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JST設立後のJOINT活動
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JST設立後のJOINT活動織物業従事者職業訓練クラウ村コミュニティセンターの建設
JST課外活動〜サンボー・プレイ・クック遺跡群での活動〜

2005年のJST設立以来、それまでチア・ノルとJSAの専門家たちとで続けていた活動の他にも、たくさんの方々と「JOINT」して、新たな活動が展開しています。

1.アンコールやまなみ塾(アンコールやまなみファンド×JST)

富山中部高校(JST顧問、中川武の母校)の卒業生によって設立された「アンコールやまなみファンド」より支援を受け、2006年5月、アンコール・クラウ村に「アンコールやまなみ塾」(村では「やまなみフリースクール」と呼ばれています)が誕生しました。現在、同村出身の若い英語の先生2人が、村の子供たち、大人たちに毎日英語を教えています。

■村に英語塾ができて  サウ・ソピー (アンコールやまなみ塾英語教師)

『アンコールやまなみ塾』では現在、約120人の村の生徒が、毎日英語を学んでいます。 1クラスは90分授業で、1日5クラス。子供たちだけでなく、夕方6時半からは、仕事が終わった村の大人たちも英語を学んでいます。1クラス中の生徒の年齢はまちまちですが、皆、毎日真剣に授業に取り組んでいます。
カンボジアの農村部で英語塾ができたのは、おそらくやまなみ塾が初めてではないでしょうか。村の大人たちは、子供たちが英語を習得できれば、将来、町でよい職業に就くことができたり、アンコール遺跡保存修復の仕事に関わることができたりするだろうと、たいへん期待し、そのような機会をつくってくださった、アンコールやまなみファンドの皆様に感謝しています。
また、やまなみ塾を訪問される外国人の方々との交流も楽しみのひとつです。日本の高校生との交流では、一緒に植林をしたり、村の子供たちの遊びを紹介したりして楽しみました。
さらに、日本の皆様の寄付によって、たくさんの絵本がやまなみ塾にそろいました。英語のクラスが終わった後は、目を輝かせながら本を読む子供の姿もみられます。やまなみ塾に近づくと、英語のフレーズを繰り返す子供たちの元気な声が聞こえてくることでしょう。希望に満ち溢れた元気な声とひとりひとりの目の輝きは、村の宝、カンボジアの将来の希望の光です。
子供たちは1日も早く英語が上達できるようにと、今日も頑張っています!!
アンコールやまなみファンド(AYF)のホームページはこちら
日本の高校生たちと交流
日本の高校生たちと交流
やまなみフリースクールでの授業
やまなみフリースクールでの授業
都市部の子供たちはともかく、農村の子供たちにとって英語を勉強できる環境はほとんどありません。やまなみ塾では英語を学ぶだけではなく、英語を通してより広い世界へと羽ばたいて欲しいと思っています。だからこそ、このやまなみ塾を舞台に、外から訪れる方々との交流の機会を今後もどんどん作って行こうと考えています。

2.植林活動(IDCJ国際開発センター×JST)

IDCJ(財:国際開発センター)、緑の募金交付金(社:国土緑化推進機構)、イオン環境財団などの支援および助成を受け、アンコール・クラウ村地域住民とともに植樹活動を行っています。雨や白アリに強く、建設材料や家具などに重宝される、コキまたはベインという樹種の苗木を植え、牛に食べられないよう柵を設けます。また、乾期には水やりが必要となります。成長が確認されるまでの約3年の間は、村の住民が毎日見回り、メンテナンスや草取りなどを行っています。2006-2008の手間で村へと通じる道の両側を中心に約3600本の苗木を植えました。延べ18kmの道が数年後には若い緑で彩られることになるでしょう。

