう。

次回、カンボジアに行く時にもかならず行こう!!

 

<中学1年生>

(略)

湖はものすごく広い場所だった。2時間くらい移動しても景色が変わらないくらいの広さだと聞いて、驚いた。

ワニも見れてよかった。ワニは動物園以外で見たことがなかったので、けっこうびっくりした。

ヘビはおとなしくて、ぎゅっとにぎらなければ、大丈夫だった。

ヘビを持っていた女の子は、追いかけてきたりしてびっくりした。

もう帰ると思うととても早い気がした。残念だけれど、すごく面白かった。

本当にありがとうございました。

 

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<中学3年生>

アプサラダンスの体験では、演技をやってみると、生徒の人たちが2年間かけて身に付けているだけあり、とても難しかったです。足と手の動きが一致しなくて大変で、体を曲げるので、体中が痛かったです。しかし、どの生徒の方も何度も手取り足取り教えてくれたので、少しは上達(?)したと思います。いつか又、お礼を言いに行きたいです。

トンレサップ湖は、一生忘れられない思い出になりました。(特に臭気)

その反面、湖付近に住んでいる人の暮らしの問題なども色々と考えさせられたような気がします。

今回の旅行を通して考えてみると、自分達は本当に豊かに暮らしているなと感じました。

ニュースや新聞で見たもの以上に、体験したことの方が、自分には本当に心にこたえました。

自分が今の生活から、自分と同年代のカンボジアの子と同じ生活をしてみたらと想像するだけで、大変そうでした。

将来、自分が大人になって、カンボジアの子たちに何かできるようにすることが、自分の将来の課題です。

 

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<中学3年生>

アプサラダンスの講習会は、最初見ているときは、こんな簡単なダンスに練習が必要なのかと思っていたが、実際やってみるとすごく難しく、カンボジアの女性には笑われ、とても恥ずかしかった。

トンレサップ湖の水上生活見学では、最初は魚臭くて最悪だと思ったが、少し時間がたつと臭いもなくなり、水平線も見え、気分最高だった。

水上の家もなかなか気持ちよさそうで、住んでもいいなーと思った。

今回は2日目からはらいたもありましたが、とっても楽しかったです。

来年もいけたらいいと思います。

 

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<中学3年生>

朝のオールド・マーケットに向かうときのトゥクトゥクの風がすごく気持ちよかったです。かなり、トゥクトゥクが気に入りました。あれは日本にもあったらいいです。

(略)

湖は、すごいにおいがしたけれど、船に乗ったら風は気持ちいいし、楽しかったです。

ヘビも背おえたし、ワニも見れたし、すごく感動しました。ワニは本当に見てみたかったから、かなり感動しました。

魚もへんな迷路のような模様がついてました。おいしそうでした。

次回は、ワニも食べてみたいです。ついでにヘビも食べてみたいです。

次は、小さくて速い船に乗ってみたいです。

またカンボジアに行きたいです!

大学生になったら行きまくりたいです!!

 

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<中学3年生>

(略)

カンボジアでめっちゃ印象に残っていること

・マンゴーのおいしさ!

・アンコール・ワットの夜景

・オールド・マーケット など

 

残念だったこと

・途中で腰がいたくなったこと

・村に最後行けなくなったことです。

 

ま。とりあえず、もう一回、カンボジアに来たいです!!

お世話になった皆さん、ありがとうございます。

 

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<中学3年生>

(略)

トンレサップ湖に行きました。

水上生活をしている人をいっぱい見て、すごいと思いました。

ワニとヘビを見て、ビビりました。ワニは初めてだったので、まじで・・・。

今回のカンボジアでは、ヘビや虫などが食べられなかったので、次は食べてみたいです。

毎年、来たいです。

 

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<中学3年生>

今日はカンボジア旅行最後の日です。

昨日は、ずっと腹痛と下痢で苦しんでいたけれど、今日のアプサラダンスを踊っているうちに、腹痛が治って、元気になれて良かった。

(略)

今朝、みんなとトゥクトゥクに乗れなかったのは残念だったが、今度こそ腹痛にならないように、充実したカンボジア旅行をしたいです。

できれば、トゥクトゥクで、カンボジアの街をドライブしてみたい。

そして、大学生になったら、英語を勉強して、カンボジアに長く滞在してみたいと思った。

 

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<大学生>

アプサラダンスの練習場は、まさかこんなところで?というような場所にあって、伝統芸能という地位にあっても、十分な状況にない、ということに驚きました。

1年、2年やって、あのやわらかさとバランスが保てるなんて、すごいと思いました。元々、体がやわらかいんですかね?

私も一緒にやって、笑われながらでも優しく楽しそうに教えてくれたので、やっぱりきっかけ次第。

直接話しかけたって、なかなか打ちとけられなかったけれど、何かやりながらというコツがつかめるようになりました。

トンレサップ湖はなかなか衝撃的でした。臭いもあって、なのにすごい数の家があって・・・・。

水上生活もすごく不便そうなのに、いっぱい数があって、漁師さんときいて納得できる部分もあったけれど、子供や、女は、どうやって生活しているのか、気になります。

早くまた来たいです!

