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こんにちは。インターンの豊田です。

 

本日はJSTが遺跡紹介ツアーとして提供している「遺跡修復体験」について紹介いたします。今回はインターン生が同行しました関西学院高等部のみなさんのツアーの様子をお届けします。



修復現場に着いた高校生のみなさん。

早速作業開始!ではなく、まずは遺跡修復のステップについて話を聞いて学びます。


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遺跡修復には、「現状記録」「解体」「石材の修理」「仮組み作業」などさまざまなステップがあります。その中で高校生のみなさんに体験していただいた作業は、「石材の修理」にあたる石洗いと薬剤の注入の2つです。

 

最初は女子が石洗い、男子が薬剤の注入を担当し、途中からは役割を交代しながら作業を進めました。

 

どちらの作業もまずは遺跡修復作業員からお手本を見せてもらいます。


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どんな作業をすればいいかわかったところで高校生のみなさんの修復体験もスタートです!

 

石を洗うチームは大きなブラシや歯ブラシを使って、石に付いた汚れを落としていきます。

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石材の汚れをきれいに落とすことで割れている場所はどこか、ひびが入っていないかどうかを観察することができるようになります。石洗いは地道ですが大切な作業の1つです。

 

高校生のみなさんも汚れが落ちて石がきれいになっていくのを見るのが嬉しいといった様子でもくもくと作業に取り組んでいました!


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一方、薬剤の注入は長い年月が経って弱くなってしまった石材を強くしてまた遺跡に戻すために必要な作業です。


この作業では注射器を使って石の隙間に薬剤を入れていきます。


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薬剤は1滴、1滴、少しずつ入れていくのがポイントとのことなのですが、最初は注射器を使いこなせず一気に薬剤が出てしまうなど「難しい...」という声が聞こえてきました。

 

しかし時間が経ってからまた様子を見に行くと「少しずつ慣れてきた!」という前向きな言葉を聞くことができました!

 

薬剤を注入した後は、ハンマーで石を叩いて薬剤を石の下部まで浸透させていきます。

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薬剤は時間が経つと石の中で固まり、石の強度が上がります。

 

しかし外から見ているだけだと石の強度が上がったかわかりません...。

そこで登場するのがドクターハンマーです。

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修復作業員の方が手に持っている細いハンマーはドクターハンマーといい、このハンマーで石を叩くと、薬剤が固まって石の強度が上がった場合には高い音がしますが、そうではない場合は鈍い音がします。これで石の強度を確かめながら作業を進めていくそうです。

これには高校生たちも興味津々で、自分の作業中の石を叩いて音を確認していました。

 

高校生たちはみな、作業に熱中し、終わった後には「楽しかった!」「面白かった!」という感想とともに、「作業を通じて遺跡修復により興味がわいた!」と言っていた生徒もいました。

 

みなさんもアンコール遺跡を訪れる際は、遺跡見学だけでなく遺跡修復体験をしてみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない体験になること間違いなしです!


カンボジアの村の家庭料理...気になりませんか?

前回お送りした仙台二華高校のトイレに関する研究を進めているB班は、

いて村人の日常食について調査を行いました。


トイレと食べ物の関係は?とちょっとすぐにはピンっと来ないですよね...

実はバイオトイレを設置するにも、どれほどの大きさで

どれぐらいの量の微生物が必要なのか

ということを調査しなければなりません。


その量というのは、人間から排泄されるものの根源となる食べ物が大きな影響を及ぼします。

 

まずは、カンボジア人が良く買う食材の値段を市場に行き調査しました


市場では、1kg単位で値段が決められており、売る人によって値段は大きく異なります。


↓こちらニエイという白い貝。

値段を聞くと、あるところでは1kg6000リエルだったのに対して、

ある店では1Kg15000リエルで売られていました。

2倍の値段!市場での買い物の際には、値段比較が重要ですね!

2017081718のサムネール画像


 

シェムリアップで最も大きいと言われる市場「プサールー」には、

野菜から肉、魚、米、調味料まであらゆるものが売られています。

 

鶏は生きたまま一羽ずつ売っている人もいました。

201708172のサムネール画像豚肉もその場で切り落とします。

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魚売り場は、朝と夕方16 時ごろからに並ぶそうで、

その間の時間は、あまり魚が売られていませんでした。

鮮度を保つためなのかもしれませんね...

201708176のサムネール画像

 

プラホックなども売られており、少し匂いがきつい通りもあります。

肉や魚、発酵食品、香辛料などの匂いが混ざり合い、なんとも言えない鼻に付く匂いが漂っていますが、これぞ市場という雰囲気が漂います。

201708175のサムネール画像


魚好きな人が多いカンボジアでは、やはり肉よりも魚の方が断然安い。

もしかしたら、値段が安いから魚の方を食べ慣れているため、

肉は食べ慣れていないという人が多いのかもしれませんね....


 

市場での調査が終わると....いよいよアンコールクラウ村の家庭に訪問!

日常食の調査を初めます。


1件目のお家 チュンさん

その日の昼食は「たまごとスイカ炒め」

村の売店で買った小さなスイカ()を切り、卵焼きと塩、砂糖、にんにくで味をつけます。そしてAJINOMOTOも欠かしません!

小さなガス管の上に中華鍋を置き、ささっと炒めたら完成!

