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三井物産環境基金による活動は、(一財)国際開発センター(IDCJ)のホームページでも紹介されていますので、ぜひご覧ください!

 

http://www.idcj.or.jp/angkor/1index.html

 

ホームページTOPの左側、「活動報告」の中です。

 

・2010年4月(三井物産環境基金助成事業:概要)

・2010年5月(三井物産環境基金助成事業:第1回モニタリング)

・2010年7月(三井物産環境基金助成事業:第2回モニタリング)

 

(JSTは、IDCJの「アンコールの森」再生支援プロジェクトの現地パートナーです。)

 

(よ)

 

7月17日(土)

 

今年3回目の環境ワークショップは、ワットダムナッ小学校です。

 

 

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アンコールクラウ村青年グループの発表も、だいぶ手馴れてきたようです!

 

 

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ときどき質問を投げかけては、生徒たちに答えさせ、うまく注意を惹きつけていました。

 

 

 

ところが・・・・・!!!

 

「衛生」「環境」「森林の保全」と3つのテーマで行った発表。

 

たとえば、「環境」の発表ボードをみると、次のようなことが書かれています。

 

「環境とは、有機物と無機物といった私たち自身と私たちの周辺にあるものを指します。たとえば、人間、動物、植物、水、土、空気、ゴミ、機械類などです。

 

環境破壊とは、野外でゴミを捨てたり、排泄を行ったり、川や沼などに汚い排水を流し込んだりすることで、環境に悪い影響を及ぼす可能性があります。

 

①土を汚すことは:屋外にいろいろなゴミを捨てて、土が汚くなることです。

②水を汚すことは:川や沼などにゴミを捨てたり、汚い排水を流し込んだりして、水が汚くなることです。

③空気を汚すことは:古い機械や工場から出た煙で空気を汚すことです。

・・・・・・・・・」

 

あ~なんだか、参考書か何かから引っ張ってきた言葉が羅列されているだけ。

 

子供たちは静かに聴いてはいるのですが、次第につまらなそうな顔をしだし、もそもそ、ぐずぐず。

 

 

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それを見かねたJSTのチア代表。

子供たちの目線に合わせて座り込み、説明をし始めました。

 

「みんなが毎日勉強している教室の裏がどうなっているか知ってるよね?

ゴミだらけ。

おまけに、皆さんは、そこをトイレ代わりに使っているんですね?」

 

 

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チアが指差した先は、こんな状況なのです! (↓)

 

 

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思わず苦笑する生徒たち。

 

 

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そんな身近なところから、環境問題は考えていかなければならないのだと、

みんな納得してくれたようです。

 

 

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「森林の保全」では、

生徒一人一人に、IDCJ-JSTオリジナル環境絵本『森はともだち』を配り、

その場で読んでもらいました。

 

 

 

そして、コキの苗木の植林です。

 

 

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植林できる場所がほんの少ししかなかったことが残念ですが、

ワットダムナッ小学校の生徒も、アンコールクラウ村青年グループも、

みんなで和気藹々と苗木を植えていきました。

 

 

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「僕たち、この木のお父さん、お母さんになるんだね!

成長が楽しみだな!」

と、張り切って苗木を植えていた子供たちの姿が印象的でした。

 

(ワットダムナッ小学校のゴミ問題については、JSTとして、今後、先生方と話し合いながら、解決の道を模索する予定です)

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

7月11日(日)

 

今日は、アンコールクラウ村青年グループを対象にした勉強会。

 

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(一財)国際開発センター(IDCJ)が、数年前、東ティモールで実施した、「改良かまど普及プロジェクト」の様子を、IDCJの板倉さんがレクチュアーしてくださいました。

 

 

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このかまどは、火元の周りを粘土で固めた素焼きのPOTで覆い、熱をなるべく逃がさないことによって熱効率を上げたものです。

これにより、薪消費量を減少させることができ、森林保護につながるのです。

 

ここカンボジアの農村部でも、薪の乱伐が、近年、問題化してきています。

アンコールクラウ村の住民も、毎日、薪や炭を使って炊事をしています。

 

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自分たちにとって、かなり身近なテーマであるだけに、アンコールクラウ村青年グループの面々も興味津々。

どのように作るのか、仕組みはどうなっているのか、など、質問や議論も飛び交いました。

そして、アンコールクラウ村でもこの改良かまどを作ってみよう!と盛り上がった勉強会でした。

 

カンボジアの農村部の若者が、このように、外の世界に触れる機会がほとんどない中、

村にジャストフィットした話題をレクチャーしてくださった板倉さん、どうもありがとうございました!

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

 

7月10日(土)

 

2回目の環境ワークショップは、西バライ近くのチェイ小学校で実施されました。

流れは、前回、アンコールクラウ小学校での環境ワークショップと同じです。

 

 

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3グループ、3テーマに分かれて順に行われた、環境や衛生に関する発表。

この1週間で、発表内容を吟味し直し、前回よりも、堂々と発表を行うアンコールクラウ村青年グループの姿がありました。

 

 

 

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チェイ小学校の6年生。

ノートをとりながら、とても真剣に聞いています。

カンボジアの子供たちは、「学びたい!」という意欲がほんとうに旺盛です!

 

 

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発表の後に、ひとりひとりに配布したIDCJ-JSTオリジナル環境絵本『森はともだち』。

クラスごとに一列に並んで、読み出します。

なんてお行儀のよい生徒たちなのでしょう!!