そのときは、村の中で生活して、働いて、同じような生活を送ってみたいです。

生の人とのふれあいがたのしみです。

 

318日(水) 4日目

日程

午前; タ・プローム遺跡、バプーオン遺跡、王宮、らい王のテラスなどを見学

昼食; Café Moi Moi

午後; ホテルで休憩後、オールド・マーケットへ。

    西バライで船に乗り、西メボンへ。あいにくの曇り空で夕日は見れず。

夕食; 影絵ショーを見ながらの夕食

 

4日目は、当初の予定では、午前中の遺跡見学の後はクラウ村の水上小屋でビュッフェ昼食、そして午後はクラウ村コミュニティーセンターで村の子供たちと2度目の交流を行うことになっていましたが、朝から体調が悪い子が何人かいることがわかり、急きょ、スケジュール変更することになりました。

食後の休憩も少し長く取り、その後、待望のオールド・マーケットへ出かけました。

皆、思いのほか、買い物を楽しんだようです。

 

 さて、今日の子供たちの感想です。

 

<中学1年生>

タ・プローム遺跡の、木の根に囲まれた石達を、自分の目で見て、さわることができた。

その時、時の流れの中で、年月をかけて生きてきた木の思いが、心でわかった気がした。

そのときの気持ちは、言葉では表すことができない。

アンコール・クラウ村のさんさくはできなくなってしまったが、オールド・マーケットに行けたことはよかった。また、その前に昼寝の時間があって、すごく体力が回復した。

オールド・マーケットでは、95ドルのものが26ドルになったのは、驚きだった。

夕日を見れなかったのは残念だったが、船で西バライの島に渡れたのはよかった。

帰りの船の中で、タ・プロームのときと同じような気持ちになった。歌をうたいたくなった。

 

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<高校1年生>

今日はタ・プローム遺跡でよく歩いた。何人かの子は具合があまり良くないのに、がんばって歩いていた。朝、雨が降っていたので、涼しくなると思っていたら、逆に、蒸していた。多くの遺跡が木の根や、宗教対立のせいで壊されていて、もったいないと思った。

特に、木の根には驚かされた。何というか、あの雰囲気には圧倒される。

どうやったらあのようなところで、あんなに大きく木が成長するのか、理解しがたい。

予定にはなかったが王宮に行った。ここでは、かなり登ったりおりたりしたので、結構疲れた。

こっちに来てからいろんなところを歩いてきたけれど、一番、足にきた。

お昼はCafé Moi Moiでおいしく、ガッツリ食事をさせていただいた。こちらにきてからよく食べる。

川魚は、日本の川魚よりおいしい。(日本でおいしい川魚を食べたことがないからかもしれないが)

ちょっとくさみというか、くせがあるが、全然いける。

マンゴーはやっぱりうまい!!

ミルクフルーツも、うす皮を食べると口の中が渋くなるが、食べないように気をつければ最高!!

昼間の休憩時間は、ずっとプールに入っていた。3月にプール・・・・・。それも室外で。日本では絶対無理。かなりルンルンな気分だった。

オールド・マーケットではいい買い物ができた。

いくつか、他の店の方が安いものがあったけど、まあ、それもいい思い出だと思う。

今日、なぜかしならいが、次来たときは、クラウ村に、2~3泊したいと急に思った。チアさんにお願いしようと思う。

今回は、観光が主だったけれど、次来るときは、ボランティアもバッチリ、したいとおもう。

夕日が見れなかったのが残念だが、西バライを満喫することができた。

 

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<中学3年生>

実をいうと、今日の中で一番楽しかったのは、マーケットです。というか、値切りが楽しかったです。お店のおばさんたちはとてもフレンドリーで、日本の店もあんなにフレンドリーだったらな、と思います。(買い物をしているときは夢中で、日本どころではありませんでしたが)

ちょっと後悔しているのは、Tシャツを買う時の値切りのしかたです。値切りのスタートが最初の半分だったので、3割くらいからスタートすればよかったな、と思っています。これを書くと、金の亡者のように思われるかもしれませんが、ぶっちゃけてしまうと、値切るのは本当に楽しいです。

今度、カンボジアに来たときは、もう少しマーケットで買い物したいです。その時は3か月くらいカンボジアに滞在したいです。雨期も体験してみたいです。

残り、本当に1日ですが、明日、1日中時間があるので、皆で、おもいっきり楽しみたいです。

 

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<中学3年生>

(略)

オールド・マーケットでは、自分の欲しいものを買えたと思います。後で値段交渉や店のことで後悔したこともたくさんありましたが、それを含めていい買い物だったと思います。

今日、改めて、いろいろな場所で買い物をしてみると、1ドル1ドルの大切さが改めて感じられました。

幼い子供たちが1ドルのために必死で物を売ろうとしている様子に、自分は少し心を打たれました。

今回の買い物を通じて、あらためてお金の大切さを認識することができたと思います。

 

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317日(火) 3日目

日程

午前; クメール織物研究所、伝統の森にて染色体験など

昼食; 伝統の森にて。食後は、木登りやブランコなどで遊んだり、昼寝をしたり・・・・。

午後; 森本喜久男さんのお話と「羽衣」の披露。

          バンテアイ・スレイ遺跡見学

           地雷博物館見学

夕食;   チア邸

夜;      アンコール・ワットライトアップショー見学

 

