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ナーガ・シンハ彫像および欄干修復プロジェクトでは、着々とバイヨン寺院正面、東参道での欄干修復作業が進んでいます!
少しご無沙汰してしまっていましたが、今回は修復をおえた2つのエリアの様子を続けてお伝えします!

2015年の5月には、1月より修復工事を進めていた、参道北側の中央エリアの修復が完了しました。
このエリアは、基壇が大きく変形してしまっていたため、欄干の修復だけでなく基壇の整備に多くの時間を要してしまいましたが、無事修復を完了することができました。

修復前、このエリアには崩落してしまった欄干部材が基壇の上にいくつも散乱してしまっており、
観光客にとっても足元がわるく、また欄干にとっても部材がどんどん劣化してしまう状態にありました。

また、参道のすぐ北側には、巨大な池があるのですが、
この池の淵にも多くの石材が散乱していました。
修復を始めるにあたり、こうした基壇の外にも落ちていた散乱石材の整理、同定作業を行い、池の淵の散乱部材から4部材をこのエリアの欄干として戻すことができました!

修復が進む様子をご覧ください!

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修復前の様子。多くの欄干が基壇上に崩落していました。。
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参道のすぐ北側の池の淵の散乱部材から、欄干の部材と思われるものを探し出していきます。
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大変な作業ですが、作業員たちは楽しんで進めてくれています!
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こうして見つかった石材を仮組みしていきます。
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必要な箇所には新材による補てんを行います。
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                              修復前
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                             修復後
修復前後で見違えるように景観が変わりました!

※本事業は日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JASA)の技術協力のもと、日本ユネスコ協会連盟との共同事業としてすすめられています 

(麻)