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三井物産環境基金による活動06_2015年度10月~の最近のブログ記事

8月26日(金)
バイヨン中学校の中学1年生の生徒たちによる"「アンコールの水環境」再生プロジェクト" 2年目の最後の発表会は、地域住民やシェムリアップの教育関係者をお招きして、バイヨン中学校で行われました。

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参加者は、
・シェムリアップ市教育局長
・シェムリアップ州教員養成校次期校長
・シェムリアップ州中等教育部副部長兼試験業務担当官
・コクチョーク地区代表として評議員1名
・スナーダイクマエ孤児院の中学・高校生10名
・バイヨン中学校学区にある5つの村の村長5人
・バイヨン中学校学区にある5つの小学校校長と教員10人
・バイヨン中学校父兄会代表 10名
・バイヨン中学校女子サッカー部を支援している欧米系NGO代表
・その他日本人参加者
・JST代表
約50名。

まずは、バイヨン中学校校長より、水環境プロジェクトについての概要が報告されました。

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スライドをお見せしながら、シェムリアップ淡水魚研究所の佐藤さんによる授業風景、地域の小学校への出張発表会、

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ナマズの養殖(↑)などについての報告でした。
その後、JST代表のチア・ノル、シェムリアップ市教育局長によるスピーチに続き、いよいよ中学1年生による発表会です。

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160826_05.JPG大勢の大人たちを前に話をしたことがない生徒たちにとっては、かなりの緊張、プレッシャーだったことでしょう。
けれども、発表を始める前と最後には、カンボジア流に必ず挨拶とお礼の言葉を入れるなど、事前に先生方による練習が入念に行われたことが伺える素晴らしい発表会となりました。

160826_06.JPG少し緊張気味の生徒がいると、シェムリアップ市教育長がすかさず手を挙げ、質問をしたり、話をまとめたりして笑いを誘い、生徒たちの緊張をほぐしていきます。さすが、元教師ですね!

160826_08.JPG参加者からもたくさんの質問が飛び交いました。

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160826_07.JPG約1時間・・・、全10組のグループの発表が終わりました。
あっという間の、終始、和気あいあいと楽しい発表会となりました。

その後、音楽の授業の発表も行われ、終了後は会の締めくくりとして皆で国歌斉唱、そして参加者と全校生徒460名による昼食会に移りました。

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160826_12.JPG料理は、発表がなかった生徒たちが半日かけてつくったものです。

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8月末で今年度の授業が終わり、中学3年生は卒業、2年生・1年生も2か月間の長期休暇となるこのタイミングで、地域の関係者に集まっていただき、生徒たちの1年間の成果発表ができたこと、そして最後に皆で楽しく食事ができたことは、生徒たちはもちろん参加者にとっても楽しく充実した1日となりました。

ご参加くださった地域や学校関係者の皆さまに感謝いたします。

そして、参加者からは次のような感想をいただきました。

・生徒たちが堂々と発表できたのは素晴らしい。
・このような専門性の高い授業を実施している公立の学校は他にない。支援者に感謝したい。
・身近な環境問題と絡めて、生物についても教えているところが素晴らしい。
・教え子たちがバイヨン中学校でしっかり勉強をしている姿をみて、嬉しくなった。(地域の小学校校長)
・来年度はバイヨン中学校にたくさんの生徒を送り込みたいと思う。(隣の郡の小学校校長)
・バイヨン中学校への訪問は初めてだが、素晴らしい学校で驚いた。今後、地域としても最大限、応援していきたい。(地区代表者)
・学校の校舎を寄付するだけでなく、学校運営や教育内容にも支援していただけるのはとてもありがたい。日本人支援者の皆さんに心から感謝したい。バイヨン中学校の生徒たちは、立派な大人になるでしょう。(シェムリアップ市教育長)

"「アンコールの水環境」再生プロジェクト"は9月末で2年目が終わります。
10月から始まる3年目は、活動が今後も継続されることを目標に、バイヨン中学校の生徒たちとまた楽しく行っていきたいと思います。

(陽)


この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、

(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている

"「アンコールの水環境」再生プロジェクト"です。






こんにちは、谷垣です。

 

本日は、2015年度 魚の授業を締めくくる、

小学校での発表の様子をお伝えします。

 

毎月1回、約10回にわたって、3年生、そして佐藤先生と、

魚のこと、また魚を通して自分たちの暮らす環境について学びました。

 