 

 

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6年生のお兄さん、お姉さんの様子を周りで見ていた低学年の生徒にも、絵本は配られました。

 

 

 

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そして、校庭内に、皆でコキの苗木を植えていきます。

肥料を二輪車に乗せて、さあ、出発!

 

 

 

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チェイ小学校の裏の敷地の境界塀沿いに、

 

 

 

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チェイ小学校前にも・・・・・。

こちらには、牛に食べられないよう、1本1本柵を設置していきます。

 

 

 

すべての苗木を植え終わった後、アンコールクラウ村の青年グループで行った反省会では、

「前回よりもうまく発表できました!」と少し自信がついた青年達の笑顔が印象的でした。

 

 

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みなさん、お疲れ様でした!

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

7月9日(金)

 

明日の第2回チェイ小学校での環境ワークショップに合わせて、日本から、、(一財)国際開発センター(IDCJ)の板倉さんが来カしています。

 

今日は、アンコールクラウ村へ行き、今までIDCJ-JSTで行った植林状況や、クラウ村での様々な活動を見ていただきました。

 

明後日には、アンコールクラウ村青年グループを対象にした、「東チモール 改良かまど普及事業」の勉強会を板倉さんにお願いしていることもあって、クラウ村の民家のかまどの状況も御案内しました。

 

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←アンコールクラウ村の民家の庭で。

板倉さん(左)とチア(右)

 

 

 

 

 

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アンコールクラウ村で一般に使われているかまどの状況(↑)

 

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そして・・・・、

先週の土曜日にIDCJ-JST環境ワークショップを行ったばかりのアンコールクラウ小学校へも行ってみました。

 

すると、なんと!!!!!

廊下に、いくつもの新しいゴミ箱が置いてあるではないですか!!

 

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環境ワークショップの成果がこんなに早く現れるなんて・・・・。感激!です。

 

 

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そして、校舎の周りのゴミを拾う子供たちの姿も。

 

 

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しかし、相変わらず、拾ったゴミは、校庭の片隅にまとめて捨てておくしかない状況です。

このゴミは、校長先生が後で燃やすのですが、ただ単にこの場で火をつけて燃やすのではなく、

せめて、煙突付きの焼却炉に入れて燃やすなど、

もう少し工夫はできないだろうか・・・・と思います。

 

ダイオキシンの問題はあるにしても、ほんの少し前までは、日本でも小学校に焼却炉が必ずあってゴミを燃やしていたわけですし、少なくとも、煙が低位置で広がることは防げるわけですから・・・・。

 

とはいえ、耐熱機能のある焼却炉、どうやって作ったらよいのでしょうか?

カンボジアでも簡単につくれる焼却炉の作り方

どなたかいいアイデアがあったら教えてください!

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

3回にわたって行われる予定の環境ワークショップ。

その1回目は、アンコール・クラウ小学校です。

 

7月3日(土) 

 

朝8時。

校庭に、5,6年生が集まっています。

さっそく、発表開始!

「環境」、「衛生」、「森林保護」の3テーマについて、クラウ村青年グループが順番に発表していきます。

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←最初はちょっと緊張気味だったクラウ村の青年達

 

 

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でも、生徒がこんなに真剣に話を聞いてくれるので、だんだんと自信をもってきたようです→

 

 

 

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←「森林保護」の発表の最後には、IDCJ-JSTオリジナル環境絵本『森はともだち』を、1人1冊ずつ配布。

絵本を読み出す生徒たち。

 

アンコールクラウ村の子供たちにとっては、きっとこれが初めての"自分の本"になるのではないでしょうか・・・・。

・・・と思うとちょっと感動です。

 

 

 

そして、皆で校庭に、コキの苗木を植えていきます。

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苗木を運ぶ生徒たち。

全部で100本以上もありました。

 

 

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あっちにもこっちにも・・・・。

 

 

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みんなで植えた苗木。

成長が楽しみですね!

 

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クラウ村青年グループやJST指導員のお兄さん、お姉さんに手伝ってもらいながら、無事、すべての苗木を植えることができました。

 

 

 

 

 

 

 

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最後に、学校に寄付をした二輪車、クワ、スキなどと一緒に記念撮影。

 

 

 

 

その後行った反省会では、青年グループからこんな意見が出ました。

・説明が早すぎて、分りにくい部分もあったと思います。

・このようなセミナーは初めての経験でしたので、説明の仕方がまだまだ下手だと思いました。たとえば、準備した内容を部分的に忘れ、話が途中で止まってしまったこともありました。

・次回は、もっと勇気と自信を持って発表しなければならないと思います。

・次回は、一人で話すのではなく、グループごとに、皆で話をしたらいいと思います。

 

発表の内容については、来週のチェイ小学校環境ワークショップに向け、JST指導員タウリーの指導のもとにブラッシュアップすることに。

 

この調子でがんばれ!アンコールクラウ村青年グループ!

 

さあ、次回はどんな発表になるでしょうか?

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

 

 

 

6月26日(土)

シェムリアップの小学校3校での環境調査が無事終了し、来月からは、いよいよ環境ワークショップです。

今日は、その準備のために、アンコールクラウ村青年グループがオフィスに集まりました。

まずは、アンコールクラウ村青年グループ向けに作ったアンケートを実施。

このアンケートは、アンコールクラウ村での生活実態を把握するとともに、現在行われている、「IDCJ-JST環境調査+ワークショップ」前後での、青年たちの環境に対する意識の変化を探ることも目的としています。

・・・・・・どのような結果が現れるか、楽しみですね。

 

 

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ミーティングのまとめ役、JST指導員のタウリー。

 

ミーティングの様子(↓)

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この写真からもわかるように、アンコールクラウ村の青年達はとっても真面目!