3日目になると、体調が悪い子が少し出始めました。

原因は、暑さと疲れでしょうか。

特に小学生は、お兄さん、お姉さんのペースについていくには、少しハードなようです。

また、初日に、村で屋台のさとうきびジュースを飲んだ中学生は、氷にあたってしまったようでした。

ですので、3日目は、昼食後、皆と遺跡見学に行かずにホテルに戻った子、夕食時に、具合が悪いと言ってほとんど食べなかった子、何度もトイレに駆け込んでいた子、そして、食後に出かけたアンコール・ワットのライトアップショーに行かずにホテルに戻った子もいました。

でも、元気な子はかなりタフで、食事は全く残さず、お腹が痛くなるほどよく食べ、ホテルでの休憩時間にはプールで泳いだり・・・・。

特に女の子3人は皆、淡々と行動しつつも、いたって元気でした。

 

元気な子はもちろん、体調が悪い子も、とても意欲的で、カンボジアで少しでも多くの体験をしたいという思いがひしひしと伝わってきました。

 

さて、今日も早朝から夜遅くまで、盛りだくさんの一日でした。

途中で(季節外れの)大雨が降り、雨宿りをしながら、念願のココナッツジュースも飲めましたね!

それでは、子供たちが書いた、今日の「考現学」です。

 

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(中学3年生)

今日は朝早くからバスに乗ってクメール織物研究所・伝統の森に行った。そこでハンカチを染めた。

とても面白かった。

はじめにつけたい模様にするために、折って結んでそれを黄色い液につけて、それにまた結んで今度はみどり色の液につけて染める。そうすると黄色、緑、白ときれいなハンカチができる。

そして、そこで昼食を食べて、森本さんの話をきいたり、羽衣を歌った。

そして、次はバンテアイスレイ遺跡に行った。

着いたら雨で、チアさんが売店でココナッツの実のジュースをおごってくれた。

とてもおいしかった。

そして遺跡を見た。

そこには、今まで見た中で、一番すごい彫刻があった。しかも建物すべてにほってあって感動した。

そして、その次は地雷博物館に行った。すごい数の地雷や種類があってびっくりした。

アンコール・ワットのライトアップは、昼間とは違って幻想的だった。

今日も一日楽しかった。

 

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(中学3年生)

今日は朝早くにホテルを出て、そめものをした。

そめものを教えてくれたのは日本人のおじさんだった。

その人はすごく元気で、これから学校やミュージアムをつくりたいという夢を持っていて、すごい人だと思った。

シルクの性質や、作るときの裏技を教えてもらい、勉強になった。

その人は、自分とは違う環境で生きていて、話を聞いているとおもしろいことがいっぱいだった。

夜はアンコール・ワットのライトアップに行きました。

めっちゃキレイで、昼と夜のアンコール・ワットは違う美しさがあった。

あと2日しかいられませんが、最後まで楽しんでいきたいです。

 

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(高校2年生)

今日の午前中にやったそめものは、最初は失敗してしまったけど、いい感じにできてよかったです。

染色している風景はすごい新鮮で、見ててあきなかったです。

森本さんの話の中で、昔からの技術を受け継いでいって、そこからさらに良いものを作るということを聞いて、ただ職がない人のために仕事を与えてるわけじゃなくて、本当にすごい物をみんなで作ろうとしているということがよくわかりました。

地雷博物館では、中においてある地雷たちがすごい生々しくて、少し緊張してしまいました。やっぱり人を傷つけるためのものはあってはいけないなと思いました。

夜のアンコール・ワットは、思った以上にきれいで、すごい感動しました。ずっと風景をながめていたかったぐらい、素晴らしかったです。

また絶対に見に行こうと思いました。

 

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(中学1年生)

今日は森本さんの、そめものをしました。

いがいと自分てきにはうまくできました。

あと、じらいはくぶつかんは、あんなにたくさんじらいがあるとは、思いませんでした。

よくゲームとかで見る本物の銃があってびっくりしました。

夜のアンコール・ワットは具合が悪くて行けなかったのがざんねんでした。

 

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(中学3年生)

今日は朝から大変で、クメール織物研究所の伝統の森まで行きました。

そこに森本さんというとてもおもしろい方がいて、織物の仕事もやりながら農業もやられている人で、昔のことなどをいっぱい話してもらいました。

バンテアイスレイ遺跡は、彫りものがほぼ完全の状態でのこっていたのがきれいでした。

夕食はめっちゃおいしかったので、お腹がはれつしそうなぐらい食べてしまいました。

夜のアンコール・ワットは、超キレイでした。ライトアップされ、本当にアンコール・ワットなのかと思うぐらいきれいでした。

参道を歩きながら思ったのですが、彼女を作り、2人で歩いたらしあわせだな~と思いました。

 

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(大学生)

いろいろあったけれど、ピンポイントに地雷博物館について書こうと思います。

まず、入った瞬間に息が止まりそうだった。

あれだけの数があって、処理しながら、それでもまだ世界には地雷が埋められていて、つくられてもいる。

たった1つの地雷でも、恐怖心でいっぱいになるのに、その周辺に住んでいるひとたちは、いくつあるかもわからないのに、どんな気持ちで住んでいるんだろう・・・・。

大きいものから小さいものまで、いろいろなサイズ、形があって、ところどころに埋められている。

そんな状態を再現したのが、林につけられたマーク(地雷マークの絵)の庭なんだと思いました。

階段もあったのに、誰一人として、その中に入ろうとする人がいなくて、ないとわかっていても、人々の心にある恐怖心をあおるものであるのは間違いないと思う。

 