学びの成果を発表する場所は、自分たちの母校です。

バイヨン中学校には、5つの小学校から進学してきますが、

今年度は、アンコールクラウ小学校と、コックタナオ小学校の2校です。

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アンコールクラウ小学校は、比較的バイヨン中学校から近いのですが、

コックタナオ小学校は、少し距離があります。

 

このクラスは、60人ぐらいいるのですが、

各小学校出身の生徒は、それぞれ20人ぐらいいるそうです。

 

初めての発表は、7月20日にアンコールクラウ小学校で行われました。

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みんな、すこし緊張気味です。。。

 

ですが、発表が進むにつれ、少しずつ緊張もほぐれ、

しっかりと説明をしていました!

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発表が終わった後、聞いていた小学生たちが感想や質問を

沢山していたのが、とても印象的でした!

 

 

そして、2回目は、8月5日にコックタナオ小学校で行われました。

 

2回目ともなると、全然緊張していません。(笑)

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1回目が終わったあと、声が小さかった、という反省が出ましたが、

今回は、きちんとみんなが聞こえる声で発表できていたと思います!


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みんな2回の発表を経て、更に成長したのではないでしょうか。

みんな、とても頑張りました!

 

―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―

 

今回の発表の様子は、いつものブログに比べて短いですが、安心してください。

動画を見てください!(笑)

 

ブログの限られた写真では、授業の雰囲気を十分伝えられないと思い、

魚の授業はすべて動画にしました。(7回・8回・9/10回・11/12回)

 

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URL : https://www.youtube.com/watch?v=5C7lwX1skuw 


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URL : https://www.youtube.com/watch?v=5C7lwX1skuw 


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URL : https://www.youtube.com/watch?v=dHEDGglpQiE 


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URL : https://www.youtube.com/watch?v=hP42GkTrlHc 

 

これまでの授業の様子、また、今回の発表の様子、

長い動画ではありませんので、ぜひ1度ご覧ください!


 

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( URL : https://www.youtube.com/watch?v=LZffpksmz5Q 

 

また、バイヨン中学校で、月2回ほど行われている給食の

定番メニュー、ココナッツカレーを作る様子をまとめた動画もありますので、

こちらも見ていただけると、嬉しいです

 

谷垣

 

この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、

(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている

"「アンコールの水環境」再生プロジェクト"です。

 



こんにちは、谷垣です。

本日も、タイトルの通り、
魚の授業の様子をお伝えいたします!

今回は、第9回(7/8)、第10回(7/15)の2回分です。
毎月1回のペースで行っているのですが、
最近は毎週のペースで行っています!

なぜ、そこまで詰めてやっているのでしょうか?


前回の食物連鎖についての授業で、
インプットの授業はすべて終了したとお伝えしました。

3年生が2年生に毎月教えてくれたものを
次はアウトプット!発表の番です!

発表は、近隣の小学校で行う予定をしているのですが、
カンボジアは8~9月で学期が終わります。そのため
7月を逃すと、秋まで待たないといけなくなります。

当然、バイヨン中学校も新学期に入るので、
今授業を受けている生徒たちもクラスが変わってしまいます。

なんとしても7月に!ということで、
毎週詰めてやっている訳です。。。

この第9・10回では、発表に備えて、もう一度復習をしたり、
グループに分かれて準備物を作成したり、発表の内容を決めたりしました。

では、その様子を写真と共にお伝えしていきます☺



まず、2年生だけで発表することをまとめるのは、
少し難しいので、3年生から新たな助っ人を!
この7人が発表までリーダーをしてくれることに。

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徐々に2年生が集まってきます。

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ぞろぞろぞろぞろ、、、、、、なんと合計50人!
教室にいるときは、そこまでの多さを感じなかったのですが、
こんなにいたようです。

3つのグループに分かれて、発表をすることに。
それぞれのグループにいるリーダーたちも、
どうまとめたら良いのか、少々困惑気味です。。。

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終わらないから書こうよ~と言うのですが、
模造紙が白いまま、時間が流れていきました、、、笑

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ですが、少しずつ、メモを取ったり、リーダーの話を聞いたり、
模造紙に書き出したり、、、準備は進みます。

この日は1時間の予定だったのですが、終わらなかったため、
もう1時間、引き続き行うことに。

作成物の準備で第9回は終了しました。


そして、次の第10回目では、前回完成させた作成物の手直しをし、
誰が話をするのか、誰が紙を持つのか、ということを決めました。

前回、後半の1時間は、音楽の授業があったため、
私は見ることが出来ず、模造紙がどうなっているのか、
すごく気になっていました。

授業が始まると、机の上には、完成させた模造紙がたくさん!すごい!