201708177のサムネール画像

とてもシンプルですね。

201708178のサムネール画像


 

2件目のお家

ソムロープラハー」というスープ

マオムやかぼちゃ、かぼちゃの花とつぼみ、トライ・ロア()をニンニクやプラホック、塩で味付けしたスープ。

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2017081711のサムネール画像


ここの一日の食費は3人でおおよそ1万リエルだそうです。この家庭には、プレゼントでもらったという炊飯器でごはんを炊いていました。


少しお昼休憩をして....

日常食調査でお腹がすっかり空いてしまった私たちは、

モイモイ弁当でお腹を満たしました。

2017081712のサムネール画像

 

次に夕飯のメニューを調査!

夕飯1件目は、お昼にも伺った2件目のお家へ。

その日は、午前中に仙台二華高校の皆さんが市場で購入した貝を使って

ニョアム・クチョーというサラダを作っていました。



茹でた貝にきゅうり、たまねぎ、キャベツ、どくだみを加えてライムや魚醤、砂糖などで味付けをします。ニンニクや唐辛子なんかも入れて、少しぴり辛に。

2017081713のサムネール画像少し味見をしたところ、味がしっかりついておりぴり辛でやみつきになる味でした。

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2件目のお家では、ソムロー・チューンというスープを作っていました。

ソムロー=スープ、マチューン=酸っぱいという意味を指します。

その名の通り、酸っぱいスープ。魚や香草、バナナの花を加え、

塩、砂糖などで味付けをします。


この家庭でも、3人で11万リエルほどの食費で済ませているそうです。

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こちらがバナナの花!料理をしていた場所の目の前になっていました。

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そして3件目のお家へ

ここの夕飯もソムローコーコーと言う名のスープ。

カンボジアの家庭で多く使われるクルーンという調味料を使用します。

豚肉、トライ・ロン()、パパイヤの花、プティー()、かぼちゃなどの具材を魚醤、塩、砂糖などで味付けします。2017081719のサムネール画像

たっぷりの米粉を加え、とろみをつけます。

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2017081720のサムネール画像

クルーンの味が効いて、深みのある味わいがしました。




今回の調査を通してカンボジアの家庭では、

スープや炒め物などのおかず一品に白米を一緒に食べるというシンプルな食べ方が多いということがわかりました。

 

カンボジア料理は、砂糖と塩を合わせた

甘じょっぱい味を好み、日本人にも共通した味覚を持っていますね!

そして、どの家庭もASINOMOTOは絶対に欠かさず入れているのが印象的でした((笑))

 

どの家でも「食べて!」と出来上がったものを味見には多すぎるぐらいの量をお皿に盛り付けてくれました。

私たちが「チュガンニュ(おいしい)!」と嬉しそうな顔をしていると、村人もとても楽しそうに笑っていました♪

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また今回の調査でも、村の人々の優しさに触れられました。

今回の調査は、お腹までも満たしてくれるとっても美味しい調査でした!


皆さんは、いつもどのような水を飲んでいますか。

水道水、ペットボトルのミネラルウォーター?それとも、井戸水...?

宮城県仙台市にある仙台二華高校では、宮城県を縦断する北上川と東南アジアを跨いで流れるメコン川をフィールドとした世界の水問題解決への取り組みというテーマで、研究を行なっているそうです。


今回は2つの班に分かれ、水タンクの設置とトイレ事情調査を目的とした班がシェムリアップに訪問されました。

今回のブログでは、トイレの調査を中心に行うB班の活動についてご紹介します!

 

なぜ水質検査をするのか?

設備の整ったトイレが少ないカンボジアでは、

人間の排泄物がうまく処理されないまま土に戻ってしまうことで、

その土を通って溜まる地下水の水質に影響を及ぼします。

水環境をより良くするには、トイレ環境を良くすることも重要なのですね!

 

水質調査1日目

まずは、前回訪問された際にバイヨン中学校に通う生徒3人に調査を頼んでいた、

調査の記録を収集。

そして彼らにインタビューと彼らの家庭訪問に行きました!

201708021のサムネール画像

1件目のネッちゃん()のお家を訪問します。

彼女には去年(2016)12月に水質調査キットを渡し、家で日常的に使われる水の水質について調査してもらっていました。

彼女の家では、去年の11月に寄付してもらったという浄水器に井戸水を通して飲み水にしているそうです。

2017080210のサムネール画像



 

今回もまた、次回仙台二華高校の方たちが来るまでに

水質検査をしてもらうことを頼みました。

インタビューの傍らでは、この家で日常水として使用されている井戸水を専用の検査キットを使用しながら水質検査を行っています。

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この他に前回の仙台二華高校の高校生の皆さんが訪問された時から、水質検査を自分たちで行ってくれた中学生は2人います。彼ら・彼女らの家にも浄水器があり、それらは全てまとめて支援されたものだそう。15$10$ほどで購入したそうです。

彼らの兄弟の多くは中学校までしか学校には通っておらず、その後は遺跡近くでお土産を販売や、マッサージ屋で働いているそう。やはり、高校へ行くのは少ないようですね。


2件目の家では、水質検査をする近くで遊んでいた近所の少年・少女が周りに集まってきました。不思議そうな顔をしながらも、今までみたこともない様子に興味深々でした。

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水質調査2日目

この日はアンコールクラウ村に突撃訪問をし、

水質調査とインタビューをするのを目的に村内を散策。

まずは地図を見ながらどの辺に行くのかを定めます。

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暑い中車を使わずに村の細い道をまっすぐにどんどん進んでいきます。

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すると....何やら、英語が聞こえてきました。

「ん?」と不思議に思い、少し曲がって声の聞こえる方向を覗いてみると...