実は、このミーティングの最中、「日本語を学びたい!」という意見が誰からともなく出、

タウリーが、「私が教えますよ!」と立候補。

来週から、日曜午前中に、アンコールクラウ村コミュニティーセンターで、日本語教室が始まることになりました!!!

 

IDCJ-JST環境調査をきっかけに、このような展開になるなんて・・・・。うれしい限りです。

教わるほうも、教えるほうも、ぜひ、頑張って!

応援しています。

 

(よ)

 

 

 

6月19日(土)

 

IDCJ-JST環境調査の3回目はワットダムナッ小学校です。

 

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朝、校庭に集まったアンコールクラウ村青年グループの面々。

JST代表のチア・ノルの話を聞く姿は、以前より姿勢も伸びて、真剣そのものです。

 

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←校長先生(中央)へのインタビューグループ

 

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←周辺住民の環境調査グループ。1件1件回ってインタビューを行います。

 

 

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←小学校内の環境調査グループ。

木の大きさや位置、井戸やゴミ捨て場などの位置を書き込んでいきます。

 

 

 

 

 

 

この学校の環境調査の焦点は、前回、6月16日のブログでも紹介した「ゴミ問題」。

なぜ、大量のゴミをそのまま放置しているのか?

今後、このゴミをどう処理していく予定なのか?

 

校長先生への聞き取り調査でわかったことは、校庭の裏のゴミは、単に小学生が捨てたものだけではないということ。

敷地内にあるお寺で出たゴミだったり、塀の外の一般住民が、夜、捨てに来たりするとのことなのです。

そのお寺の、よく知っているお坊さん、チューンさん(↓)が通りかかったので、そのことを聞いてみたところ、確かにそうだということ。

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小学校の裏には、3mくらいの穴が掘られていて、低くなっているので、そこにゴミを捨て、その後、土をかぶせる予定とのことなのです。

ただ、今は、シェムリアップにもゴミ回収業者がいるので、お寺で出たゴミは、そちらに回収してもらっているそうです。(これには1ヶ月20ドル前後必要)

 

私は、そのお寺の敷地内にあって、このワットダムナッ小学校にも隣接している「図書館」の設計・建設を終えたばかりなのですが、

やはり、近隣住民が、夜、敷地内に忍び込み、トイレやシャワーを汚く使うので、それに対して設計上どう対応するか、ということが検討課題となっていました。

この近辺には、家がなく、屋台のそばで寝泊りしている家族もいるので、そういった、トイレを持っていない近隣住民が、夜、トイレを使い、ついでにゴミも捨てていくようです。

 

この調査を通して、小刻みにですが、少しずつ、いろいろな問題が見えてきます。

 

"問題"といえば、今日、アンコールクラウ村青年グループが環境調査を行っていたときのこと。

休み時間、先生が本をいっぱい詰めたダンボールを抱えて校庭に出、地べたにゴザを敷き出したので、何が始まるのかと見ていたら、生徒のための「即席読書スペース」ができあがったのでした。

 

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子供たちが熱心に本を読んでいる姿はほほえましくもあったけれど、ワットダムナッ小学校には、図書室もないのだということに、改めて気づかされました。

 

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←調査後、資料をまとめるアンコールクラウ村青年グループ。

 

 

 

 

 

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←反省点や感想など、意見交換も行いました。

 

 

 

(よ)

 

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6月16日(水)

 

今日は、次回、IDCJ-JST環境調査を行うワットダムナッ小学校へ下見に行ってきました!

 

 

ワットダムナッ小学校はシェムリアップの中心部、オールドマーケット近くにある小学校で、お寺の敷地内の片隅にあります。

小学校の敷地はほんの少し。

校庭もほとんどありません。

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←ひと目で見渡せる、この写真に写っている範囲が小学校の敷地です。

 

 

 

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←上記写真に写っている校舎の一番奥には、現在は使われていない、このボロボロの木造校舎が並んでいます。

 

 

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 ←そして、校舎の後ろ、敷地境界塀との間には、ゴミの山が・・・・・。

このゴミ、3mほど掘られた大きな穴の中に捨てられているとのこと。

 

 

 

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←ゴミの元凶はこれか?・・・・・生徒が休み時間に小遣いで買うスナックが売られている屋台(カンボジアではどの小学校にもあります)

 

 

 

 

 

IDCJ-JSTが行っている三井物産環境基金によるこの活動では、3校の環境調査が終わった後、再び同じ学校を廻り、生徒たちと校庭に苗木を植える予定です。

 

しかし、ワットダムナッ小学校は、このとおり、あいている敷地は、ゴミの山に占拠されており、この問題を何とかしなければ、苗木をほとんど植えることができない状態だということがわかりました。

 

 

さあ、どうするか・・・・・。

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←とはいえ、子供たちの笑顔はどこも変わりませんね!

