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三井物産環境基金による活動05_2014年11月~の最近のブログ記事


こんにちは!インターン生の滝澤です。

バイヨン中学校ではカンボジア淡水魚研究家として

活動されている佐藤智之さんによる魚の授業が行われていました。

この授業では、生徒たちが住むアンコール・クラウ村を中心とした

水環境であったりどんな魚が生息しているかなどを学びました。


先日、魚の授業を受けていたバイヨン中学校2年生が、

日本からの、仙台二華高校の学生さんや

自分たちのお父さん・お母さんに向けて発表会をしました!

魚の授業内で仲間を相手に発表というのは以前ありましたが、

学校外の方たちに発表をするというのは彼らにとって初体験♪

ドキドキ・・・廊下で待っている生徒は心なしかソワソワしていたように感じます(笑)

実際みなさんの前に立つと良い緊張感で、まず初めにはどのグループも

「みなさん今日はお集まりいただきありがとうございます。

今から佐藤智之先生・タウリー先生と一緒に勉強してきたことについて

発表したいと思います」としっかり挨拶をしていました!

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まず1つ目のグループは各授業どんなことをしたかまとめを話しました。

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グループ2は魚の持つ感覚器官についてです。

このグループには聞いてくれている人たちへのクイズがありました!

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Q.魚にも味覚があります。ですが、川の魚には1つわからない味があります。
塩っぱい・甘い・辛い・苦い・酸っぱい
この5つの中、どれがわからないでしょうか?

さて、みなさんの答えはいかがでしょうか??

1つ1つ「これだと思う人!」と手を挙げてもらったのですが、

いい感じにばらつきました(^^)

正解は。。。

「辛い」でした♪正解でしたか?

それではグループ3♪

このグループでは、水辺の調査を行ったことのまとめを話しました。

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まず写真で「こんな道具を使った」

「こんなことをした」と話した後、

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実際何を捕まえたのか、発表しました。

そして最後4つ目のグループは、

彼らの身内を中心に20代以上の人にインタビューを行った

その結果をお話しました!

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この発表会で私が印象的だったのは

聞いていた保護者の方たちの反応です。

校長先生等のお話を聞いていると

今はまだ親の世代の人たちは学校に行くということに関して

無関心な人が多いと聞きます。

ですが聞いていたみなさんの顔は真剣であり、

どこか安心しているようにも感じました。

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中には感想を述べてくれた方もいました。

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保護者のみなさんは子どもが学校でどんなことを

勉強しているのか、ほとんど知りません。

ですが今回このような場に参加し、子ども達の立派な姿を見て

一人のお母さんは、

「子ども達がどんなことをしているか、知ることができてよかったです。

子ども達には高校も行ってたくさん勉強してほしいです。」

と仰っていました。


私はこの発表会で生徒はもちろん保護者の方にも

たくさん感じたこと・得たものがあり、

実りある時間だったのではと思います(*^^*)

滝澤明穂

このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。



こんにちは!滝澤です。

淡水魚研究家である佐藤智之さんによる魚の授業が今学期最後を迎えました。

来る8月7日には、水資源省の方や日本の仙台からの高校生等が

バイヨン中学校を訪れます。その際、各々の方からのお話を聞かせていただきます(^^)

そんな貴重な機会を使って、佐藤さんの授業を受けていた子ども達も

1年の授業をまとめての発表をすることになりました\(^o^)/!

なので10回目の授業を使ってプレゼンテーションの準備を行いました♪

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4つのグループにわかれています!

1つ目のグループは各回の授業をまとめて伝えるグループ、

2つ目のグループは魚の目や舌等の仕組みを、

3つ目のグループは水辺調査のまとめ、

4つ目のグループは前回の授業で共有した

アンケート調査をまとめました!

模造紙にまとめを書くのですが、グループ1の内容が

生徒にとっては難しく、ほかのグループに比べて遅れをとっていました(> <)

準備が大変だろうとこの回の授業では

いつもの通訳係タウリーさんに加えてもう一人、

私が授業をする時にお世話になっているナモイさんも

参加してくれていたので私たち2人でタッグを組んで

このグループ1にほとんどつきっきりで様子を見たり

アドバイスを出したりしました(*^^*)

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この準備の授業2回分を除いて計8回の授業を

リマインドしなくてはいけないため、

グループの中でさらに4組にわかれ2個ずつの授業を

思い出し、まず箇条書きで紙に

みんなで思い出しながら書きました!

少し言い合いになってぶつかることもありましたが、

意見を出し合って思い出している様子を見て

"がんばれ!"と心の中で応援していました(笑)


他のグループは授業開始すぐに

模造紙にすぐ書き始めました!

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どのグループもメインで書いていく人が

知らず知らずのうちにいて、自然とリーダーシップを

発揮する姿はたのもしかったです♪

なにかを制作するときいつも思うのですが、

カンボジア人も日本人に似て几帳面なところがあると思います。

1本線を引くにもアバウトではなくしっかり定規を使って

丁寧に書いていきます。

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大きい定規を2人でせっせと協力して使っていました♪

20150713A-06.jpg20150713A-13.jpg着々とみんな作業が進んでいきます。

一方グループ1では、各組で思い出したあとは

みんなでシェアしました(^^)

模造紙に書くスタイルを考え、まず紙で

わかりやすく理想図を書いてみんなでどう書くかを

把握し、それでようやく模造紙本体に手を出しました♪

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このグループは考える時間が長く模造紙スタートは

遅れてしまいましたが、逆にしっかりと今なにをするか

段階を踏んできたので模造紙作業はすいすい!と進み、

他のグループとの差を見事埋めました!

授業が終わる時にはどのグループも

模造紙はほぼ完成させていました。

ここまでが第9回の授業になります(◦u◦*)


第10回目の授業では、

プレゼンテーションの練習がメインでした。

どういう流れで話すのか、誰が話すのか、

グループ内で生徒たちだけで話し合いました。

どこよりも練習に入るのが早かったのは

グループ1でした!!!