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発表者を決めたあとは、発表の練習です。

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言い方や説明が間違っていないか、
また、より伝わりやすくするためにどうしたらいいか、
みんなで確認していきました!

今回も、30分ほど延長して、発表の練習を行いました!
そして、すべてのグループの準備が出来たようで、安心しました!



そして、迫る発表、第1回目は、
来週の水曜日、アンコールクラウ小学校にきまりました!

どんな発表をしてくれるのか、
また小学生の反応もすごく気になります☺!

谷垣


この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、
(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている
"「アンコールの水環境」再生プロジェクト"です。



こんにちは、谷垣です。

本日は、先週の金曜日に行われました、
今年度8回目の魚の授業についてお伝えいたします!

今回のテーマは " 食物連鎖 " !
なかなか難しそう!

前回と同じく、3年生の生徒たちが主体となって授業をします。

授業の前に、準備を1時間ぐらい行うのですが、
生徒たちが集まってこない。。。

きゃっきゃと楽しい声が職員室からするな~と
覗いてみると、先日、オアシスさんがもってきてくださった
運動会のDVDをみんなで見ていたのでした!

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DVDを見終わったら、いざ準備!

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一つ目の図に色を塗ったため、すべてを塗ることに!
最後は少し焦りながらでしたが、無事間に合いました☺!


授業開始です!
1年生の生徒たちはこの授業を楽しみにしていたようで、
小さな先生たちを拍手で迎え入れていました!


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冒頭に書きましたように、今回のテーマは食物連鎖です。

まずは、植物、ネズミ、ヘビ、トラを例に説明をしていきました!

そして、海の中で暮らす生物の食物連鎖を理解するため、
1年生にワークを行いました。

今年3月に、川へ行って生き物を採取し、観察をしたのですが、
その時にまとめた生き物一覧表を使いました!
(その時の様子はこちらから → 前半後半

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(こちらは、その時の写真です)


今回のワークは、こちらの表から1人ひとつずつ選び、
小さな紙にその絵を書き、ヒエラルキーの図の中で
正しいと思うところに貼ってもらうというものでした。

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そして、わーっと貼ってもらった後は、
それが合っているのかを確認しました。

" どの生き物がいなくなってもダメで、
小さい生き物も、大きな生き物も、弱い生き物も、強い生き物も
すべてを守り、共存していくことが1番大切 "ということが
今回の授業の締めでした。

私も好きだった高校の生物の先生に、
同じこと言われたなー、と思い出していました。


そうして、今回の授業は終了いたしました!

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そして、今回の授業が、小さな先生の最後の授業でした!

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1年生の生徒たちに楽しい授業をありがとう、!
お疲れ様でした☺


では、来月の授業もお楽しみに!


谷垣萌



この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、
(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている
" 「アンコールの水環境」再生プロジェクト "です。




こんにちは!谷垣です。


先日ブログでお伝えした魚の授業ですが、
載せきれなかった写真や映像を、動画にまとめました!


どうぞ、ご覧くださいませ!

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そして、本日6月13日から、来週月曜日の20日まで、
オアシスの皆様がカンボジアを訪問されます!

19日(日)の教員養成学校での運動会に向けた活動や、
バイヨン中学校での体育・音楽の授業などなど、
たくさんの活動を予定されています。

私たちインターン生も、全力でサポートをしながら、
たくさんの学びを得たいと思っています。


日々の活動につきまして、ブログを通してリアルタイムに
皆さまにお伝えしていきたいと思っております!
毎日チェックしてください☺!