 

 

 

(よ)

 

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6月12日(土)

 

アンコールクラウ村青年グループによる小学校の環境調査2回目は、西バライ近くにあるチェイ小学校です。

 

実はこの環境調査、先週5日(土)に行う予定だったのですが、中学校の試験があるとのことで、急遽、延期になりました。

カンボジアでは、先の予定が見えないことが多く、このように、延期や変更となることもしばしばあります。

というよりも、カンボジアでは、「先の予定を立てること」事態が、日本の感覚とちょっと違います。

様々な場面で、場当たり的な行動をとることが普通なのです。

たとえば、結婚式や披露宴の招待状は3日前くらいに届けられるし、夕食会などのパーティーなどは当日誘われることが一般的。休暇の家族旅行なども、なんとなく当日の朝決まって、車で5~6時間もかかる場所に出かけていったりもします。

 

それはさておき・・・・。

 

朝8時。

チェイ小学校の校庭には、アンコールクラウ村青年グループが集まっています。

ちょうど、朝ごはんのパンを食べ終わったところでした。

実は、この時点で、私たち日本人の常識では予期できなかった小さな出来事が一つ起こっていました。

それは、アンコールクラウ村からここチェイ小学校まで、車で約30分の道のりを、小型バスに全員乗ってくるよう、JSTで手配していたのですが、村の青年の何人かは、車に乗ったことがなく、「車酔い」が心配で、用意したバスに乗ることができなかったことです。

・・・・・・こんなこともあるのですね。

バスに乗ることができなかった青年たちは、バイクに乗ってきましたが、今後、遠方の小学校を調査することになったらどうするのかと、先のことですが、ちょっとばかり心配です。

 

さて。

さっそく、周辺住民への聞き取り調査班2グループ、校庭内の環境調査班2グループ、校長先生へのインタビュー班1グループに分かれて調査開始です。

 

100612_01.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

←JST指導員のタウリー(右)の説明を

受ける<周辺住民への聞き取り調査班A>のメンバー。

 

 

 

 

 

左から、コン・ソポアン(17歳、高校1年生)、レイ・ルウム(18歳、中学1年生)、ライ・ソムロン(19歳、高校2年生)。

 

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←前回の調査に引き続き、JST指導員として参加している日本語ガイドのソーさん(右端)。

 

 

 

 

 

 

 <周辺住民への聞き取り調査班B>のメンバー。

左からプロム・オデン(16歳、中学2年生)、ヴォン・スレイマオ(18歳、高校1年生)、スーン・プーム(17歳、小学5年生)。

 

 

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<校庭内の環境調査N>グループのメンバー。

左から、チューン・チェット(29歳、やまなみ塾の英語教師)、テイン・トム(19歳、高校2年生)、プロム・オッドン(20歳、アンコールクラウ村唯一の大学生)。

 

 

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<校庭内の環境調査S>グループのメンバー

左から、ローン・セン(17歳、中学1年生)、ワン・サワォーン(17歳、中学1年生)、ソム・ソピー(28歳、やまなみ塾英語教師)。

 

 

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<校長先生へのインタビュー>グループのメンバー

左からカン・チュン(18歳、高校1年生)、ロン・チャム(21歳、遺跡修復作業員)、そしてJST指導員のソティさん。

このグループには、あとから駆けつけてくれたライ・ピセイさん(20歳、高校3年生、アンコール・ワット整備員の一員)も加わりました。

 

校長先生へのインタビューでは、小学校に対する外部団体からの支援状況についても質問するのですが、これに対し、校長先生は、支援者の期待に答えるためにいかに学校側が努力してきたか、ということを熱心に語り始め、場の雰囲気が盛り上がりました。

 

 

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調査が終わった他のグループのメンバーも加わり、チェイ小学校校長の話を聞きます。

 

・・・・・ちょっとばかり、調査に余裕も見られるようになった、チェイ小学校環境調査でした。

 

(よ)

 

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5月24日(月)

 

先週末に行われたアンコールクラウ小学校での環境調査。

今日からさっそく取りまとめ開始です。

 

 

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手書きで書き込んだ調査票(↑)を、

カンボジア語と日本語でタイピングし直します。

 

また、次回の調査に向けて、今回分りにくかった質問を見直し、調査項目の順番などを入れ替え、さらに分りやすくする作業も同時に進める予定です。

 

配置図に関しては、JST指導員や日本人スタッフが、事前に、校庭の大きさ、校舎や主要構築物の位置などを調べ、CADデータ化しておいた図面に、当日、クラウ村青年グループが主要樹木の位置などを手書きでプロットしていく作業を行ったのですが、

なにしろ、カンボジアの村の青年にとっては、巻尺を持って位置や枝の広がりを測り、それを図面に描き入れていくのは初めての作業。

先日のクラウ小学校調査のときは、実際の位置と図面内の場所を全く気にせずに記入していったので、途中で校舎にぶつかって描ききれなくなったり、隣地に豪快にはみ出してしまったり、かなり"ひっちゃかめっちゃか"な一次図面となってしまいました。

 

 

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でも、考えてみたら、日本の学生でも、建築や土木の学生でない限り、最初からうまくできるのは稀でしょうね。

ともかく、今回の反省点を次回に生かして、今後、徐々にうまく調査ができるようになればよし、ということです。

 

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まとめの作業は、タウリー(左)とソパリー(右)が担当します。

 

カンボジア語から日本語への翻訳は、私たち日本人が文章を手直ししながら進めていくことになるので、彼女たちにとっても、日本語スキルアップには最適な作業となることでしょう。

 

次回の環境調査は、6月5日(土)チェイ小学校で行うことになっています。

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

5月22日(土)

いよいよ、アンコールクラウ小学校での環境調査の日となりました。

 