女の子が原稿を書きどう話すかまとめていました♪

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もちろんほかのチームもディスカッションしていました!

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先生がそろそろいいかな?というところで声をかけ、

グループ1から発表していきました。

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そんなみんなの発表を佐藤さんとタウリーさんは

あたたかく見守っていました(^^)(笑)

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これで、今年度佐藤智之さんによる魚の授業は終わりです。

この発表本番は最初に書きました通り8月7日になります。

ぜひお楽しみに!


滝澤明穂

このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。



こんにちは!インターン生の滝澤です。

もう授業も終盤に入ってきている魚の授業。

今回も楽しく書かさせていただきます(*^^*)


何回貼るんだ!って感じですけれども...


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本当に早いです。私は週に2回中学校に来ているのですが、

来るたびにどんどん立派な校舎に 寮になっていっています。

スピードからしてみなさん一生懸命働かれているのがわかります♪


さて、それでは水辺の調査3回目についてです。

今回、水辺調査の一環として、昔と今を比べてみて自分たちの周りの水環境は

どのように変わったのか、という調査を行いました♪

初めは、生徒みんなで村へ向かい直接村の人に聞き取り調査を行う予定でしたが、

平日はほとんどの大人が働きに出ていってしまっているということで

急遽宿題として周りの年上(30代以上)の方を対象に

アンケート調査をしてもらうことになりました!

7月10日(魚の授業9回目)は、そのアンケート結果を

みんなでシェアする、という内容でした(^^)


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質問は以下の通り!

➀私たち(生徒)と同じ15歳の頃はこの村に住んでいましたか?
➁その頃、川で魚採りをしていましたか?
➂その頃は今よりもっと大きな魚はいましたか?
➃その頃と今を比べると魚の数は昔の方が多いですか?
➄その頃は虫やほかの生きものもたくさんいましたか?
⑥その頃、川や池の近くには今よりもたくさん木はありましたか?
⑦川や池の水は今とどちらがきれいだと思いますか?
⑧今は村や川にたくさんのプラスチックのゴミが落ちていますが、
  昔はどうでしたか?
⑨魚が少なくなったのはなぜだと思いますか?
⑩魚が多くなるためにはどうすればいいですか?

まず生徒が質問した回答者の年齢層を聞いてみました♪

30代の方に聞いた生徒は20%

40代の方に聞いた生徒は34%

50代の方に聞いた生徒は27%

60代の方に聞いた生徒は12%

70代の方に聞いた生徒は7%でした!

対象者の年齢がこれだけ幅があるといいですよね\(^^)/

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メインのアンケート結果、どうなったのでしょうか!?

(生徒数41人なので回答者も41人となっています。)

それでは
➀私たち(生徒)と同じ15歳の頃はこの村に住んでいましたか?
  YES-37人(90%) NO-4人(10%)
  大半が同じ村で過ごされてきているんですね!

➁その頃、川で魚採りをしていましたか?
  YES-39人(95%) NO-2人(5%)
  当時魚を採る以外にはなにをしていたのでしょうか...?

➂その頃は今よりもっと大きな魚はいましたか?
  YES-41人(100%) NO-0人0%)
  これははっきりとわかれましたね(◦v ◦ *)
  この質問だけでいろいろ考えが浮かんできますね...

➃その頃と今を比べると魚の数は昔の方が多いですか?
  YES-41人(100%) NO-0人(0%)
  これは日本でも同じですね。

➄その頃は虫やその他の生きものもたくさんいましたか?
  YES-41人(100%) NO-0人(0%)
  どんどん さまざまな生きものが減っているということですね。

⑥その頃川や池の近くには今よりもたくさんの木がありましたか?
  YES-41人(100%) NO-0人(0%)
  村では、今でも薪を使って炊事をしている家が大半であることから
  木をたくさん使っていることがわかります(> <)

⑦川や池の水は今と比べると昔の方がきれいでしたか?
  YES-41人(100%) NO-0人(0%)
  これもはっきりと答えが偏りましたね!
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みんなの答えをグラフ化したものです!

どの年代も同じ答えが多いようですね...?

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これ等の質問のとき生徒たちは元気に手をあげています!

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前で割合の円を書いているとそれをメモする姿を見ました♪

これまでの回答を見ただけでも、対象者の年齢層は

30~70代までばらつきがみられるのに答えはほぼみんな一緒ですね!

これはアンケートとしては珍しいことのようにおもいます♪

しかしこれではっきりとわかるのは年々環境の状況は悪化してきているということです...

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あら!?さてこのピンクのシャツのお方はだれでしょう?


そう、校長先生です!!

先生も外から授業を聞いておられました♪

、はい。(笑)それでは話は戻り質問後半戦!

⑧今は村や川にたくさんのプラスチックのゴミが落ちていますが、
  昔はありましたか?
  たくさんあった-0人(0%)
  あまりなかった-4人(10%)
  まったくなかった-37人(90%)
  確実に時代が過ぎるにつれ生活が変わりゴミとなるものが増えたとこがわかります。

次からは記述式の複数回答可になります!

⑨魚が少なくなったのはなぜだと思いますか?
 - ゴミがふえた                            33人
 - 魚の産卵期に魚を採ったから    21人
 - 木を伐りすぎた            18人
 - 違法漁業                13人
 - 川工事による木の減少        8人
 - 化学薬品を使うようになったから   7人
 - 水が汚い                6人
 - 人口が増えたから           2人
 - 水がなくなったから          2人

⑩魚が多くなるためにはどうすればいいですか?
 - 川にゴミを捨てない                      29人
 - 産卵期に魚を採らない                 22人
 - 悪い道具は使わない                   16人
 - 木を植える                                 13人
 - これから先は木を切らない            13人
 - 汚い水を川へ流さない                    8人
 - 化学薬品を流さない                      6人
 -魚を保存する                                 5人
 - みんなで川と水を守る                     5人
 - 養殖する                  5人
 - みんなで川にあるゴミを掃除する    5人
 - 小さい魚を採らない                         2人
 - ダムを作る                                    1人
 - 違法漁業に対する罰を厳しくする       1人
 - 稚魚を川に放す              1人

これでアンケートの結果は以上です!