何やら沢山の人々が集まって地面を見ています。

辺りの様子を伺い、尋ねてみると...

なんと!あの新しく仏像が発見された場所だったのです。

ちょうどその時、仏像の足が見つかり、

周りにいた調査団や観光客がざわざわとしていました。

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こんな歴史的発見の場に出会し、感動していると、

少し時間が過ぎるのを忘れてしまいました。

それはさておき、調査のために家探しに戻りましょう。

 

まず第1件目の家を見つけ、外で赤ちゃんを抱いた女性に声をかけてみます。

この赤ちゃん、実はこの方の子どもではなく、この女性の孫だそう。

40歳にしておばあちゃん、とても若いですね。

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この女性は村の野菜などを安く買い、街の市場に売るという

卸業のようなものを旦那さんと一緒にしているそうです。

この家には浄水器はなく、赤ちゃんが飲む水はや煮沸したものやボトルウォーターにしているそうです。

卸業ということもあり、土日も含め毎日仕事があるそう...

収入は毎日違うため、月収を計算したことはないそうです。

日々を必死に生きているというのが伝わってきました。

2017080211のサムネール画像のサムネール画像

 

3件目にまた突撃訪問で家に伺うと、ベッドの木枠にビニールで屋根を貼ったようなところに女性が座っていました。この女性の家でも井戸水を浄水器に通して飲料水としているそうです。

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この家の水質を検査してみると、アンモニアと鉄が多いことが発見されました。この家ではトイレがなく、用を足す時には叢などですましているそうです。


後日この家の井戸水を検査しなおしたところ、大腸菌も発見されました...

人間の排泄物が土に染み込み、地下水として溜まったものは

アンモニアや大腸菌などによって汚染されてしてしまうそうです。

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(↑水質調査を行っている様子。不安定な台の上で雨も降る中狭い屋根の中で検査するのが少し大変そうでした。)

 

今回訪問をした家庭の多くは、浄水器が設置されており、

それらは去年支援されたものがほとんどだそう。


自分の家にトイレがあるという家庭はほとんどなく、近所の親戚の家のトイレを貸してもらっていたり、家の周りの叢で用を済ませることが多いと言っていました。


家族構成を伺った際には、家に住んでいる人数を答える人がほとんどで、

遠い親戚までもが一緒の家に住むことがあるカンボジアでは、

「家族構成は?」と聞くと、いとこなども「姉」などと答えられることもあり、

正確なデータを得るのに少し苦戦をします...

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突撃訪問で水質検査とインタビューをしに伺ったのにもかかわらず、気前よく家に招いてくれる村人ばかりでした。

このお家訪問を通して村人たちの寛容さや生活スタイルを見ることができました。


3件目の家では、「ぜひ検査結果を知りたい!」という要望があり、検査結果を伝えました。

鉄分が多いと説明すると、「鉄分を取り除く方法はないのか?」と尋ねられましたが、

残念なことに、一度水に含まれてしまった鉄分を取り除くのにはとても難しいそうです。


調査に興味深々な村人もおり、調査をする側にとっても嬉しいことだったようです。

 

201708029のサムネール画像のサムネール画像


ここまでで滞在期間中の水質調査は終わりです。

車が通ることも困難な村の細道を歩きながら家探しをし、

調査に励む高校生の一生懸命な姿と、休み時間も調査の話をする真剣さには驚かされました。

 


次回のブログでは、このBグループが行ったアンコールクラウ村の住人たちの日常食と市場の魚や野菜の値段調査をご紹介いたします。

お楽しみに!

 

 

 

 

 

皆さん、桶ですくった水で身体を洗ったことはありますか?

この夏休みの時期、カンボジアのシェムリアップには多くの観光客が訪れます。

そんな観光客の多くはきっとシェムリアップの街中にあるホテルに泊まるのではないでしょうか。

そんな中、82日からシェムリアップを訪問されていた仙台二華高校の皆さんは普通とは違った過ごし方をされました。前回のブログでご紹介されていたバイヨン中学校での"学泊"に続き、その翌日はアンコールクラウ村の民家でホームステイをしました。

 

男女に分かれて2つの家に泊まります。

今回女性陣は村のフリースクール前にあるお家の二階で寝泊まりさせていただきました。

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まずは、夕食から....

夕食は家のお母さんたちと一緒に空芯菜炒めと豚肉と野菜炒め調理します。

その日は雨が降っていたため、目の前のフリースクール横にある釜を使って料理をしました。まずは、野菜と肉をカットします。

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空芯菜炒めには、大量の空芯菜を使います。

カゴに山盛り一杯!

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釜に火をつけ、大きな鍋を用意し

熱した油に刻んだにんにくをたっぷり入れて炒めます。香ばしいニンニクの香りが漂って来ます!