朝8時。

私たちJST日本人スタッフとカンボジア人指導員がアンコールクラウ小学校に到着すると、アンコールクラウ村青年グループのメンバー12人が集まっていました。

みんな、ちょっと緊張気味ですね。

 

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JST代表のチア・ノルの説明を受けた後、5つのグループに分かれ、さっそく調査開始です。

・小学校の環境調査(2グループ)

・周辺住民への生活聞き取り調査(2グループ)

・小学校の先生へのインタビュー調査(1グループ)

 

「小学校の環境調査班」は、あらかじめ作成された学校配置図に、校庭内の木や花壇の位置や大きさを書き込んでいきます。

巻尺をもって計りながら、おおよその位置を図面に落とします。と同時に、木や花の種類と枝振りの大きさも記入していきます。

 

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←作業に熱中するアンコールクラウ村青年グループ。

 

向こうに見えるのは、NPO法人オアシスからJSTが依頼されて建設中の小学校教室2教室。

 

 

 

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←校庭で遊んでいた子供たちも興味津々。

次々と集まってきて、私たちの作業をじっと見ていました。

 

 

 

 

 

 

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←おっと、こちらは、校庭の貯水槽に入ってかえるの卵で遊んでいる子供たち。

 

 

 

 

 

「先生へのインタビュー班」は、学校でのゴミ処理の方法や緑化環境状況などについて、教頭先生と先生にインタビューしました。

そのインタビューがさっそく功を奏したのか、生徒たちが先生に指示され、ゴミ拾いを始めていました。

                ↓

 

 

 

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ベテラン指導員ソティさんによると、田舎の学校で、先生への聞き取り調査後すぐにこのような効果が見られるところは、とても珍しいそう。

 

午前10時すぎ。

各班の調査が終了し、皆が戻ってきました。

 

 

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最後に、 アンコールクラウ村の青年達に、今日の調査の感想を聞いてみました。

 

・学校へ井戸などの寄付をしてくださる団体のことを知り、ありがたく思いました。

・先生へのインタビューで、学校をより良くするための先生の取り組みや気持ちを理解しました。

・先生へインタビューしたのは初めてだったので、うれしいです。

・今まで、木の成長具合を見たり、枝の広がりを計ったりしたことがなかったので、次の機会も参加したいと思います。

・これからは、校内の植林や環境に興味を持とうと思います。

・自分の村での環境調査に参加できて、とてもうれしいです。

・村の住民はトイレをつくることができずに困っていることを知りました。

注)アンコールクラウ村は遺跡保存ゾーンに入っているため、アプサラ(アンコール遺跡保存機構)から、許可なく構築物をつくることを禁止されています。しかし、許可を出してもなかなか下りないため、村の住民はとても困っています。

 

JSTのソティ指導員からは・・・・

・皆さんは、将来、村の後継者となる人材です。今日行った調査について、友人や両親に、ぜひ話してみてください。

 

そして、JST代表のチアが最後にまとめました。

・今日は最初の調査で、うまくできなかったかもしれませんが、今後、回数を重ねていくうちに、調査の仕方も上達し、先生に対しても、勇気をもってインタビューできるようになるでしょう。

・特に先生への質問の仕方、言葉遣いなど、ソティ指導員から学ぶといいですね。そして、先生や目上の方に失礼のないよう、次回からは学生らしい服装を着てきてください。

・アンコールクラウ村出身ということで、いつまでも貧困層にとどまっているしかない、と考えるのはぜひ改めてください。

今後、知識と経験をつんでいけば、君たちもきっと未来に夢を持てるようになります。

ぜひ今後の調査もがんばってください。

 

チア代表の最後の言葉は、「人間皆平等」で育ってきた私たち日本人の想像を超えた、カンボジアの現状を表す重い言葉でした。

カンボジアの村人が生まれたときから当然のごとく受け入れている"当たり前の絶望感"が、いつか"希望"になっていくことを願います。

 

 

 

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←その後、オフィスに戻り、JSTスタッフ反省会 を行いました。今後の課題などたくさんの意見が出ました。

 

日本からこの調査に参加してくださったIDCJの宇津木さん、お疲れ様でした!

 

 

 

 

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月21日(金)

 

今日は、今年2回目にIDCJ-JST環境調査を行うチェイ小学校の下見へ行ってきました。

 

チェイ小学校は、校長先生が教育や学校整備に非常に熱心なため、世界各国の様々な団体からの支援を受けている公立小学校です。

JSTでも、今年、NPO法人オアシスからの依頼で、チェイ小学校内に校舎1教室の増築工事を行っているところです。

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←工事は始まったばかり。この日は根切り工事をおこなっているところでした。

 

 

 

その他にも・・・・・

 

 

 

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校舎の壁には、韓国の大学生が描いたかわいい絵が描かれています。

 

 

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校庭の後ろには、畑やバスケットコートなどの広い敷地があります。

 

 

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なすやきゅうりなどの野菜畑も。

 

 

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図書室内もきちんと整理整頓されています。

Room to Readの支援で図書室運営方法などの指導も受けているとのこと。

 

 

 

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ちょうど、クラスの図書係が集まって、先生の指導の下、折り紙で飾り物を作っているところでした。

何ができるのでしょう?

 

 

 

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さらに、この小学校には、生徒用のコンピュータールームまでありました。

一人の生徒が子供用PCで何やら作業をしていたので、覗いてみると・・・・。

海外の友達に、英語で自己紹介文を打っているところでした!