パネルにあったように、地雷をつくらない、としている国は全ているわけではない。でも、生かすために兵器を作り、埋め、爆発し、人々は涙を流す。

そんなサイクルを生み出さないために今、何をすべきかをもっと考えてほしいし、つくっていない国も一緒になってやっていくことが大切だと思います。

316日(月) 2日目

日程

午前; 日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)のオフィスにて、

               「カンボジアの歴史と遺跡についての概要説明」

    バイヨン南経蔵修復現場見学

    バイヨン寺院

昼食; バンテアイスレイ・レストラン

午後; ホテル休憩

    アンコール・ワット見学

    アプサラダンスショーを見ながら夕食

 

2日目はいよいよ、アンコール遺跡見学です。

はじめ塾の子どもたちは何を体験し、どのように感じたのでしょうか・・・・。

毎晩、その日にあった出来事を意識化するために書いているという「考現学」。感性豊かな子どもたちの生の声をお届けします!

 

1.(中学3年生)

今日は主にアンコール遺跡の修復現場や遺跡を見て回りました。どれをとっても様々な奥深さがあるすばらしいものだと思いました。

 

090323.jpg修復現場に行く前に寄った遺跡修復事務所では、寺院が山頂にある理由やカンボジアの歴史、現在の神がどのようにして出来ていったかなどの説明をきき、それは自分で考えていた以上におもしろく、興味深い話でした。

 

遺跡修復現場見学のとき、作業の様子や工夫の念の入れようがすごいと思い、思わず感心してしまいました。特に、一つ一つの何千もある石に番号をつけて、それを部分的に組み立てていく作業は、とても地道で大変な作業だと思いました。しかし、よくよく考えてみると、こうした作業があるからこそ、このような歴史的で巨大な建造物が未来に残っていくのだなと思い、少しこの仕事の偉大さを感じました。

 

バイヨン寺院の壁に施されている彫刻は、とても素晴らしいものだと思いました。彫刻の場面を説明してもらうと、色々なストーリーがあり、とても面白かったです。

思えば、なぜこのような遺跡や彫刻をつくれる技術力を持っていた頭の良い民族達が、内戦を起こしたりしたのか自分は不思議でなりません。

 

2.(小学5年生)

090323_2.jpg今日はバイヨンとアンコール・ワットに行きました。

本当の世界遺産を間近で見られてとても感激しました。

写真は200300枚ほどとりました。

あと、アンコール・ワットには大きな顔がなかったのでびっくりしました。

明日はクメール織物研究所などに行きます。

いろいろ見たいです。

 

 

 

 

 

3.(中学3年生)

今日は主にバイヨン寺院を見ました。しかし、それは後回しにして、帰りのときのことを書きたいと思います。

小さい子が4人ぐらい来て、そのうちの一人が、自分のところに来て、ブレスレットを見せ、「2 dollar

といってきて、自分が「No, thank you」と言ったら、「Why not?」と言われたので、「Because I don't have money.」と言ってみたら、「I don't think so」と言われました。

村の人たちの英語と比べたらずいぶん簡単でしたが、英語で話せることは本当に楽しいと思いました。

(後略)

 

4.(高校1年生)

バイヨン寺院の尊顔はかなりの迫力があった。どうやらあの中には女神の顔もあるらしい・・・・(驚)。

修復現場も、話に聞いていたより足場がしっかりしていた。修復のやり方もかなり丁寧で、あれを、あと9か月でやろうというのだから、かなりの努力が必要だと思う。なによりも2つ目の塔の修復の段階で、何も知らなかった現地の人たちだけでやろうというのだから、とてつもない、気合いというか、勉強熱心さが伝わる。頭があがらず、見習わなければと、つくづく思った。

 

アンコール・ワットはやはり、予想通り、ものすごい威圧感を感じた。中央塔の中に入れなかったのは残念だったが、アンコールにいくという夢がかなえられて、もう最高~。

(後略)

 

5.(中学3年生)

090323_3.jpg午前中はバイヨンで、修復現場を見ました。現場では、修復しているところに実際立って、土や砂をめちゃくちゃ近い距離で見ました。ヘルメットが重くて、頭を下げる時にくらくらしました。土や砂はとても乾燥していて、「こんなのが工夫されて使われてたんだな」と思いました。復元するのはとても大変な作業だと思いました。

 

お昼はレストランで食べました。ライチジュースを飲みました。隣が舞さんだったので、料理の解説をしてくれました。日本語で「背骨が曲がっている魚」という魚を使った料理が出てきましたが、お腹一杯で入らなかったので少し残念です。私とSはパイナップルが好きです。日本のとは違って形が可愛らしくて・・・・。そんなにみずみずしくないところも良いなと思いました。

 

お昼ご飯を食べた後は、一回ホテルに戻ってお昼寝。1時間弱しか寝れなくて、私とSの2人は、「もっと寝たい・・・」と言っていました。

 

3時頃バスに乗り込み、アンコール・ワットに向かいました。遺跡はホテルから近くて良い場所のホテルだな・・・・と感じました。

アンコール・ワットの壁画は、(手が抜かれているところもありましたが)とても細かくて、きれいでした。女神の体は曲線が主でしたが、男性を描くときはがっちりと描いていて、すごいな、と思いました。1つの壁画に1つの神話ということだったので、ヒンドゥー教への興味が更に増しました。

遺跡を見て回ったあと、ホテルに戻ってきて、汗を流しました。そして、レストランへGo!