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続いて大量の空芯菜をどさっと入れてさっと炒めます。

大量にあった空芯菜も火を通すと少ししんなりとし、量が減ります。

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味付けはオイスターソース。

湯気と一緒にとても美味しそうな香りがしました。お腹が減りますね。

 

そして次はカンボジアのクルーンという香辛料を使った炒め物。これはバイヨン中学校でも作ったカンボジア風カレーにも使われています。様々な香辛料とハーブをすり潰したカンボジアの家庭でも多く使われる調味料。村の小さな売店などにも売られているそうですよ。

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そのクルーンと塩砂糖でまずは豚肉を炒め、野菜を加えざっと炒めます。

空芯菜もこの炒めものも、調味料はシンプルで簡単にできるのに、味に深みがあり、ご飯がすすみます。

この日は、水や魚の研究をされている仙台二華高校の方たちのために特別に

焼いた「プオーク(なれずし)」もいただきました。このプオークというものは、日本のように生で食べるものではなく、米や紅麹で酸っぱく発酵させたもので、これを焼いたり蒸したりして食べます。生野菜と一緒に食べます。

味がしっかりとついており、これもごはんがすすむお味です!

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夜、食べたものを片付けしていると、いつの間にか近所のおじさんたちが机に集まっていました。少しのぞいてみると....



「これ食べたい?」と声がかかり、指先を見るとなんとサソリが!

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 サソリの揚げられたものがお皿にのって、おじさんたちがボリボリ食べていました。

 高校生のひとりが、「食べる!」というので皆興味津々に覗いていました。

 

そんな高校生につられて私も味見....

味は魚とエビの中間ぐらいで少し苦味もありますが美味しかったです。きっと辺りが暗かったから食べられたのでぢょうね....まじまじと見るとゾッとします。

 

その後は、一日の汗を流すためにお風呂へ...

風呂場をのぞいて見ると、大きな風呂桶のようなものに水が溜めてありました。

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シャワーがないので、この水を小さな桶を使って身体にかけ流します。

水面は油が浮いているように見えますが、実はこれ鉄分なのです。カンボジアの赤土には多くの鉄分が含まれており、その土を通って地下へと流れて行く地下水には鉄分が多く含まれています。

 

 水を身体にかける際に、「つめたー!」と思わず大きな声が出てしまうほどでしたが。案外早く慣れます。

 

汗を流しさっぱりしたところで、部屋に張った蚊帳の中でゴザを敷いて寝ます。

一日動いて疲れていたせいか、床へ着いてすぐ寝てしまいました。

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 翌朝は、起きるのが少し遅くなってしまったせいか、夕食作りを手伝ってくださった家の人既にがお粥と干し魚、卵焼きを準備しておいてくださいました。

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朝食はここに泊まらないと味わうことのできないものなので、とても楽しみにしていました。温かいお粥と塩味の効いた干し魚の相性が抜群でした。

朝早くから自転車で学校へバイヨン中学校の生徒たちも通り、鶏などの動物たちも集まり、賑やかな情景が見られます。

 

カンボジアという村の中で、そこに住む村人の家に泊まるなんて、簡単にはできませんよね。

日本では味わうことのできないカンボジアでのローカルな生活を体験するだけで、学ぶことも沢山あります。そして、この村泊を終えた後は、少し自分が強くなった気がするかもしれません!

ぜひ皆さんも村泊体験してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

みなさん、こんにちは。

雨季とはいえ、連日暑いカンボジアからインターンの豊田が高校生のスタディツアーの模様をお届けします。今回のトピックはバイヨン中学校での宿泊≪学泊≫についてです。

 

8/2-3≪学泊≫を体験したのは、仙台二華高校の生徒6名と先生2名、計8名のみなさん。この日は私たちJSTインターンも一緒にバイヨン中学校で1泊するという体験をしました。

 

高校生のみなさんが学校に到着するのは夕方。最初の活動は調理体験!ということでみなさんが到着する前からバイヨン中学校の先生方は材料や調理場所の準備を開始。

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この日高校生のみなさんは2グループにわかれて活動しており、片方のグループが到着すると、さっそく調理体験が始まりました。

 

この日の夕食は鶏肉しょうが炒めとスープ。

まずは先生方と一緒に材料を切っていきます。

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下の写真はスープに入れるパクチーをちぎっている様子。やはり東南アジアでは料理に欠かせないという香草類。なかなか匂いや味が強いですが、スープに入れると苦手な方でもおいしくいただけます。

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材料の準備ができたら大きな鍋を用意して、食材を煮込んでいきます。

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料理をしながら道具の後片付けをしていると、日本語授業にも参加してくれているバイヨン中3年生のサイハーとウェンが手伝いに来てくれました。この2人はいつも元気で良い笑顔を見せてくれます!この日も元気な顔を見せてくれました!

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日本語で自己紹介をするなど、合間の時間には高校生とバイヨン中学校の生徒が交流を楽しむ姿が!写真には日本の高校生の女の子の名前をなかなか覚えられずに少し困惑気味のウェンちゃんの姿も...

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もう一品の料理・鶏肉しょうが炒めはバイヨン中学校の料理上手リリン先生が作ってくださり...

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作った料理と果物(ランブータン・ロンガン)、仙台二華高校のみなさんのリクエストで用意したカンボジア伝統料理"マム"を取り分けたら、バイヨン中学校の先生と一緒にテーブルを囲んで晩御飯です。

201781010ご飯を食べ終わって気付くと日が沈み辺りは真っ暗。

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寝る準備...ということで先生にも手伝ってもらいつつ、寝る部屋に蚊帳を張ります。

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寝る前には少し仲間との話を楽しんだり、シャワーを浴びたりしてこの日は眠りにつきました。

初めて蚊帳で寝ると教えてくれた子もいましたが、みんなしっかり眠れたようでした。


 

翌朝。6時半頃外に出てみるとぞろぞろと学校にやってくる生徒たちがいました。

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リリン先生と3年生の女子生徒は朝ごはんの炒飯を作ってくれていました。

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掃除やゴミ捨てをしていた生徒たちも7時になると全員グラウンドに集合します。

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モイ・ピー・バイ・ブオーン(1・2・3・4)という掛け声のもと息のあった生徒たちの体操と校長先生からのお話があってから授業が始まります。

 

このようになかなか普段は知ることのできないカンボジアやカンボジアの学校の姿を見るには、この"学泊"おすすめです!