たくさん案がありましたねー!!

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生徒1人1人発表をしていったのですが、

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校長先生がいつの間にか中に!(笑)

他のブログでも書いたかもしれませんが、

ここバイヨン中学校の校長先生はとても熱心な方であり

生徒との距離がとても近い先生です(^^)

校長先生自身が生徒に歩み寄りコミュニケーションをとるので

生徒たちにとても信頼されています。

すてきな校長先生ですね♪

さてアンケートの結果、

みなさんどうして現在の川の水は汚く、魚が少ないのか

原因ははっきりと把握していることが今回のアンケートで

わかったと思います。これからは、⑩の回答にあったことを

実際に行動に移していくことが大切だと思います(*^^*)

これらの対策案は他者が言ったものではなく、

住んでいる彼ら自身が考えだしたもの。

実践することは可能であると信じたいです!

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彼らが率先して動く日が来るといいですね!

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日本では数を数えるとき「正」の字を使いますが、

カンボジアでは□に斜線をいれるような形で数えるんですね!!

初めて知りました(^^)


これらが終わったあとは、4つのグループにわかれました。

なぜかというと来る8月に水資源省の方が

水環境等に関するレクチャーをしに来てくださるそうで、

その際にこれまで1年間の魚の授業をまとめたプレゼンテーションを

することになったからです!!

なんとその時には!仙台から高校生が訪れてきてくれて

一緒に参加してくださります!

すばらしい機会ですよね\(^o^)/

4つのトピックにわかれるため、

それぞれのグループ代表が前に出てじゃんけんでトピックを選ぶことに!

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みんなやりたいトピックとそうでないものが一緒だったため

勝ち取ったチームの喜び方はすごかったです(笑)

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どんなトピックをどのようにまとめるのか

次回準備している内容を書きたいと思いますので

おたのしみに♪!

滝澤明穂


このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。



こんにちは!滝澤です。

バイヨン中学校新校舎建設は着々と進んでいます!

私がこちらに来たばかりは壁なんてなく

支えとなる柱がむき出しだったものが、

今はもう屋根まで仕上げってきています♪


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それでは!今回も楽しくブログを書かせていただきます(*^^*)

今回の魚の授業は8回目。いよいよ残すところ数回...

今日はどんなお話をされるのか、わくわくしながら見学させていただきました!


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トピックは【生きもののつながり】

食物連鎖ですね。

黒板に大きな模造紙を貼り、その場で通訳のタウリーさんが

上手の絵をかきながら進められていきました。

まず初めに、

ある場所に 草・ネズミ・ヘビ・トラの4種類の生きものがいると想定します。

この時、佐藤さんが子どもたちに

「カンボジアにトラはいますか?」と問いかけました。

みんな声をそろえて「オッ(いない)」。

そういえばどうなんだろう?とおもった私は

あ、いないんだ...?と納得しかけてました。(笑)

いや、いるみたいです。佐藤さんが「います!」と。

それでも見たことないからか生徒みんなもう一度

「オッ!!!(いない!)」と言い切ってました(笑)


「今トラの数は少ないです。どうすれば守ることができますか?」

佐藤さんはみんなに質問しました。難しい...

ところが「ヘビもネズミも草も守る!!」との声が!

みんな賢い...!私が彼らの年齢だったら

そんな即答できなかったと思います...(笑)


さて、話は戻ります♪

草は太陽の光と土の中の水で育ち、

ネズミは草を食べ、ヘビはネズミを、そしてトラはヘビを食べて大きくなる。

このように、それぞれの動物は何かを食べて成長していく、ということを

みんなで確認していきました。

そこで食物連鎖を表すのに最もわかりやすいあの図を用いました。


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それぞれ4種類の生きものがどのステージにいるのか。

トラは一番大きくて強く、一番数の少ない動物なのでてっぺんに位置します。

その下にヘビ・ネズミと続き、もっとも数が多いのは草。

草は一番下のステージに位置する、ということを説明していました。

どの生きものも育つスピード・数が異なり、

下のグループの生きものが十分な数いなければ

上の生きものたちは食べ物をなくし困ってしまう。

この一連の流れを佐藤さんはカラーペンを使いながら丁寧に説明されました。

生きもののつながりを説明した全てのピラミッドの絵はこちら!


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色分けされていてわかりやすいですね♪

佐藤さんの話を聞くとき、みんな静かに聞いています。

私語0です。すばらしい\(^^)/!


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一通り説明を終えたら、次は白い紙を生徒に

1枚ずつ配っていきました。

前々回の水辺調査で捕った魚のなかで

好きな魚を1つ書いてください、との指示でした(^^)

なにを書くのか気になり写真をたくさん撮りにいきました(笑)


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3分で書くように、と言われてたのが少し延長しながら

佐藤さんもみんなの様子を伺い歩き回ります♪


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書き終わると机の列ごとに前に来て

大きな模造紙に書かれた大きなピラミッドの図に

自分の書いた魚がどこのステージなのか

予想をしてみんなペタペタ♪


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調査に行ったとき植物はとっていないので

タウリーさんが事前に描いてくれていました♪


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おおお...じょうず...!!!

貼り終わると佐藤さん'sチェック!(笑)

これは強い魚なんだよっという感じで

ピラミッドを完成させていきました!!


