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2月11日(土)
富山ライオンズクラブから寄贈されたランドセルの贈呈式が、アンコールクラウ小学校で行われました。
←富山ライオンズクラブの皆さん。
寄贈されたランドセルは、すべて、富山県のカバン製造会社(株)ハシモトで作られたもので、橋本社長(前列右から2番目)も出席してくださいました。
3年生~6年生は、昨年のうちにランドセルを配り終えていて、毎日、ランドセルを背負って学校に通っています。
(5,6年生へのランドセル贈呈の様子は、
この日のランドセル贈呈は、小学2年生が対象です→
←小学校周辺に住む、生徒の親も参加しました。
贈呈式典では、シェムリアップ市教育局長から富山ライオンズクラブへ、感謝状も贈られました。→
最後に、富山ライオンズクラブの皆さんから、2年生150名ひとりひとりへ、ランドセルを渡していきました。
生徒代表のあいさつでも、「私たちはこれからもがんばって勉強したいです!」と元気な言葉が。
富山ライオンズクラブの皆様、ありがとうございました!
(よ)
昨年の雨期の大雨で、壊れてしまったアンコールクラウ村の道路です。
乾期になり、水もすっかり引いた昨年12月、村人総出で、道路補修を始めました。
とはいっても、村人も仕事があるので、作業できるのは日曜日のみ。結局、それから2ヶ月間、5回にわたって少しずつ作業をすすめていき、先日、ようやく道路がもとに戻りました。
小さな子供もお手伝い。
道路を横断するように二列に土管を入れ、土をかぶせます。この土管を入れておけば、来年、同じ場所で道路が決壊するようなことはないでしょう。。。
土は、すべて、道路の両脇から運んだもの。凹凸がないように土をならして、ようやく完成しました。
作業の日は、毎回、一頭分の"ブタの頭"をJSTから差し入れて、担当の村人にスープをつくってもらいました。皆、作業のあと、豚肉たっぷりのスープを飲のを楽しみにしているのです。
カンボジアの農村部では、このように、自分たちで道路をつくり、壊れたら、自分たちで直していきます。誰に頼ることもできないので、自分たちが動くしか方法はないのです。
とはいえ、村人一人一人が協力すれば、確実に成果が見えてきます。
そして、"ブタの頭"や土管購入の資金は、村人が村を観光資源としてアピールして得た収益です。道路が整備され、村がきれいになり、さらに魅力的な村になれば、今後も村を訪れる観光客は増えていくことでしょう。
税金や政府や役人に頼るのではなく、自分たちの身近な問題は身近な人々で解決する。小さいけれど自立した社会ができていくことが、カンボジアのような、今後発展していく国では必要なのではないでしょうか。。。
今後も、JSTでは、村人たちが自主的に気持ちよく協力し合える"新たなしくみ"を考えていきたいと思っています。
(よ)
富山ライオンズクラブの皆さんから送られてきた新品のランドセル。
先月の3、4年生に引き続き、アンコールクラウ小学校の5、6年生にも配りました。
ひとつひとつのランドセルを、ひとりひとりの子供たちに背負わせて配るJST代表のチア。
心待ちにしていたランドセルを背負って、皆、とても嬉しそうですね。
まだランドセルをもらえていない1、2年生も、後ろでじっと様子を見ています。
カンボジアでは、留年や家事手伝いのための退学は日常茶飯事です。18歳になっても小学校に通っているこのような生徒は、本当にエライ!と思います。このまま頑張って学校に通ってほしいですね。
![]()
左の写真は、新しいランドセルを背負ったお姉さんお兄さんをうらやましそうに見ている1、2年生。
2年生へは、来年2月に富山ライオンズクラブの皆さんがいらっしゃるので、その際に贈呈していただこうと考えています。
そして1年生ですが、あと1年も先になってしまいますが、2年生に進級できたら配ることにしようかと考えているところです。
なぜかというと・・・・・・。
このアンコールクラウ小学校は、1年生に入学する生徒は毎年200人くらいいるのですが、この1年生が2年生に進級できる数はというと、150人にも満たないという状況です。昨年などは、100人しか進級できませんでした。なぜかというと、1年生の途中で学校を休みがちになってしまう生徒が多く、そのような生徒は、学年末に行われるカンボジア語の母音文字と子音文字のテストに合格できず、ほとんどが退学してしまうのです。そして、そのような子供は読み書きができないまま大人になり、本や新聞を読むこともなく一生を終えるのです。
そこで、2年生に進級できたらこのすばらしいランドセルをもらえるようにすれば、そのような生徒が少しでも減るのでは、と期待しているところなのです。
ランドセルについているかわいらしいイラストも子供たちに大人気。何もかもが、カンボジアの子供たちにとって珍しく、宝物になっているようですね。
実は、6年生は、あと9か月ほどしかランドセルを使う期間がないので、今回は渡すのをやめようかと思っていたこともあったのですが、そのようなことは、全くの杞憂でした!