 

私自身朝の生徒たちの様子を見たのは初めてで、全員が揃った体操の様子に感動し新しいバイヨン中学校の一面を知ることができました!

 

高校生のみなさんと同じ部屋に寝泊まりし、いろんなことを話すことができたのも良い思い出となりました。仙台二華高校のみなさん、ありがとうございました!

みなさま、こんにちは。インターンの豊田です。

8月も中旬に差し掛かろうとしておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

日本の学生のみなさんは夏休みの時期でしょうか。

JSTでは毎年高校生のスタディツアーを受け入れており、今年も7月最終週から8月第1,2週にかけて日本各地から高校生のみなさんがカンボジアを訪れています。

本日は仙台二華高校のみなさんの「雨水タンク製作」について紹介したいと思います。


仙台二華高校では、生徒たちがそれぞれテーマを決めて課題研究を行っているそうで、その研究の一環としてこの活動も行われました。

 

私が同行させていただいたのは2日間。

その間のタンクの製作・設置、インタビューについて紹介していきます。

 

まずはあるタンク製作の1日について。

作業日前日に、トンレサップ湖上浄水場施設や湖上で生活している人々を訪問された皆さん。まずはどのように作業を進めていくか作戦会議からスタート。


178102雨水タンク設置に協力してくださる家庭で記録したデータをもとに...

 

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設計図を書いて...

178103 

ちなみに設計図を書いていたのは美術部の子ですごくきれいに書いていました!)

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どの部品をどのように使うのか考えて...

 

何でも切れるというはさみでホースを切ったり...

178105作業台にするためにのこぎりで木を切ったり...

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電動ドライバーまで使いこなして...

雨どいを作っている女子高生の姿に驚かされました...!

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作業していたバイヨン中学校のルー校長先生も電動ドライバーに興味津々の様子で、電動ドライバーを手にこの笑顔。

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私も少しだけ木や塩ビ管を切る作業のお手伝いをさせてもらったのですが、なかなか苦戦してしましたが...

 

女子高生のパワーはすごい!

ささっと塩ビ管を真っ二つに切っていました。

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他にも塩ビ管とパイプを留める方法を試行錯誤している姿が...

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それぞれの得意分野で協力しあい雨どいを完成させ、この日の作業は終了。

活動を終えた高校生の感想を聞く場面があったのですが、

絵に描いたものが形になる楽しさを感じたと語ってくれたことが印象的でした。



ここからは別の日の活動についてです。

 

仙台二華高校雨水タンクチームへの同行2日目にはタンクの台の作成とトンレサップ湖での雨水タンクの設置作業及び住人へのインタビューが行われました。

 

1番に向かったのは、資材屋さん。

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ここではタンクを水上に浮かせるための土台に使う材料を購入しました。

 

土台作りをする前に、地元の市場プサーサマキへ。

魚や果物などが売られている様子を少し見学。

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山積みのパイナップルにはみんな驚いていました。

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市場から作業場所へ移動し、さっそく作業開始!

ここではなんと電動ノコギリが登場し、

「やりたい~!」とやる気満々の女子高生!

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作業場の親方にも作業を手伝ってもらい...1781015

完成したものがこちら!

1781016作業の後にはみんなで記念撮影!

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お昼休憩をはさみ、トンレサップ湖へ!

船に乗って最初に目指すのは数日前に訪問した湖上の浄水場。

到着したら浄水場のお兄さんと一緒に作業。

1781019...下の写真よく見るとお兄さんは屋根の上で作業をしています!

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このように協力してタンクの取り付けが完了!

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取り付けの後は、12月にまた高校生が訪問する際に

雨どいやタンクが壊れなかったかなど教えてください

と伝え、インタビュー開始。

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印象に残ったのはインタビューに答えてくれたお兄さんが

知識は自分を守る道具になると考え、高校に進学したものの

自転車で1時間かけて通うなど生活面で厳しかったという理由で

1年でやめてしまったという話でした。

 

現在もトンレサップ湖に住む人々は

多くが学校に行けても中学校までで経済的に余裕のある

家庭でなければ高校に進学できないケースが多いそうです。

 

しかしそんな中で、トンレサップ湖の位置する村に

近いうちに高校ができるという明るいニュースも耳にしました。

 

お兄さんへのインタビューが終わると、

雨どいと雨水タンクを設置する別の家庭へと移動...

となったのですが、3日前に訪問したときあった場所に家がありません。

 

水上で暮らす人々は移動しながら暮らしていることを実感させられます...

 

どこに行ったのかわかるかとお兄さんに聞いてみると、浄水場のお兄さんも一緒に別の家まで行ってくれることになり再び船で移動。

 

湖をどんどん進んで...

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目的のお宅に到着!

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ここでは水の上というバランスが悪い場所で作業が行われ...

このおうちに住む女の子も少し心配そうに作業の様子を見つめていました。

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時間の制約もあり途中からはインタビューも同時並行で行いました。

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医療や住居に関することを聞いて...

