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「クロマートラベルガイドブック」Vol.13に、

「アンコール・クラウ村とともに⑤ 村の子供たちの寺子屋として」が掲載されました。

 

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ところで、ここに掲載されている写真は、クラウ村コミュニティーセンターで今年8月14日行われた、4回目の「村の美術スクール」の様子です。

 

この日は、笠原先生(美術スクールの先生)が都立高校で美術教師をされていたときの教え子で、現在、タイの日本人学校で美術教師をされている伊東綾さんが、村の子供たちに"オリジナルちょうちん"のつくり方を教えてくださいました!

 

091027.jpg 右が伊東綾さん、左は通訳のヒーアさん

 

まずは、折り紙に好きな絵を描いていきます。

 

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そして、折り紙を2つに折って、はさみで切り込みを入れ、

 

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のりづけをして、

 

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さあ、できあがり!

 

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はさみで切る方向を間違えたり、裏と表を逆にしてのりづけしてしまったり、

まあ、いろいろありましたが、最後には、それぞれの"オリジナルちょうちん"が完成しました! 

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どうです?私のちょうちん。

(よ)

かなり情報にタイムラグが出てしまいましたが・・・

 

アンコールクラウ村遺跡修復講座、第三回は、JASA考古班エキスパートのコー・ベットさんによる『考古学講座』を実施しました。(開催日:6月27日)

 

この日の授業は考古学。コミュニティセンターに集まった子供たちにとっては、「こ・・こうこがく・・・??」やまなみフリースクールの黒板を利用して、Power Pointを設置する我々を興味津津、でもちょと不安な?ドキドキの表情で見つめています。

 

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本日の先生、コー・ベットさんは1997年からJASAに考古班員として参加。その後、日本で7年間の留学を経て、博士号を取得し、現在はプノンペンの王立芸術学院でも講師を務めています。

 

 

 

 

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パワーポイントに映し出される内容も、「まず、そもそも考古学とは・・・」となにやら大学の講義のようです。

 

 

う~ん、子どもたちにわかるかなぁ・・・というこちらの不安をよそに、続いて登場したネアンデルタール人の写真や、カンボジア以外で発掘された人骨のスライドに、子どもたちから「きゃ~」「おおぉ」「サルだ・・・」などさまざまな反応が。はじめは"お勉強"を警戒して腰が引けていたのに、いつのまにか身を乗り出しています。

 

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この日の講義は、考古学という学問がどんなものなのかを伝えるため、人類のルーツから始まり、人々の住居の跡の発掘などへと展開していきます。そして最後に、じゃあこの考古学を活用してバイヨン寺院でどんなことをしているかというと・・・、と実際にJASAが行っている修復現場での発掘の写真が登場しました。

 

考古学という、今まで聞いたこともなかったような世界にちょっとだけ触れた子供たち。大きいお兄さんお姉さんは一生懸命ノートをとり、小さい子供たちはぽかーんと口を開けて、次々に出てくる写真に見入っている。

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さすがに君くらいのちびっこ勢にはちょっと難しすぎるか・・・苦笑

 

 

 

 

 

きっと子供たちにとっては、村の中の普段の生活とはかけ離れた、異世界の話のようだったでしょう。

ちょっとおもしろそうだなぁ、と思った子も、ぜーんぜんわかりませんでしたという子もいるでしょう。

 

でも、大事なのは今すぐに理解する、ということだけじゃなくて、こういう環境が子供のときにあった、ということ。もう少し時間がたって大きくなってから、あのときのあの話、おもしろかったな、と興味が湧いてくること。

今はみんなが知らず知らず、記憶の宝箱のなかにしまっておけばいいのです。いつか大きくなってその宝箱を開けたとき、その中にたくさんの違う種類のおもしろそうな記憶の断片が詰まっていれば、その中から自分の一番面白いと思う、好きになれそうなものが選べるはずです。

 

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だから、いまのうちに、いっぱい蓄えておいてネ!

 

 

(ま)

 

JSTに新しい仲間として2名のカンボジア人スタッフが加わりました!