「中学生になってもずっと使いますよ!」とのこと。
さらに、この地域には中学校がないため、JSTではなんとか中学校を建設できないかと模索しているところではあるのですが、そのことを子供たちも知っているようで、
「だから、ノルおじさん、早く中学校をつくってください!」とせがまれてしまいました。
***真っ赤な新品のランドセル。村人たちからもとても感謝されています。子供たちは、うれしくてうれしくて、遊ぶときも眠るときも、ランドセルを抱いて離さないそうです。
富山ライオンズクラブの皆さん、ありがとうございました!
(よ)
アンコールクラウ村を南北に貫く未舗装の"アプサラ道路"。
5年ほど前に農地が切り開かれ、大型トラックが町や遺跡を通らずにタイ国境方面やプノンペン方面へ迂回できる道として誕生しました。
ところがこの道路、毎年、雨期になるといたるところに深い穴があき、悪路と化します。
そのため、毎年道路補修がなされていましたが、今年は道幅をさらに拡張することになり、JSTがIDCJ(国際開発センター)と共同で5年かけて植えていた沿道の樹木も、一部伐採されてしまいました。
それは本当に残念なことではありましたが、もっと深刻だと思われたのは、道路拡張部分にあたってしまった村人の家屋です。
たとえば、この写真の、右側に写っている家々は、拡張部分に当たっています。
そのような家はどうなるのか?政府からは引っ越し保証金などは出るのだろうか・・・・?
このような心配をしていましたが、久しぶりにこの道路を通って、珍しいものを発見しました!
高床式住居(最初の写真の右手前から2件目)の基礎掘り起こし、柱の根元の部分に材木を渡して、柱を3本ずつ固定しているのです。
何をしているのか、家主に聞いてみると、なんと!
この家を丸ごと道路の反対側の空き地に移動する
というではないですか!
しかも、9本ある柱の下に台車を乗せてひっぱる という方法で!?
右の写真の左側に半分だけ写っている台車に、です。
ええっ?そんなことできるの?
驚いていると、「あさっての午前中、家を移動するよ」とのこと。
さっそく、その翌々日、その家を訪ねてみました。
すると・・・・・、
到着が少し遅かったようで、その"家"はすでに道路の反対側に移動しつつあるところでしたが、
"家"は建っていたときと同じ姿を保ちながら、少しずつ少しずつ、確実に動いていました。
それぞれの柱の足元は、基礎ごと車輪に噛ませて少し浮かせているのですね。なるほど!
近所の住民100名ほどが集まって、いち、にの、さんで家ごと持ち上げて乗せたそうです。
にわかには信じられませんが、カンボジアでは、皆が力を合わせると、信じられないようなことができてしまうのです!そのような現場を、建設現場や遺跡修復の現場で何度も見ているので、素直に納得しました。(でも、もう少し早く到着して、その瞬間を見たかった!)