最後にタンクを水上に設置する許可をもらい...

 

午前中みんなで力を合わせて作成した土台が

湖の上に浮かべられその上にタンクが設置されました。

 

タンクを台をひもで留める作業は浄水場からこの家まで案内してくれたお兄さんが手伝ってくれ...

高校生のみなさんが作成した雨水タンクの設置が完了!

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自分たちが考え試行錯誤しながら完成させたタンクが実際に家庭に設置された様子を見て、高校生たちは感慨深い様子でした。

 

船着き場までの帰り道、一仕事終えて全員とても良い表情をしていました!

1781028次は12月、設置したタンクの感想を聞いて研究を進めていくそうです。そのとき同行できないのが残念ですが、私自身も続報を楽しみにしたいと思います。


今回は仙台二華高校のみなさんからたくさんのことを学ぶことができました!このような機会にめぐりあい嬉しく思います。ありがとうございました!


みなさんは帰国後カンボジアでの活動について報告書をまとめるそうで、その報告書を読むのも楽しみです。

みなさま、こんにちは。インターンの豊田です。

4月から活動してきた私たちの任期も残り1か月ほどとなりました。

 

本日は81回目のCafé Moi Moi日本語授業について書きたいと思います。

Moi Moiでの現インターンによる初めての授業については広報担当の堀がブログを書いてくれたのですが、あれから接客用語はもちろん、野菜や果物、色といった名詞、お店でよく使うフレーズ等の会話練習などたくさんのことを授業で扱ってきました。

 

現インターンによる授業は残り5回ということで、今回の授業ではこれまで勉強した内容の復習を中心に行いました。

 

まずは授業の最初に、これまで勉強した野菜・果物・色について勉強して覚えている単語を書けるだけ書いてくださいといって紙を配りました。

 

もくもくと頭に浮かんだ単語を書いていくMoi Moiスタッフたち...

少し手元をのぞいてみると...

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2017813.jpgこれはMoi Moiスタッフソワンさんの解答用紙。

3つの項目どれも同じくらいの個数書けています!

 

この後も上を向いて単語を思い出したりしながら...時間いっぱい頑張ってくれました。


授業後に書いてもらった紙を集めてスタッフの覚えていた単語の数の平均を出すと、

野菜 5個、果物 2個、色 4.5個となりました。


結果からはなかなか新しい言語を覚えるのは難しいという印象を受けました。新しいことをたくさん教えていくことも良いと思いますが、残り期間は復習に力を入れて少しでも定着度をあげたいと思いました。

 

授業2つ目の内容は、パワーポイントで調味料や料理の説明等に使う単語の復習をするというもの。「香草」という言葉を復習した後に、Moi Moiの料理で香草が含まれるものが何か聞いてみると...

スープや鶏肉レモングラス炒めといった答えが返ってきました。

 

みなさんはパクチーやレモングラスといった香草はお好きでしょうか?

レモングラスはさわやかな香りで、インターンの堀がこちらにきてすごく好きになった香草の1つです。みなさんもMoi Moiへ来られることがありましたら、東南アジアらしい香草を含む料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

 

授業の最後には、おすすめの料理と人気のお土産品についてスタッフに話を聞き、それらを日本語で言う練習をしてもらいました。

 

2017815.jpgMoi Moiスタッフおすすめの料理と人気のお土産品、ここでご紹介したいところですが、これに関しては広報用の動画の中で紹介する計画がありますので、そちらを楽しみにしていただけますと嬉しいです^^

こんにちは!インターン生の堀です。

今回は前回に引き続き高校生のスタディーツアー後半

の活動模様ををご紹介します。


729()

朝からシェムリアップにあるアンコール高校という学校で、高校生との交流会が行われました。

最初は日本の高校生から

日本の文化や学校、電気エネルギーに関するプレゼンが行われ、

その後にアンコール高校の高校生が

同じトピックでプレゼンを行ってくれました。

プレゼンの後は、エネルギー問題についてディスカッション。

英語を駆使しながらカンボジアと日本の高校生が

一生懸命考えながら話しあっているのが印象的でした。

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その後はバイヨン中学校へ移動!

中学校へ到着すると、廊下に中学生が並び出迎えてくれていました!

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校長先生からバイヨン中学校に関するお話を聞きました。

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そして、その後はお待ちかねの昼食!

廊下に机を並べ、高校生もバイヨン中の学生も交じりながら

カンボジアのカレーとフランスパンを、少し額に汗を流しながらも

おいしくいただきました。

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午後は、

バイヨン中学校の生徒による、伝統楽器、音楽、日本語での夢発表、

ココナッツダンスと伝統衣装SHOW!

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日本語授業にも参加してくれている学生5人が

自分たちの夢を日本語で話してくれました。

先生になりたい、という子が多い中で警察になりたいというモちゃん。

世の中の悪いものと戦いたいと言っていました。皆が将来どんなことをしているのか、とても楽しみですね。

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曜日によって着る服の色が異なり、その色ごとに意味があるそうです。

ショーのモデルはバイヨン中学校の学生!

皆とても大人っぽく、綺麗な衣装を身にまとい、

少し化粧もした学生たちの姿に見とれてしまいました!

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そしてその後は、日本の高校生のSHOWタイム!

人間の重心がどこにあるのか、皆さんご存知ですか?

