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クラウ村青年団サンボー・プレイ・クックへゆく vol.2

5月15日。運命のワークショップ初日から一夜明けた2日目。

前夜はコンポンチューティアル村のASCAメンバーの家に分宿したクラウ村青年団。
今日はどんな表情を見せてくれるでしょうか?

2日目のテーマは「環境」
クラウ村青年団がこれまで小学校でやってきたワークショップをもとに、参加者全員で、環境や衛生問題などについて考えることが目的です。

*プレゼン前の青年団の打ち合わせ。昨日の成功に力を得てか、顔つきが変わりました。
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*参加者が全員そろって、いよいよ最初の発表。環境ワークショップです。 今日の聴衆は、小さな子供から、中・高校・大学生まで。さあ、張り切っていきましょう!
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*今までより多彩な年齢層を相手にしているにも関わらず、青年団に不安は見えず。
むしろ、小学校でやってきた発表よりも生き生きしているように見えます。
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*ちょっと話が難しくなってきたので、ウドム君が小さい子たちに写真を見せながらフォロー。
こういう工夫と配慮ができるようになったなんて、やはり何かが変わっている・・・。
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*いつもは小学生を対象に実施している環境ワークショップ。今日は聞き手も同年代。
質問もいつになく手ごわいぞ。
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*次々と繰り出される質問に、丁寧に答えていく青年団。
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質問が難しすぎるのでは?と自ら前に出て答えようとする青年団リーダーのソピー先生。
これも青年団への試練だから、こらえて見てて!とお願いするも、不安はぬぐえない様子。
そんな先生をよそに、青年団メンバーからは予想を越えたしっかりした回答が。
何よりもびっくりしたのは、普段のワークショップではあまり発言しないメンバーが進んで回答したり、例を挙げて説明していたこと。
そんな青年団の姿に、ソピー先生もびっくりでした。


*随所、笑いも交えつつ。質問の応酬が会場に一体感を生みました。
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*ワークショップに続いて、全体でグループディスカッション。
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テーマも学生たちが考えました。
遺跡に関わる衛生やゴミについて、村での衛生指導について、具体的なゴミの分別方法、
村でもできる安全なゴミ処理の仕方、など、話題が次々に変わりながら、議論も白熱していきます。

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*遺跡でのゴミ処理については、アンコールの事例を紹介。専門の清掃会社があって、毎日清掃しているので、遺跡にゴミは落ちていないんだよ。サンボーではどう?シェムリアップで遺跡管理を行うアプサラ機構に勤める社会人もいる青年団。実例を出して、議論を広げます。

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* 昨日遺跡を案内してもらったローカルガイドのチャンダさんにも議論に加わってもらいました。
「実際のところ、サンボー遺跡の課題はどんなものですか?」
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チャンダ氏「例えば、カンボジアの祝日には多くの方が訪れ、遺跡内での宴会も多いのですが、ごみはそのまま放置されます。また、ローカルガイドもいるのですが、まだまだ数や経験や情報が足りないが現状です。」

こうした学生のちからでは今すぐ解決が難しい課題についても議論が出ましたが、一番盛り上がったのは、やはり「今すぐできること」 
各家庭でのごみの分別や処理の方法、村や家の周辺環境の整備の仕方など生活に即した内容がサンボー地域の学生にとっても興味を引いたようです。

そういった意味で、まだまだ遺跡と学生たちの興味は直接結びついていないのだな、と実感。
この間にある溝を埋めるためには、もう少しこちら側での工夫が必要だということも。


*ディスカッション後のショートブレイクでは、シン先生が「500年後の世界」というお話を披露。
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500年後の未来から来た人が、現代に生きる人に未来で何が起こっているかを語る。
500年後と聞いて、みんな一様に笑っていたけれど、サンボー遺跡が都だったのはいまから1300年前の話。
未来のために、今私たちがしなければいけないことは?と問いかけるシン先生のむこう側で、遺跡は1300年後の子孫たちを黙って見据えていました。


午後はグループに分かれて共同作業。ちょうどカンボジアの連休真っただ中で遺跡にはゴミが散乱。
そこで、「ゴミ拾い隊」と「看板作り隊」に分かれることに。
ゴミ拾い隊は早速遺跡の奥深くへと踏み込み、看板作り隊は模造紙とにらめっこ。
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さて、どんなデザインにしようかー。と悩んでいたら・・・



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なんと!昨日ワークショップに参加していた子供たちが、木の実を並べて砂にこんな看板を・・・わお。

*これじゃー!!ってことで、早速看板に応用。
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*ゴミ拾い隊も小一時間でこんな成果を上げました!
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彼らがゴミを拾う姿をみて、捨てる、もしくは置き去る人たちの数がいっときでも減るといいな。

「遺跡」と「環境」 二つのテーマを含んだ共同作業で体を動かすことで、ここまでのワークショップの内容が体感できたかな?


共同作業を通じて、協力関係が強くなったところで2日目は終了。
いよいよ明日、3日目はこのメンバーでの総力戦。
オークルカエ小学校でのワークショップが待っています!


vol.3につづく

(舞)



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