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最後に佐藤さんが「捕まえるならどの魚がいい?」と聞くと

ある女の子が「一番上の魚」と答えて

あまりにも素直な答えだったのでみんな笑っていました(笑)


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これで今回の魚の授業はおしまいです。

やはり、魚など子どもの身近にあるものを

授業に組み込むことで生徒の集中力は授業に

向きやすくなるんだなあ、と再認識させられました。

佐藤さんの話によるともう一度川に行くチャンスが...?

また一つ楽しみが増えました(*^^*)

20150626A-25.jpgのサムネール画像

ありがとうございました。

滝澤明穂


このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。

こんにちは!インターン生の滝澤です。

part2に続いて来ていただいた方、

タイトルを見てお?っと思ってきていただいた方...

ありがとうございます!!!!

心をこめて最後まで書いていきますのでよろしくお願いします。


採取した魚たちを描く作業が終わった翌々日。いよいよ発表会です♪!

グループごとに前に出て発表しました。

みんな少し照れていました♪かわいいですね!

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話す子は一人なのですが、その話す生徒は絵を描いていたときに

リーダーシップを発揮していた子がしていました♪


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このような発表スタイルも彼らにとってはなかなかないもので

戸惑いながらも上手にひとつずつ説明していました(*^^*)

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生徒の発表の間に佐藤さんがより詳しい情報を

教えてくれたりもしていました!


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佐藤さんの教え方にはジェスチャーが多く、

また絵もとても上手ですごくわかりやすいんです♪

生徒たちはお互いの発表を静かに聞き、

佐藤さんの説明のときは興味津々で、

ほんとうに素晴らしい授業だな、と思いました。

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佐藤さんが生徒にフグを食べたことがあるかと質問をすると...

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こんなに手をあげてました!!!

生徒がこんなにぴーん!と手を挙げているのは

見たことがなかったので驚きました。

授業が終われば生徒全員起立して

「ありがとうございました」と声をそろえて挨拶をして

今回の授業は幕を閉じました。

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生徒にここまで授業に興味を持たせ、又、生徒一人一人が参加できる授業環境を作っている佐藤さんを、わたしはとても尊敬しています。

佐藤さんからもっと学んで、私自身の授業もこのような

生徒たちが積極的になれる環境を作れるよう努力したいな、思います。

滝澤

このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。



こんにちは!インターン生の滝澤です。

part1から続けて読んでくださっている方、

タイトルを見てぽちっと開いてくださった方、

ありがとうございます!

それでは、魚を捕まえたあと、なにをしたのか...ご覧ください♪



魚を獲り、ゴミ拾いも終えた子ども達はそのまま学校へ戻り、
教室では、大きな模造紙がグループに1つ用意されました!

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そうです。捕まえた魚のスケッチを書き写すのです!

まずは6×4のマスを書くのですが、ここで生徒の性格がものすごくはっきりとわかりました。

大体で線を書こうとする子を止め、しっかり大きな定規を使って

全体の長さを測って計算する子がいました。

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この黒いシャツの男の子です♪きれいに枠を書くため

アドバイスをもらいながら、丁寧に印を書いてそれらをつなぎました。

こうしてできたマスの中に、一つずつ採取した魚を描いていくのです。


ここからは黙々とみんな魚とにらめっこ。皆、驚くほど上手に描いていましたよ。

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たくさん真剣な写真を撮りましたので...♪

↓  ↓  ↓

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みんなの真剣な顔、すごく素敵でした(*^^*)

佐藤さんも生徒の真剣な姿をたくさん撮ってたので、

写真を撮っている佐藤さんを私は撮りました。(笑)

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ほかにも絵を描いている生徒にアドバイスをしている佐藤さんも...♪

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みんな本当に絵が上手なんです!!よく特徴をつかんでいて...

途中お水がこぼれて絵が滲んでしまったりとハプニングがあったのですが、

喧嘩なんてことはなく、すぐタオルを用意し水を吸い取って、と対処していました!

そんなこんなで少しずつ模造紙にはたくさんの絵が完成していきました!!

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このような授業はなかなかないので、受けていない生徒は

なんだなんだと教室の入り口にたくさんのギャラリーが。(笑)

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みんな完成したところでこの日は終わりました。

長い時間生徒はすごくよく頑張ったと思います♪

生徒の集中力は本当にすごいです。

見学していた私の方が暑さ等にやられ疲れてしまいました。

私も彼らのひたむきな姿勢、見習いたいと思います。

そして、まだ終わりません。(笑)

part3がございます。長編になってしまい申し訳ありません(> <)

よろしければ、ぜひ3つ目もよろしくお願いいたします!

滝澤

このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。

こんにちは!インターン生の滝澤です。

今日はバイヨン中学校での佐藤さんの魚の授業についてお話したいと思います。


なんと今回の授業、生徒たちにとって、初の...!課外授業、水辺の調査でした!!!

学校近くの川に行き、水の中に潜む生き物を採取し、観察・スケッチをするのです。

こっちでは学校の外に行って行う授業というのがほとんどないそうで、

子ども達の心境を想像すると私までウキウキわくわくしました(笑)


まず前回作った素敵な投網やバケツなど必要な物を車に全部乗せて、

さあいざ出発!Let's go!!

ついたらすぐ車から荷物を下ろしたのですが、

私が持っているとささっと受け取りにくる男の子たち...いい子!!

そのあとはこの前作った3つのグループにわかれて整列。

20150509A-02.jpgのサムネール画像
並ぶのが早いのなんの...そして静かに指示を待って聞いていました!

佐藤さんの声も通訳のタウリーさんの声もよく聞こえました!

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いよいよお楽しみの魚とりstart!!!

事前に決めた持ち場へみんなさーっ!っと向かって早速川にどぼーん!!

お手製の投網とともにせっせと魚を捕まえていきます。

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網にかかった藻の中に魚がいないか丁寧に探す子ども達...