二本立の人間の重心はお腹の中心にあります。

高校生はこの重心がずれてしまったら、人間は立つことができない、

ということを体を使って説明してくれました。

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おでこに人から圧力をかけられると、

座っていた人は重心がおでこにきてしまうため、立つことができません。

初めてみる授業にバイヨン中の学生たちも興味深々でした。



その後は、

日本から持ってきたお手製の神経衰弱カードを使いながら遊んだり、

カンボジアの伝統ゲームをして楽しみました!

このカンボジアのゲーム、どんなものかと言いますと...

壺がロープにひっかけられており、

ひとりが目隠しをされ、その壺を棒でたたき落とうことができたら勝ち!

というもの。

日本のスイカ割と同じルールですね!

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最初は壺を落とすことができなかった日本の高校生。

しかし、バイヨン中の学生が落としたことを機に

本気モードに入り、その後はどの高校生も的をしっかり狙い

壺をたたき落とすことができていました!

高校生も、バイヨン中の学生も先生も皆大変盛り上がっていました!

 

730()

日曜日も休みません!

朝早くからアンコールクラウ村へ行き、村落探索をしました。

チアさんからアンコールクラウ村について説明を聞き、

村人たちの住む家も実際に見ながら、

少しでもカンボジアの村生活のことを

垣間見ることができたのではないでしょうか。

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その後は、シェムリアップで「小さな美術教室」を運営されている笠原先生のお話を聞きました。笠原先生の高校時代のお話や、

カンボジアへ住むことになった経緯などをの

お話をお聞きすることができました。

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複雑な人間の心理。それを言葉で表現しようとしても、表現できないこともある。しかし、美術はそれを手助けしてくれることもある。

とても貴重なお話をお聞きすることができました。

 

その後は、コミュティーセンターにある調理場で調理体験!

 野菜やお肉を切って、大きなお鍋で炒めます。

具材たっぷりで、腕力のいる仕事!

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暑さにも負けず、皆協力しながら料理していました!

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しっかり食べて午後の活動に向けてしっかりエネルギー補給をすることができました。

 

ごはんの後は、村の子どもたちとの交流会!

折り紙をしたり、ハンカチ落としをしたり、縄跳びをしたりと

自由に遊んでいました。

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高校生たちも汗をながしながら、村の子どもたちの元気さに負けないぐらい体を動かしていました!

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最後には、高校生からのお土産!

歯ブラシや服を子どもたちにプレゼントしてくださいました。

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皆自分好みの服があると、元気に手をあげ、欲しい!

と皆必死に主張します。

体に合うものを皆一枚ずつもらうことができました。

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毎日盛りだくさんのスケジュールにも関わらず、

元気にカンボジアの子どもたちと交流しながら、カンボジアの歴史や遺跡についても勉強する日本の高校生の皆さん。

 毎日慣れない気温の中お疲れ様でした。

 

こんにちは!インターン生の堀です。

日本でも夏休みを迎えた学校が多いのではないでしょうか?

夏休み、皆さんは何をしますか?

 

7月下旬から8月上旬にかけてのこの季節に、

日本から多くの高校生がJSTスタディーツアーに参加します!

 

今回は727日からシェムリアップに滞在されていた高校生の活動をご紹介したいと思います。

 

727()

シェムリアップ到着!

さっそくチア・ノルさんから「祖国カンボジアと私」というテーマで、

カンボジアの歴史や、チアさんがポルポト時代にどのような少年生活を送ってきたのかというお話を聞きました。

皆真剣な眼差しでメモも取りながら耳を傾けていました。

 

午後には、シェムリアップにある芸術学校で伝統舞踊体験!

カンボジアの伝統舞踊といえば、アプサラダンス!

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踊り子たちのダンスを観た後には、

その踊りを体験させてもらうことができました。

インターン生も参加させていただきましたが、意外と難しい...

普段使わないからだの部分を使うため、高校生も「いたーい」と言いながらも耐えながら踊りを教わっていました。

バンブーダンスもやってくれました。脚の動きの速さに圧倒されました!

 

728()

シャムリアップにあるアンティエ・プレスクールという小学校での交流会。

 

朝早いというのに、外で元気に小学生たちと遊ぶ高校生たち!

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小学生はとても元気がよく、人懐っこいため、

言葉が通じなくとも皆楽しく遊んでいました。

子どもたちの笑顔を見ていたら、暑さも眠気も吹っ飛んでしまいますね。

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その後は、上智大学アンコール遺跡国際調査団の

三輪悟さんによるレクチャー。


三輪さんのお話の中で印象に残ったことを少しご紹介....

三輪さんがカンボジアに来た際、コカ・コーラ一本を飲むのに大変迷ったそう。それはなぜかというと?

 

その当時三輪さんと一緒に遺跡修復に携わっていたカンボジア人スタッフの一日の給料はなんと、1ドルほど...

アンコールワットなどの観光地で売られているコカ・コーラの缶1本も1ドルほど...