道路を渡りきった"家"は、さらに進みます。
進行方向と反対側の屋根には、ひもが取り付けられていて、その先をたどると・・・・・。
こんな具合に村人が綱引きのように引っ張って、家が傾いて向こう側に倒れ込まないように調整しています。
道路の段差を無事に乗り越え、後は、予定地まで"家"を押すだけ。スカート姿のおばさんも手伝っています。
なんとか、到着したようです。まだ、曲がっている柱もありますが、少しずつ調整しながら安定させていきます。
こうして"家"はそのままの姿で、新たな場所で、息を吹き返したのでした。
なんともお見事!
この後は、家主が皆に食事(スープとご飯)をふるまいます。
カンボジアの農村部では、このように、隣近所で助け合い、協力しながら、家を建てたり農作業を行ったりしているのですね。
貴重な作業を見ることができたとともに、カンボジアの農民の逞しさ、底力を改めて感じた一日でした。
(よ)
アンコールクラウ村コミュニティセンターの前の道路を、向こうからソチアさんが歩いてきます。
彼女は高校2年生。数か月前から、アンコールクラウ村青年グループに仲間入りし、三井物産環境基金による活動や、村の子供たちへの雑炊行事に参加しています。
ソチアさんは、子供たちに対する説明がとてもうまく、面倒見もよいので、村の小さな子供たちからとても慕われています。
その上、誰よりも細かい気配りもでき、積極的に仕事を見つけて動くタイプなので、私たちも彼女には一目置いています。
そんなソチアさん。手に何を持っているのでしょう・・・・?
ドーナツ?いえ、「ノム・コーン」というカンボジア伝統のお菓子をお盆にのせて、売り歩いているのでした。
おいしそう!! 数種類の色の砂糖がかかっています。見た目もきれいですね!
こんな感じで、おやつを買いにくる村の子供たちに売っているのです。3つで500リエル(約10円)。
ソチアさんに話をきいてみたところ、家が貧しいので、ノム・コーンを作って売り、それを生活費や学費に充てているとのこと・・・・・・。
実は、このアンコールクラウ村で、高校まで通うことのできる学生は、全子供の1割もいません。
小学校6年生まで通うことができる子でさえ、村の子供の三分の一もいない現状の中、アンコールクラウ村で高校に通っている、といったら、エリート中のエリートなのです。
学校へ通えない理由は、ほとんどが家の経済的事情から。
そんなことから、高校まで通っているソチアさんの家は、割合と裕福なのか・・・・と思っていたところでした。
母親からは、「経済的に厳しいので高校を1年休学したらどうか」とも言われているとのこと。
カンボジアの農村部の子供たちは、皆、本当に本当に苦労しながら、勉学に励んでいるのですね。。。
6月のブログで紹介した、観光客向けお土産となっている腕輪をつくる女子高校生を思い出しました。(http://www.jst-cambodia.net/jstnews/2011/06/08/)
そんなソチアさんが売っているノム・コーン。もちろん、ソチアさんの手作りです。
ひとつ買って食べてみました。
おいしい!
米粉を使っているのでしょう。もっちりとした食感が、私たち日本人が慣れ親しんでいる小麦粉のドーナツとはまったく違います。
上にかかっているシロップは、独特の風味がある"砂糖ヤシ"の砂糖と、ココナッツミルクをミックスしたもの。こちらもとても美味。
このノム・コーン、お勧めです!私が自信をもってお勧めします!!
皆さん、アンコールクラウ村へ行ったら、ぜひ、"ソチアさんのノム・コーン"を食べてみてください!