 

待ちにまったアプサラダンスをこの目で見ることができました。専門職?ということで、彼女たちの動きはとてもきれいで、あんな動きをしたいなーと思いました。講習会が楽しみすぎて仕方がないです。

315日(日)  1日目

初日は1日中、アンコール・クラウ村コミュニティーセンターで活動しました。

村の子供たち200人、そして、アキラ地雷博物館に以前住んでいた、地雷被害を受けた子どもたち8名も加わり、総勢約230名。

とても楽しい一日となりました。

まずは集会場で、子供たちの出し物の披露。

村の子供たちからは「カンボジアの盆踊り」と「もも太郎の英語劇」が、はじめ塾の子供たちからは、「寿限無ダンス」と「羽衣」が披露されました。

 

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090322_2.jpgその後はお昼まで、サッカーやバレーボール、縄跳びやカンボジアの遊びなど、各自好きなことをして、皆で一緒に遊びました。

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090322_4.jpgお昼は水上小屋でお弁当。食後はハンモックで昼寝をしたり、周囲を散策したり、カンボジアの村の様子を教えてもらったりしながら、思い思いに過ごしました。

 

 

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その後、アンコール・クラウ村コミュニティーセンターに戻り、村の子供たちと一緒に記念植樹。

 

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そして、みんなで日本のカレーをつくりました。

暑い中、がんばって作ったカレーは、村の子供たちに大好評でしたね!

 

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それでは、子供たちが書いた「考現学」をいくつかご紹介します。

 

 

1.(中学3年生)

今日は本当に楽しかった。

まずバスでアンコールクラウ村に行って羽衣やじゅげむをやった。

向こうの子供達もカンボジアのぼんおどりやももたろうの劇をやってくれた。

そしてそのあと子供達とバレーボールやサッカーをして遊んだ。

そして水上小屋で昼食を食べたあと、近くの池みたいな所で、水をのんでた水牛やバッファローの群れを見たり、現地の子供達とあそんだり話したりしてもりあがった。おたがい、ほとんど言葉が通じないのに、かたことの英語や日本語で話ができて、人間本気になればなんでもできると思った。そしてまた、村に戻って、カレー作りと植林をした。そして子供達といっしょにカレーをたべてまた遊んだ。

片手がない子もいたけど、ぜんぜん明るくて、人一倍元気で、すごくおもしろかった。もし自分だったらショックでたちなおれないと思う。だから現地の人はすごいと思った。

 

2.(中学3年生)

今日はカンボジアの子供たちと遊んだ。

最初はこっちもあっちもはずかしがっていたけど、サッカーなどで遊んでいて顔が会うたびに笑顔をくれて、みんなすごくやさしいんだなーと思った。

もう一つ思った事は、1520くらいの青年は、どの国にいっても考えることが一緒だなぁーと思った。

 

3.(中学3年生)

今日は村の方へ行き、子供達との交流を主にやりました。最初は、子供達とうまく接することができるかが不安でしたが、お互いの出し物の発表をしたり、ボール遊びをしているうちに、そうした不安が少しずつなくなっていきました。カンボジアの人達と触れ合ってみて、自分が一番すごいと思ったことは、性格の明るさがハンパでないと思ったことです。思わずペースに乗せられてしまいました。(笑)

また、遊びのときに気が付いたのですが、大きい子が小さい子の面倒を全体的にとても良くみていたことです。小さい子が受け損ねたボールを大きい子がアシストしたりして、遊びが全体的に楽しくなるように努力していたと思います。その時、自分は市間の生活の時だけではなく、日常生活でもこのようなことができるようにしたいな、とはっきりと感じました。子供達や大人の方々何人かに、自分の名前を覚えてもらったので、自分はきちんと人の名前を覚えていくようにしたいです。

 

4.(中学3年生)

今日は村の子供達と沢山遊んだ。

村の子達は日本とは相反していて、とても空気を読むことができ、ノリが良くてとてもアクティブでした。

最初は少し遠慮していたけれど、スポーツを通じて遊んで、心を繋ぐことができました。

言葉もほとんど通じないけれど、自然と少し通じ合えるようになり、とても嬉しかったです。

あと、カンボジアの沼地は超広大で、日本とスケールが違うなと思った。

超疲れたけど、最高の一日でした!