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気合を入れて魚を取りに川へ走っていく子ども達を見て

わたしも必死に写真を撮りまわっていたとき、

泥に足をとられサンダルをはいていたのが無意味な状態になってしまったため

もう私もみんなと同じように裸足で写真を撮り続けました!!

(途中なにか臭うところを何回も歩いたのだけれど...!?)


それぞれのグループで役割分担を事前にしっかり決めていたのか

わたしにはわからなかったけれど、みんなが魚を捕まえにいくのではなく、

捕まえられた魚を細かくスケッチする姿もありました♪

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少しするとなにやら違うことで盛り上がってる...?

カメラを向けてぱしゃり。

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あー!!飛んでる!!!楽しそーう!!!!

やはりいましたカンボジアにも。(笑)

遊びだしちゃう子(笑)

でもあまりにも楽しそうでうらやましかったです。

わたしも一緒に泳いで遊びたかったなあ...(笑)

また、女の子には天敵の日焼けが、

この炎天下のなかではありまして。

丁度いい日陰スポットを見つけ

ゆっくりしている子も。(笑)

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一方、突然大勢の子ども達がやってきて

川に飛び込みだしたぞ、と、

なんだなんだと近所の方たちが見に来てまして。

その中にこんなかわいらしい見学者も♪

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カメラを向けたら男の子が寄ってきてくれて、

ついてくるように女の子も♪かわいい...

大きくなったらバイヨン中学校においでね!っと心のなかで伝えました(笑)


30分くらいたったころ、終了となりぞろぞろ

みんな川からあがってきて、最終的にどのくらい取れたのか

バケツのなかをのぞき込んでいました!

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最初、子ども達にとって学校外で行う授業は初めてだと聞いたとき、

子ども達をまとめて上手に事を進めることはまず無理だ、と私は思っていました。

が実際はその逆でして、最初から静かに指示を聞いて従っていました。

また、授業のあとは、後片付けという少し面倒だと思ってしまうこともしっかり行い、

さらに、最後は、川に落ちているゴミ拾いを、嫌な顔ひとつせず行っていました。

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子ども達の切り替えの早さにただ驚かされた水辺の調査でした。

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ただ、まだ調査は終わりではありません。(笑)

part2もありますのでぜひそちらも読んでいただけると幸いです。

滝澤

このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。




こんにちは!

関西学院大学からJSTボランティア生として派遣されてきました、滝澤と申します。

27日にカンボジアに到着しこれから8月下旬までの約4ヶ月間

活動していきます。またブログも随時投稿していきますので

よろしくお願いいたします。



昨日はなんと!今日本でHOTな男性、4/19の情熱大陸に

出演された佐藤智之さんとお会いすることができました!!!

私はまだカンボジアにきて2日目だったのですが

早速お会いできてもう感激でした。

会って早々私は我慢できず写真をお願いしました。(笑)

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その日バイヨン中学校で授業があったのでお邪魔してきました。

いつもはいろんな魚について教えてくださっているのですが、

今日はいつもと少し違いました。

5月初旬に実際に水辺に行って魚を捕まえて観察するという

実体験を計画されているそうで、その際に魚を捕まえるための

投網を作る、というのが今日の授業内容でした。


授業の前半では、当日どのようなことすればいいのかを

丁寧に説明していました。例えば、ノートに

捕まえた魚を描くこと、特徴を文章にして書くことなど。

みんな先生にノートに書いて、と言われたことはしっかりとメモしていました。

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他にも魚の大きさを図るということでどのようにするのかも

ペンを魚に見立てて教えていました。

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一通り当日のすることを説明し終えたあとは

一番大事な網をみんなで作りました!

3つのチームにわかれて指示を聞きながら作業開始!

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ずっと静かに先生の話を聞いていたので生徒は黙々と作り始めました。

丁寧に網と網を縫い合わせていく生徒はとても

手先が器用でスムーズでした。

真剣に縫っているある1人の学生を撮影。

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正面がほしいな、と思った私は前の方にしゃがみこんで

下からパシャリ!と撮らせていただきました(笑)

照れ笑いがなんともかわいらしい!


150429A-06.jpgのサムネール画像












他の生徒も少し恥ずかしいのかちらっちらとしか

見てくれませんでしたが、目があって私がにこっと笑うと

こちらも照れながらにこっと笑い返してくれました。

少し教室を出て学校をまわっていると、休憩時間なのか

たくさんの生徒が教室の外にいて、もの珍しそうに私たちを見ていました。

そこで教室前に並んで座るこれまたかわいらしい数人の学生を発見。

カメラを向けて、"ムォイ、ピー、バェイ!(1,2,3!)"と言うと

3のところで一緒に"バェイ!"と大きな声で言ってくれました!

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私はこの日が初めてバイヨン中学校の授業を拝見したのですが、

何点か気づき関心したことがあります。

日本とどうしても比べてしまうことが多かったのですが、

先生が話している間は誰一人私語を話しません。

又作業中にはほとんどの学生が熱心に取り組み

授業に参加していて、学ぶことを本当に楽しんでいるのかなと感じました。


活動としては初日だったのですが、初日からすごく

刺激の多い素敵な1日になりました。


滝澤


このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)が共同で行っているものです。
月1回、バイヨン中学校での「水環境と水辺の生物に関する授業」(通称「魚の授業」)の講師をしてくださっている佐藤智之さんが、
4月19日(日)の「情熱大陸」(MBS系 夜11時~)で紹介されることになりました。

前回のブログでご紹介しました、バイヨン中学校での5回目の魚の授業シーンも出てくるかもしれません!

ぜひご覧ください!!

番組HPでも紹介されています。URLはこちら





シェムリアップ淡水魚研究所の佐藤さんによるバイヨン中学校での魚の授業5回目(3月6日実施)のテーマは「魚の五感」。

皆さん、魚の視野ってどのくらいあるかご存知ですか?
佐藤さん、さっそく生徒に質問してみました。
まずは、人間の視野はどのくらいあるのでしょう?