(よ)
※後日、ソチアさんには両親はなく、障害者である叔母の家で育ち、叔母の面倒もみていることがわかりました。
タイでは、50年に1度と言われる浸水被害が深刻化し、カンボジアにいる私たちも、毎日、心配してニュースをみていますが、カンボジアでも、今年の降雨量は例年になく多く、全土で甚大な被害を被っています。
そのため、フンセン首相は、来月行われる予定の水祭り(=毎年恒例のボートレース大会)を中止する旨を発表しました。
シェムリアップ市内でも、町の中心部、特にオールドマーケットより下流は、シェムリアップ川による増水被害が例年になく大きく、また、アンコール・トムの北にあるアンコールクラウ村でも、9月には道路が寸断され、孤立したため、政府から救援物資と食糧が届けられたほどでした。
とはいえ、シェムリアップ市内の私たちのオフィスがあるあたりは、豪雨による影響はほとんどなく、いつもどおり生活をしています。
最近ではほとんど雨も降らなくなり、そろそろ雨期明けか・・・と思うようなからりとした青空と乾期を思わせる日差しも照りはじめました。
そこで、アンコールクラウ村の村人とともに、雨水で寸断された道の補修を行うことになりました。
アンコールクラウ村コミュニティセンターから、モイモイ農園水上テラスへ行く道は、何か所もこのような状態になっています。
土嚢を積んで、かろうじて道が残っているところもありますが、
来年の雨期に備えるためにも、このような場所には、土管を埋める必要があります。
土管を埋めて、北から南、高いところから低いところへ流れようとする水が通るトンネルをつくるのです。
アンコールクラウ小学校の校門前も、土がえぐられ、子供たちが学校へ入れない状況となっていましたので、このように土管を埋め、学校前の道路を整備しました。
ところで、土管代などの費用ですが、
アンコールクラウ小学校の場合は、先日、愛知県のローターアクト(国際ロータリー第2760地区ローターアクト)の方々が集めてくださった募金の一部を使用させていただきました。
また、アンコールクラウ村内の他の地域での道路補修費は、JST農村体験ツアー参加費に含まれている、農村整備代から賄われました。
ご寄附くださった皆さん、そしてJSTツアーに参加してくださった皆さん、この場を借りてお礼申し上げます。
(よ)
先のブログでも紹介した、「アンコールクラウ小学校4年生13歳の平均身長・体重」の衝撃的な数値を受け、JSTカンボジア人スタッフは、さっそく行動に出ました!
村人を呼び集め、同じカンボジア人として、話をする!というのです。
思い立ったら即実行!・・・・これはカンボジア人のいいところですね。
そして、この話が出た次の日曜日には、100人もの村の大人たちが、アンコールクラウ村コミュニティセンターに集まっていました。
この中には、酒に入り浸り、子供に労働をさせて働かない親もいます。賭けごとにハマり、カードや闘鶏などに興じている大人もいます。
一方、家の敷地いっぱいに野菜を育てて、かつ沢山の子供も育てている親など、日々、一生懸命、生きている村人もいます。
そんな村の親たち(ほぼ全員に子供がいます)に、いくつかの質問を投げかけてみました。
・子供が学校へ行く前に、食事を食べさせている人は?・・・・・・23人
・では、朝食には何を食べさせるのですか?・・・・・前の日に炊いた残りのごはん。おかずは、干し魚や卵。
・子供に朝食を食べさせない親は、どうしているのですか?という質問には、
「子供にお金を持たせて、学校で駄菓子を買わせる」という回答が大半。
中には、「子供に朝食もお金も与えない」という親もいました。
また、100人中、現在、子供を中学校に通わせている親は12人。
中学校に通わせていない親に、その理由を聞いてみると、
・中学校に通わせると、1日1ドルくらい必要となり、そのようなお金がないから。
・子供は小学校4年くらいになると、遺跡で物売りをさせるから。
・中学校が遠く、自転車がないため、通うことができないから。
などという理由が大半を占めました。
では、「自転車があれば、子供を中学校に通うわせるという人は?」と質問すると、
15人の親が新たに手を挙げました。
そして、これらの質問と答えを踏まえて、JST代表のチア・ノルが、子供の教育について、話を始めました。
娘2人を高校、大学まで通わせているライチュラップさんも、「我が家の教育方針」という内容で即興のスピーチを行いました。
このように、村人を良い方向に引っ張ってくれそうな人材が、村の中から自然と出てくれば、しめたものです。
クラウ村コミュニティセンターの運営を村人たちに任せられる日も、そう遠くはないかもしれません!
