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環境活動の成果はいかに?~ワットダムナッ小学校

1月15日のブログのつづきです。

 

ワークショップの最後に、ワットダムナッ小学校の校長先生に、半年前からJSTが行ってきた活動の成果をインタビューしました。 

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←ワットダムナッ小学校の校長先生(左)と、JST代表のチア・ノル

  

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←校長先生の話を聞くアンコールクラウ村の青年グループ。

記録は、JST日本人スタッフの中松万由美

 

 

 

質問(JST);半年前、JSTがワットダムナッ小学校で環境ワークショップを行ってから、学校や生徒にどのような変化がありましたか?

校長先生;環境指導をしてもらってから、生徒の環境に対する意識が変化しました。もちろん、まだ完璧ではないのですが、学校をきれいにしようという、意識の向上が見られます。

 

質問(JST);具体的にどのような活動をしているのですか?

校長先生;清掃、ゴミ拾いの役割分担を決めて、掃除をしています。

今までゴミは集めたとしても分類しませんでしたが、今は、落ち葉は燃やして肥料にし、紙とビニールはまとめて袋に入れ、外に出しています。

 

質問(JST);校庭の隅で、野菜を栽培しはじめたようですね?

校長先生;教育省から、学校の校庭に野菜を植えるよう、指導を受けているので、はじめました。

収穫量にもよりますが、できた野菜は市場に売ることもあります。野菜を売った収入は、チョークなど学校備品や教材を購入するために使います。

野菜を子供たちに分けることもあります。

 

 

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←校庭の片隅につくられた野菜畑と校長先生。

 

 

 

 

質問(JST);教育省が野菜栽培を勧める理由は何ですか?

校長先生;教育省は、自立のための教育を推奨しています。野菜栽培だけでなく、家畜や魚の養殖なども含まれるのですが、ワットダムナッ小学校の敷地は狭いため、家畜や養殖までは行うことができません。

 

また、シェムリアップ市の場合は、観光地という場所柄、上記の教育以外に、外国語(英語など)教育を推奨されています。外国語の習得の有無は、卒業してからの就職に大きく影響するので、自立教育として、今後、力を入れていきたいと思っています。

 

しかし、このように、教育省の指導要領として、決められているものは多々ありますが、実際問題として、それらをすべて指導するには、時間的にも予算的にも難しいのが現状です。

 

※注)現在、国から各小学校に支給される学校の維持・運営費は、生徒一人当たり1.75ドルで、印刷代などですぐになくなってしまうほどのわずかな額となっています。

 

アンコールクラウ村青年グループからは、次のような意見が出ました。

・校長先生へのインタビューを聞いて、生徒に少しでも変化があることがわかり、私たちの活動の意義が確認でき、よかったと思う。

・生徒のために、もっと国からの予算が必要だと思う。

・子供たちに絵を描いてもらうなど、自分たちにもできることがあるのではないか。

(アンコールクラウ村青年グループのカン・チュン君は、高校1年生ですが、遺跡内で絵を描いて、観光客に売っているほどの、絵の達人です!)

 

私自身としては、校長先生が、以前よりも明るくなり、学校環境の向上に前向きな姿勢をみせていることが、とても印象に残りました。

JSTとしても、今後もなんらかの形で支援・協力が続けられればよいのですが・・・・・・。

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で行っている活動です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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