現在JSTが運営を担当している「バイヨン・インフォメーション・センター」。その専属スタッフとして、2009年7月に2名のカンボジア人女性を採用し、スタッフトレーニングを行っていました。3か月のトレーニング期間を終え、この10月から彼女たち2人も、晴れてJSTのスタッフとなります。

 

インフォメーション・センターで日本人のお客様に日本語でカンボジアの歴史やバイヨン寺院について説明するのが彼女たちの仕事。現在は、私、JASA現地広報の吉川の下について頑張っています。今日は、二人に日本語で自己紹介してもらいます。

 

まずば、1人目、年長のウォーリャッから。(ほぼ原文のまま。()内は私からの補足です。)

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「はじめまして、私はオン・ウォーリャッと申します。現在JSTのバイヨン・インフォメーション・センターで日本語のガイドとして働いていますが、その前はシェムリアップのアンコール遺跡のガイドとしてやっていました。仕事をやりながら、自分の国の素晴らしい文化をどんどん理解できるようになったことで、世界中の人々に一刻でも(早く)伝えたくなります。内戦が長かった影響で、勉強が足りないカンボジア人の代表として、海外のことよりも自分の国のことをまず、たくさん身につけないといけないと思います。それはカンボジア人だからこそ自分の方から、自分の文化を詳しくて、正しく紹介できないと情けないものだと思っています。カンボジア文化と歴史などを知りたい方、どうぞ!ぜひ、来て、ご案内させてください。」

 

 

こう見えて2児の母。しっかり者のウォーリャッ。日本語のスキルはもちろんのこと、ファッションまでまるで日本人そのものです。日本語学校で2年間学び、さらに4年のガイド経験。出産などで3年のブランクがありますが、それを感じさせません。安心して、センターでの大小さまざまな仕事を任せることができます。

 

続いて、2人目は、ソパリーです。

091003-2.jpg「こんにちは、私はソパリーともうします。コンポンチャム(州)から来ました。7人家族で、両親と妹が2人、弟が2人います。私が一番上です。暇なときにクラシックを聴いたり、家族や友達と遊んでいろいろな相談をしたりするのが好きです。出身地から離れたシェムリアップに3年間ほど、親戚と住んできました。今、JSTのバイヨン・インフォメーション・センターで日本語のガイドとして働きながら日本語や英語を学んでいます。ここ2か月くらいで入ったばかりですが、楽しいんです。そしてこの前は、シェムリアップの山本日本語学校の学生で、1年3か月ほど勉強しました。勉強の間に日本人の先生から様々な日本の文化や習慣などを教えてもらいました。足りないことがたくさんあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。皆様、もしカンボジアに興味があれば訪問した時にぜひ、バイヨン・インフォメーション・センターにお越しください。楽しみにお待ちしています。」

 

 

23歳のソパリーは、日本語はもうちょっとだけど、明るく元気!が取り柄。センターでお客さんがいない間は、日本語のラジオを聞きながらリスニングの練習をしています。一生懸命説明する元気印に、お客さんも思わず応援したくなるとか。

 

 

ガイド経験のある2人ですが、インフォメーション・センターでの解説には、聞いたこともない専門用語が飛び交います。しかも、修復に関す内容はクメール語でも初めて聞くもの。最初の2か月は、漢字の多さと内容の複雑さに苦しそうな顔をしていた二人。ソパリーは何度も「私にはできないかも・・・」と弱気になっていました。

また、解説を担当する私の指導も、しっかり理解してほしいと思う気持ちが先行して、さらに初めて登場した「部下」の存在に肩に力が入っていたこともあり、ついつい厳しくなりがちだったよう・・・。

 

そんなつらい冬の時期を耐えて、今は二人とも楽しそうに仕事をしています。ソパリーは日本語が自分より出来るウォーリャッを先輩と呼び、まるで姉妹のように見えることもしばしば。

 

ほとんど触ったことがなかったパソコンでのワードの入力やエクセルの表作成も、少しずつですが上達してきました。

 

10月からシェムリアップは観光のハイシーズンに入ります。二人とも、お仕事ですよ~!!!

 

皆さん、ぜひ二人の解説を楽しみに、バイヨン・インフォメーション・センターをご訪問ください。

 

 

(ま)

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