 

5.(高校1年生)

今日は、友達が増えた。ボンとデラ、それにペス・・・。ペスは13歳、どうやらかなりの悪餓鬼らしい。ボンとアラは21っていってたけど、ちょっとあやしい。ボンとアラは片方の手が、ひじから無い。でも僕らとかわったところはなく、かなり、いい人だ。両方とも、英語でどうにか話そうとがんばったせいもあり、通じたときの満足度はかなり高かった。ボンとは特に気が合い、日本にボンみたいなのがいればなと思う。

サッカーはやっぱり上手い。気候になれてないってところを差し引いても、彼らの方が上手いと思う。是非、リベンジを!!次は勝つ。

 

6.(高校2年生)

今日は超楽しい一日でした。

最初、子供たちを見たときは、本当に仲よくコミュニケーションがとれるのか心配だったけど、実際は会ったばかりなのにすごい仲よくなれて、言葉がつうじなくても、人は仲よくなれるんだなと思いました。でも言葉がつうじたほうがもっとおたがいのことが知れそうだと思い、英語を話せるようになりたいと本気で思いました。

あと村の子供たちはすごいパワフルで元気でした。特にサッカーのときは、気合いに圧倒されてしまいました。負けたのはくやしかったです。

カレーは村のみんながおいしそうに食べてくれてうれしかったです。

明日はアンコール・ワットの遺跡に行けるので、すごいどきどきしています。

 

7.(小学6年生)

今日はアンコール・クラウ村に行きました。その村のピアスという子と友達になりました。

カンボジアの人たちとサッカーをしました。意外とカンボジアの人は強くて1-4で負けてしまいました。

お昼は水上小屋で食べました。放し飼いの牛がいたので写真をとったりしました。

カレー大会ではピアスに一緒に食べようと言われたので一緒に食べました。

今日はとても楽しい一日でした。

 

 

先週、14日(土)~19日(木)まで、小田原のはじめ塾(寄宿生活塾)の子供たち19+先生が、JST企画のスタディーツアーに参加するために、シェムリアップにやってきました。

明日から5日間、そのツアーの模様を一週間遅れでご紹介していきたいと思います。

子どもたちは、小学5年生と6年生が3人、中学1年生が3人、中学3年生が10人、高校生が2人、大学生が1人。

さて、カンボジアでどんな体験をしたのでしょうか・・・・・・?

 

実は、はじめ塾の子どもたちは、毎晩、「考現学」と称して、その日にあった出来事や感じたことを書き綴っています。それは他の人に読まれることを前提に書いているそうで、先生と子供たちの了解を得、今回のJSTツアーブログでは、子供たちが書いた「考現学」の内容を一部抜粋させてもらうことにしました。

 

なお、はじめ塾の塾長日記は、すでにリアルタイムで公開されていますので、こちらもご覧ください!

http://hajimejyuku.com/

 

 

カンボジア訪問歴11回の横浜M.Gさん。昨年の6月、8月、12月に引き続き、先月2月にもご友人を誘われてシェムリアップへ。JSTが全コーディネートを行い、チア・ノル(JST代表)がガイドするJSTツアーへ参加してくださいました。

今日は、横浜M.Gさんより2月のツアーブログが届きましたので、ご紹介します。

 

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2/14から2/18まで、乾季のカンボジアを訪ねました。
私を含めた女性3人と男性1人の平均年齢55.5才という中高年の
グループでしたが、筋肉痛に悩まされることもなく、意欲的に沢山の
遺跡を巡ることができました。そしてホテルに戻ってからは、写真を
見ながら一日の復習をするなど、この年になって学ぶことの楽しさも
経験できたことは、大きな喜びだったように思えます。
ちなみにメンバーの1H氏(男性)はバイヨンに魅せられ、今度カンボジア
に来たら、一日中バイヨンに自分を置いておいて・・・と言うほどの感動を
受けたようです。


090312.jpg

 なんと言っても、初日の午前中にJSTの吉川舞さんから、カンボジアの
歴史や遺跡に関するレクチャーを受けていたことは、各遺跡を理解する
上で、大変役に立ちました。
 遺跡修復の現場では、地道な作業の説明を伺い、悠久の歴史の過程
においては、このひとつひとつの積み重ねが必要であったことを実感しま
した。
 アンコール・クラウ村の水上小屋でのランチやハンモックに揺られながら、
風の音に耳を傾けていたあの時間は、いつも忙しくしながら生活している
私達にとって、大切なものに触れたような感覚を持つことができました。
 一方、川で水牛の世話をする少年達との出会いやフリースクールでの
子供達の一生懸命さを知り、自分の子供達をとりあえず育て終えた
中高年達は、ある共通した思い(使命感?)を持つことになりました。
 私自身は今回11回目のカンボジアでしたが、訪ねる度に経験する新たな
発見、出会い、感動がたまらなく、今後も気がついたらシェムリアップの空の
下・・・ということになりそうです。
 最後に中高年のおじさん、おばさん達の元気のもとはヘルシーなカンボジア
料理とアンコールビールだったことを付け加えておきます。
                                 横浜M.G
 
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横浜M.Gさん、ありがとうございます!