(よ)
アンコールクラウ村の子供たちは、なんて小さいのでしょう・・・・。
どうみても小学校2、3年生くらいにしか見えない、12~13歳くらいの村の子供たちをを見ながら、いつも漠然と思っていたことでした。
この写真は、アンコールクラウ小学校の5、6年生対象にワークショップを行ったときのもの。
立ち上がって発表しているナルンちゃんは13歳です。
ナルンちゃんの家は貧しく、小学校を卒業したら働きに出ることになるかもしれないのですが、手足は細く、体格はどうみても日本の小学低学年。
厳しい日差しの下で長時間仕事をしなければならない工事現場などに出されたらどうなってしまうのでしょう・・・。
私たちが特に心配している村の子供の一人です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実際のところ、アンコールクラウ村の子供たちはどのような発育状況にあるのでしょうか?
手始めに、アンコールクラウ小学校の4年生98名の身長と体重を測り、その平均値を出してみることにしました。
しかし、ここで問題が!
アンコールクラウ小学校の4年生は、10歳~15歳と年齢に6歳もの幅があるのです!!
一番人数の多い13歳でも、全体の3割程度にしかならず、平均値を出すには少なすぎるサンプル数ではあるのですが、ここはとりあえずということで、
13歳(1998年生まれ)32人(男11人、女21人)の身長・体重の値を取り上げて、平均値を出し、日本の13歳の子供と比較してみました。
その結果、次のような値が出てきました。(カッコ内の数値は日本の13歳平均値)
・クラウ村13歳男子の平均身長;135cm (日本は159cm)
・クラウ村13歳男子の平均体重;27.0kg (日本は49.9kg)
・クラウ村13歳女子の平均身長;135cm (日本は155cm)
・クラウ村13歳女子の平均体重;27.9kg (日本は47.9kg)
なんと、日本の子供たちより、身長は男女とも約20cm以上低く、体重は約20kg以上軽いという結果になったのでした!!
この数値は、今後の村への支援について、JSTとしての計画を少し軌道修正するきっかけともなりました。
そして、昨年から始めた雑炊の栄養補給プロジェクトの他に、
各家庭での野菜栽培促進の必要性、
そして何よりも、村の親たちの子育ての意識を変える必要性を痛感し、新たなプロジェクトの計画を立てているところです。
(よ)
アンコールクラウ小学校に、2教室の新校舎が完成しました!
この校舎は、NPOオアシスが国際ボランティア貯金の基金を受諾し、JSTが現地協力団体となって建設されたものです。
今日は除幕式。
午前の部の全生徒と先生が集まり、簡単なセレモニーを行いました。
カンボジア流に、最初はお坊さんの読経です。
校長先生のお礼の言葉、NPO法人渡辺さんからの挨拶の言葉と続き、
最後に赤い布を使ってテープカット。
50cmほどもある布だったので、校長先生、NPOオアシスの方々、先生方のはさみ入れが終わった後、生徒たちにも少しずつカットしてもらうことになりました。
「私もやりたい!」「僕も!」と、みんなテープカットを体験したくて、押し合いへし合い・・・・・。
(この子たちは、斧で木を削る経験はあっても、はさみを使うのは初めてだったりするのです!!)