この魚の授業の活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている " 「アンコールの水環境」再生プロジェクト " です。





皆さま、こんにちは。インターン生の谷垣です。

本日は、先週金曜日にバイヨン中学校で行われた
魚の授業についてお伝えいたします。

まずは、魚の授業が現在どのように進められているのか、
少し説明をいたします。この魚の授業は昨年度に始められたもので、
現3年生の生徒たちが、2年生だった昨年1年間、佐藤先生の元で学びました。
そして、今年度は、彼らが先生となって、下級生(1年生)に授業を行っています。
今年度は10月から、実習を含め、月に1回のペースで授業を行っています。
その様子はこちらからご覧いただけます。


さて、今回のテーマは、 " カラダの器官 " 。
魚の目、鼻、舌、そして耳についてです。

授業が始まるのは10:00~なのですが、発表をする生徒は
その前に1時間程、佐藤先生と復習をし、授業の準備などを行います。

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それぞれ2人グループで発表を行うことに。
模造紙に説明のための絵を準備していきます。

みんな慎重に下書きをしていくなか、この生徒は大胆!笑

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とっても真剣です。

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模造紙の準備が出来たら、どんな説明をするのか、
どんな質問を投げかけるのか、などなどそれぞれ考えていきます。

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あっという間に準備の時間は過ぎ、いよいよ授業が始まります。


まずは、 " 目 " について。
人間の目は何度まで見えるのか、みんなで確認をし、
では、魚の目は何度まで見えるのか、選択問題にしていました。

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次のペアは、耳と舌について。
魚にも耳があるなんて知らなかった、、、!笑

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そして最後のペアは、鼻について。
人と犬、そして魚を比較して説明していました。

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どのペアの発表も、質問やクイズを交えながらの、
とても分かりやすく、楽しい発表でした。

授業を聞いている1年生も皆、真剣で、メモを取る生徒も!

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少し話が飛びますが、私はよく前で発表する(させられる?)生徒でした。
誰が発表をするかを決める時に、しーんとなって、よくわからない
居心地の悪い空間になるのが、ただ嫌だっただけなのですが。。。

その時には、人前で話す、発表する経験が何の役に立つのかなど
考えてもいませんでしたが、大きくなって、それらの経験が
どれほど貴重で大切だったのか、感じる機会がよくあります。
彼、彼女らも、同じように感じる時がくるのではないでしょうか。

そのような意味もこめて、この授業は魚のことを学ぶ生徒たちに、
そして発表をする生徒たちに、たくさんの学びをもたらしているな、と
今回初めて授業に同行し、感じました。


とにかく、小さな先生たち、今月の授業もお疲れ様でした!
そして、佐藤先生のサポート、ありがとうございました。
また、来月の授業も楽しみです。


授業が終わってほっとした様子、、、☺

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この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている " 「アンコールの水環境」再生プロジェクト " です。


3月31日

「アンコールの水環境」再生プロジェクトでは、水辺の生物の授業の他に、地域の水辺でのフィールドワークを行っています。
今回は、アンコール時代に造られた巨大貯水池「西バライ」(南北約2キロ、東西約8キロ)を訪問しました。
西バライの北側の土手のちょうど真ん中あたり、土手の上にコックタナオ小学校が建っているのですが、そこから土手を下りて、西バライの中心に位置する人口島「西メボン」を目指す予定です。
その西メボンには、アンコール時代に造られた井戸とそれを取り巻く石造の回廊が存在します。現在は、フランス極東学院(EFEO)が発掘調査&修復作業を行っています。

朝8時。
集合時間にバイヨン中学校へ行くと、「生徒たちは早く集まったので、自転車で西バライに向かって出発した。」とのこと。私たちも慌てて車で西バライのコックタナオ小学校へ向かいます。

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今日の生徒は、昨年、このプロジェクトの授業を受けた中学3年生36人。そして引率の先生2人です。
まずは、西バライの土手を下り、JSTスタッフのタウリーが、西バライの歴史と水環境についての概要説明を行いました。
後ろに広がるのが、西バライの貯水池の中です。
現在は、乾期ですので、水がありません。ところどころで稲作・畑作も行っています。

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学校が終わった(?)小学生たちも、興味津々、説明を聞いています。

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中には、中学生がメモするノートをのぞき込む子も。

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説明後、いざ西メボンへ!
生徒たちの向こうにうっすらと見えているのが、西バライの南側の土手。
写真の真ん中あたりにもう少しはっきりと見えているのが西メボンです。
南北2キロ、東西8キロのの西バライのちょうど真ん中にあるので、約1キロ歩くことになります。

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西メボンの調査&修復のために造られた土手が見えてきました。展示小屋を目指して進みます。

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土手に上ると、西メボンの修復現場が目に飛び込んできました。タワークレーンもあります。