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代表の生徒・ウドンくんが、自ら実験台になってくれました。
佐藤さんが手に持って動かす紙の魚が見えなくなったら合図してもらうのです。
ところがウドンくん、本当は、ずっとまっすぐ前を見ていなければならないのですが、きょろっと目が動いたりして、その度に教室内から笑いが・・・。
なんとか実験が終わり、人間の視野は約180度だということがわかりました。
では、魚の視野は?
佐藤さんが、魚を上から見た絵に線を引いてみると・・・・、

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なんと、320度だそうです!

次は、魚は白黒の世界を見ているのか、それとも人と同じように色のついた世界を見ているのか?
こちらの答えは、「どちらもアリ。」
深海に住む魚は白黒の世界が目に映っているそうですが、アンコールクラウ村にいる淡水魚はカラーの世界を見ているとのことです。
この分野は、まだあまりわかっていないとも。

そして、次は魚の耳の話です。
魚の耳はどこにあるか知っていますか?
佐藤さん、今日はなんと本物の魚を持ってきて、生徒たちに魚の耳はどこにあるか、質問をはじめました。教室からは歓声が!

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えらの辺りや胸びれの後ろ辺りを指す生徒がほとんどでしたが、実際は、魚の耳はこんなところにあるのです!(上の魚のオレンジの点々)

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さて、魚には味がわかるのでしょうか?
魚にも舌はありますが、舌には味がわかる細胞はないそうです。
けれども、味がわかる細胞は、口の中やにたくさんあって、魚もしっかり味を感じているそうです。
唇にも味を感じる細胞があるそうですよ。

そして、カンボジアで最もポピュラーな魚ともいえる「なまず」は、体全体に味覚細胞があるそうです。
ひげでも味覚を感じることができるそうですよ。

佐藤さんの魚の授業は、大人の私でも初めて聞く不思議な世界で、思わず授業に引き込まれていきます。
同時に、いろいろな疑問や妄想が、頭の中を駆け巡ります。
   体全体で味を感じれるって、どんな気持ちなんでしょうねぇ?
    ナマズって、よっぽど食いしん坊な魚なのかな??
     でも、どうやって、体全体に味覚細胞があることがわかったのでしょう???
・・・・魚の美味しさについて考えることはあっても、魚も味を感じているなんて、考えたこともありませんでした。

そして五感の最後は嗅覚、鼻についてです。
まず、魚の鼻はどこにあるか知っていますか?
生徒たちは全員、知っていました。
目の少し先のあたり、
左右2つずつ、全部で4つあるそうです。

さらにその能力について。
犬の嗅覚は人間の100,000,000倍もの能力があるそうですが、魚も犬と同じくらい鼻がいいそうなのです!
魚も水の中でいろいろな匂いをかぎ分けて生活しているのですね!

さて、授業の最後はクイズです。
勝った人には佐藤さんからプレゼントがもらえるとあって、皆、大張り切り。
クイズの内容は、「アンコールクラウ村にいる淡水魚は、甘い、辛い、酸っぱい、苦い、塩っぱいの5種類の味がわかるか?」というものです。
一つずつ質問して、〇かバツかで教室内で左右に分かれてもらい、正解したグループが次の質問へ進んでいきました。

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答えは、アンコールクラウ村にいる淡水魚は、甘味、酸味、苦み、塩味を感じることができますが、辛味は感じることができないそうです。
(海水魚は、さらに甘味がわからないそうです)

最後まで正解したのはこの生徒、ラチャーくんです!パチパチ。

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生魚のご褒美が出るなんて、佐藤さんの授業は村の子供たちにとって、なんて魅力的なのでしょう。
いつも楽しい授業をありがとうございます!

また、今回の魚の授業には、日本からTV撮影隊も入っていました。
近々、日本で放映されるかもしれませんね。お楽しみに!!


(陽)

このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)が共同で行っているものです。





こんにちは。
2月17日、魚研究家・佐藤さんによる魚の授業第四回目が行われました。

4回目の授業テーマは「魚の子育て」
これまでは、生物の基礎を勉強してきましたが、
いよいよ本格的に魚に関する授業が始まりました。

魚の授業に合わせて?魚がイラストされた服を着てくる子も出てきました!(笑)
準備万端だね。
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では授業START!
まず、魚には交尾の方法について。
魚の交尾には3種類あるようです。
それがこちら。
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1.一匹の雄と一匹の雌同士の交尾
2.一匹の雄と数匹の雌の交尾
3.数匹の雄と数匹の雌の交尾

では次に、そうして作られた子どもはどのような形で生まれてくるのでしょう。
選択肢は2つ。
1.卵
2.魚の形
ほとんどの生徒が1を選択し、たった1人だけが2を選択。
正解は、1,2両方でした。
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今まで、自分たちでとっていた魚も、すべて卵の形で生まれてきたと思っていたものが、実は生まれたときもこの形だったんだな~と思えるようになりましたね!

ここまでは序盤。
本題へ。

Q.村の魚3匹(名前を忘れてしまいました・・・)は"卵"を産む?それとも"魚の形"で産む?
→正解は、"卵"。
お見事全員正解でした。
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Q.では、この魚たちは"どこに"卵を産んでいる?
→生徒たちの回答は、川の草や水面の泡の中に産むとのこと。
これまた正解。よく知っているな~と関心。
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Q.トレイ・コンプリーエン(村にいる魚の名前)はどうやって子どもを作るか知っている?
→みんな知りませんでした。
この魚は、水面に自分たちで泡を作って、そこに産むのだそう。
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Q.産んだ後は、雄と雌どっちが世話をする?
→チュモール!!(雄)と一斉に答えてくれました。
子どもの世話を雄がするという種類が魚には多いのです。

ここまでは、村にいる魚の話でしたが、ここからは世界の魚の子育ての仕方を見てみよう!