写真係の私も、生徒たちに押されて、カメラのファインダーを覗くことができないほど。
うまく撮ることができませんでしたが、雰囲気だけでもわかればと思います。
←最後に、先生方とオアシスの皆さんとで記念撮影です。
クラウ村の村長やまとめ役からは、この新教室に対して、次のようなメッセージが寄せられました。
『私の世代は村に学校の校舎がなく、勉強ができない子供が多くいました。
現在、次世代の子供たちがアンコールクラウ村で勉強できるのは、日本人の方々の支援のおかげです。
今回、新2教室ができ、より多くの子供たちが勉強できる機会が与えられました。
ですので、村の子供たちは、私たちのように、無学、無知にならないことでしょう。
沢山の子供がこの学校で勉強をし、将来、立派な大人になってくれることを願っています。
教員一同、村人一同、日本の皆様に心から感謝申し上げます』
***********************************
私もこの国に住んで10年。
政治汚職や貧困格差など、この国の問題を少しでもよい方向に導く唯一の鍵は、
将来を担う子供たちの教育こそにあるということをますます感じる日々でもあります。
いえ、そこにしかない、と言い切っても過言でないほどです。
とはいっても、今、この国が教育にかけられる予算や力はほんとうに微々たるもの。
そんな状況だからこそ、一般の(日本人の)方々のご支援や心遣いが、
このように、
この国では何十倍、何百倍もの力となって生きていることを実感するのです。
(よ)
10月4日(月)
前回のブログでご紹介したように、NPOオアシスの渡辺さんがアンコールクラウ小学校の3年生と5年生を対象に環境ワークショップを行っている間、
別の教室では、先生を対象に、算数の図形の授業が行われていました。
講師はNPOオアシスの足立先生。
長年、愛知県の小学校や中学校で教鞭をとられ、教頭や校長を勤められた後、現在は、愛知教育大学で教育概論の講師をされています。
今日の算数の授業には、アンコールクラウ小学校の先生14名のうち、9名が参加しました。
クラウ小学校の校長先生(手前)も参加されています。
そして、通訳はJSTスタッフのタウリー。
内容は、角度の求め方、分度器を使って角度を等しく分ける方法など・・・・。
図形問題の基本中の基本ばかりでしたが、講義を聞き、問題を解く先生方の表情をみると、カンボジアの先生にとってはちょっと手ごわい問題のようです。
実は、この日、アンコールクラウ小学校へ到着するまでの道中、通訳として同行したJSTカンボジア人スタッフ2人に、「三角形の内角の和」と「四角形の内角の和」はそれぞれいくつになるか質問したところ、直ちに答えられなかったので、驚いたばかりでした。
答えを言うと、「学校で習ったことがありますが、忘れていました。」とのこと。
カンボジアの小学校の教育レベルからすると、今回の足立先生がされたような講義は、とても貴重で、有意義なものだということがわかります。
足立先生には、教師用の大きな分度器やコンパス、三角定規などを寄付していただきました。
生徒用の文房具などもたくさんいただきました。
NPOオアシスの皆さん、ありがとうございました!
(よ)
10月4日(月)
今日は、NPOオアシスの渡辺さんによる環境ワークショップが、アンコールクラウ小学校で行われました。
この教室(↑)は、NPOオアシスの支援で、国際ゆうちょ基金を受けて、今年、建てられたばかりです。
3年生が集まっていました。
まずは、オリジナル環境絵本『森はともだち』を生徒に1冊ずつ配ります。
そして、さっそく、「最初のページを読んでみてください!」と渡辺さんがクラスの中で一番背の高い女の子を指名したのですが・・・・・・・?
なんと、「私は字が読めません!」との返答。
彼女は最近、さらに田舎のエリアから越してきたばかりで、今まで学校へほとんど行っていなかったそう。
いきなりノックアウトを食らったような展開となってしまいましたが、渡辺さん、気を取り直して、もう一度。
「最初のページを読むことができる人!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みんな、あんまり字が読めないのかな・・・・?
でも、一番前の席の男の子が、手を挙げて出てきてくれたので、少しほっとしました。
とはいえ、ちょっと頼りなさげ。
先月からJSTのスタッフ見習いとして仕事を始めた、ソケンさんがフォローしながら読み進めていきます。
ソケンさん、"頼りになるお姉さん"って感じで、とってもよかったですよ!