しかも自分の写真入りで!

現在は、この小学校にはインターネット接続がされていないので、この場で送信することはできず、後で先生が町のインターネットカフェまでコピーを持って行って、そこから送信するそうです。

 

それにしても、コンピューターの支援まで受けているとは驚きでした。

小さな子供がいるボーリャックさんも、「家から遠すぎるので無理ですが、うちの子供もこの学校に入れたいくらいですね」と言っていました。

(ちなみに、カンボジアの公立小学校は地域学区制ではないため、行きたい小学校を選んで行くことができます。シェムリアップで一番人気のあるワットボー小学校は、すでに5000人もの児童が在籍していて、順番待ちでなかなか入学ができないほど、だそうです 。)

 

さあ、明日はいよいよアンコールクラウ小学校での環境調査です。

どのような調査になるでしょうか・・・・・。

 

(よ)

 

 

2007年に(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTとで作成した、カンボジアの子供向けの環境絵本『森はともだち』を3000部増刷しました!

 

うち2000部は、今年度行うIDCJ-JST環境ワークショップで、小学校の生徒に配る予定です。

残りの1000部は、JSTの予算で増刷し、今後、地方の小学校を訪問する際に配布したいと計画しています。

 

今回増刷した絵本は、最終見開きページの左側、30頁の最後に、「・・・・・2010年、三井物産環境基金の活動助成金を活用して増刷いたしました。」という一文を付け加えています。

 

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絵本の概要は、JSTのホームページ内にも掲載されていますので、ご覧ください。

http://www.jst-cambodia.net/after/index.html

 

 

一人でも多くのカンボジアの子供たちが、この絵本を手にとってくれることを願っています!

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

昨日のブログの最後にちらっと載せましたが、

アンコールクラウ小学校の前の道端屋台で売られていた子牛肉、実は私も買いました。

Cafe Moi Moiのスタッフにお土産!といって渡したところ、さっそく子牛肉を使ったカンボジア料理が出てきました。

中でも印象的だったのが、このビーフジャーキー。写真の奥に見える甘辛たれをつけて食べます。

もちろん、やわらかくて、とってもおいしかったのですが、お隣(右側)の肉は、なんとへび肉、スネークジャーキーとのこと。

 

100519.JPGカンボジア人はへびがいれば自分たちで捕まえて調理して食べるのが当たり前なので、驚くこともないのですが、記念に一枚、写真を撮りました。

 

100519_02.JPGついでに、以前撮った写真も。

大蛇のようなへびが出てくるたびに、嬉々としてへびを追いかけるカンボジアの人々の表情は、忘れられません。

きっと、このへびスープもとってもおいしいのでしょうねぇ・・・・。

(よ)

 

 

5月18日(火)

アンコールクラウ村の青年グループによる「アンコールクラウ村小学校の環境調査」を4日後に控え、

まだアンコールクラウ小学校に行ったことがないJST調査メンバーと一緒に、小学校の下見に行ってきました。

 

ここで、今後の一連の調査に関して、JSTカンボジアスタッフのソパリーとタウリー以外に、強力なメンバーが加わることになりましたので、今回の下見に参加してくれた2人を紹介します。

 

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ソティーさん(左)とボーリャックさん(右)です!

 

 

 

 

ソティーさんは、JST代表のチア・ノルと同じ世代で、ポル・ポト時代を体験しています。

今年3月までの約4年間は、日本ユネスコ協会連盟のカンボジア支部に勤務しており、村人参加型のコミュニティー活動や、地域のリーダー及び教育局職員との交渉・折衝などにも関わってきたそうです。

 

ボーリャックさんは、20代後半、2児の母でもあるため、現在はフル勤務で働くことはできないのですが、数ヶ月前まで、JSTのバイヨン・インフォメーションセンターに勤務していました。

その前は旅行会社勤務、日本語ガイドとして活躍していた時期もあり、日本語は読み書きともにほぼ完璧です。

 

その他に、ベテラン日本語ガイドとして働いているソーさんも、時間があるときに参加してくださることになっています。

なんとも心強い限りです。

 

 

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さて、アンコールクラウ小学校では、ちょうど休み時間だったため、子供たちが元気に校庭に飛び出し、仲良く遊びまわっていました。

 

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学校全体をさっと見渡すと、

教室の中には、衛生に関するポスターが貼られ、

 

 

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環境に関する言葉も、校庭に設置されていました。

 

 

 

 

 

この看板の内容は、というと、

「将来人々が多くなれば、香草がなくなり、池に住む魚が少なくなり、森の中にある木がなくなり、食べ物が足りなくなってきます。あなたはどう思いますか?」とのことです。

 

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一方、校庭一面には、このように、まんべんなくゴミが落ちていて、校庭の隅では、校長先生が、集めたゴミを燃やしているところでした。

 

 

 

とはいえ、ただ草むらにゴミを集め、そこに火をつけているだけなので、校長先生が目を離した隙に火は草に燃え移り、広がりはじめていました。

私たちが声をかけたので、校長先生は「アヤー!」と驚きながら、火を消し止めていましたが、こんなのはきっと日常茶飯事。危ないですね・・・・。

 

下見の結果、小学校での環境調査は、

「小学校内の緑化状況を調べるための調査」

「環境に対する先生へのインタビュー」

「環境に対する周辺家庭へのインタビュー」

と大きく3つに分けて行うことに決定。

さっそく、調査項目を書き出し、カンボジア語の調査票を作成することになりました。

(これらの作業は、オフィスにいるソパリーとタウリーにお願いすることになります)

さて、どんな調査票ができてくるでしょうか・・・・・。

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

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←帰りに、小学校前の屋台で子牛の肉を買うボーリャック奥様。

 

市場で売られている肉は、出所がはっきりしないので品質が悪いこともあるけれど、ここで売られているのはアンコールクラウ村の牛なので、安心!