今回取り上げられた魚は「サメ」。
みんなもTVで見たことがあり、知っていました。
サメの卵って想像つきますか?
実は、2種類あってこんな形をしているのです!
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どうしてこんな形をしているのか・・・
生徒:貝の中に産んだから?→これは貝ではないんだよね
生徒:ほかの魚に食べられないように
中々正解が出てこないので、佐藤さんからヒントが。
村の魚は3日~1週間ほどで子どもが生まれてくるけど、サメの子はどれくらいかかると思う?
生徒:1日~1か月それぞれ
正解は、1年間もかかるんです。
チュガーイ(長い)!!そんな声が聞こえてきました。
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このことを知った上で、なぜサメの卵はこんな形をしているのか。
そうです、1年中動かず、流されずにそこにいるため。
右の卵の右端のものは草に引っかけておくためのもの。
生徒から「誰が草にくっつけるの?」「1回に何個産むの?」などと質問も投げられ、興味が湧いていたよう。

親と同じ形で子どもを産むサメもいます。
親が体長5メートルの時、子どもの体長は何メートル?
0.5メートル~1.5メートルと目安をつけていた生徒。
良い感覚をもっています。
正解は1メートル。
親のお腹の中で1年間成長し続けるようです。
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お腹の中に子ができたと認識した親は、卵をどんどん作ってそれを食べて子は成長するということです。また、臍の緒をつけるサメもいるみたいです。

次に、サメ以外の魚たちを見ていきましょう。
この上の魚はクラウ村にもいるんです。
お腹に卵をつけて子育てをします。
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下の魚はどうやって子育てをする?
生徒:頭の上に卵をくっつける(笑)
似た種類だもんね。
お腹にポケットがありその中に子どもを入れて育てるんだよと伝えられると、
コングー!(カンガルー)みたい!と。
見た目は似ていても子育ての仕方が違う魚は多いんですね。
この魚、カンボジアの海にもいると思うかと聞かれると、
いないと答える生徒。見たことが無かったのでしょう。
でも、実はカンボジアの海にもいるのです!

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この貝の中で成長する魚はアフリカにいるようです。

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これも貝の中で育つ魚の1種。親がストローのようなものを伸ばし貝の隙間にいれて卵を一瞬のうちに産むのだそう。

最後に、
クラウ村の川にも沢山の草が生え、石もありますよね?
そういった草や石が無くなったら魚はどうなるのか・・
生徒:卵が作れなくなる
そうです。生き物を守るには、生物そのものだけを守るのではなく、草や石も守っていかなければなりません。クラウ村の自然を大切にしてください。
今日の授業を通じて、佐藤さんから生徒へそんなメッセージが伝えられました。

坂上

このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)が共同で行っているものです。





1月22日、「三井物産環境基金2014年度」活動の一環で、魚研究家・佐藤さんの3回目の授業がバイヨン中学校で行われました。

この日のテーマは「呼吸」。

佐藤さんの授業同様、質問形式で授業内容をご紹介していきますね。
皆さんも一緒に考えて見てください!

Q1.人間は1分間に何回呼吸をしますか?
生徒からは10回~60回まで様々な答えが出てきました。
では!実際に1分間計って呼吸回数を数えてみましょう!
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・・・・・・60秒後
何回呼吸をしましたか?
一番少なかった生徒は30回、一番多かった生徒は70回も!
走ってきた生徒でもいたのかな?

回数はバラバラですが、とりあえずみんな息をしていたのでまずは一安心。

Q2.人間はどこで呼吸をしていますか?
口!鼻!という答えが最も多かったです。
では、口、鼻を通った空気はどこまで行きますか?
なかなか答えが出なかったのですが、なんとか「肺」という答えにたどり着きました。
1名、「心臓」と答える生徒もいましたが・・・
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Q3.肺はいくつありますか?
2つですね、これは即答できていました!

Q4.肺はO2(酸素)を取り入れる他にはどのような働きをしているでしょうか?
CO2(二酸化炭素)を出す働き。これもすぐに答えていました。
第一回目の授業で酸素の勉強はしたからかな?、勉強したことが身についているように思います!

Q5.体の中に肺胞はいくつあるでしょうか?
この問題、皆さんは分かりますか。私は分かりませんでした。
正解は200,000,000(~300,000,000)個。
前回同様0が多い数字が出てきました!
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自分の体の中に小さな肺胞がこんなに沢山あるんだと思うと、
体のつくりって面白いですよね。
生徒たちもきっと、面白い!って思ったはずです。

Q6.次の中で肺を使う生き物、使わない生き物をそれぞれ考えて見てください。
JSTスタッフが黒板に絵をかきながらみんなでシンキングタイム。
選択肢はくじら、牛、鶏、亀、カエル、魚、オタマジャクシ、ゲンゴロウ、コオロギです。
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正解・・・くじら~カエルは肺を使う生き物で、魚~ゲンゴロウは肺を使わない生き物だそうです。
亀とカエルは体にある沢山の穴からも息をしているみたいです。

すると生徒の中から「カエルの肺見たことあるよ!」という声が。
野生のカエルを解剖したのかな?
カエルの肺ってどんな風になっているんですかね。気になってきました。

Q7.魚はどうやって息をしている?
「えら」ですね。みんなよく魚を見ているからこれは簡単だったようです。
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Q8.コオロギやゲンゴロウはどうやって息をしている?
羽?
体の穴から空気を入れているようです。
ゲンゴロウを捕まえたことある生徒も4人ほどいました。

ゲンゴロウの息の仕方は特殊で、生徒たちも真剣に聞いていました。
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ここから魚の話へ
Q9.魚を水中から空中にあげたらどうなる?
そうです、死んでしまいます。
しかし、このポスターの中に空中に出しても死なない魚がいます。
皆さん、どれだか分かりますか。
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正解はこちら。
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キノボリウオというそうです。
生徒が暮らすクラウ村周辺には、この魚が沢山いるとのことで、
みんな、正解をずばりと言い当てていました!