*********************************
小学3年生の後は、小学5年生に教室に入ってもらい、もう一度、『森はともだち』を使った環境ワークショップを行いました。
今度は、生徒全員で、声を揃えて読むことができました。
本を読む姿勢からして、3年生と全然違いますね!
渡辺さんの質問にも手を挙げて、はきはきと答えていきます。
(窓の外に見えるのは、別の学年の子供たち。みんな、「何をやっているのだろう」と、教室の廊下から覗いているのです)
***********************************
環境ワークショップが終わった後は、渡辺さんはMAXワタナベに大変身!
マジックショーが始まりました。
満面の笑顔、驚きの表情!
・・・・・教室中が大いに盛り上がりました。
MAXワタナベさん、ありがとうございます!
(よ)
半年前に引き続き、NPO法人オアシスの皆様からクラウ小学校へ、文房具とTシャツ(ユニフォーム)のプレゼントが届きました!
今回も、愛知県の小学生が集めてくださったものです。
* * *
私たちが小学校の校庭を入っていくと、ちょうど午後の授業が終わったところで、生徒たちが続々と集まってきました。
←「ノルおじさん、こんにちは!」
クラウ小学校の生徒たち
特にこのユニフォームは、「少林寺みたいでとってもかっこいい!」と、カンボジアの子供たちに大人気。
「中央小」という漢字が、カンボジアの子供たちの目にはちょっと新鮮に映るようです。
皆に配ることができればよいのですが、数がかぎられているので、分配は先生方にお任せしてきました。
こちらは、ノートなど文房具がいっぱい詰まった箱。
さあ、みんな、しっかり勉強しようね!!!
岡崎市常磐南小学校の皆さんが集めてくださった文房具が、船便で数か月かかってカンボジアに届きました。
さっそくクラウ村小学校に文房具贈呈に向かいます。
学校代表の教頭先生へ、日本からの文房具を渡すJST代表のチア・ノル。
ふと窓から外を見ると、校庭では、たくさんの新品の椅子と机が。
実はこれ、最近クラウ村に引っ越してきたプノンペンからのカンボジア人家族が、地元小学校の子供たちへと寄付してくださったものとのこと。
カンボジアでは、公立学校への国からの予算が皆無に等しいので、善意ある方々からのこのような寄付で、教育に必要な備品が少しずつ揃えられていくのですね。
日本からの文房具も、たとえ使い古しのものでも、カンボジアでは貴重な貴重な学習道具。皆、大事に使っています。
岡崎市常磐南小学校の皆さん、どうもありがとうございました!
また、日本の小学校からの文房具を送ってくださったNPO法人オアシスの皆さん、ありがとうございました。
5月7日(木)
アンコール・クラウ村小学校に絵本を寄贈しました。
これは、紀南ユネスコ協会様をはじめとする皆さまからの寄付金で購入したものです。
子どもたちからは、「オークン!(ありがとう!)」という元気なお礼の言葉をもらいましたので、皆様に写真とともにお届けします。

4月5日(日)
来週14日からはクメール正月。
すでに3月終り頃から、カンボジアの人々は、正月の宴会を催したり、あいさつ回りをしたりと、
正月に向けての盛り上がりを見せています。
アンコール・クラウ村でも、正月前に小学校のメンテナンスをしようということになり、さっそくペンキ塗りかえ作業が始まりました。
カンボジアの建物は、1年に1度のメンテナンスがとても大切。強い直射日光を毎日受け、壁も瓦も想像以上に傷みが進んでいるのです。
今日は、壁の古いペンキを一旦やすりで落としてから、亀裂部分をパテで補修し、新たなペンキをローラーで塗る作業が続いていました。
※クラウ村小学校の補修作業は、「NPO法人AMATAK」からの支援を受けて行っております。
(よ)