しかも安い!とのこと。

 

 

 

 

 

三井物産環境基金の助成金により、今年度は3校の小学校、2011年度は5校の小学校、2012年度は8校の小学校で、環境調査やワークショップを行う予定となっています。

 

今年度、JSTが調査対象に選んだのは、アンコールクラウ小学校、チェイ小学校、ワットダムナッ小学校。

なぜこの3校を選んだのかというと・・・・・

 

アンコールクラウ小学校は、JSTが今まで支援活動を続けてきた地域にあります。

カンボジアの農村部の小学校にみられるさまざまな問題-月給が安いため、いつも愚痴をこぼしている教師たち。子供たちの衛生問題や、校庭に散らばるゴミ問題など-を抱えています。

 

チェイ小学校は、シェムリアップ市と郊外とのちょうど境に位置する小学校です。

特徴的なのは、校長先生が学校教育に対して非常に熱心に取り組んでいること。

その結果、今まで、さまざまな国から、さまざまな団体が入り、このチェイ小学校を支援しています。

支援内容は、教室建設、子供の栄養補給のための給食室支援、図書室や図書の支援、コンピューター支援、貧困家庭への学費の支援など多岐にわたっているようです。

 

ワットダムナッ小学校は、シェムリアップの中心部、オールドマーケットにほど近い、お寺の境内に建つ小学校です。

JST代表のチア・ノルが35年前通っていた母校でもあります。

近年は、都市部特有の問題をかかえ、学校独自では解決することが難しくなっているようです。支援者もほとんどいないため、環境が悪化し、地域の中では"落ちこぼれ学生"が集まる学校にもなってきているようです。

 

このように、それぞれの特徴をもつ小学校を調査することによって、きっと現在のカンボジアが抱える様々な問題や実態が見えてくることでしょう。

近々実施予定の各小学校の環境調査。

どのような結果が出るか楽しみです。

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

 

 

アンコールクラウ村の青年たちに集まってもらったときの様子(5月8日)を、日本側の共同活動団体である、(一財)国際開発センター(IDCJ)へメールで報告したところ、次のような質問が寄せられました。

 

「ひとつだけお伺いできればと思ったのですが、中学生~高校生が青年グループというのはちょっとびっくりしました。青年グループということでしたので、私は勝手に20歳代の人たちを想像していました。

高校生は一般に『青年』と考えられるかと思うのですが、中学生は今後の活動(環境調査、植樹、教師と共同での環境教育の計画・実施、ワークショップの実施など)を果たして実施していけるものだろうかと思いました。ただし、これはあくまで日本の中学生を対象とした感覚に基づくものなので、カンボジアの中学生は日本とは異なり、もっと大人に近く、小学校教師とも対等の立場で話ができる存在なのかもしれません。

決して、高校生・中学生が青年グループとなることに異を唱えているわけではありません。

本事業の目的は、将来的に環境保全や村の整備を行い、地域の活動の中心メンバーとなる青年グループの育成ですので、そのグループメンバーがカンボジアの状況に照らして、高校生、中学生がもっともふさわしいということでしたら、全く異存はありません。」

 

確かに。

 

私たちJSTの日本人メンバーが漠然と感じていた不安を、はっきりと指摘されてしまった、という感じでした。

私たちも、集まってきた村の青年たちを見て、この青年たちと今後、計画通りに活動を進めていくのは大変なことかもしれない・・・と無意識のうちにも感じていたところで、もし、シェムリアップ市内の青年達と活動をするのならば、もっとスムーズに進むことだろうに・・・・とも思っていたところでした。

 

しかし。

 

アンコールクラウ村の人々を見渡してみると、現在の中学生、高校生ほど、ある程度教養があって、こういった活動を行うにふさわしい世代はないのです。

 

アンコールクラウ村の人々の学歴はたいへん低く、ほとんどが小学校中退か、中には小学校へ行かない子供もいるほどなので、中学や高校へ通っているだけでもかなりの"エリート"なのです。

 

比較のために、私の身近にいる、アンコールクラウ村出身の女性に、最終学歴を聞いてみることにしました。

・現在21歳で、Cafe Moi Moiのフロント係を勤めているソコーンさんの最終学歴は小学校6年生

・現在24歳で、Cafe Moi Moiのコックをしているコンさんの最終学歴は小学校1年。文字はほとんど読めません。

・現在22歳で、JSTで綿のクロマーを織っているバエさんの最終学歴は小学校2年生

・現在20歳で、同じくJSTで綿のクロマーを織っているムンさんの最終学歴は小学校1年生

 

毎日顔を合わせていながら、最終学歴を尋ねたのは初めてでしたので、彼女たちの答えに私自身かなりショックを受けましたが、「家事手伝いをするため、小学校1、2年で中退せざるを得ない。」、これが、アンコールクラウ村のきびしい現実なのです。

 

そうなのです!