 

今回のツアーでは、初参加のH氏が大の仏像好きとお聞きし、シェムリアップ到着日にスケジュールを再調整。トンレサップ湖クルーズの代わりに遺跡をじっくり見て回るコースに、急きょ変更しました。

☆☆JSTからのコメント☆☆

→JSTツアーでは、このように、皆様のペースとご興味にできるだけ合わせ、ツアー当日でもご希望があればコースを少しずつ変更しながら、より充実したコースを皆様とともにつくりあげていきたいと思っています。

 

ツアー初日に行われた「カンボジアの歴史と遺跡のレクチュアー」ではもちろん、JSTメンバーがご一緒させていただいた御食事中にも、様々な遺跡談義、カンボジアの話題が飛び交いましたね。また、皆さん、お酒がいけるということもあり、最終日前日の晩は恒例のAHAレストランでワインを堪能。大いに盛り上がりました!今でも皆さんの笑い声が聞こえてくるようです。。。。

☆☆JSTからのコメント☆☆

→JSTツアーでは、お客様のご希望があれば、お食事もJSTメンバーが同行させていただき、その場でアラカルトメニューからご注文いただくことも可能です(ただし大人数の場合は、あらかじめレストランを予約しておいたほうが無難ですが)。

 

今回のツアー日程

 

1日目夕方; シェムリアップ到着。

        ホテルチェックイン後、Café Moi Moiにて夕食。顔合わせ。

 

2日目午前; JSA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)オフィスにて、

                         吉川舞による「カンボジアの歴史と遺跡案内」

        アンコール・ワット

        昼食はドイツ料理レストランで、1$生ビールで乾杯!

 

2日目午後; アンコール・トム遺跡

        夕方、市場(オールドマーケット)で買物。

 

3日目午前; JSA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)の

                     バイヨン南経蔵修復現場ご案内。

        アンコール・クラウ村へ。クラウ村Moi Moi農園水上小屋にて昼食。

 

3日目午後; 昼食後、水上小屋でハンモックに揺られながら休憩。

        クラウ村・コミュニティーセンターにて、村の子供達と交流。

        プレア・カーン遺跡。

        西バライで船に乗り、西メボンへ。雲の合間から覗いた夕日を鑑賞。

        夕食はAHAレストランにて、ワインを堪能! 

 

4日目午前; バンテアイ・スレイ遺跡、タ・プローム遺跡

        昼食は、バンテアイ・スレイ・レストランにてクメール料理を。

 

4日目午後; 最後にまたアンコール・トム遺跡内へ。

        バプーオン遺跡などを見ながら王宮跡を散策。

        空港へ行くまでの間、Cafe Moi Moiにて休憩。

        夕食は、鶏肉サラダそうめんが好評でした。

 

 シェムリアップは観光業で支えられている町です。

メイン道路にはホテルが立ち並び、町の中心部は外国人観光客でにぎわいを見せていますが、一歩町から外へ出ると、自給自足に頼るしかない農村地帯が続きます。しかも、シェムリアップ州の土地は痩せているため、農業、特に畑作には向かないとされ、農民の生活はかなり厳しい状況です。カンボジア21の州のうち、貧困の度合が、シェムリアップは2~3番目ということからみても、町から離れた地域の、都市部との格差が想像できるのではないでしょうか。

 

今日は、そんなシェムリアップ州の典型的な農村地帯にあるTrakiet小学校(シェムリアップから西へ35km)に、愛知県幸田町から寄贈された教育教材や学校設備をお届けに行ってきました。

 

幸田町は、「EXPO 2005 愛知万博一市町村一国フレンドシップ事業」において、カンボジアとパートナーとなり、積極的な交流を図っている町ですが、幸田町がカンボジアとパートナーを組むことになったそもそものきっかけは、JSTのサポーターとなってくださっている幸田町在住の山本石産(株)・山本専務のお父様が、日本国政府アンコール救済チーム(JSA)の石工指導者として、1994年からカンボジアでご活躍されていたことでした。

(山本石産は、幸田町にアンコール・ミュージアムも建設、運営しています!

http://www.yrp-net.com/museum/

 

そして、去年、幸田町にある幸田ライオンズクラブから、Trakiet小学校の校舎5教室を寄付するという話が持ち上がったことから、町としてもTrakiet小学校に学校教材を寄付しよう、ということになり、JSTは、そのお手伝いをさせていただいたのです。

 

これは、去年の10月に、Trakiet小学校に下見に行ってきたときの写真です。

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木造の校舎もありましたが、それだけでは足らず、こんな仮設の小屋を使って、子供たちは勉強していました。

ちょうど雨期の終わり、一年中で一番雨の多い時期だったので、学校の周りはぬかるんで歩けないほど。教室の中にも容易に雨がふきこんでくるという、日本では考えられない状況に、子供たちはおかれていました。

 

その後、1月にも、JSTコアメンバーは山本専務と学校を訪問し、

そして今回、校長先生はじめ、先生、生徒一同が待ち望んでいた教育教材と学校設備をトラックに乗せて、Trakiet小学校へ。

090310_2.jpg

その地域には電気が通っていないので、まずはジェネレーター、そして照明器具。

マイクとスピーカーセットの他には、アルミ製の棚に書籍、文房具、スポーツ用品、などなど。

090310_3.jpgのサムネール画像

山のように届いた幸田町からの贈り物に、子供たちは大感激!

090310_4.jpg山本専務からは先生方へ日本酒のお土産も!!

 

090310_5.jpg校長先生との調印には、JST代表のチア・ノルが、

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電気器具の接続方法については、JSTコアメンバーで、JSA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)エキスパートのモニーが大活躍。 

090310_7.jpg最後に皆で記念撮影。

 

Trakiet小学校と幸田町とは、今後もさまざまな交流が計画されているようです。

実現が待ち遠しいですね!