■植樹に参加した村人の声

村人は、薪を集めるために森に入って木を切ることはあっても、切った後に苗木を植えることは今までありませんでした。それだけカンボジアの森の資源が豊かで力強かったということでしょう。
しかし、アンコール地方では都市化や開発が進み、森林の力も衰えています。これまで自分の家の庭に果物の木などを植えることはありましたが、道路沿いに植樹を行うのは、今回、初めての体験。5m間隔で穴を掘り、苗木を植え、肥料を撒き、柵を設置するのですが、何日もかけて1000本近い苗木を植えることもあり、村の皆で一生懸命、作業を行いました。その後、『森はともだち』という環境絵本を読み、また、アンコールやまなみ塾に来られた日本の先生から植林の話を聞き、少しずつ、自分たちが行っていることを理解し始めたところです。1本でも多くの苗木が、立派な木に成長してくれればよいと願っています。
活動の詳細は、IDCJ(財:国際センター)が作製しているこちらをご覧ください。
大きく育って
大きく育って
日本からも植林体験
日本からも植林体験
村の人たちによる植林
村の人たちによる植林

3.植林絵本作成(IDCJ国際開発センター×JST)

IDCJ(財:国際開発センター)と共同で、カンボジアの子供向けの環境絵本『森はともだち』を作成しました。ストーリーはオリジナルな内容でクメール語、絵は地元の青年に描いてもらいました。2007年4月、出来上がった絵本2500部は、カンボジア全域の小学校に配布しています。
子供たちも真剣な顔
子供たちも真剣な顔

■『森はともだち』あらすじ

カンボジアの豊かな森の中で友達と楽しく暮らしていた子ザルの物語。あるとき、遠くの町から人間がやってきて、畑や家をつくるために、森の木を切り倒していきます。森が失われ環境も変わり、友達も遠くに引越してしまい、一人ぼっちになってしまった子ザルは、失意の中でネアック・ター(カンボジアの土地の精霊)の声を聞きます。ネアック・ターは、もし、子ザルが荒れ果てた土地に苗木を植えて大切に育てれば、やがて苗木は大きくなって森になり、友達は戻ってくるだろう、と告げます。その言葉どおりに一本一本、苗木を植えて大切に育てた子ザル・・・・。長い年月が経ち、生き生きと甦った森には、やがて昔の仲間が戻ってきます。
豊かな暮らしがなくなって嘆いていた子ざる,そこに「木を植えなさい」という精霊の声が…
豊かな暮らしがなくなって嘆いていた子ざる
そこに「木を植えなさい」という精霊の声が…
でも,人間が森を開拓し,土地は荒れていく…
でも,人間が森を開拓し,土地は荒れていく…
豊かな森に住む,子ざると動物たち
豊かな森に住む,子ざると動物たち
豊かな森が戻り,子ざるは幸せな暮らしを取り戻しました
豊かな森が戻り,子ざるは幸せな暮らしを取り戻しました
木を植え始めた子ざる、仲間たちも手伝ってくれるようになりました
木を植え始めた子ざる
仲間たちも手伝ってくれるようになりました
IDCJ(財:国際開発センター)のホームページはこちら

4.井戸の寄付

日本の方々からの寄付をいただき、カンボジアの農村の公共施設(学校、集会所、遺跡警察派出所など)に井戸をつくっています。
水を飲んだり、野菜を洗ったり、水浴びをしたり・・・・・と、子供達の歓声が井戸の周りでひびいています。

■現在までにつくった井戸

・アンコール・クラウ村 コミュニティーセンター ・グヴィアン村・グヴィアン小学校
・コクベイン集落 集会所 ・プラダック村 チィリウ小学校
・コクチャーン集落 コクチャーン小学校 ・プラダック村 バンテアイ・サムレー遺跡警察派出所
・コクチャーン集落 集会所 ・コクチョークコミューン モクテアク小学校
出来上がりをチェックすることも大切な仕事
出来上がりをチェックすることも大切な仕事
小学校の井戸で空芯菜を洗っています。おかずになるのかな?
小学校の井戸で空芯菜を洗っています。おかずになるのかな?
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