 

先日のアンケートでわかったように、「中学生」といえども年齢は17歳、18歳だったりする青年も多いので、学年や年齢は関係なく、「JSTとともに、環境保全活動をしたい!」というやる気のあるアンコールクラウ村の青年達とともに、今後、活動を続けて行こうと思います。

 

この活動を3年間続けていけば、今はちょっと頼りなさそうにみえるアンコールクラウ村の青年達も、きっともっとしっかりと成長し、将来は、環境保全や村の整備のみならず、地域のさまざまな活動の中心メンバーとして活躍していくことでしょう。

 

とはいえ・・・・・

 

実を言うと、次回予定されている「アンコールクラウ小学校の環境調査」に、先日集まった村の青年達が果たして参加してくれるのか・・・・ということが、まずは気がかりではあるのですが・・・・。

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

 

 

 

5月8日(土)

三井物産環境基金によるIDCJ-JST環境保全活動が、いよいよ始まりました。

 

まずは、今後行う活動に参加を希望する、アンコールクラウ村の青年に呼びかけ、

JSTクラウ村コミュニティーセンターに集まってもらうことにしました。

 

どのような若者がどれくらい集まってくるのでしょうか・・・。

 

午前9時。

集まっていた青年達は男女合わせて13人。

コミュニティーセンターを管理している村の英語の先生2人を合わせると、合計15人でした。

 

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学年を聞くと、小学4年生が1人、その他は中学生か高校生。

カンボジアの中学生は、日本の子供と比較すると、小学3~4年生くらいの体格しかないこともあり、ちょっと幼すぎるのでは・・・というのが第一印象。

今後、活動はうまくやっていけるのだろうか・・・と不安がよぎります。

 

さらに、その後に行うアンケートで、17歳や18歳の年齢で中学1年生に在籍する青年が何人もいて、

日本のように学年と年齢がぴったり合うことの方が、ここカンボジアでは稀なのだ、ということを再認識させられました。

ちなみに、小学4年生の女の子は13歳とのこと。

 

JST代表のチア・ノルから、今後の活動についての説明が行われた後、

青年達が普段、どのような生活をしていて、

今後、皆で集まって活動をするとしたらいつがよいのか、を知るために、

簡単なアンケートをとることにしました。

 

その結果、学校は皆、午後の部に通い、

中学生も高校生も、シェムリアップ市内まで1時間かけて自転車で通学していることがわかりました。

 

そして、学校に行く前には、たいてい家畜(豚や牛)の世話をしたり、家族の食事を作ったり、洗濯をしたりと、皆、家族の一員としての仕事をこなしながら、一生懸命、勉学に励んでいるのだということも分りました。

 

「アンコール・クラウ村は好きですか?それは何故ですか?」という質問には、13人中12人が「好きです」と答え、

その理由は、「子供のための英語教室があったり、絵の先生や衛生指導の先生が教えに来るからです。」とか、

「私が生まれたところだからです。」とか、

「緑がきれいで、人間関係がよいからです。」

などと、肯定的な答えが返ってきたのですが、

一人だけ、「私はアンコールクラウ村が好きではありません。なぜなら、自分の親戚とけんかすることがあるからです。」という正直な回答もありました。

 

これらアンケートは、記入後、一人一人、順番に発表してもらいました。

ここで一部紹介しますね。

 

 

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右;ヴォン・ソコンくん(通称『ももたろう』)

  中学1年生 13歳

  将来の夢はホテルで働くこと。

 

左;ワン・ヴィサールくん

  中学1年生 13歳

  将来の夢はホテルで働くこと。

 

 

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プロム・オデンくん

中学2年生 16歳

将来の夢は、英語の先生になること

 

 

 

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ヴォン・スレイマオさん

高校1年生 18歳

将来の夢は医者になること

 

 

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ローン・センくん

中学1年生 16歳

将来の夢は歌手になること

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、最初の環境調査は、5月22日(土)午前8時より、アンコールクラウ小学校にて行うことに決まりました。

(よ)

 

 

 

 

 

JSTでは、2005年より、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で、『アンコールの森』再生支援プロジェクトを行っており、現在までに5000本の苗木をアンコール地域の道路沿いに植えてきました。

 

その活動の延長として、今後3年間、三井物産環境基金を受諾できることになり、

アンコール地域の小学校で、植樹および環境教育を実施する機会をいただくことになりました。

 

さらに、アンコールクラウ村の青年グループを、将来の地域環境保全を担う人材に育てよう!という試みも同時並行で行います。

 

アンコールクラウ村の青年グループにとって、地域の環境に目を向けるということは初めての試みであり、最初は戸惑いもあると思うのですが、

JSTにとっても、活動の範囲をさらに広げること、地域の青年たちを育成することは始めての試みです。

 

果たして、青年たちは集まってくれるだろうか・・・・

その後、私たちと一緒に、持続的に活動を続けてくれるだろうか・・・・・

青年たちは環境保全に対して、真剣に考えてくれるだろうか・・・・・・

 

不安要素もありますが、この活動がうまくいけば、今まで私たち日本人が中心になって行ってきた環境保全活動を、地域住民ひとりひとりに主体性を移行していく大きなきっかけとなることでしょう。

 

さあ、アンコール地域の小学校でどのような活動ができるのでしょうか、

アンコールクラウ村の青年たちはどのように成長していくのでしょうか、、

そして、私たちJSTのスタッフも・・・・。

 

このブログを通して、今日から3年間の活動をお伝えできたらと思っています。

(よ)

 

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←アンコールクラウ村に植えた苗木 

 

 

 

 

 

 

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