 

(よ) 

JSTでは現在、JSTとつながりの深い方々に、

もっとカンボジアを楽しんでもらうために、

そしてもっとカンボジアに興味を持っていただけるように、

JSTがコーディネートしてみなさんをご案内する

オリジナルのツアーを実施しています。

 

2月初頭のJSTの最大イベントであった、コミュニティセンターの竣工式に参加された「やまなみファンド」の皆さんも以前から継続しているツアーのひとつです。

(竣工式に関しては、JSTNews!の「クラウ村竣工式」をご覧ください。)

支援をしていただいているやまなみフリースクールの子供たちとの交流を中心に、ちょっと遠くの遺跡を見に行ったり、少ないポイントをゆっくり、じっくり楽しんでもらう内容をいつも考えています。

今年はアンコールクラウ村の竣工式に合わせ、やまなみファンドみなさんが子供たちのために面白い仕掛けを用意してきてくれました。

それは・・・「ももたろう~ザ・ピーチボーイ~」

クラウ村の子どもたちとやまなみファンドの皆さんによる、英語劇「桃太郎」です。

 

竣工式の後には、村の子どもたち、大人たち、三田商会の皆様、やまなみファンドのみなさんを交えた「交歓会」が開かれることになっていました。そこで、その交歓会に向けて、やまなみフリースクールで英語を学んできた子どもたちの成果を発表しよう!ということで英語劇が登場したのです。

空港から降り立ち、久しぶりにカンボジアの地を踏みしめたやまなみの皆さん、昼食をとったら、早速クラウ村に向います。アンコールワットもそっちのけで、まずは子供たちに会いに行きかなきゃ。

 

やまなみチームの到着に先立つ1週間前から、送られてきた原稿をもとに練習していた子供たち。NGO代表のチアと一緒に様子を見に行くまでは、絶対にこんな難しい英語の劇はできない!とJST一同暗澹たる思いでした。

日本の場合は、幼稚園でも小学校でもお遊戯会や発表会があり、子どもたちも劇に親しんでいます。でも、カンボジアの学校ではそういう機会はありません。当然子どもたちもやったことはない。しかも、英語です。

さらにカンボジアに桃やきびだんごはありません。そして、どんぶらこっこなど日本語特有の表現も。

ああ、どうなることやら・・・

 

ところが、配役を決めて、それぞれのセリフを子どもたちに読んでもらったところ、あれ?意外に読める?!チアともどもびっくりでした。

 

200901 siem reap 156.jpg 出演者全員で台本の読み合わせ

それでも、演技は全然できない。読み上げることはできても、どうやって体を動かしていいかわからないといった状況です。さらに、日本とカンボジアでは表現方法が違っていて、台本にある「おんぎゃー」が赤ん坊の泣き声であることを説明しないといけません。これもまたびっくりでした。ちなみにカンボジアでは「エンニャー、エンニャー」といって泣くのだそうです。

さらに、桃がイメージできない子供たち、パカッと割れて何かが飛び出しそうなカンボジアにある果物はココナッツで、きびだんごはカンボジアの伝統的なおやつのノムで説明しました。

その中でも一番演技力?がありそうな11歳のポラ君が、主演のももたろうに決まりました。そして、そこから我らがチア・ノルの熱血演技指導が始まりました。小学校の先生のように、おばあちゃんが桃を発見するシーンやももたろうが飛び出すシーンなど、次々に見本を見せていきます。

最初はカチカチだった子供たちもようやくちょっとほぐれてきて。これならまあ、なんとか・・・という段階でやまなみの皆さんが合流してくれました。ここからは先生役はやまなみの方々にバトンタッチ。引き続き、やまなみ熱血指導が続きました。

 20090309-1.jpg 一番難しいナレーター担当。台本を読む表情も真剣。

翌日にはやまなみの方々が夜を徹して作ってくれた桃も登場。明日はいよいよ本番です。

 

交歓会の当日、三田商会の方々からは、フルートとハンドベルの共演に乗せて、カンボジアでもよく知られている「涙そうそう」と「上を向いて歩こう」の合唱が。そして村の伝統楽団による演奏や、子どもたちからの合唱、日本舞踊の披露などに続き、いよいよ桃太郎の出番が!

劇が進行する間、クラウ村集会所のまわりに集まった2百人以上の大人と子供の視線は釘付け。出演陣も、練習のとき以上の力を発揮し、観衆を楽しませていました。

いずれクラウ村に「劇団やまなみ」が誕生する日が近いことを予想させてくれる出来映えでした。

 

クラウ村の子どもたちにとっても、学校でもどこでもやったことがない、劇に挑戦し、しかも英語で、多くの人の前でやり遂げた経験は、大きな力になったようです。そしてやまなみファンドの皆さんは来年へのさらなる飛躍を語りつつ、帰路へつかれました。

 

JSTではこういった形で、日本から訪れた方々とクラウ村を中心とする地域の人々、子どもたちをつなぐ機会をたくさん作り出したいと思っています。訪れる方々の中にも、クラウ村の子どもたちの中にもこれまでにない貴重な体験が残るということを、過去の経験から教えてもらったからです。

これから、このようなつながりの輪を少しずつ広げていくためにも、JSTでオリジナルにコーディネートする体験コースを紹介していきたいと思っています。