なぜこの魚は陸でも呼吸ができるのか?
ラビンズという特別な器官を持っているからだそうです。
ほとんどの魚は水中に溶けているO2 しか体内に取り込めないのですが、
ラビンズがあることでこの魚は、水中に溶けているO2以外にも空気中のO2を体に取り込めるのです。

この魚は、世界を探してもほとんどいない珍しい魚そうです。
だから、生徒たちにはこの魚を守るためにルールを守って川や池の水をきれいに大切にしてほしい、
ということが佐藤さんから生徒へ伝えられました。
生徒は、この話を聞いて自分たちの村に誇りを持つことができたのではないかと思います

佐藤さん、今回も面白い授業をありがとうございました。
授業で村の魚も出てきた今回の授業。生徒たちは、これまで以上に身近な話としてとらえることができたと思います。


このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)が共同で行っているものです。

坂上


2014年12月12日

こんにちは!

三井物産環境基金「『アンコールの水環境』再生プロジェクト」活動の一環として、バイヨン中学校の生徒とアンコールクラウ村青年グループの39名が、西バライにある魚の養殖場を訪問してきました。

ここは、「淡水養殖改善・普及プロジェクト フェーズ2」として、JICA(国際協力機構)が支援しているカンボジア王国農林水産省水産局養殖開発部の養殖場です。

午後1時。
まずは、バイヨン中学校に集合し、校長先生の訓示から。
「学校の外に出ても、バイヨン中学校の生徒だということを忘れず、責任ある行動をとりなさい。」と。さすが校長先生です。
今回、校長先生は同行できなかったのですが、代わりに、3人の新任先生が同行しました。

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いってきまーす!
バスに乗る子、車の荷台に乗る子。
約20分くらいで到着しました。
魚研究家の佐藤さんも駆けつけてくださいました。


カンボジア農林水産省水産局からインストラクターの人が来てくれたのですが、説明が始まる前から
水槽に興味深々!
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何がいるの?
中には大量の稚魚が元気に泳いでいました。
写真では見えないですね。。。すみません。
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インストラクターの説明を熱心に聞く生徒たち。
メモも欠かさずしています。偉い。
魚の話から養殖場の作り方など沢山のお話が聞けたようです。
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それから、稚魚を育成している池の方に見に行って餌を与えてるところを見学しました。
ナマズは、既に大きく育っているのもいました。

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餌に食らいつく魚が跳ねるのと、「うわあっ」と言って一歩下がりビビる生徒2人。
いつも魚みてるのに・・・
川に飛び込んでいるのに・・・
なんで?
ちょっと笑いそうになりました。


それから奥の方の池も見学をさせてもらい、たくさんの説明を聞いていました。
インストラクターの方が、すごく熱心で、話が止まらない止まらない。
でも、今日だけでは話しきれないようで、近々中学校に来て、
もっと詳しく説明してくれるようです。
ありがとうございます。

生徒から、たくさんの面白い質問が飛び交ったようです。

来年から中学校にも養殖場を作る予定なので、いい勉強になったことでしょう。
また、今回の養殖場訪問でさらに興味の湧いた生徒もいると思います。
来年からの活動がより一層楽しみになりました!

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坂上
※「アンコールの水環境」再生プロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)IDCJ国際開発センターとJSTが共同で行っている活動です。


こんにちは!

いよいよ、三井物産環境基金2014年度の活動が始まりました!
これから3年間、バイヨン中学校の生徒と一緒に、水資源を保全するための様々な活動を行う予定です。

その活動の一つとして、魚研究家の佐藤さんが、魚や生物に関する授業をバイヨン中学校2年生を対象にしてくださいます。
毎月1回授業をしてくださるのですが、本日その記念すべき第一回目の授業が開講されました!

今日は、
生物が生きるために必要な3つの要素「酸素」「食べ物」「水」に関しての授業でした。

佐藤さんの授業では、クイズが沢山出題され、生徒たちは積極的に手を挙げ、楽しんで授業を受けているようでした。

【酸素】
500mlの空のペットボトルには、何パーセントの酸素が含まれているでしょうか。
という問いには、
50%と答える生徒が約半分ほどで一番多かったです。
正解は、そうです20%です。
へ~!そうなんだ!と新しく知ったことはメモに残します。

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動物や植物が酸素を使うことは理解していましたが、「火」も酸素を使うことは、最初はピンと来なかったみたいで。
そこで、さすが佐藤さん!
火とコップを使って、火も酸素が無いと消えてしまうことを見事生徒に理解させてくれました!

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【食べ物】
主に食物連鎖について教えてくださいました。
絵を使って、
鷹が食べるものは?→うさぎ
では、うさぎが食べるものは?→草

このように、食べる・食べられるの関係で、生物は関連しあっていることを
生徒たちに伝えてくださいました。

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【水】
人の体には何%の水が入っているでしょうか?
この問いには、正解の70%と答える生徒が多かったです。
では、人間が水を体外に出すのはどのようなとき?
尿!汗!鼻水!涙!
様々な答えが飛び交いました。
どれも正解。
なぜそれぞれを人間は体外に出すのかも簡単に説明されていて、
生徒たちも納得のようでした。

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佐藤さんの授業は、生徒たちのレベルに合わせてあり、
とても分かりやすかったです。
生徒たちの反応を見る限り、次回の授業は何をしてくれるのだろうとわくわくしているように思います。
私自身、日本語の授業で参考にさせていただきたい部分もあります。
生徒たちが感じる"おもしろい"を今後、追求したいと思う次第です。


第一回目の授業、大成功です!
ありがとうございました。


佐藤さんのブログです。
http://cambodia-fishes-life.blogspot.com/

坂上

このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。