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展示小屋内部には、西バライと西メボンに関するわかりやすい展示パネルが貼られていました。

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アンコール地域の航空写真もありました。
黄色の枠で囲われているのが西バライ。真ん中に西メボンがあるのですが、小さすぎて見えませんね。
真ん中の大きい四角はアンコール・トム。その右下の小さい四角はアンコール・ワット。右上には東バライと北バライも見えます。

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こちらは、西メボンの復元予想図です。

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西メボンの水位を測る井戸は何の目的で作られたのか、
乾期の農業用水として利用された西バライの水と、当時の水利システムについてなど、
(まだまだわからないことが多い、ということも含めて)タウリーによる解説が続きます。

この現場で調査&修復を行っているEFEOチームのカンボジア人専門家からも話を聞きました。

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帰り道は、皆でゴミを拾いながら戻りました。

コックタナオ小学校到着後、生徒たちに今日の感想を聞いてみました。

・西バライと西メボンに実際に来て、歴史や水環境の話を聞けて、とてもためになった。また、帰り道のゴミ拾いでは、ゴミをやたらに捨てないことが大切だと実感した。

・今日の体験を、友達や家族などにも話したい。

・初めて西バライに来たので、見るもの聞くもの珍しく、興奮したが、とても楽しかった。

・今日の体験はとても興味深かった。西バライや西メボンについて、もっと知りたいと思った。

・自分の家や学校の回りだけでなく、地域全体の環境について、もっと考えなければならないと思った。
また、この体験を自分たちだけでなく、村人全員で共有し、環境は個人のものではなく、みんなのものだということを知ってもらわなければならないと思った。

・次回、このような機会があれば、ぜひ参加したい。

アンコール時代に造られた西バライを訪問することによって、生徒たちは、歴史の中での自分たちの立ち位置や存在を感じることができたようです。
今回、生徒たちが体験し考えたことを、地域全体に広めていければいいですね。

(陽)
この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている"「アンコールの水環境」再生プロジェクト"です。




前回のブログの続きです。

アンコール・トムのお濠で生きものを採取した後は、生徒全員、バイヨン中学校へ戻り、グループに分かれて採れた生き物の観察会を行いました。

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まずは、一匹一匹の生物の特徴を観察します。

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そして、大きさも計っていきます。
ヒルなど、触るとすぐに伸びたり縮んだりする生きものにたいそう手こずっている班もありましたが、皆、几帳面に計っていました。

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その後、模造紙に捕まえた生き物のスケッチを描き、特徴や体長を記入していきます。
まずは各班に1人ずつついている3年生がお手本を見せることによって、スムーズに進めることができていました。さすが先輩たちですね!

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昨年の生徒たちも驚くほど絵が上手でしたが、今年の生徒もなかなかです。魚をよ~く観察して、斜め上から見たスケッチを描く子もいました。

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あっという間にこのような絵が描けました。素晴らしいですね!

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各班で、魚の特徴などについて議論する姿も見られました。皆、真剣です。

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仕上げまであと一歩!何人も同時に描き込んでいきます。

4つの班、それぞれ模造紙1枚にまとめ終わったら、
各班で特徴的な生きもの3種類について選び、発表を行いました。

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カンボジアの普段の授業では、このように自分で調べるような授業はありませんし、ましてやみんなの前でそれを発表する機会もありません。
皆、少々緊張気味で、誰が発表するかが決まらない班もありましたが、無事に終了。

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発表班以外の生徒たちも真剣に聞いていました。

生徒たちは、生きもの採取>>観察>>スケッチ>>発表を行うことによって、バイヨン中学校周辺の身近な環境やそこで生息する生きものについて、より詳しく知ることができたようです。
今後は、これらの生物が住みやすい環境を皆で積極的に守っていきたいですね。

(陽)
この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている"「アンコールの水環境」再生プロジェクト"です。





3月2日(水)
バイヨン中学校2年生を対象に行っている魚の授業の一環として、皆で近くの川へ行き、川の生き物を採取して観察する授業を行いました。

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朝8時。前日決めた4つのグループに分かれて整列する生徒たち。

今年の実習場所は、アンコール・トムの北西部のお濠です。
ここは観光客は全く来ない場所で、岸辺ではたくさんの牛たちがのどかに草を食んでいます。
そして、夕方になると地元住民が夕食のおかずの魚を獲りに来るような場所です。
もちろん、地元の子供たちの恰好の遊び場にもなっており、バイヨン中学校の生徒たちの中にも、ここで魚を獲ったり遊んだことがある生徒がたくさんいるのではないでしょうか?