カンボジア人が一日働いて得られるお金を一瞬で使い果たしてしまう。

そんなコカ・コーラを飲んでしまってよいのだろうか。三輪さんはコカ・コーラ一本を飲むのにも、カンボジア人と密接に関わる中で彼らとの違いに大変悩まれたそうです。

カンボジアで働き、カンボジア人と付き合う中でわかるカンボジアの裏側を見て、表と裏のギャップに驚かされることが多い。しかし、表ばかりではなく、裏を見ることが何事にも大切であるとおっしゃっていました。

 

 

午後はバイヨンインフォメーションセンターでの

アンコール遺跡の歴史を勉強。

今回はインターン生の豊田がパネルを使いながら説明しました。
高校生たちは勉強熱心で、皆さん前のめりになりながらメモをとり真剣に聴いてくださいました!
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その後には、アンコールワットに行き、実際に勉強したことも含め、
チアさんによる案内でさらにアンコール遺跡のことを
深められたのではないでしょうか。

次回も引き続き、高校スタディーツアーの様子をお届けしたいと思います!
お楽しみに!

みなさん、こんにちは!インターンの豊田です。


721日、バイヨン中学校でJSTインターンが「食について考えよう!」という題で栄養に関するプレゼンテーションを行いました。本日はその背景や発表の内容を紹介したいと思います。

 

とその前に突然ですが...

黄色・赤・緑の食品と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?

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(写真に写っているのはJSTスタッフタウリーさんでクメール語通訳をしてくれました。)



例えば...

黄色はパワーのもとになるごはん。

赤は体を作るもとになる魚やお肉。

緑は体の調子を整えてくれる野菜。

 

「これらをバランスよく食べることが大切!」

 

子どものとき、このようなことを学校で習ったと覚えている皆さんも多いのではないでしょうか。

 

一方カンボジアでは食事や栄養について子どもたちが学ぶ機会がほとんどありません。

しかし、子どもたちは栄養が足りずに体重や身長が標準値以下という子がたくさんいます。バイヨン中学校の生徒たちも例外ではありません。BMIを調べてみると、調査の対象となった生徒のうち半分以上の生徒たちが標準以下の体重であることがわかりました。

 

カンボジア全体でも2019年以降に正規科目として指導が始まる保健科目に栄養分野を組み入れるようになるそうですが、バイヨン中学校では少し早く栄養に関する学びの場を生徒たちに提供することとなりました。

 

この発表を聞くために集まってくれたのは約100人の生徒!

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プレゼンテーションの冒頭には、生徒たちが朝ごはんを食べたか聞いてみました。

簡単に「朝ごはん」といいましたが、学校が朝早い時間から始まり、学校が家の近くとは限らないカンボジアでは朝ごはんを家で食べるとは限りません!そこで細かく条件をわけて生徒たちにいつご飯を食べたのか聞いて挙手制で答えてもらいました。

 

家で朝ごはんを食べてきた人?と聞いてみると

パラパラと手が上がり...数えてみると13人。

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 学校に来てから朝8時に朝ごはんを食べる人?と聞くと

ほとんどの生徒が手を挙げました。

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反対に朝ごはんを食べてきてない人は?と

答えにくいとわかっていながら生徒たちに聞いてみると

1人のある生徒が手を挙げて教えてくれました。

理由を聞いてみると、胃が痛かったから、とのことでした。

 

それでは朝ごはんを食べないとどうなってしまうのでしょうか。

 

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答えは写真のスライドのように図で示してみましたが、

眠くなってしまい集中力がなくなり勉強がはかどらなくなってしまったりイライラしたりしてしまうというもの。

...生徒たちからは確かにそうなったことがある...という声が。

 

続いてこのような状況に陥るのは、寝ている間に脳のエネルギー源ブドウ糖が出て行ってしまい朝の脳はエネルギー不足だからという話をして、朝ごはんをしっかり食べてエネルギーを蓄えようと説明しました。

 

ここで生徒たちに2つ目の質問!朝ごはんに何を食べたのか?

するとここでは雑炊を食べたと教えてくれた生徒がいました。

 

バイヨン中学校で実際に売っていた雑炊はこちらです。

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それではその雑炊に含まれるご飯...体にどんな影響を与えるか?というとエネルギーのもとになってくれるというのが答え。

 

他にも生徒たちが朝ごはんに食べるものとして予想した魚・卵焼き(ねぎ入り)・バナナについてもこれらの食品が体をつくるもとになったり、体の調子を整えたりするという話をしました。

 

そして冒頭で話に出しました黄色・赤・緑に食品がわけられることを説明し、ご飯・魚・卵・ねぎ・バナナだけどの色か教えて...他の様々な食品が何色に含まれるかのクイズタイムとしました。

 

生徒たちに食べ物の絵を配って、何色に入るか予想して紙に貼ってもらいました。

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 生徒たちが完成させた3色の食品群の図はこちら。

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ほとんどの正解でした!(よく見てみると豆乳とアボカドとパンは間違い)

 

それぞれの色にどんな食品が入るか説明をし、クイズコーナーの間違いを訂正した後は、たんぱく質、糖質・脂質・ビタミンの役割についてお勉強。

 

バランスよく食べることの重要性を伝えました。

 

きちんと食事を摂ることができるとあなたもこうなれる!

とカンボジアで有名なテコンドー選手のソーン・セブメイさんと、サッカー選手のチャン・バタナカさんを話に出すと生徒たちからはとても良い反応が!

 

最後には番外編として甘いものを食べすぎてはいけないことと、カンボジアの料理に多く含まれる魚には色々な種類の栄養素が含まれているという話をしました。

 

以上40分ほどの発表となりましたが、生徒たちはしっかり話を聞いてくれました。

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このプレゼンテーションが生徒たちにとって食事について見直すきっかけとなり、今後もバイヨン中学校で栄養教育を続けていけたらいいなと思いました。