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2012年10月12日に学術雑誌としてたいへん権威あるScienceのWeb Site Newsにて,アンコール遺跡群の採石場と石材輸送に関する研究が紹介されました。
ここ数年にわたり,内田悦生と下田一太とがクーレン山麓の石切場とそこからアンコール遺跡群への古代水路運搬址の調査を進めていましたが,このたび,その成果をJournal of Archaeological Scienceにて発表したところ,これがアンコール遺跡の生産的背景を示す興味深い事実であるということでニュースとなったものです。
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/10/scienceshot-building-angkor-wat.html?ref=hp

加えて,10月19日にはNew Scientistという英国科学雑誌でも紹介されました。
http://www.newscientist.com/article/mg21628874.300-building-blocks-of-angkor-wat-were-shipped-in-by-canal.html

アンコール遺跡群を形成する石材は大きく7種類に分類されますが,今回発見された石切場はこのうちの4種類を含んでいます。しかしながら,残りの石材の起源についてはまだ不明なままであり,次回乾季にも現地調査を進める予定です。(一)