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川に着くと、生徒たちはグループごとに散らばり、思い思いの道具で、川の生き物を採取しはじめました。

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木の陰にいる魚を捕まえようとザルですくう生徒たち。

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皆、慣れたものです。女の子たちも上手に網を扱っていました。

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採取した生き物はバケツに入れますが、珍しい魚が獲れたときにはこのように小さな水槽に入れて観察します。観察している子はとっても嬉しそうですが、どんな魚が獲れたのでしょうか。。。

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大きな魚や貝も獲れました。

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川には住民が使っている木の"いかだ"らしきものもあり、さっそくそれに乗って魚を獲りはじめる生徒もいましたが、皆、ザボンと川に入って全身濡れるのも全く構わず、存分に楽しみながら、思い思いの方法で水辺の生き物を採っていました。

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約1時間の採取が終わった後は、ゴミ拾い。
あっという間にゴミ袋の山ができました。
水辺に落ちているごみを拾うことによって、生徒たちも、自分たちの村の環境がいかにゴミで汚染されているかが実感できたことでしょう。
きれいな水辺を皆で守っていきたいですね。

さあ、この後は、学校に戻り、採取した生物の観察会です。どんな生き物が採取できたのでしょうか・・・。

(陽)
この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている"「アンコールの水環境」再生プロジェクト"です。

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実際の川へ行き、魚を獲り、観察を行う「水辺の実習」を翌日に控えた3月1日。

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実習に参加するバイヨン中学校2年生の1クラスの生徒は、展示室に集まり、事前準備を行うことになりました。

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まず、行程の説明、そして川で使用する投網の網やザル、籠などの道具の説明を、指導にあたる3年生の代表5人が行いました。
そして班分けです。今年は4つのグループに分かれることになりました。

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こちらは、展示室に貼ってある昨年の「水辺の実習」の様子です。

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昨年の生徒たちが描いたものです。
水辺で獲った魚は、このようにスケッチをし、特徴を書きこんでいくことになります。


果たして、今年の生徒も時間内にまとめることができるでしょうか・・・・?

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この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている"「アンコールの水環境」再生プロジェクト"です。

皆様こんにちは、インターン生の五井です。

今朝、バイヨン中学校では二年目の魚の授業第四回が行われました。

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本日のテーマは、『様々な魚の生命の受け継ぎ方』です。
佐藤先生のもとで、三年生は真剣に授業準備を行います。

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人間は、基本的に男性と女性のペアで子孫を育みますが、魚はどうでしょう...?
魚の種類によって様々な形があるというとても興味深い内容を下級生にわかりやすく伝えるべく、力を合わせて資料作成をしました。

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授業内容はもちろん素晴らしいのですが、何より本日は小さな先生たちの成長ぶりに驚かされてしました。立派に説明をして、下級生に問いかけながら、穏やかな雰囲気で授業が進んでいきます。
私がこの前見学した時には、まだまだ緊張して硬くなってしまっていたと思うのですが...
本日四回目の授業にして、クメール語が分からない私でさえよく分かるような授業を、柔らかい笑顔で行ってくれました。


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気が付くと窓の外にはギャラリーが...。本当に生徒たちを引き付ける授業だったようです。

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「魚たちが生命を継承していくのには欠かせないきれいな環境を、これからも守っていこう。」という先輩たちの声は、しっかりと下級生に届いたことでしょう。

「生命の継承」についてのお話を聞きながら、先輩から後輩への「知識の継承」を見て、これからもずっとこの素晴らしい環境が続いてほしいと心から思いました。

今回も小さな先生たち、本当にお疲れ様でした!


このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。


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番外

今日、アンコールクラウ村でのフリースクール授業を終えると、バイヨン中学校の生徒に「学校に来て!」と言われて、寄ってみると...。

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放課後だというのに自転車がずらり。グラウンドから歓声が。

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グラウンドでは、他校とサッカーの練習試合が行われていました。

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たくさんの生徒たちが応援に来て、大変盛り上がっていました!
バイヨン中学校では、州の大会での活躍を目標にサッカーに力を入れているようです。
これからも生徒たち、先生方みんなで協力して楽しく練習を行ってほしいと思います。




五井 梨奈

こんにちは。
JSTインターン生の増原です。

今日は、2年目3回目となる「魚の授業」が行われました。

今回のテーマは、「生物の呼吸のしくみについて」でした。

魚の授業では、毎回3年生が1年生に、授業をしているため、まずは3年生で授業内容の復習から始めます。

「人間の肺はいくつあるだろう・・・」

「何を吸って、何をはいてるの・・・」

「酸素は空気の中でどれくらいの割合かな~?」

っといった質問から子ども達は、真剣に考えます。



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復習をしながら、1年生に教えるための教材を作ります。

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肺で呼吸をする生物、えらで呼吸をする生物。

それぞれの違いをとらえながら、分かりやすく紙にまとめていきます。

私も一緒に復習内容を聞きながら、衝撃の事実を耳にしました!!

みなさん、水がない環境でも呼吸をして生き続けることのできる魚がいるってご存知でしたか?

世界の中でも珍しいことだそうですが、カンボジアに生息するお魚の中には、「ラビリンス」という器官をもっており、ヒトと同じように空気中にある酸素を体に取り込めるそうなんです。

とってもうらやましい(笑)

復習をし、教材を作成した後は、いよいよ発表タイムです。

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少しずつ発表慣れしてきた生徒たち。

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前回よりスムーズに発表が出来ました。

堂々と発表している姿に感動しました。

教えることで、3年生の生徒達も勉強になっているはずです。

次回の授業も楽しみです。

このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。


増原早紀







みなさまこんにちは、インターン生の五井です。
『生徒たちが先生として』二年目の授業第一回から早くも1か月が経ちました。
こちらで毎日充実した生活を過ごしていると、時間の流れの早さに驚いてしまいます...。

さて、本日のテーマは

『すべての生物の先祖は共通していて、すべての生物は兄弟である』


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「どんな生き物も大切にしてほしい。」という佐藤先生の思いを下級生に伝えるべく...


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生命のスタートから人間の誕生までの絵の作成に真剣に取り組みました。

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難しい絵も、協力し合いながらしっかりと描き上げました!



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一年生は、先輩の授業をとても興味深そうに聞いています。

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緊張しつつも、ひとつひとつきっちりと説明してくれました。

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クイズなどで下級生も参加式の授業。
生命のスタート・人間の誕生、きっとよく理解できたことだと思います。


『存在するすべての生物は兄弟』
このことをいつも胸に、大人になっていってほしいです。

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小さな先生たち、本日もお疲れ様でした!




このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。


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番外


運動会の準備も、先生・生徒が協力して着々と進んでいます!

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五井 梨奈


皆様はじめまして、こんにちは。
JSTインターン生として関西学院大学から派遣されています五井梨奈(ごいりな)と申します。
これから、こちらでの貴重な体験をなるべくこまめに皆様と共有していけたら、と思います。
どうぞよろしくお願いいたします。



早速ですが、本日のバイヨン中学校でのお話です。
去年一年間を通して、佐藤先生に魚についての授業をしていただきました。
そして生徒たちたっての希望、これからも学んだことを伝えていきたい...ということで、『これからは生徒たちの言葉・力で、下級生に伝えていこう。』ということになりました。


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彼ら6名が、本日からこの授業の先生として、下級生たちに佐藤先生から学んだ知識を伝えてくれる心強いメンバーになります。


本日は、佐藤先生に来ていただいて、彼らの復習と、初めての授業を実施いたしました。


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少しでも下級生に伝わりやすいように、絵を描いたり簡単な実験をしたり、佐藤先生に教えていただきながら真剣に準備に取り組みました。

いよいよ授業開始。緊張した面持ちでのスタートでしたが、自己紹介を済ませ、立派に先生として授業を行ってくれました。


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全ての動物が生きていく上で必要不可欠な呼吸、酸素と二酸化炭素の関係について、食物連鎖についてなどを、わかりやすく説明してくれて、下級生も興味深く、そして楽しそうに授業に臨んでいました。

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本日の授業、とても立派に先生を務めてくれました。
また次回・次々回・そのまた次回・・・と、佐藤先生からいただいた貴重な学びを、伝えていってもらいたいです。

また生徒たちの努力をブログに書いていくので、ぜひよろしくお願いいたします。







五井 梨奈 


このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。